ヒビサマ今日の一言
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2010/04/30(金) 反吐の出るような思想でも、その自由を保障されなければ本当の自由とは言わない
これまた児童ポルノ関連のニュースだが、ベネズエラで成人ポルノをかった男性が、プエルトリコで出演女優が子供に見えるということで逮捕。監査官や小児科医にも間違いないといわれ禁固20年の危機になったところを、当の出演女優が年齢を証明する書類を持って救いにくるというニュースがあった。心温まる話しではあるが、それでもその男性は無実の罪で2ヶ月も拘束されたわけだ。しかも、証拠もクソもない「子供に見える」という主観だけで。これでもまたおそろくしないとかいうのかね。ちなみに海外では、ほしのあき(32歳)は18歳以下扱いされて、彼女の水着を許す日本は児童ポルノ大国だと言う非難にあってるそうな。それをまともにきいて「諸外国では規制してるのに」といってるそうな。

 さらには、大阪ではBL小説を有害図書指定。特定図書を特定の人間に見せないなんてのは明らかに憲法違反なのだが、橋下は弁護士のくせに憲法を知らないのかね。彼はオタクに人権がないような発言も多く、本当に危険人物である。、悪い芝居がこの前大阪府主催の大阪パフォーマンスフェスティバルで、大阪府批判をして怒られたて話を聞いたが、それ聞いて本当器のの小さな行政だなと思ったもの

 が、困ったのが、これで腐女子ざまあといってるような奴がいることだ。腐女子は確かにおかしいと思うし、私もさんざん馬鹿にするネタを書いてきたが、しかし仲間同士で足を引っ張っても仕方ない。自分の嫌いな表現を規制されるというのは気持ちいいことではあるが、それはいつか墓穴を掘る

 どうも、差別がいけないとかそういう教育をもっと厳密に教えないとダメなのではないかと思う。差別はよくない、しかし差別的思想というを無理矢理考え直せというのもまた危険なことなのである。

 黒人を差別する、障害者を差別する、ナチスを賛美する、殺人を肯定するなどといった思想を考えたり、口に出したりすることは非難されてしかるべきである。しかし、強制的に考え直せということはしてはいけない。どんな酷い思想でも、表現でも考えたり口にすることは自由でなくてはならない。黒人差別発言、障害者差別発言をする自由だって保証されなくてはならない。そういう発言をする輩は、周りの人間が非難し考え直せと説得(強制ではなく説得)をして対処すべきことであって、法によって取り締まってはならないものだと思う。

 が、これはわかってない人が多いんじゃないかと思う。人間がつくった価値観の中で、正義ほど厄介なものはない、正義の名の下に行動する人は悪意がない、悪意がない故に他人の迷惑を顧みない。正義の名の下にどれだけの人が、したくないことをさせられ死んでいったのか。すべての人が幸せになれる絶対的なジャスティスなど、有史以来あったことがないのにね

 私は作家として正義なんて曖昧な基準で本は書けないので、常に笑いを優先する。私にも正義はあるが、その正義に自信はないので正義と笑いが対立するなら、そこはコメディ作家として笑いを優先させる。だから、ある意味差別的な表現をしないわけではないし、笑いのためなら多少は人を傷つけても仕方ないと思ってる。でも、笑いてのは便利な物で、あまりに多くの人の正義に反すると、多くの人は笑ってくれないので、笑いを優先すれば必然的にそこまで悪いことはできないのだな

 だから、例えば上記にでた大阪パフォーマンスフェスタにもし内閣が出たら、悪い芝居よりもっと悪い芝居がしたいてことで表現の自由と銘打って、子だくさん子煩悩の橋下を怒らせるように橋下の娘がレイプされるてコントでも書いてやるか思ってるけど、でも実際はやらない。私の正義に反しているばかりか、笑いの面でもそんなことしたらお客さんひくから。

 逆に言うと、もし他の劇団で橋下の娘をレイプするなんてコントを書いたような劇団があれば、私は徹底的に非難する。同じ演劇人としてそんな作品を作るやつは許さん、不愉快だ、二度とそんな作品作らないでほしいと言う。が、大阪府がそれを、後から怒るならともかく事前に上演中止にするようなことがあればそれもまた非難するであろう。

 というようなこと書いてるから呼ばれないんだよなあ。うちも出たいです、出させていただけるなら、上で書いてるようなことはしません、おとなしい無難な作品書きます。テへ。

2010/04/28(水) 現代の貴族
  で、LINXの感想である。このイベントは、石田1967氏という方が、これは面白いと思った劇団を、今回は7劇団(+開場中には男肉もあり)が20分ずつの公演をするというものだ。ようは、ミニ演劇祭みたいなもので、このラインナップで2300円は安い。

 石田さんという方は、うちも何回も見に来てもらっていつも温かい感想を書いていただいてたいへん感謝しているので、あまりこうかくとあれなのだが、すでに懇意にしてもらっているので批判ではないということが通じるだろうという意味も込めて、この人は頭がおかしいと思う。一言でいえば感激中毒患者だ。ほぼ毎週、3,4本見に行っていて、年間観劇数200本を超えているらしい。ご家庭が破綻しないか心配である。私も現在でも6,70本、一時期100本超えた年もあったが、それは営業付き合いがだいぶ含んでいる。そもそも、私は演劇が好きではなく、自分の作品が好きなだけなので、他人の観劇はつらいことのが多いんだよ。観劇自体より、黙ってせまい席に座っているというのが、2時間で50回くらい動くもの

 それを、石田さんはすでに多くの劇団の人と交流を持っているとはいえ、元は演劇をしている人なわけではない人が200本も見に行ってしまう(まあ、芝居してたら練習あるし、金がないからそんなに無理なのだが)うえ、芝居好きのあまり自分でイベントを主催してしまうというのは、その発想がすごすぎる。

 昨日シアターの感想を先に書いたのはちゃんと意味があって、結局のところ演劇の歴史を見ていくと、有史以来興行物でまともに芝居で食えているという状況はほとんどない、現代の売れてる役者というのはテレビで稼いで、自分の劇団で散財しているというのが多いし、じゃあどうしてたかというと、王家や貴族の道楽による庇護の元していたわけだな。しかし、近代化とともに貴族は消滅した以上、たかる対象は新たな富豪か行政か大衆から広く集めるかしかなくなった。しかし、行政は厳しいし、大衆からなんていくら集めたら成立するねんて話だ。と、なると新たな富豪になるが、貴族というのは普段遊んで暮らすかわりに戦争になったら先頭で戦い、普段は道楽で自分の気に入ったものを庇護するという高貴なるものの義務を叩き込まれていたのに対し、新たな富豪は努力してなった分あケチだ、あいにく高貴なるものの義務なんか果たそうとしない。モーツアルトなんて現代に生まれていたらで終わりある。音楽の才能があっても陽の目を見ず、ただのうんこちんちんというのが好きなアホである。

 その意味で、石田さんは現代の貴族である。近年、こうした形の演劇祭が少なくなっているというのは時代の流れだろう。それを、民間というか個人でやってくれるというのはたいへんありがたいし、個人でやるメリットは色々しがらみなく、ただ一点石田さんの好みが絶対的基準になるというわかりやすさがある。逆にいえば、石田さんに納得してもらえれば自由にできるわけだし。まさに篤志家である。

 さっき上で私は演劇が好きじゃないとか書いてて矛盾してるが、一サラリーマンである石田さんをここまで虜にして、貴族化させてしまった演劇というものは世の中で一番面白ジャンルであり、石田さんが奇特なのではなく多くの人を石田さん化させるくらいの魔力を持ったジャンルだと思っている。主催興行をしているうちは、演劇人は決して楽になることはない。行政や、劇場プロデュースが衰退していくなら、第2第3の石田さんを民間から捕まえていく、悪い言い方をしればたかる相手を作っていく努力をしていくべきではないかと思った。

 とまあ、本当に上演団体の作品の感想というよりLINXてイベントそのものの感想になってしまった。ようは、作品じたいさすが力がある団体名だけあってどこも単純に面白かったです。終わり。てだけなんだもの。あえていえばやはり今回の目的の一つだった、柿食う客さんとミジンコターボさんか、ようは20分であることに意味があった。20分未満だと物足りないし、他は20分以上で見たい作品だったし。

あと、ケチつければ、さすがにイベント3時間半は長い、短縮するというより、休憩を多くというか、あれだけ集客力がある団体が7つもあるとさばきずらいと思う。ただ、広いセカンドですらああなると厳しいなあ、あれ以上でかいホールだと小劇場らしさが損なわれてしまうし。作品じたいは文句ないので、運営面でもっとうまいことができればとは思う。と、いってもすぐ具体的に思いつかないけど。アフターイベントみたいなのはよかったし、どうせ長いならゆるく見れるおまけなんかを多くしてみてもいいかもしれない。それこそあのメンバーで演劇ディベートとか見たら見ごたえあるよなあ。

ああいった、イベントはうちはなかなか呼ばれない(京都に少ない、大阪は呼んでくれないし、自分で応募しようにも情報収集がしきれない)ので、出たいなあ。結局、演劇フェスティバルとごった煮くらいしかでたことがない。他の団体と楽屋で交流したい。うちも出してーー

2010/04/27(火) 読書感想文

 私は、本中毒だが、読むのはおもにノンフィクションで小説は少なめなのだが、勤め先のバーで演劇好きなお客さんから「ぜひ読んでみて」とプレゼントしていただけたので、久々に読んでみた。有川浩氏の「シアター」という小説だ。あと、てつさんも札幌でバス移動中読んでたし

 有川さんはすでに毎回ではないけど、アニメで断片的に図書館戦争を見ていて、これがまた私の今関わっている表現の自由を守り、検閲に対抗する作品であるのだけれども今日は触れない。

 300P超あるがあっという間に読めた。すごーく簡単にあらすじをまとめると、今まで赤字を補填してくれてた制作に逃げられ返済を求められた劇団の主宰が兄に泣きついて金を貸してもらう代わりに、2年以内に劇団収入で返済しないと解散しろといわれて、その兄が劇団経営改善に乗り出していくうちにのめりこんでいくという話しだ。

 悔しいが、私が今までして来た小劇場への鬱積ダメ出し、一般人にどうしても理解してもらえない「何故金にならないことを真剣にしているのか」ということを伝える手段として、直接言うよりこれを読んでくれて渡した方が早いからだ。私が先に書きたかったし、部外者に3ヶ月の取材(で書き上げたそうです)で見抜かれてしまったというのも悔しいくらい、いちいち頷ける部分ばかりだった。演劇界がいかに金銭感覚の麻痺し、閉鎖的ないかれた社会かがわかる。また、とりあげられてる劇団の主宰が、脚本家の才能以外クソなダメ人間で部屋が汚くて劇団員がダメすぎてほっとけないという甘やかされ方をしているという他人とは思えない人なので哀しい。

 これはもう、小説家から小説の形をとった演劇界へのダメ出しと受け取った方が良い。赤字で当たり前という意識は不健全だというのはわかっているが具体的に「常識として考えられない、プロジェクトというものは普通利益が出るようたてられる、最初から赤字‥」と当たり前のように書かれるといかに非常識かがわかる。

 ほかにも
 自分たちは食えていないのに、スタッフにはギャラを払っているという理解しがたい構図

 脚本が遅くなるから余計にかかるお金、ビラやサイトをみてもあらすじもわからんで見に行く気が起こるかという指摘

 持ち出しが当たり前なため、金がないくせに経済感覚が逆に緩い(私だって自分でもかなり緩いと思っているが、京都演劇界屈指のケチな主宰と言われる。毎回20万くらい自腹きってる私がケチなら、ほかの人は銭を撒いてるのか)

 お客様の見に行きやすい時間より、劇団の都合を優先した開演時間設定

 放漫会計をダメだしするだけで緊縮財政一辺倒ではなく、DMを折らずに定型でだす大切さなど金をかけるところはかけるといった細かい視点

 そして、一番聞いたのがこれ。劇中の劇団はかなりわかりやすい作風の劇団なのだが、それゆえ演劇界で評価されないことへ、作者はばっさり「どんなジャンルでもわかりにくい玄人むけの作品ばかりを評価し、一般人への門戸を広げるチャンスであるわかりやすいものを冷遇するようでは、そのジャンルじたいがメジャーになることはない」と切り捨てている。とても痛快だ。私がそれを言っても負け惜しみなので、外部の人からずばっといってほしい。

 で、ここまで読んで、ただ悲しいのが、下北サンデーズでもそうだけど、

 1動員が1500人と、すでにそこらへんの小劇団レベルではない
 2作家の才能が有る
 3かつ、作家が既にテレビの構成など専業ではなくバイトもしくはヒモはしつつも金は稼いでいる
 4劇団員は貧乏だが、スキルはあり、かつそれが7、8人はいて、座長に心服している
 5そこに、「シアター」では現役声優、下北サンデーズでは上戸彩が演じる役といった、流れを変える新人が入ってくる
 6銭勘定、緊縮財政、マスメディアへの工作などができる優秀な制作がいる

 くらい設定しないと、とてもじゃないがサクセスストーリーとしてリアリティを持てないということだ。上記の条件はすでに小劇団としてはかなり恵まれている。内閣は私の才能の2だけ、スキルのある子もいるけど人数は足らんし私に心服してない(それは私の問題だが)。正直このうち4個くらいあれば私も成功する自信はあるぞ。厳しいなあ

 まとめると、私も「成功なぞしなくていい、サークルののりで楽しくずっとやって行きたい」という気持ちも理解できないわけではない。今がとても楽しいし、売れたら良いと思うけどもし売れることによって、楽しさや自由さが失われるのは怖いという思いもある。私はお金が好きだし、お金儲けることが好きだが、それはお金で買える物が好きで自分の行動が金になるということが好きなだけであって、金や金儲けじたいが好きなわけではない。金にならないから頑張れることもある、金をもらうからこそ手を抜く、美しきアマチュアリズムをもってるともいえる

 が、貧乏は嫌いだ。今は貧乏だが、好きで貧乏なわけではない。貧乏を脱するために、好きなことを我慢することを天秤にかけて貧乏の方がまだ耐えられると我慢してるだけだ。今、芝居をするために金を払うのはやむをえないが、好きなことだからしょうがないとは思わない。できたら一銭も払いたくないし、お金が欲しい。芝居だけじゃない、ご飯屋に行っておいしいご飯を食べさせてもらったからお礼にお金を払うのは当然とすら思わない、出来れば「先生食べていただいてありがとうございます」とお店の方からお金をくれた方が嬉しい。乞食根性と言われようが、金は出来るだけ使いたくない。どうしても使わざるを得ない時に、散財するためにも

 なのでね、知り合いの演劇人は読めとは言わんけどさ、読んでみた方が良いよ。あと、演劇してない人には理解してほしいな。なんでも映画化には反対だけど、演劇人は本読まないから映画化してくれた方がいいかもね

2010/04/26(月) 市場の論理
 日本橋にいってLINXというお芝居イベントを見て来て、日記に感想を書いたら200キャッシュバックてのを安易に請け負ってもらってきたわけなので書かないとならないが、まだ感想がまとまってない。ただ、契約不履行するわけにいかんので、明日以降必ず書くよとだけ書いておく

 日本橋界隈でついでにふらっととある店に入った。そこで、そこの店主の方とこのメイド喫茶だらけの日本橋て街についての話しになった。そこで店主が「町が変わってしまった。なげかわしい、なんとか戻せないかと話していた」

 確かに、AV女優の看板が至る所にあるということはあるが、私はこの街が問題が有るとは思わない。確かに特殊な街だが、秋葉と同じように関西に一個くらいこんなオタク街があったってよいだろう。

 街の問題という点で、治安が悪くなるという問題は有るが、さっそく日本橋の管轄である浪速署の犯罪発生件数を調べてみると、萌えブームが起きた頃から増えたようなデータなど見られず、昨年度は前年比24%マイナスを記録したそうだ。そりゃオタクどもが犯罪を犯す勇気があるようにはみえん、チーマーが歩く街より安全だろう。

 また、今日も街には人がいっぱいいて景気が悪いようにも思えない。つまり経済効果もあるのだろう。なのに、なぜ「町が変わってしまった」と嘆く結果になるのか

 結局さんざんいってる他者排斥、自分に理解しがたい者への漠然とした嫌悪感があるのだろう。オタクは気持ち悪い、サブカルは気持ち悪い。確かに、私も気持ち悪いと思うことは多い。しかし、それを理由に排斥など許されない、寛容さが足りないのではないか。

 オタクのせいでその店の業績が悪くなったというなら、わからんでもないが、しかし資本主義社会である以上、その立地に歩く人が変わったならそのニーズにあったように店を変えられないのなら自業自得とも言える。

 それこそ、表現の自由の規制派は、経済人性悪説の元、自由主義経済にはまったをかけるべきだという考えの私よりよほど自由主義経済がお好きな方々が多い。自由主義経済なら、悪書は売れないはずである。わざわざお上が規制を書けなくても、みなの需要はないものは自然淘汰されていくはずだ。規制を緩和しろ緩和しろいう奴がことこの問題にかけては市場の論理を信用しない。やつらが内心は自由なんか尊んでいないで、自分らの有利なようにルールを変えたいだけなのがよくわかる話しだ。

2010/04/24(土) ポストひろふみ
最近まで固定が欲しい、固定が欲しいて言ってたが、冷静に考えると、ここ最近のまの、シモンさん、野口、ちっくの4人でも他のところからうらやましがられてるくらい固定できてるといえば出来ている。

 固定メンバーがいる劇団の組織維持もめんどくさそうだし、私の偉大な先輩劇団であるニットさんもショウダウンさんも固定でいっぱいいて羨ましいなと思ってたがよく見たら、けっこう入れ替わっている。しかし、ごまさんナツメさんともしっかりされてるから、入れ替わりがあろうが存続出来ている。逆に去る者追わずて姿勢が、つぶさない原動力になってるのだろうて思ったら、そりゃ同世代が就職するのはしゃあないし、今みたいなどんどん補給でも悪くないとは思い始めた。そもそも私が平均20人くらいいる脚本を書くのが悪い、実際正劇団員20人なんかいたら、全員の予定会わせて公演日組むのすら無理だろう。せやし、もう少し固定がいたら楽だけど、この人がいないと無理て依存度を減らし(その意味で、今回えぐ本さん、木村と実況解説にストックができたのはでかい)補給を繰り返すしかない。

 幸い、私は演劇さえ絡めばこの人と仲良くなりたいて人は多い、実際役者としてはどうかなって人でも仲良くなりたいて理由で誘った人もいるし。芝居に誘うて手段でそれをもってるのは便利。

 ただ、そのためにはどんどん発掘しなくてはならない。それはけっこう賽の河原みたいで骨も心も折れる作業だ。てことで、ストックを増やすため、めんどうだが前回書いた通りが区政劇団観劇を増やしている。レベル的に見に行くのしんどいけどさ。


 どうも思うのは、最近女優の方がこの子ほしいと思うことが多いことだ。内閣旗揚げの頃は、演技を見てこいつは出してえて思うのは、キャッツ、浪崎、三好くん、スピ、サンフレスコ、後輩にしてもどす恋に木村と男の方が多かった。

 なぜかは、わからん。単純にキャッツ、浪崎クラスの人がいなくなったのかもしれん。が、本当に学生劇団のレベルが落ちてるのかもしらんが、たんに私の目が肥えたからのような気もする。

 と、なるとなんで女優はよく見えるのだろうか?たんに、女優はレベルがあがってるともいえるが、演劇早熟度においては男優は女優には叶わないのではという仮説をたてたい。

 基礎力、しっかりやろうという面ではやはり女優のが先にしっかりする。で、それ以降馬鹿まで行くという面では、男優のが馬鹿だから、昔は下手だけど馬鹿な面を見てこいつは面白い、誘おうになったけど、下手に目が肥えたせいで粗が多い男優よりしっかりしてる女優に馬鹿を仕込んだ方が面白いて思うようになったからかもしせん。

 もっというと、昔は同世代の女優に馬鹿を仕込むなんて遠慮して出来なかったが、今は大概年下である。年下の女優に馬鹿を仕込むのは出来るし、なにより楽しい。セクハラ的なことはしてないが、下ネタ言わせてるのだから間接的セクハラ、パワハラかね。私がキャバクラに魅力を感じないのはわかったキャバクラに行かなくても、常に若い子を補充してキャバ嬢に言えばいいことを言ったり、やらせたりしてるからだ。

 てことを考えると、女優のがいいってどんどんおっさん化してるのではないか。恋愛では年上のが好みなのに、芝居に誘う女優はほぼ年下てところに病理を感じる。私は内閣に出演した女優さんには手をだしたことはないけど、そりゃまあ誘う人は全員それなりに好みではあろう(むこうから来て拒むこと人は多分いない)、美人ていうのは才能だしね。いくら良い本、良い芝居でもヒロインが残念だと、残念である。それはいかんともしがたい。私は男だからかもしれないけど、つきあう女性は顔をほとんど気にしないのに、演出家としては女役の場合この役はこれくらいの顔じゃないとダメとか、えり好みするしな。

 と、なれば圧倒的に女優に厳しく、顔気にしない分男性に甘くなるはずなのに、なんで最近はぐっとくる男優が少ないのだろうかという疑問に戻ってしまう。私はやっぱり男なので、もう男が多い芝居しか書けん。いや、昔は所属劇団の人数制限で女が多い芝居を書いてたこともあるが、男が多い方が書きやすいのだ。そういうことで、誘いたい男が少ないて状況は非常に困る(かといって、誘いたい女優さんを断念もしたくないし)。

 特に欲しいのは

 ポストHIROFUMI
あんな奴はそうそういないだろうが、ある人の日記で「京都演劇界の宝」とまでよばれた出てくるだけでギャグ、身内ではない人にまで身内ネタが通じてしまう個性。「劇中で歌を歌う」とか「劇中で私は草薙剛です」て言うだけでギャグになる俳優なんかいないだろう。川崎はそうなる可能性を秘めているが、まだ彼のなにをやってもダメ、ないがしろうにされぶり、滑舌の悪さも、身内じゃない人にまで届くレベルではない。

 ポスト浪崎

 浪崎は実はうちは3回しか出てないのだけど、彼の人を笑わせるためなら手段を選ばないアイディアぶりってのは頭が下がる。まあ、彼は基礎芝居じたいうまかったが、そこはかとないうさん臭さ。前に前に出ない、ひきの笑い。

 ポスト秋吉

 秋吉というか、彼のダメで悲惨な目に遭う男、「選挙の弱い官房長官」「君が代斉唱で、教育委員会と現場の板挟みになる教頭」「社長の不祥事の責任をかばって自殺しろと言われる専務」「石器ねつ造がばれて、奥さんに泣きつく考古学者」といった内閣名物のダメ男が出来る系譜。秋吉ースピーどす恋ーサンフレスコなど、豊富だったダメ男系が今内閣にいない。これはダメ男を出したがる(私は自己保身のために脚本を書いているので、汚い主張をする奴と、ダメ男は必須なのだ)内閣にとって非常な危機である。

 こういった方々がいればこしたことないんですが、若い男はぜひこの3路線をめざしていただきたいですね

 あと、名古屋近辺出身。福岡近辺出身、東京近辺出身の人は優遇だな。遠征するし、客が欲しい。

2010/04/22(木) めんどくさいからしてない行動を他人がすると非難する不思議
 松屋のバイトが労組を結成したというニュースがあったが、まあ見事に「バイトのくせに」「嫌ならやめろ」と書いた日記が多いこと

 書いた人がみな経営者側の人間ならばわかる。しかし、世の中のほとんどの人は経営者ではなく労働者である。なぜ、同じ労働者がやることの足を引っ張ろうとするのか。

 確かに、この労組の要求の「賄いを無料にしてくれ」という要求はしょうもない。しょうもないが、しょうもないからこそ大多数の人にとってそんな要求が通ろうが通らまいが人生に何の影響もない。

 影響もないのなら、わざわざ経営者の立場に立って批判するより、自分と同じ労働者の応援をするのが筋てえもんだろう。

 労組を結成し活動をする自由はどんな労働者にもある。もちろん、結成せず運動をしない自由もある。しかし、自分が、不満がないとか、上が怖いとか、めんどくさいとかどんな理由でも運動しないからといって、航空会社や鉄道のストで乗れんとかいうような自分に影響をもたらす運動(まあこれもストする方ばかりに文句を言う馬鹿もいるのは問題だが、起こす側も起こされる側にも問題があるからストになるわけで、99%無理矢理11球団にしようとする球団首脳に問題があったプロ野球のストですら批判した人はいたしねえ)ならともかく、自分に全く影響がない運動にまで文句を言うとは、どこまで奴隷根性が座っているのか

 わかる、経営者側の人間が文句を言うのはわかる。しかし、労働者のくせに、経営者の身になって考える必要が有るのか?経営は経営者になる才能がある人間にしてもらって、ガツガツ要求したら良いじゃない、要求しすぎて会社の経営じたいがやばくなっては本末転倒なんて、そんなものなんで下にいる身で心配してやらなきゃいけないの。それこそ奴隷だよ奴隷

 「他人の身になって考える」ことは良いことではある。だから「自分より下の立場のみになって考える」というのはとても大切なことだ。しかし、「自分より上野立場の人間の身になって考える」というのは過度にする必要はない。そんなことすれば、上の人間につけこまれるだけだ。

 私は劇団では上の立場だが、はっきりいって「毎回最終的に20万以上の赤字をだれが一人で補填しているのか?私の立場になって考えて、一人1万円くらい追加で払いましょうよて言う人が一人もいないのか」と思うことは思うが、そんなこと思わなくていいとも思ってる。みんなにはそんなことを考えなくて良いかわりに、私のようなダメ人間の命令に従ってもらってるんだから。

 他人の行動を、同じ階層の人間が引きづりおろそうとするのだから、この国は支配層にとって誠に楽な国だ。支配層にこそ「下の身になって考える」モラルが求められるのに、あいにく成り上がろうなんて奴は他人の身になって考えられる人の方が少ない(だからこそ成功出来るわけだが)。支配層の蓄財をせめず、生活保護はずるいだなんだって、徳川幕府のエタ非人政策がまだ生きている。誰ぞの歌にあった「弱い者がさらに弱い者をたたく」という悲しさよ。それなら、自分が一生負け組だと認めて生活保護費を汚くせしめてやろうって根性のがかっこいい。それを批判するのは正義じゃない、ただ自分がそれをする勇気がないからうらやましがってるだけだ。私はこの前彼女に「子供が出来たら結婚する?」て聞かれて「一緒には暮らすけど、書類上は結婚しないで母子家庭加算もらった方が得だよ」て言ったら怒られたけど、それが正解じゃないかね。

 なにが言いたいのかというと、私が青少年活動センター有料化問題や児童ポルノ規制に反対していることについて、それらに明確に私と反対意見の人がなんか言うのはわかるが、別にどっちでもいいとか、むしろ有料にされたくないとか思ってる人にまで「そんなことしてるなら、もっと別なことしたら」て言われなければならんのだということだ。どっちでもいいなら暖かく見守ってくれよと。心配されなくても、どっちの問題も、自分が出来る範囲でやっていて、睡眠も食事もセックスも仕事も演劇も趣味も将来のために必要な勉強も自分が一番これがベストだてバランスでやっているのだし。

 ようはてめえが必要ではないとか、行動は起こしたいけどめんどくさいからやってなくて、かつ法律に違反していない行動、つまり他人に迷惑をかけていない自由を明確に反対でもなく単にちょっと自分に理解出来ないてだけで非難するってのはなんと不寛容な方々であろうと思うわけです。はっきりいってお節介なわけですよ。

 それこそ、私が2月に指摘した国母服装問題ですよ。もう一度言う、普段スノーボードなんかどうでもいい、愛国心もそこまであるわけでもない、つまり国母に迷惑をかけられてない人間があれほど怒るこの国は本当に寛容さが足りない。他人にどうこういう前に、自分にちょっとでも不利益が有れば暴れだすフランス人がうらやましい。

2010/04/20(火) 健全と肝要
よく内閣の芝居は下ネタが多すぎると言われるが、内閣の芝居はどんなところを舞台にしているかよく見ていただきたい。高校の部活とか、若者のサークルとかである。そんな場所常日頃から下ネタだらけではないか、高校時代から休み時間と言えばほとんど下ネタ、練習中もなにかといえば下ネタである。むしろリアルよりかなり下ネタを減らしているとさえいえる

 で、なにがいいたいかというと、児ポ規制に関して、そもそも「青少年の健全な育成」てなんぞやといいいたいのだ。

 そもそも児童ポルノ規制の目的として「青少年の健全な育成」をあげることと事態が間違いだと思う、実際は「検閲狙い」「警察権力の拡大」「審査団体設立→天下り先確保」なのは明らかであるが、それでも大義名分は「実際に被害にあっている児童の救済」であるべきだ。その目的だけは私もなんとしてでも成し遂げてほしいと思うし(だからこそ、救済にならない児ポ法改正より、まず虐待防止策をしろって言ってんだ)

 しかし、世の中には「健全な育成」という本来違う目的をこれに求めてしまっている人がいる。こういう人は前書いたお通り、主観で判断しデータを見直すということが出来ないので「子供に良いものだけを見せて育てれば健全に育つ」というように思ってしまっているのだ。

 これに似た話しでアメリカには聖書に書いてあることはすべて正しいなんて信じるいかれた方々は、絶対禁欲主義を掲げその影響が強い地域では子供たちに正しい避妊の方法を教えることを禁止ししたそうだ。コンドームなんてものがあると教えるからセックスなんてものがあると知る、教えなければいいという思想だ。で、どうなったかというと、そrをしてからの方が何倍も妊娠してしまう女の子が増えたということだ。

 そりゃそうだ。若者なんてセックスしたくて仕方ないのだ。この前の芝居書いた「男子高校生なんて毎日毎日シコシコシコシコセックスのこと考えているんですよ」て台詞はそれをわかってほしいから書いたんだ。けっして私がごなえに言わせたいから書いたわけではない(ちなみに、シコシコシコシコはごなえのアドリブだ本にあったわけではない!)。

 それこそ、高校生にもなってエロ本も読まないなんてかえって不健全だろう。18歳以下に見える者は禁止で、しかもこの条例は18歳以下の人手も適応されるのだから、高校生はクラスの子にも性欲を抱くなという理論になる。そんな不健全なことはないだろう。一方で16歳でも結婚が出来るのはなんでやねんである。

 また、話しはずれるが18歳未満というのもおかしな基準なのである。国際的には16歳未満が主流である。少なくとも、年端も行かない幼女と、すでに成人女性とかわらん17歳も同じ基準てのも、私は小学生に欲情したことはないけど、女子高生は性欲わくもの。18歳なんて基準は現代に生まれたもので、昔は14歳で結婚とか当たり前。生物学的に区切るならもう初潮がすんでいるか否かしかないと思うのだが。「18歳未満に見えるもの」が基準ならスタンダードな18歳未満はすでに成長が止まっているのだから、実質全世代規制出来ることになる

 そして、「ロリコンは矯正すべきだ」みたいな発言は本当に困ったものだ。ロリコンであることは罪ではない、幼女が好きというのは先天的後天的に関わらず趣味志向である。実際に手を出すのは罪だが、それは成人女性に手を出すのと一緒で単なる許されない犯罪である。ロリコン趣味があっても成就しないからいずれ我慢出来なくなって手を出したくなるては暴論で、たいはんのロリコンは実際には手を出していないのは明らかである。そんなこといったら、成人女性にだって「すべての片思いは、成就しなければいずれ我慢出来なくなって手を出す」ことになるから、片思いは禁止だ。よって「合田や川崎は彼女が出来る見込みないから恋愛感情もつの禁止」

 ロリコンであることじたいは全然罪ではない。それすら病気だ、やめろ異常者だというのは内心の自由を認めない暴論である。自分の娘に恋愛感情をもつ男がいるなんて嫌だて気持ちはよくわかるが、それをいったらやっぱりすべての片思いも許されないことになる。

 結局は論理的でも何もない。好き嫌いだけ。ロリコンは気持ち悪い、オタクは気持ち悪い、だからエセ科学的なことを言って禁止しようとしているだけ。マスコミもまた、事件が有ればすぐゲームだアニメだに関連づけたがる。土浦通り魔の金川がゲームにはまっていた報道はされていても、弓道部で全国優勝したことはほとんど報道されていないのがまさにそうだ。「だってゲームのが悪影響ありそうだからじゃない」て思った人はすでに判断能力が有りませんよ(ゲーム悪影響説なんてのは科学的に否定されてますからね)、ゲームで人は殺せないけど、弓は人を殺せるぜ。

 それこそ京都ではしょっちゅう体育会系サークルの奴らがレイプ事件を起こすが、なぜ体育会系を規制しようて話しにならないのかね。それでも、しこしこゲームしてる徒党を組めないオタクより、あの独特の先輩には逆らえないとか力でねじ触れるとかいう論理がまかり通る集団のが安心して見えるというのかね。ただの印象じゃないのかね

 私は決して体育会サークルを規制しろと言ってるのではない。人間は奇麗なものだけを見せて育てるなんてことは出来ないし、それが成功したって奇麗に育つわけではないからそんなもの規制しようがない。そしてだからといって異常な犯罪に走るやつもほとんどいないから、自分が気持ち悪いとか印象が良くないってだけで排除するのがいかに傲慢だてことがいいたいだけさ

 

2010/04/19(月) かいたとたん
 書いたとたんに金本の記録ストップ。遅きに失したともいえるが、まずは安心。特に鳥谷の守備負担がへって、打撃成績が上向きになってほしい。金本は代打で出て連続試合出場はキープしたが、ここはやっぱり一回2軍落ちしてしっかり治してほしい。代打の切り札金本てのは心強いし(代打で4億は高すぎるが)、これも聖域化して不良債権になってる左の代打桧山を玉突きで落とせる。

 しかし、代役が葛城という点が深刻だ。赤星引退の次の日にマートン補強のように、危機管理がなさすぎる。この事態を予測し次の行っての準備がまるでできていない。

 守備を考えるならもうレフトマートンで、センターに守備力(かつ盗塁が少なすぎるので走れる)がある選手だ。平野は劣化が酷すぎるのできつい。私は平野のダイビングは見世物として好きだが、あれだけやると食傷気味。本当は難しい打球を簡単そうにとるのがプロだからねえ。藤川俊介は走守はすでにOKなので、打撃が開花しないかしばらく試してみたいところだが、どうも打撃があたりそうにない。代走守備固めとして役に立ってるので落とすのはつらいが、本人のためにも2軍で打席をふますという手はありかも(でも、入団時にもめたのでアホなフロントだと1軍確約聖域とかしてそうだし)。俊介のほかに柴田、田上、甲斐のうち鵯人でもものになったらもう万々歳なんだが。現実的には浅井かねえ。

 マートンセンターのままなら、葛城、林、庄田あたりだが、それだと守備がボロボロすぎる。庄田なんか桧山聖域のあおりで2軍だが、1軍でみたい打撃も有るし、林も復活してほしいが。あと、狩野が本格的に外野てのはいいかもしれない。ポスト城島なら城島が衰える頃には30超えて盗塁させない狩野なら、橋本や原口のがいいし。去年10盗塁で意外と走れるし、現状の機動力のなさをカバーしネックな2番に入れる選手かもしれぬ。

 外部調達もある。ハムファンとしてひちょりは好きだが、干されてる現状なら放出もアリだ。ひちょりの実績、守備力、機動力は今の阪神の外野に足りない。ハムの今年の弱点はとにかく先発、まあ阪神も先発足りないけどもう安藤は放出で良いよあのやろー、でもなあひちょりと安藤や福原じゃハムが損だ。むしろキャラかぶりすぎの紺田と村田のどっちかと、杉山あたりでいいかな(まあ、ハムの先発不足が杉山で解決出来るかはムシがいいかもしれんが)。阪神ファンとなると打撃面で村田のがほしい(紺田の打撃はスタメンではきつい、村田は糸井成長でスタメンはきついが、阪神ならやれるはず)。あとは、楽天から聖沢抜擢で干されてる中村真人とかも守備走塁面でほしい。中村も杉山ならとれるだろうし。大ベテランだが岡田に干されてる大村を狙っても良いかも、交換要員は岡田がほしがってる矢野もありだな(さすらに大村クラスだと、杉山ではつりあわん)。赤松とられたのが今になって効いている。あと、読売相手にトレードは難しいが、松本の急成長で干されてる鈴木尚がとれたらなあ。山口のリリーフ再転向で混乱してる中継ぎ陣に、江草を売る(川崎が使えるなら、江草はみかけの成績がいいので、トレードにぴったり)

 あとは、機動力もあってバントもできる2番セカンド、関本平野の劣化が激しすぎる。大和は我慢して使ってほしいし、坂も我慢するかいがあるかも。上本、野原将、高濱あたりが2軍でピリっとしないのでなかなかあげられないが。水田の2軍絶好調はあまり信用出来ないし。外部調達なら、ロッテで井口のたmにほされてる根元なんかは実績もあり守備走塁よし、27という年齢からも狙ってみたい。橋本移籍、里崎故障で捕手不足なので、思い切って狩野をだしてもいいかも、ある意味狩野は売り時だ。トレードなんて損と思うくらい上昇時の選手を出してなんぼだ。塀内でもいいかな。早坂だと損だし打撃が不安だが、岡崎となら早坂でも良いか。 と、いうように去年まであきらかに過剰要員だった藤本がいまさら必要になってる。

 先発不安に関しては、数が足りないというより安定感あるエースが不在なのだがら、外部調達ではどうしようもない。能見にもっと期待と、岩田の帰りを待って騙しまだししかない。あとは、来季に備え、若いのを2人はいれてほしい、鶴や二神で負けるなら希望の負けだ。高卒でも秋山は早く見たいぞ。横山もリリーフでみたい。

 とにかく今のチームは堀内時代の読売みたい。微妙に弱いとまではいかないが、聖域が多すぎ、ホームランでしか得点が望めない。若手が育たず場当たり補強もうまくいかずと、馬鹿にしていたチームに成り下がってしまった。今の読売は、悔しいが外様もいるとはいえ若手が伸び、機動力守備力も有り理想のチームだ、父は大のアンチ読売だったが、今の読売は父が批判していた昔の悪しき読売のチーム作りを否定しつつなお強いというチームなので、これ親父生きてなくてよかったとさえいえるチームになってしまった。阪神ファンとしてこんな悔しいことはない。

 昨日も書いたが、私は監督時代の岡田は大嫌いだったが、監督退任後の岡田の阪神批判は的確だなと思うので、岡田自身の問題じゃなく阪神監督という座につくしがらみが問題なのかなと思う(今日の金本への「休むな頑張れ」ていったのになて発言はアホかと思うし、むしろ「交流戦であたること考えたら出場し続けてね」意味かもて策士にも思えたが)。これが落合とかならきにせずさっさとフルイニングとめたりできただろうが、OBじゃきついのだろうね。外人監督じゃないとダメなのかね。

 と、いうように久々に阪神ネタで長文。思えば、高校時代は毎日のようにこういったトレード案(当時は暗黒時代だったのでろくな交換相手がいないからまともなトレード案をだせなかったが)を考えていた。やはり私は弱い阪神が好きなのかもしれん。

2010/04/18(日) 数字
私は高校時代数学は常に赤点だったので、数学は苦手だと思っていたが、どうもそうじゃないかもしれんて思った。ようは、サインコサインみたいな高等数学とか、めんどくさがりやなので、一問に時間がかかる問題を気嫌いしてただけみたい。てのは、けっこう数字に細かいとかいわれるからだ。たしかに、金に細かいから原価率とか利益率とかいちいち気にするし、メイド喫茶時代シフトつくってたからそいう管理表作りは好きだし、旅行日程組が好きなので距離計算とかは好きだし、競馬やってるおかげでこれが何通りあるかとはすぐ計算出来るし、そしてなにより確率論者だ。桃鉄のやりすぎて、サイコロを3個ふって、10か11がでる確率が216分の54てのを暗記してるてのはかなり変態だと思う。

 なんで、動員を気にしすぎるのもさもありなんである。とにかく私は数字好きなのだ。伸びたかとか、伸び率とか計算するのが好きなんだな。割合好きかもしれない。

 で、今日取り上げたいのが金本問題だ。もう、問題だ

 テレビで中継を見ていたが、送球がまともに出来ていない。あの肩なら、3累ランナーが私でもタッチアップできそうだ。マートンは(阪神の外人はまだ信じられないが)あたりかもしれないけど、センター守備はきついし、私の大好きな桜井も守備はきつい。今年の外野はどうしようもない

 金本の偉大さは今更言うまでもない。私もファンとしてとても良い思いをさせてもらった。だから、金本の1200試合くらいまでのフルイニング出場はとても価値がある記録だったといえる。しかし、今の継続は意味がない。フルイニング出場は走攻守すべてが優れているから、ずっとスタメンで守備固めもなしで怪我もせず出続けられるのだ、1200試合目くらいまでの金本はそれが出来てたしね

 しかし、逆に言えばフルイニング出場はでさえすれば出来る記録でもある。今の金本はもうそんな状態だ。1500試合がめどになっているようだが、連続試合出場に区切りの良い数字というのは意味がない。例えば安打1500というのは、相手投手だってわざと打たせるわけではないのだから区切りの良い数字として意味が有る。私が札幌の動員が200超えたて騒いでいるのは、それが自分の意志だけではどうにもならない数字だからだ。例えば第10回公演をしましたてのは区切りの良い数字だが意味はない。やろうと思えば誰だって10回公演はできるからだ。で、連続出場は上記の通りだから区切りのいい数字に何の意味もない。

 そして、深刻なのは1500でやめるのということだ。1500でやめるなら、それこそ記録のために出続けたことになり問題であるということだ。内閣の札幌公演も実は予約の段階で200ちょうどになる可能性が高かったのだ、これには内心「もし、200ちょうどだったらあまりに嘘くさい数字すぎる、もうちょっとオーバーしねえかな」と思っていた。実際に7人当日券で入ったからことなきをえたけど。だから、1507試合くらいでるてのは十分あり得る。

 あんな状態で出続けるなら今現在の1492で止めてしまった方がよほど勇気があって価値ある記録だと思うが、一説によるとすでに1500達成グッズを作っているため止められないという噂もある。そんなことまさに本末転倒だろう。それなら阪神はプロの刺客はない、敗退行為だ。

 ここに阪神の根深さを感じる。てのは、岡田のオリックスでの起用法だ。私は岡田の阪神監督時代の「ベテラン偏重選手の序列を固定しすぎる姿勢」が大嫌いで、かなりのアンチ岡田だったが、オリックスにいってきっちり若手を起用しているのを見ると、岡田の問題ではなく、阪神のタニマチをバックにしたしがらみ、名将ノムさんをがんじがらめにした使いたくても若手が使えない雰囲気が問題なのではと思う。

 金本問題だけではない、代打桧山、関本平野の劣化による2番セカンド問題、中継ぎも結果を出してる西村がいつまでも敗戦処理なども序列の固定化により放置されている。今年2軍で結果をだしている、阿部、石川、鶴、柴田、水田、田上なんかは呼ばれる気配があるのかね。横山龍之介なんてけっこう結果だしてるのに、知ってる人いる?

 ああ、いいかげんいせえですわ

2010/04/17(土) 青田刈り
きょうさんにいってきました。アカの方じゃなく、京都産業大学の方。京産の学生劇団ACTを見に行った。

 京都に来て9年目、たいていの学生劇団はほとんどみたといっても過言ではないが、ACTははじめてである。理由は遠いからだ。坂がきつすぎて自転車で行けない。そして、それゆえに交流がしづらく今まで誰一人友達がいなかったからだ。さすがに、義理がない劇団で、しかも遠いところまではいけん。

 が、なんで以降と思ったかというと、前回の内閣にけっこうな人数で見に来てくれたからだ。金曜日のステージで一画だけなにをやっても笑う場所が会ったので、絶対身内が固まってると思ったら身内じゃなかった。聞けば、ここ何回かまとめて来てくれていたようで、しかもみんなファンだというではないか。私に会って「有名人だ、有名人だ、写真とって下さい」とはしゃいでいる。

 はっきりいってこいつらおかしいと思った。私は内の芝居はこの世で一番面白いとは思っているが、どう考えても自分は会ってはしゃぐようなタイプの作家役者とは思えないのだが。まあ、それでも気持ちいいものである。

 なにより、学生劇団という身分で、積極的にまったく知り合いのいない芝居をツアーを区んで見に行くという姿勢は大変素晴らしいと思った。私は常々、芝居を見ない学生劇団の連中が腹がたつ。「絵を見ない画家はいない、音楽を聴かないミュージシャンはいない、しかし芝居を見ない役者がいる」という現状が恥ずかしくて仕方ない。だから、演劇界はよくならないのでデスノートがあったら殺したいと思う。なので、彼らの姿勢は本当にすばらしい。しかも精華の次に町から遠い大学なのに。まあ、わざわざツアーを組んでるのがうちだけという可能性もあるが、それならそれで嬉しい。

 そして、そんなに内閣が好きならば青田刈りに行こうとも思った。内閣の芝居はプロレスというのもあるが、いつも20人弱役者が出ないと成立しない。困ったことに脚本家としてプロレスしない時ですら多人数芝居のが書きやすくなっている。あと、京都の中では気前よくスタッフに金を払ってる(私が演出、制作以外のスタッフ仕事が嫌いだから)ので予算がかかる。よって役者を多くして参加費を集めるという面もある。なので、常に多くの役者を見て、これはと思う役者を誘っていくしかないのだ。内閣は「人さらい劇団」「(手当り次第に勧誘することから)マルチ商法劇団」などと恐れられているのだ。学生劇団でみてこれはて誘ったて人でいえば、紫の後輩から、洋介、琥珀ちゃん、秋吉、木村、どす恋、深谷、馬渡、光村、ポンちゃん、合田。下劇から、松山、今井、レサちゃん、未踏座からシュウちゃんにスピろう、そして小劇サンフレスコあたりか(辻は月光斜の前から知ってたので別)。我ながらよく誘って来たもんだ(ちなみに、野口、万葉、川崎、肥後橋、決真あたりは、自薦他薦なので別)。

 こう書くと手当たり次第に誘ってるみたいだが、ちゃんとこれはってもんがあるから誘ったわけで(むこうからきても断ったことはあったし)むしろここにあげた人たちのほとんどが、客演が内閣がはじめてでかつそれ以降内閣だけじゃなく別なところに客演したのだから、きっかけをつくり客演が良い者だと思わせた私は感謝されていいはずだ(もちろん酔眠薬きっかけでよそに出るようになった藤井、ロップきっかけでよそにでるようになった上蔀とかがうちに出たことを考えればお互いさまだがね)。節操なしとか人さらいとか失礼な。

 と、いうことで楽しみに行ってきました。やっぱり遠かった。しんどかった。

 まあ、それでみお行った甲斐はあった。非常にゆるい芝居だった。最近の学生劇団はゆるい芝居が多い。なんだろう、今の20歳前後でゆるいのが好きなのか、実力がなくて緩いことしか出来ないのか。たとえ後者であってもうまく「俺はきっちりできるけどゆるいのが好きだから、ゆるくしてるんだ」と思わせてほしい、「ゆるいけど芝居させてください」の「緩い芝居」ではあかんと思う。

 その意味で、この芝居はどっちかわからなかった。完全に狙ってるて思わせられなかった以上、ダメっちゃあダメなんだが、たまに「明らかにいらないくらい長過ぎる音響」とか「お客を意図的に馬鹿にしているようなリフレインの台詞」とか「頑張ってあわせようとして失敗したというより、はなから全員であわす気がなさそうなダンス」とかが狙っているようにも感じだ。もちろん私の親切な深読みであり、ダメな可能性もあるが。

 そして、なんか今までグダグダしたり、急にシリアスな訴えをしたりしてたのが、最後になぜか全員で歌ったからどうでもいいや気分良いやて思わせる演出というのが、彼らのが大好きだといってたどこぞの劇団の悪影響なんじゃないのかというのもまた深読みであり、自意識過剰なのかどうかはわからないのであった。

 ただ、客出しの時にまた「来てくれたんですね」とはしゃいでいる皆さんに対し、私もはしゃいでいたのは、同行した眞野くんとシモンさんにとってはとても恥ずかしい光景だったのは間違いないだろう。結局、青田刈りできたおかどうかといえば、一人これはって思う子がいたのだけど。まあ、うちのことが好きならどんどん来てほしいとは思うのだ、川崎なんて内閣愛以外ほぼすべてが人より劣っている人間でも、3回やって使い方わかったし。ただ、名古屋のそばが実家とか、福岡のそばが実家てのはいずれ行く時には魅力である。

2010/04/16(金) なにゆえ闘うのか
 児童ポルノ規制問題を取り上げるのはなんでかって聞かれまして。まあ、確かに私は京都演劇界屈指の巨乳好きで、ロリコンじゃないからなんでかと思われてるようで、まあさんざん書いてるように、絶対に児童ポルノだけじゃなく拡大解釈によって、私の表現したい作品にまで類が及ぶと思っているから、冤罪の恐怖が計りしれないからってことなんですけれども。本当に自分に関係ないと思ってる方は、この有名なドイツのメーニラー牧師の詩を読んでいただきたい

 ナチスが共産主義者を攻撃した時私は何もしなかった。私は共産主義社じゃなかったからだ

 ナチスが社会主義者を攻撃した時私は何もしなかった。私は社会主義者じゃなかったからだ

 ナチスがユダヤ人を攻撃した時、私は何もしなかった。私はユダヤ人じゃなかったからだ。

 ナチスが協会を攻撃した時、私は立ち上がった。私は牧師だからだ

 しかし、時既に遅く私のために立ち上がる者はいなかった。

 ということで、ようは自分に危険が迫る前に闘わないとならないのですよ。それこそ、青少年活動センター有料化問題がおこった時、行動したけど遅かった。もっと前段階から、似たような市のサービスが有料化してる時から自分に関係内からって黙っておかずに抵抗しておけば、それが防波堤になって、青少年活動センターまでいかなかっただろう。本当に遅かった。

 また、私は煙草は嫌いだし、出来れば無くなってほしいとは思うが、煙草を規制しようという考えは絶対に反対だ。それを許せばいずれ次は酒となった時に文句が言えないからだ。

 だから、自分に直接関係ないからといって悪法を見過ごしてはいけないのだ。

2010/04/15(木) 東京でよい場所見つからず
  プロレス芝居成功の最大の要員は、本当にプロレスしたことにあると思う。

 なにを当たり前のことをというかも知れないが、最初私は「プロレスを題材にした脚本が書きたい」というので書いたので、企画中リングが組めるかわからんとか、指導してくれる人が見つからないとか、役者が危険なく出来るのかとかいうネックを考え、本当に試合をせず、ちょっと舞台上でそれっぽい動きだけをするという案も考えていた。

 結果的にそれでは納得いかずに、またリングも指導も安全性もなんとかなったので試合した。それは大正解であった。そこで妥協してたら今の内閣はない。ある人のブログに書いてあったが、殺陣芝居では本当に人は斬ってないし、ミュージカルテニスの王子様は本当にテニスはしてない。それに比べ実際に痛いことをしているうちは大きな強みだ。正直、プロレス以外のスポーツを実際に舞台上で出来る案は現時点で思いつかない、私が好きなカーリングなんかはなんとか出来ないかなと思ってるけど。リアルという面でプロレスの次にそれを考えられたら私はもっと売れると思う、今のところ大成功してないけどディベートはその一案だったし。

 が、それは諸刃の刃ではある。形式が1パターンになってしまっているのはある。私は凝り固まっていたが、最近「プロレス芝居だからって無理してT公演5試合ある大会形式にしなくてもええやん、最後の1試合に向けたドラマを書く物語でも」とか「1試合1試合をまずは手合わせなど地味な技からいって徐々に大技にいくというリアルタイム制にしなくても、その試合中の重要な技を決めてる場面だけピックアップすりゃあいいじゃん(例えば野球芝居で3回表の7番からの下位打線の3者凡退まで律儀に書く脚本家はいない、終盤のチャンスで点が入りそうな場面など良い場面だけ書けば十分である)とかようやく気づいたが、そう思っただけで具体化できる案がない。

 大会形式をやめて1試合に臨む選手の葛藤とかにすると、役者を少なく出来るし、ドラマにも深みが出る(試合に出る選手が多いと、群像劇にせざるを得ないし、必然的に上演時間も長くなる)などメリットは多いのだが、しかし内閣の馬鹿馬鹿しさ、試合のアイディアの多様性を考えると何試合もないと不安なのだな。一見さん0なら実験的なプロレスしてもいいんだが、新規がいるのは怖い。それこそ、いつかリッキークレージー一代記みたいに、「リッキーデビューから WNW旗揚げ、そしてキラーに破れて世代交代」までを大河ドラマ風に書きたいが、必然的にシモンさんが上演時間に5、6試合せねばならず死んじゃう

 そして、プロレス芝居のデメリットは怪我は説明するまでもないが、リングがいるということだ。なにを馬鹿なことをというかもしれないが、リングを設営するためにかかるデメリットは計り知れない。15万かけてかったマットはすでに限界が来ているが、親に借金して買ったマットはまだ1銭たりとも返済していない。また眞野家の倉庫に保管という多大な迷惑をかけている。そして、設営のための運送、労力(普通の芝居より小屋を長く借りないと行けないという無駄な金)は計り知れない

 で、今日のメインはなにが書きたいかというと、東京行きが決まったので、いろんな小劇場のサイトを廻っているのだが、どこもかしこも狭くて入らないんだよ。うちのリングは5×5m、ZOOでは、無理やり4×4にしたが、安全性考えると、最低舞台につかえるスペースとして横6×奥行き6はないと話しにならない。さらに天井も3.5はないと投げ技が使えん。照明に当たるどころか、寝技オンリー、地味すぎる。

 しかし、そんな劇場は東京はなかなかない。やっとみつけたと平面図をみても、高さが足りなかったり、客席が使えなかったり、そして高い。我々の財力から行けば、1日7万円以上はきつい。しかし、まあ足りる広さはどこも高い。肝心の「値切れるかどうか」はネット上ではわからんし、実際に会って値切るのはともかく、電話で見学予約の段階で値切るのはきつい。が、行ける場所の個数は限られているし。また、安いと思ったら原則1週間異常の貸し出してとこもある。総額が問題なので、集客や宿泊費考えたら東京に行ってもせいぜい4日か5日、一週間もおれん。さらに東京の地理感覚に置いてその劇場の利便性もわからん。私は地図は読めるが、どこが便利かて住まないとわからんこともあるしね。札幌駅より大通りのが便利、京都駅より四条河原町のが便利とかってよその人からわからんもん。

 と、いうことでどこか東京に良い劇場内ですが。正直無理していく気はないです。我々が行きたいていうより請われて行ってやらあてくらいにしたいのでが。とりあえず、上記条件(ただし、劇場で宿泊可能ならもっと高くて良い、いやまじで劇場で泊まれるならそれにこしたことはないし)で良い劇場知りませんかね。

2010/04/13(火) そうです。私が当選した山田知事に突撃質問した人です
京都府知事選は残念ながら山田氏の圧勝。まあ、共産VS非共産相乗りなので、予想の範囲内だが、52万VS30万というのは痛い。前回が51万対26万のダブルスコアだったので、縮めたといえば縮めたがわずかでも向こうも票を増やしているし、せめて15万票以内くらいにしなければ児ポ規制が効いたってことにはなるまい(他の部分ではあまり失政が少ない知事だけに、それでも大幅に差を縮めさせれば)。共産地盤の左京区と南区くらいでは勝ちたかったところだ。府議補選があった亀岡と八幡で順調に規制派っぽい保守系が当選。しかし、田中英夫は府議から亀岡市長をへて衆院議員にまでなった人なのに、衆院落選したからって格下の府議に戻るって恥ずかしくないのかね


 さて、こうなったからには仕方ない。3日前にあった時の「2次元はモラルの問題」発言が、私の不意打ち質問にでまかせで答えたのか、本心なのかがとても重要である。昨日のKBSでのインタビューでは、2次元規制は考えていないと改めて言っていたようだが。

 ただ、携帯電話のフィルタリング義務化に言及していたのが厄介な点だ。携帯からエロい単語を検索出来ないようにするってのは一見よく見えるが、じゃあどの単語を規制するのか、それを誰が判断するの?ってのが問題だ。どのサイトが見てよくて、どれが見てはダメかというのを他人が判断する。もう、それは検閲と一緒。グーグルがもめた中国とかわらないやないかい。まさに、共産党が怖くて非共産候補に入れたら、共産主義国家みたいな規制をされたでござるの巻だ。ちなみに、児童ポルノをネット上で接続出来ないように規制したスウェーデンでは強姦の数が増加の一途をたどってますけどね

 と、先行きは不安に思いつつ2ちゃんで児童規制ポルノについて見てたら、「山田知事はどうやら2次元は考えていないよう」と書いてて、そこに転載と証して見慣れた文章が書いている。だれかと思ったら私の日記やないかい。

 この日記を元に、下の方で色々レスついてるは、私のことはすっかり「山田知事に突撃質問した人」という単語で話題になってるではないか。悲しいことに、劇団旗揚げ5年間で2ちゃん内で語られたうちの劇団の話題の数をすでに1日でぬいたと思う。
 
 さらに、グーグルで「山田知事 直談判」と検索したらすでに5、6個の日記に転載されている。知らないうちに私の日記は「山田氏の動向」ひいては「児童ポルノ規制」において、重要な参考資料になっているようだった。だって、「総裁 山田知事」て検索したら「京都が地元の谷垣自民党総裁と山田知事があった記事」より上に「お馬鹿劇団笑の内閣高間総裁と山田知事があった」記事のがくるんだよ。おかしいだろ

 注意に欠いている通り、あの日記に書いたやり取りは一言一句正確ではないし、小さな声で喋ってたから周りの人には聞こえてないだろうから、山田氏にしらばっくれられたら創作でははないと証明する手立てもない(ただ、それは冤罪操作の基本の悪魔の照明だから勘弁してくれ)が、それでも自信を持ってああいう内容は話した事実だとはいえる。なので、別に私の許可をえずとも転載はかまわない。私は脚本家だから自分の本を勝手に上演されたら怒るけど日記に関してはかまわん。

 ただ、それは山田知事が本心から2次元はしないと思ってる保証にはならない(しつこく書くが私の前でごまかしただけかもしれないし)し、私自身も2次元さえ大丈夫なら安心て思ってるわけでなく、単純所持禁止など危険性もまだいっぱいあると思ってることは付け加えておきます。

 そして、私はたまたま直談判という行動をとっただけで、別に立派な人間ではありません。たまたまその日が暇だからいっただけで、毎日児ポ規制反対のために頑張ってるわけでもないし、理論武装も弱いし、社会的立場も低いフリーターだし、なにより表現の自由を悪用したような危険な際どいネタのコントや芝居(私はうちの劇団でしてる時事ネタコントで笑えない奴は知識不足だと思うけど、際どすぎて不快に思う人もいるだろうってことは承知している)もしているような劇団を主催してるので、私のような偏った人間を旗頭にするとかえって規制反対派は頭がおかしいとか思われる危険もあると思います。

 そして、ちょっと高間って本名さらしちゃってそれが転載されてるのはちと怖いわな。当局にマークされるかもってのは怖い。実際に焚書時代がやって来て弾圧されても闘ってやるという勇気があるとまではいえません。そこまではオーバーでも、今後一人間としても演劇人としても行政との関わり方で、もう反権力でいってやるて腹をくくれてるかというとね、だいたいうちの劇団京都演劇フェスティバル短編部門最優秀賞とって山田啓二の名前が書いた賞状もらってるしね。しょうみ、うちの劇団の作風が反権力なのは、私の作家、表現者としての使命感もあるけど、権力がうちの劇団に良いことをしないこと、売れないことを体制のせいにする逆恨みもあるぞ、権力がうちの劇団員に金を出してくれたら喜んで作風変えて権力の犬になるぞ。今回の反響を見て「やべえ、児童ポルノ規制話題になる。これで一本脚本書いたら、これを利用し、「あの山田知事に突撃質問した脚本家が書く芝居」って宣伝したらネット上で話題になってお客さん来るぞ」と宣伝に利用することを思いつくような銭ゲバです。

 と、ここまで書いたうえでも、重要な資料と思っていただければそれは光栄です。私に作家としての良心がある限り絶対に反対し続けますから。

2010/04/12(月) ごった煮終了
 ごった煮終了しました。内閣は、「劇団は東京に行くべきか」というディベートをしました。途中で私に反対意見の人間が心臓発作で死んだと思ったら、実は討論中に使われたホワイトボードがデスボードだったという大変な事態になりまして、ご迷惑をおかけしました。たいへんたいへん

 という茶番を3日間しまして、昨日は仕事が休みだったのでようやく最後まで見れました。昨日は井上ひさし氏の追悼イベントが急遽企画され、みんなでひょっこりひょうたん島を歌ったりしましてん。他にも12時過ぎまでいろんな団体にいろんな演目がたっぷりみれて満足な内容でしてん
 
 で、出演者のネタの中に、さくらんぼの替え歌で演出家の名前を列挙するというネタがあったのですが、唐さん野田さんケラさんなど有名人はもちろん、京都でも松田さん、土田さん、蓮行さんごまさんといったそうそうたるメンバーがいるなかで、私の名前も使ってもらえたのがすごく嬉しかった。実際は、私の名前が替え歌に使いやすかったからだろうけど、蜷川さんのあとに来れたのは嬉しい。

 料理もすごいうまかったし、たっぷりできた。出演してくれた、木村、野口、藤井、川崎、ごなえ、馬渡、上蔀、ジェシー、ポンちゃんありがとう。読んでくれたベビーピーのみなさんありがとう。結局朝5時までバラシして、8時まで語って帰る。眠いぜ

2010/04/11(日) ごった煮今日まで
昨日の受けがいまいちだったので、今日のディベートは、ほとんど真面目な討論をせずくだらないことばかりいった。内閣ディベートは、相手を打ち負かす物ではなく、お客を笑わせるのが目的だからそれでいいのだ。あいかわらず飯はうまい。明日はユニット美人も出る。明日は仕事休みだから最後まで見れる。だらだらできる、うれしいな。

 そして今日は府知事選。規制反対派の門候補は、たぶんだいぶ厳しいが当選目指して投票に行くべし

2010/04/10(土) gotta
 ごった煮初日に出てきました。自分のところですら、準備不足で、そういや当日にあれ用意してねえやと思い出す総裁のこと。まして、ゲスト出演ならなおさら、本日も小道具のうち5分の4を当日用意するという有様です。

 明日からも笑いが取れるように頑張ります。とにかく料理がうまいです。安定志向さんの漫才が面白いです。明日は中野劇団もでるから面白いはずです。明後日はユニット美人もでるから面白いはずです。内閣の出番は、2番目の6時50分くらいからなので、最初から来ないと見逃します。

 なにより吉田寮食堂というあんな愉快な場所でだらだら芝居を見ることが出来るというほど楽しいことはありません。

 来てね!

2010/04/09(金) 総裁、山田知事と直談判する
児童ポルノ規制条例を作ろうとしている山田知事が近所の小学校で講演するとの情報が入ったので、これはもう直談判するしかないと思って、行って来た。

 集会が終わった後山田氏は出口で一人一人握手をしている、今しかないと思って、出口で会話に成功。以下が会話だ(ただし、一言一句そのままではないです。テープレコーダーにとったわけじゃないし、だいたいニュアンスで感じて)

高間「今日ははお伺いしたいことがあってやってきました」
山田「なんでしょう」
高間「私は表現活動をしているのですが、マニフェストにある日本一厳しいポルノ規制条例というものの定義をはっきりさせていただかないと不安なのですが、どうお考えですか」
山田「これねえ、実は私東京の規制内容を知らなくて、これを書いてからいろんな意見をいただいて気づいたんですが。私は、表現活動については、書き手のモラルの問題だと思います。私も娘がいるので実際に強化したいのは、現状の児ポ法で規制されている、実際の被害にあってる児童がいるほうです」

 と、いう回答を得ました。

 本当ならば、多少安心したと言えば安心です。ようは、これが本当なら、創作物、非実在青少年(2次元)規制にはならないはずだからです。被害者がいない2次元を規制するのは本当に言論弾圧、芝居するにも検閲がいる危険がある、まさに秦の時代から続く焚書だからです。ハイネの言う通り、本を焼く国はいずれ人を焼く。

 一方、実際の被害児童がいるポルノを規制する。これは私も、部分的には賛成です。年端もいかない女の子を商売目的で性的な物を作成しを売るというにはやはり許すべきではないと思います。これは幼児の裸がけしからんとかロリコン趣味がダメだからダメというのではなく、大人なら自分の意志で性的な作品に出るならかまいませんが、年端も行かない子供だとたとえその子が良いといっていても本当に自分の意志かどうかわからんからです。まだ自我が完成しておらず、親から言われてとかもありえ、いずれ成長した時恥ずかしいという事態になりかねないから(大人なら何年か後に後悔したってそりゃ自己責任だが、子供には酷)です。子供がなんか契約したって向こうなのと一緒。

 ただし、それはあくまで商売目的でやる業者や大人を厳しく取り締まるべきだということで、えん罪につながる単純所持や商売ベースにならない写真の禁止には絶対反対(商売か否かの規制は親が娘の水着でアウトとかならないように、もちろん親でも自分の子供の写真を売ってなんてのは厳罰に素べきだ)、特に外国ではウィルス感染パソコンに大量に児童ポルノがダウンロードされちゃって逮捕とかもあるらしいので、やはり作り手だけでを処罰じゃないと危険。

 と、いうことでそこらへんのところまでじっくり山田氏と話せなかったのでまだ安心とは言えません。ただまあ、非実在青少年、創作物規制までは考えていないという発言を口から引き出したというのは一定の成果とはいえる。わざわざ行って来た甲斐があった。

 が、私が一番問題だと思ったのは、「東京の内容について知らなかった」という発言だ。仮にもマニフェストに書いてある内容について、他の都道府県で同じような条例が審議されていることを知らなかったというのが本当だとするとそれは政治家としてどうなのか?

 それでもまだ好意的に知らなかったと信じましょうか?今日の集会でも時間を割いていたのは産業発展や雇用問題なので、おそらく山田氏の優先順位の中はそれが上なんだろう、マニフェストにも産業や雇用についてはかなり詳しく書いてるのに児ポ法については「日本一厳しい児童ポルノ規制条例を作ります」とだけ書いているだけだ。どうも山田氏の頭の中では雇用や産業でいっぱいで、児ポ法はあまり興味がなく、とりあえずよくわかんないけど書いとけみたいなノリで書いたのではと推測する。

 問題は、取り巻きの中に、どうしても言論弾圧狙いかただのヒステリック潔癖主義でかしらんが児童ポルノを規制したい奴がいて進言し、それに興味のない政治家にく調べもせず良いことだと思って規制派になっちゃうということがおこってるのではという恐怖だ。ファシストの石原や、PTA的潔癖主義の野田聖子みたいなのはしょうがない、理論が通じない人間に理論を説いても無駄。いくら間違ってるてといても「でも規制したからするんだもん」で終わりだ。

 が、これもあくまで好意的に解釈し山田氏はまだまともだと信じたい。危険性を知らずにうかつにマニフェストに載せるというも政治家としてはかなり馬鹿だとは思うが、理論の通じない電波や弾圧したい確信犯よりはましだ。これも好意的に解釈し、うっかりのせて「東京の話しを聞いて」私に今日話したことが本当なら、「よく考えずに載せたけど、非実在規制はありえない」というプロセスをきちんと踏んでいる。まともな神経の人なら、よく知らないで規制がいいと思っても、あとでメールで私が書いたような指摘がきたら、そりゃ実際被害がいる児童だけですよて言うわな。

 じゃあ、なぜうっかり載せてしまうかというと「児童ポルノを規制します」て一見良いことに見えるからだ。私だって、よく調べるまではそれは良いと思ってた。言論団達につながるとか、かえって事件が増えるかもしれないって調べるまでは。実際、被害に遭う幼児はなくしたいもん。まさに治安維持法と一緒、治安を維持するための法律なんてなんて耳障りが良いんだ。

 良いことに見せかけて、実際は本当に危険な物だということをもっと有権者にも広めないと成立してしまう、なにせ京都府知事ですらよくわからず良いことだと思っちゃったくらいだ。なにいっても無駄なファシストと潔癖主義者じゃなければ、理論を通せばかならずわかってもらえるはずだ。

2010/04/08(木) キムタク死去後の観戦
 先週選手名鑑をつくった直後に、スタンリッジと川崎を獲得。他球団のお古しか活躍しない阪神スカウトとしては、ソフトバンクで実績のあるスタンリッジは無難てはある。そして、川崎を金銭トレードでとれたというのは、うまいどころじゃなく疑心暗擬。こんな良い選手、しかもどこの球団でものどから手がてるほど欲しい優秀な左の中継ぎを金銭で取れる?もうぶっ壊れてんじゃないのかというネガティブな発想しか出て来ない。ハシケンで久保もそうだが、ロッテは貢ぎ物をくれてるとしか思えない。川崎が万全なら、筒井とかなり強力な左中継ぎ陣。これは、もう江草はトレードかな。江草て見た目の防御率はいい(前のピッチャーがだしたランナーは返すが自分が出したランナーは返さない)から、他球団は喜んでもらうだろうし

 てことで昨日は今季初の内閣猛虎会(ただ、内閣に出た阪神ファンで甲子園に行くだけ)として、キャッツと秋吉と甲子園まで行って来た。さすがにキムタクコーチ死去直後のゲームでは勝つのは場違いだった。コートが必要なくらい寒いし、やってられん試合だわ

 通常読売が相手なら、思う存分ひどい野次をとばせるのだが、ここ数年で野次れる選手が減ってしまった、読売固執の極悪党長野と、金で魂売ったラミレス、小笠原、よしのぶとかはいいんだが、坂本、松本、山口、越智なんかはむしろよく育ったえらいて感じで野次れん。

 それにくらべ阪神の賛嘆たるのはどうか。とにかく若手が育たない。岡田時代からずっと不満。最下位だったが、01年のような井川がでてきた、赤星が出て来た、濱中がでてきたというドキドキ感がまるでないロートルがのさばり、かといって勝てるわけでもない。暗黒期のように本当に若手が育ってないとか、4、5年前のように本当にベテランがしっかりしてるか枠がないというなら仕方ないが、ただのベテランに気を使いすぎてるだけ。

 岡田の「中村監督チャンスで代打亀山と言われたトラウマ」からそれへの当てつけのような無用なベテランへの配慮もものすごく頭にきたが、真弓になってもかわらないのが哀しい。岡田の問題じゃなく、背後にいるタニマチの問題なのかもしれない。特に金本のフルイニングはいい加減にしてくれ。左肩故障が事実でも出場を続けるなら、敗退行為である。もはやそんな記録に価値はない。別に私は金本が憎いわけではない。むしろ、適度に休んでもっと長く活躍してほしいのだ。鳥にしてもやっぱしサードコンバートして打撃が向けて、大和ショートのが守備安心出来るよなあ。
 
 今日見て思ったこと
•私の江草評は、見た目の好成績(+、私がテレビ観戦してる時はけっこう好投する)過大評価だった。やっぱりあの査定で正解なのかもしれない
•メッセンジャーもやっぱり使えない
•マートンが打ててるのが不思議、フォードやメンチじゃないのか?本当にあたりなのか?本当にあたりだったらすごく嬉しいけど、1月しないと安心出来ないよう。
•西村の入場曲がマリーザセクレタリーと一緒なので違和感がありすぎる。どうせなら浅井の打席にたつ音楽ならいいのだが、それはそうと西村はなかなかいい球をもってる、敗戦処理からぬけだせるかも

2010/04/07(水) 死にたいくらいに東京
来月4日〜6日に東京に行くことになりましてん。3年半ぶりです。北海道にいた頃は2年に1回ペースで行ってたんで、京都にきたら近いしもっと頻繁に行くだろうなと思ってたのに、まさかのもっと行かない状態になるとは思ってもいませんでしたよ。理由は簡単、札幌には来ない東京まで行かないと見れない芝居でも大阪ではたいてい見れるから、行く必要がない。あと、北海道時代は親の金で行ってたけど、こっちは自腹だからの2点です。

 今回、なんと行きはGW中だからって行きは新幹線という大贅沢をしてまで行くのは、いよいよ東京進出に向けての劇場見学です。ええ、先に北海道が決まったからって「だれでも東京東京なんてだせえよ」て強がってましたが、別にこだわりがあったわけではないのだ。長渕的な死にたいくらいの憧れがあったわけではないし拠点を打つ好きはないが、マスメディアの中心地というのと演劇界、プロレス界につながりをもちたいという点で、一度行っておくべきだろうと思ってますよ。

 てことですでに、何回かいろんな演劇祭とかに応募してるし。しかし、やぱり応募だけじゃなく、直接劇場の人と話して「プロレス?見てえ」と思わせないと開かんわと思ったので行ってきます。

 すでに2つはアポとりました。5、6個所は見たいと思ってます。なんで、おすすめのところ教えてくださいな。リングが入るでかさと、ブレーンバスターができる天井の高さと、安い金という、高くて狭いところが多いと聞く東京では非常にムシのいい話しですがね

 ちなみに予定としては、中学時代の関東組と会う、大学演劇時代の上京組とあう、演劇的手法を取り入れたプロレスとして評価が高い「マッスル(ハッスルじゃないよ)」を生で見る、千葉マリンスタジアムに行きます。小向美奈子のストリップもやってたら見たい。といった予定も入れています。ここにいってみたらといったおすすめや、こんなことをしてほしいて要望(アッキーのコスプレで皇居の周りを走るとか、田母神のコスプレで靖国に行くとか、ハチ公前でリチャードギアの物まねをするとか)があればください。あと、会いたいとかね

2010/04/06(火) 今週末 吉田寮でディベートします
 笑の内閣ですが、今週末お世話になってる吉田寮食堂で「ベビー•ピー」さんが主宰しているごった煮てイベントに出演して参ります。内閣なのに眞野さんはでてないし、9人も出てるけど。

 ネタとしては、去年の夏にやってディベートコントの流用なのですが、出演者がかなりかわってるので違いは有ります。とくにディベートの部分はガチで口喧嘩してます。

 なにより、このイベントめちゃくちゃお得で楽しいのですよ。500円で、18時半から24時まで、ベビー•ピーはもちろん、日にち限定とはいえ中野劇団とかユニット美人とかもゲストとしてきてるし。

 内閣は全日程でてます。それぞれ違う時間帯にするけど、だいたい早い時間19〜21時の間(にやらないと、私がその後仕事に行けない)にやります。なんで、内閣目当ての人は早くに着てみれますね。でも、面白いからできれば最後までいてほしいですね。なにせ、吉田寮でだらだらご飯を食べながらいるというだけで楽しい.見に行きたいて人は私に連絡ください。まじ、マージンほしいし、内閣のメールにください

 以下が情報です

 ベビー・ピーのごった煮 vol.3
『春一番』

ベビー・ピーが吉田寮食堂にて催す年中行事 ゛ごった煮゛を4月、「春一番」というタイトルで行います!

コント、人形劇、ジョジョ劇、音楽、落語、漫才、なんでもごった煮なこのイベント、美味しい料理・ドリンク・お酒・震える料理もご用意してますのでお気軽にお立ち寄り下さい!


■開催日 
4月9日(金)、10日(土)、11日(日)
■開場/開演 
18:00開場/18:30開演/終演予定24:00過ぎ

■開催地 
京都大学吉田寮食堂

■料金
前売り・当日共通 700円(1ドリンク込み)/新入生 500円(要証明)

■ホームページ 
http://baby-pee.sakura.ne.jp/


<出演団体>

〔コント、人形劇、ジョジョ劇〕
ベビー・ピー

〔演劇・コント〕
白川かみずもう協会、喀血劇場、弱男ユニット、中野劇団(10日)、ユニット美人(11日)、笑いの内閣

〔漫才〕安定志向(9、11日) 

〔落語〕昼寝亭小春日和、宝亭お富(9日) 

〔音楽〕グースー、星の王子さまたち イーリャダスタルタルーガス(10日)、シライリゾートオーケストラ(10日)

〔料理〕カフェ・ピー、震える料理ユカリちゃん ほか…

(日にち表記のない団体は全日参加です。詳細のタイムテーブル・出演団体はホームページにてお知らせします。)


<ごった煮とは?>

■ごった煮はひとつ5分〜30分くらいの様々な演目を休憩を挟みつつ見ていくイベントです。

■場内にて豊富な料理・ドリンクを販売しています。

■終演後も会場は交流スペースとして開放しております。
■前売りチケットを買っていただいたお客さんには素敵な特典があるかも!


 笑の内閣 (ディベート) 「劇団は東京進出をすべきか否か」
  司会 木村直幸(かちんこちんこ)
  肯定派 高間響 五藤七瑛(ピンク地底人)ドッペル慈恵士(京都ロマンポップ)
  否定派 野口雄輔 藤井麻理 川崎一輝
  中立派 馬渡亜衣 上蔀優樹

2010/04/04(日) 児童ポルノ規制条例の問題点2 科学的根拠0
児童ポルノ規制条例がなぜダメなのかの2回目です。

 私は表現の自由は絶対に守ることは大事だと思います。しかし、例えば本当に児童ポルノが原因で幼い子供への性被害が増えているという科学的根拠があるのならば、多少の規制はやむを得ないと考えます。しかし、本当にそうなのでしょうか

 私が疑問に思ったのが「最近は異常な事件が増えている」て話しをお客さんとした時「そうかなあ」と思ったからだ。と、いうのはそのちょっと前に「爆笑問題の日本言論」という時事ネタ漫才の本を読んだからだ、それは1993年くらいからの時事ネタを扱っているが、15年以上前のことが、今と変わらぬペースで悲惨な事件がおきているからだ

 と、いうことで実際にデータを調べてみた。ネットてのは便利な物ですぐでてくる、少年犯罪データベースというものだ。 見てみてびっくり、少年による殺人や強姦の件数は1960年代前半をピークに、どんどん下がっているのだ。もちろん当時は、今のようなロリコンアニメだ、ロリコンゲームだなどはなかった時代である。このグラフだけをみて「ゲームやアニメは、殺人や性犯罪を誘発する」などという解釈が出来ようはずもない。

 件数が減ったからって異常な犯罪や残酷な犯罪は増えているのではないかというならば、このサイトを見てみれば良い。戦前や終戦直後、いかにとち狂った犯罪が多かったかがわかる、レイプ殺人、同級生殺し、理由もないのに殺すだの、同級生にからかわれてすごいことをやってやると見ず知らずの子供に斬りつけるだの、11歳が9歳の小遣いを盗んで追いかけて来たら池に突き落として殺すだの、これらはもちろんアニメもゲームもなかった時代の話しだ(ちなみに、ニートもストーカーもけっして最近の問題じゃなく昔からいたってことがわかる。戦前の貧しい時代にすらニートがいたのだよ)

 また、人口1000人あたりの殺人数はデータのある62カ国中日本は60位、とレイプ数は65カ国中54位である。ちなみに、規制が強いカナダ、アメリカ、イギリス、などの欧米諸国は軒並み日本より圧倒的に上です。ようは、わざわざ安全な国日本が、殺人もレイプも多い欧米各国を見習おうとしているというのがデータからよめます、

 さらに、興味深いのはむしろ規制した方が危険とすら言えるというもので、例えばスウェーデン。児童ポルノ単純所持を禁止するまで、2000件前後だった強姦件数が2008年には5000件を超えているのである。

 と、いうようにまともな資料解釈が出来る大人なら「ポルノが異常犯罪や性犯罪を誘発するなどとはまったく読み取れないばかりか、むしろ規制強化は欲求を増加させかえって危険をもたらすという仮説もたてられる」と読み取るであろう。

 が、規制派はそんなことは気にしない。彼らに科学的根拠は通じない。ひたすら「児童ポルノは、犯罪を誘発する」という自説にこだわり現実を見ない。科学的根拠がない説は妄想である。UFO研究家だって科学的根拠がないのにやってるのは一緒だが、しかし彼らは真摯に証拠となるような写真とかを提示する物だ(それが間違ってるかは別として)、それすらしないのだからもっとたちが悪い。

 すべて印象でしかないのだ。なぜ「最近は異常な犯罪が増えた」とか「児童ポルノが犯罪を誘発する」と思ってしまうのか?それは過去のことなんて忘れるし、私のように調べないで、印象だけで語ってしまうからだ。私だって、戦前にこんな異常犯罪が多かったなんて調べるまで知らなかった。また、アニメが誘発しそうてのはマスコミの印象の問題がでかいだろう。

 よく凶悪犯罪が起きるとその犯人がアニメにはまってたとかゲームにはまってたという報道がされるが、実際に1日中ゲームをしていたのか、余暇でゲームをしていたのかなどは報道されない。そりゃ現代の若者の家を探せば、ゲームや漫画くらいほとんどの人の家であるだろう。秋葉原事件の加藤は、たしかにゲームをしていたかもしれない。しかし、彼は自動車が大好きで自動車の専門学校にいってトヨタで働くに至ったくらいの男だ。報道を見る限り、彼の自動車への愛情はゲームへの愛情を上回っている。でも「自動車は犯罪を誘発する」て印象にはならないだろう。イメージ的にアニメだゲームだになってしまう。確かにHIROFUMIとかみてると実際アニメオタクは気持ち悪いと感じてしまうしね。しょせん、血液型で性格がわかるて科学的根拠0の差別的な説が信じられてる国だしねえ。 
 印象や主観は間違う。しかし、データは嘘はつかない(間違いは解釈の仕方である)。データをきにせず自説をとくのはもはや妄想だ。妄想に基づき、規制を強化しさらに児童を危険にさそうとする規制派は論理的な考えが出来ない人たちなのだ。

 最後に、データに基づいて解釈するという点で私から提案があります。幼少期の少年への性的被害を減らす提案です。性的被害の加害者の多くは、近所に潜むロリコン変態ではなく、実の親なんですね。なんで幼女、少年への性的被害を減らす一番の方法はガキは生まれた時点で親から取り上げて全員国の施設で育てる!データとはこう読むんだ!(もちろんこれはネタです。データってのは「こうしたいから、それにあってそうなデータを探すというのに利用しては行けない。データに基づいて判断するてのは時としてこんな酷い案が出てくるということがいいたいのだよ」
 
 今回はこちらのデータをおもに参考にさせていただきました
 
 少年犯罪データベース 戦前の少年犯罪
  http://kangaeru.s59.xrea.com/senzen.htm
  たいへん興味深いサイトなのでぜひ読んでみてください。

2010/04/02(金) 児童ポルノ規制法の問題点 まとめ1 主観で違法が判断される
 なぜ、児童ポルノ規制法がダメなの?というのは、前回 前々回も書いたが、具体的に色々書いていきましょう


1、 基準が曖昧すぎる

 私がこれもどうかなと思う規制に、ナイフの所持規制があります。私とて、なんでもかんでも自由がいいとはいいません。例えば、ダガーナイフ。あれは、他の刃物と違い対人殺傷用に作られた凶器です。なので、私は規制すべきと思います。しかし、それにともない、牡蠣業者が牡蠣をきるためのナイフまで規制対象になったというニュースを見ました。

 しかし、ナイフ規制はそこまで問題ではないのです。なぜなら、刃渡り5.5cm以下という明確な基準があるうえ、上記のような牡蠣のナイフはいったん警察署に確認をし特例としてOKになったからです。ようは、持っては行けないものと、ダメなものが明確になっているということです。

 究極なことが言えば、基準が明確でさえありさえすれば、最悪の事態はない。例えば、家にある手塚治虫の漫画のうち「ブラックジャック」や「火の鳥」はOKだけど、「奇子」や「きりひと讃歌」はグロいからダメだという明確な基準があれば、表現の自由という観点で言えば大問題だが、とりあえず奇子ときりひと讃歌さえ捨ててしまえば私が逮捕されることはない。

 しかし、都議会で制定される児童ポルノ規制法は、3次元2次元問わず「18歳以下に見えるもの」を規制するものである。「18歳以下」ではない「18歳以下に見えるもの」なのだ。18歳以下のものというのは応えは簡単、出演者が18歳以下、キャラクター背一定が18歳以下だ。そこに主観は入らない。

 しかし18歳以下に見えるものてのは「誰から見て18歳以下に見えるのか」がわからんのである。例えば、内閣に良く出てる四方香菜ちゃんは、21歳のレディだが、「かなりの確率で18歳以下に見える女性」である。なので、私が去年白浜に行った時に記念撮影した彼女の水着姿は、判断を下す人によって「児童ポルノ」にされる恐れがある。実際に四方さんが21歳であることは関係ないのだ。

 また、「18歳以下の猥褻に当たるもの」というのもどこらへんのレベルまでが猥褻なのかがまた曖昧すぎる。グラビアアイドルなどの写真でも、かなりきわどい着エロというものもあれば、きっちり制服を着ている物もある。上記の四方さんは非常に腹立たしいことに、ワンピース型のきわめて露出の少ない水着を着ていたので、一緒に行っていた我々男性陣からするととても猥褻には見えないが、解釈というのは人それぞれである。猥褻と言えば猥褻とする人がいる。

 今回規制されるのはおもに漫画やゲームだが、前例に挙げた源氏物語だってロリ小説と解釈出来るし、京都が誇る太秦映画村で撮影されてる時代劇も、人きり残虐なシーンを含んだものと言えるし、東京では石原がやっきになって規制をしようとしてるが、「太陽の季節」なんて勃起して障子をやぶるエロ小説ではないか。結局、アニメやゲームがエロで、ほかが違うというのも曖昧すぎる主観にすぎない。

 で、結局それを判断するのは、人の主観になるのだ。刃渡り5.5cmという、「m法という、測定する定規さえ間違ってなければけっして主観が入らない基準」ではなく「人の主観」によって犯罪者になるか否かが決まる。これほど恐ろしいことがあるだろうか。判断する人間が、これは卑猥だと思えば有罪、セーフといえば無罪。翻していえば、判断する人が気に食わないと思えば、それを書いたり所持したりしているだけで社会的に抹殺出来るのだ。神じゃないか。エロ本規制担当者は神になれる
 
 これと似たようなのは、中世の魔女狩りだ。完全に主観で「どうもあいつは変だ、魔女っぽい」と訴えれば裁判にかけて火あぶり。中には当然器に食わない奴にいちゃもんつけて魔女だといったものもいるだろう。あんな馬鹿なことから何百年もたって21世紀になっているのに魔女狩りを復活させようとしているのだ。

 主観というのは、人によって違う。例えば、私は以前レイプ物の漫画を読んだことがあるが、はっきりいってすごい嫌悪感を覚える。しかし、私に「それを見たい人が、私の見える範囲で読んでいる」限り(電車とかで隣で読んでて嫌でも視界に入るとかなら別。そりゃ私の不快なものを見ない自由を侵害してるから家で読めって話)、規制する権限などない。それはどんな権力者にもないはずだ。いや、私は独裁願望があるからやってみたいよ。京都にある劇団の3割くらい「お前らがつまらん芝居してるから演劇全体が面白くねえと言われるんだから解散しろ」ていいたいもん、京都のすべての劇団が私に逆らえない状況なら。でも、それをやってしまうと他人に同じことやられたら文句言えない、どこかのとり狂った演劇人に「内閣ふざけてるから解散しろ」て言われても文句言えない。

 今回規制されようとしているエロ漫画は、私の主観からすればなくなってほしいなてもんも多数含まれる。正直自分に娘がいたて、小学生とかでBL系とか読んでたら没収するわい、親として幼い子供にそんな自由は与えたくない。しかし、それをわざわざ行政にしてもらおう、それによって他人に迷惑をかけずそれが見たい大人にまで類が及ぶようにまではしたいとは思わんぜ。

2010/04/01(木) 成果報告
 はい、ということで、今年も嘘をつきました。

 しょうみ、もう7年目なので、今までさんざん騙した人にまで送るとめんどくさい(200件くらい)になってしまうので、毎年おなじみの「文化庁に認められて留学ネタ」この1年で親しくなった人+札幌でお世話になった人に送りました。加茂さん、阿部君、小川は見事騙されてくれました。小川なんてその何時間後別件があって電話したのだが、その時でもまだ気づいてなかった。愉快愉快。あとはみなさん気づいてましたが、若林とごなえさんはちゃんと「私もスウェーデンの実家に帰省するのでよろしく」とかってのってくれた。乗ってくれる人はいいですね

 日記用のネタは

 今日寝てましたら知らん番号から電話かかってきて、なんとディズニー社からというではないか。Pマウスについて問い合わせたいと

ヤバい、終わったと思ったが、こうなったら開き直るしかない。あれはあなたのところのネズミとは違う、うちのオリジナルキャラだといいはりました

そしたら素晴らしいといわれて「実は我々はディズニーではありません石景山遊園地です」と名乗るではないか?

なぬ例の中国のと思ったら、続けて「あなたのパロディ、オマージュセンスは素晴らしい、ぜひ我が遊園地の非常勤戦略顧問に就任していただきたい」というではないか

どうしたらいいと思いますか

 しかしさすがにネタ切れ感が出ている。D社からきた。だけで書いた方が騙しやすいと思った(実際、去年見事に引っかかったかなちゃんにだけは面白くて、今年もそのネタで送ったが「それはたいへん、今東京だからmっきーに直談判します」て返してくれた。成長しましたね)んだが、それだと面白くないので。ちゃんと「やめた方が良いです、そこの顧問は槙原紀之や、安倍なつみもいるし」と書いてくれた本宿はえらい。

 本当は「ネタが猥褻すぎて逮捕された、検察の不当な弾圧と闘う」てのを考えてたのだが、本当にギャグになってないからね。最近の検察の暴走は

 「もう一回稽古場無料にするために市議選挙に出る」とかも最近4月1日じゃなくても言いまくってるので、今更感あるし、また、1年考えます。


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