|
2010/05/03(月)
敵は外に有り
|
|
|
学生劇団周りをしているが、まあしんどい。
どうも敵の設定を間違えてないかと思う。敵は同業の団体ではない。他のサークルだ。演劇に入りそうなやつらを、他のサークルにとられずに演劇に入れる。学生劇団の一番の目的は、演劇しそうなやつを取り逃がさない。とくに、その大学に一つしかない場合は、その学生劇団にいれないと演劇をしないまま人生が終わる可能性が高い。芝居しさえすれば、可能性がある人を取り逃がすのは大損失である。すでに、衰退した学生劇団で伸ばすのは無理でも、もうそれは少し長く生きてる先輩である私どもが見に行って、見込みがある奴はお休みの時期にうちに出ろつって伸ばしますから。
学生劇団だけでなく、敵はとにかく他のジャンルだ。世の中には、演劇以外にも楽しい物がいっぱいある。80年代が小劇場の時代だったのに、なぜ衰退したかっていうと、楽しいことの種類が増えたのにガキは減ってるからではないか。
その中で一番楽しいのは私は演劇だと思っているが、あいにくそれはスタンダードな考えではないわけで、限られた演劇好きのパイから奪い合っても限界がある。私は自分勝手なので、世の中全体の経済成長まで考えてられんので、ここは他ジャンルから奪い取ってやれと思うのですね。 内閣は少なくともプロレスファンというものを演劇好きにしたり、素人がみやすいものを作ったり貢献してると思うのですけれどもね。私は究極的には自分さえ売れたら良いけど、自分が売れるためには演劇界全体が売れた方がよいからでして、もっとみなさん大局的に見たい物ですね。いや、私も出来てないけど
|
|
|