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2010/04/26(月)
市場の論理
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日本橋にいってLINXというお芝居イベントを見て来て、日記に感想を書いたら200キャッシュバックてのを安易に請け負ってもらってきたわけなので書かないとならないが、まだ感想がまとまってない。ただ、契約不履行するわけにいかんので、明日以降必ず書くよとだけ書いておく
日本橋界隈でついでにふらっととある店に入った。そこで、そこの店主の方とこのメイド喫茶だらけの日本橋て街についての話しになった。そこで店主が「町が変わってしまった。なげかわしい、なんとか戻せないかと話していた」
確かに、AV女優の看板が至る所にあるということはあるが、私はこの街が問題が有るとは思わない。確かに特殊な街だが、秋葉と同じように関西に一個くらいこんなオタク街があったってよいだろう。
街の問題という点で、治安が悪くなるという問題は有るが、さっそく日本橋の管轄である浪速署の犯罪発生件数を調べてみると、萌えブームが起きた頃から増えたようなデータなど見られず、昨年度は前年比24%マイナスを記録したそうだ。そりゃオタクどもが犯罪を犯す勇気があるようにはみえん、チーマーが歩く街より安全だろう。
また、今日も街には人がいっぱいいて景気が悪いようにも思えない。つまり経済効果もあるのだろう。なのに、なぜ「町が変わってしまった」と嘆く結果になるのか
結局さんざんいってる他者排斥、自分に理解しがたい者への漠然とした嫌悪感があるのだろう。オタクは気持ち悪い、サブカルは気持ち悪い。確かに、私も気持ち悪いと思うことは多い。しかし、それを理由に排斥など許されない、寛容さが足りないのではないか。
オタクのせいでその店の業績が悪くなったというなら、わからんでもないが、しかし資本主義社会である以上、その立地に歩く人が変わったならそのニーズにあったように店を変えられないのなら自業自得とも言える。
それこそ、表現の自由の規制派は、経済人性悪説の元、自由主義経済にはまったをかけるべきだという考えの私よりよほど自由主義経済がお好きな方々が多い。自由主義経済なら、悪書は売れないはずである。わざわざお上が規制を書けなくても、みなの需要はないものは自然淘汰されていくはずだ。規制を緩和しろ緩和しろいう奴がことこの問題にかけては市場の論理を信用しない。やつらが内心は自由なんか尊んでいないで、自分らの有利なようにルールを変えたいだけなのがよくわかる話しだ。
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