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2010/06/23(水) 劇場法を勉強したよ
 平田オリザ氏を招いたフォーラムに行ってきた。劇場法について勉強してきた。ちなみに私は決して理解力が高い人間ではないので、説明を受けた今でもまだ誤解してるかもしれないが、それでも私が解釈が正しいという前提で以下の文章は書くので悪しからず。ようは鵜呑みにしないでくれ、所詮偏差値55の3流大学出の言うことだから信用するなということです。

 私の解釈では、劇場法とは公的な支援を劇団単位から劇場に変えていく(芝居作りの拠点を劇団から劇場に変えていく)というもののようだ。私は劇団の主催である。ならば劇団に直接もらった方が良い。しかし、よく考えると内閣は今まで直接支援をもらったことはないが、京都演劇フェスティバルで無償で出演したことは文芸を通して、シアターZOOを無償で借りたことは北海道演劇財団を通してと、劇場を通した間接支援を京都府や文化庁もらっている。

ようは、公的な支援を受けるためには公共性が必要で、それをいかに納得させられるか、蓮舫を説得できるかというところで、劇団単位での説得よりも劇場単位での方が予算を分捕りやすいということなのだろう。言い方悪く言えば。有象無象の小劇団をつぶす気なんじゃという伺った見方もしてたが、それはないのはちと安心、別に公的支援を当てにしないなら、どんな劇団があってもいいとのようなので。よう考えたら、別に今までだって上記の2つ以外はろくな支援も受けてない(落ちてばかり)んだから、私の気力と金がある限りつぶれようはないわな。

 もうひとつは、芝居作りの拠点を劇場が持つかどうかというものだ。私はまた劇団の主宰であるから、これまた考えるところである。もちろん芝居の細かい中身に口出しされるなんてことはないだろうが、じゃあ具体的にどうなんのかというのはつかめなかった。氏いはく、劇団単位での支援だと公演単発の支援になってしまうので、公共性において説得しづらく、計画に基づいた運営ができる劇場に移すべきだということで、逆に劇団でしか出来ないことがあればとのことなので、考えてみた。

 と、なると、私は本当に劇団の主宰になりたいのかというのが。私が劇団を持ってる理由は、なんだかんだで自分の作品を好きなように作るための手段として一番簡単だからというのにつきる。よく、お店とかでも「劇団の主宰してます」というと凄いねと言われるが、作品書いて演出して役者とスタッフ集めて劇場借りるくらい多少の気力と金があればちっとも難しくない、内閣立ちあげた時も今まであったそれらのスキル以外に特別勉強しなくてもできたし後は公演維持できる身銭が切れるかだけ。いや、私が特殊なのかも知れんが、しかし言っちゃ悪いがあいつでも出来んのかて奴でも1,2回なら公演打ててるしな。人間座か東山借りて150人来ればいいやて劇団なら。

 そして確かに劇場経営をしてみたいと思うこともある。実は全然本気ではないが、池田屋の跡がまだパチンコ屋がつぶれた後で、池田屋居酒屋になる前の空き家だった時、池田屋の跡が劇場だったらお客さんはいるのではと考えて不動産屋に電話をかけたことがある(電話でなくて2回目かけるのめんどくさくて結局家賃いくらか聞けなかったけど)。出来れば劇場だけで自活できる方法はないかと考えているが、思いつかないので名古屋のスポルティーバみたいに、リング置いたバーにしたいとか、飲食にして役者をアイドル化して働かして給料を払うとか、発展してAKB劇場みたいにしたいとか色々花加奈子とは考えたりはするわな。ようは自分の作品を安定的に上演するための常設小屋+これはいろんな人へ見せたいという芝居への支援として自分が小屋を持っていればと思うことはある。悪く言えば、支配欲あるもん。京都演劇界の重鎮みたいに思われたいとか、目に見えない影響力、フィクサーで響はいい

 と、いう中で、自分で民間の小屋を持つなんて大げさな発想しなくても、各地の劇場で芸術監督というものを育てていくという構想には応募してみたいなとは思ったわけです。演劇にかかわる仕事に雇用が生まれていくというのは、ありがたいことですわな。

 と、いいつつそれで、私が一番したい作品を作っていくということと共存できるのかというのもまたわからんのですな。いや、受動的に支援を受けた劇場から間接支援を受けれるように頑張るてのがいいのかもしれんけど、それだとあんまり今までと変わらないような気がして。そして、上にはああ書いたけど、自分らで遠征の計画を立てたり、マスコミに載せたり、「笑の内閣」という名前のブランド(高間響の作品という名前でなく)を育てていくという楽しみもすてがたいわけでして。

 そして、そもそも上記の話て公的支援がないと芝居はどうしようもないて前提な気がしてそれはそれで寂しいなあと、資本主義社会に生きてるのに。とも思うのですよ。いや、内心わかってるし、資本の論理が絶対正しいわけでなく儲からないもんでも必要で、設ける悪もあるけどさ。相撲の時に書いたみたいに、うまくせしめてしまうてのもあるがよ。

とにかく私は楽してる。もっともっと、自分のため、演劇界のために動かないとならんことはあるなあと思った、しかしそうなるともうアルバイトでもきつい。時間もないが、金もない、もう少し金がもらえて不規則ではない仕事のがいいのかな。しかし、それだと余計時間なくなるしなあ。やっぱ、いっそ市議会に出るか。もしくは文部科学省狙いかな、国家一種はもう年齢制限なってそうだけど(そもそも国一の試験には受からん)、格差が広がるならもういっそ総中流社会の再現は無理てことにして、貴族と奴隷社会にしてその分貴族はパトロンとして芸術を保護する義務を負う社会にするのもありだ。

 最後に、こんな貴重な会なのに同世代の演劇人がほとんど来てないのは残念だ。かなり演劇人生に関わることなのだが。仲いいひとがたと来て終わった後ディスカッションしたかっよう。


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