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2010/06/19(土)
保坂のぶとを男にしたい
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アフタートークに来てくれる保坂展人氏は表現規制だけの人ではない。麹町中学校在学時代からベ平連のデモなどに参加し、内申書に活動歴を書かれたためすべての高校に不合格で、思想信条を内申書に書くのは不当と裁判を起こすという中学の頃からすでに筋金いりの活動家で、80年代は教育ジャーナリストとして、反管理教育の旗手として活躍。96年に衆院議員に当選すると、国会の質問王として名をはせる。国会時代に、グリーンピア南紀問題や、タウンミーティングのやらせ、共謀罪の危険性、八ん場ダムの底にヒ素がたまってるところなど、ジャンルを問わない数々の問題を発見し、指摘して来たのだ。調査能力もぴか一だけにたれこみも常に来る。 ここをどう評価するかですな、自分の得意ジャンルじゃなくても不正を見抜き質問して行くというのは、正義といえばかっこよすぎる。私はこの人の趣味なんだろうなと思う。資料を読みまくってきな臭いものを感じるともっと徹底的に調べて問題を八卦する作業というのはめんどくさいが、パズルみたいで面白いといえば面白い。
ポルノ規制に反対するってのも政治家として扱うてのは決して+なことではない。無知な人には、規制に賛成なんて言ってる方が票を取れるだろう、そりゃポルノの規制に反対とだけいって詳しく説明しなけりゃその方が正しいと思うもし、頑張って取り組んだって選挙の争点にはなりにくいから票にならない。政治家として一番賢いのは、この手のことには触れないことだ
それをわざわざかんじゃうところは、保坂氏の偉大なところだ。しょうみ問題を見つけるのが趣味で質問しまくるってのは嫌な奴といえば嫌な奴だ。しかし、人間が悪意を持って生きる限り、保坂氏の行為は重箱隅つつきではなく、不正を正す正義になってしまう。今の政界にはまだ保坂氏のような人が必要だ。
だからこそ、票にならないこともしちゃう保坂氏は選挙が弱い。さらに地元のためにどうこうというより、全国にファンがいるタイプなので、任期も長いので選挙対策より国会に専念出来る参院比例のが向いているだろう
社民の比例は2議席くらいが濃厚と言われている、1位は、まず福島瑞穂で当確。2位になれるかだが、2位は自治労系の吉田忠智大分県議が濃厚だそうだが、ここは逆転できないことはないはず。というか、社民3議席になれば3位にはなれる可能性が高い。比例代表なので、全国どこでも投票出来ます。このおっちゃんは、国会に必要な人です。選挙区は誰でも良いから、比例は保坂のぶと、保坂のぶとにお願いします。
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