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2010/06/08(火)
東京の劇団を2つ見に行く
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今日は、昼に大阪で柿喰う客、夜に京都でスタジオライフという2つの東京の劇団を見に行った。柿さんは評判を聞いて、ライフさんは元西一の板倉君からメールをもらったからだ。知り合いがいない土地に行くのが不安なら、知り合いを増やせ作戦である。
柿さんは,数年前からよくお名前を聞くようになって、ZOOにRE:Zにも選ばれた同士の縁もあってかなり気になっていて、LINXで初見だったが、今回も含め、まあ面白かった。なにせ、私が久々に劇評を書くくらい面白かった。一時期よりは減ったとはいえ、年間何十本も芝居を見てると年々小劇が少なくなって、ちょっと面白いはあっても滅多にとても面白かったはないのだが、すごいなと思ったのは最近面白いて思うのは「こんな手法があったのかと衝撃を受ける」があるからてのが多いのだが、今回は手法に関して衝撃という感情がないのに面白かったと思えたことだ。かといって、どこかで見たことあるなあとも思わなかったし、なるほどああやれば全部台詞で解決しても小気味よく見れるのだなと。男性作家として、体験していない女子を書けるてのは羨ましい。そして、みな身体能力高いのだ。うらやましい。
ライフステージさんはかなり遅れて行ってしまったのだが、ここまで観客参加型というか自由度が高すぎる芝居は好きだ。ここに関しては、この手法をもっと何回かやってほしいと思った。まあ、大先輩劇団らしいので何回もやってるのかもしれないけど。
共通して、積極的に遠征をしているのがうらやましい。柿さんはトルコとかでもやってるし、ライフさんも、この後、大阪広島福岡熊本といくらしい。いいなあ、うちも秋田と岡山と高知とインドとメキシコが目標なので、うらやましい。
どちらの劇団の方々も名刺交換させてもらって、少しだけ話しをしたけれども、出来たらもっとゆっくり飲みたかった。おしかけバラシ手伝いをしたいくらいだったわ。遠征のノウハウや東京事情、そして演劇論、聞きたい情報はいっぱいあった。
うちがいろんなところによんでほしいてのはもちろんだが、京都にももっと呼びたいてのは思った。京都と大阪なんて近いのに、京都人はなかんか大阪に行きよらへんし、京都でやっても宣伝が難しいので、人も集まりづらい。私に、京都に呼べるだけの力と、読んだ責任として宣伝する手駒があればなあと思った。逆に私は北海道に帰るつもりは今のところ無いけど、もし札幌に帰ったら、その力をもってロップとか仲良くて私が好きなところは呼びたいと思うし。札幌のどっかの劇場で関西地区選定委員とかにしてくんないかな。
と、そういうことをすでに劇場さんとかプロデューサーさんとかはやっていただいていて、うちも北海道演劇財団さんからはその恩恵を受けているのだけど、欲張りなのでもっともっと欲しいのだな。でも、欲張ると同時に、劇団単位での公に頼らない交流も不可欠と思う。うちの札幌はハムプロジェクトさんなしでは成立しなかったし、恩返しにハムさんが京都にくる時はがっちりやる(目標50人呼ぶ)つもりだし。いっそ、東京や福岡行くなら「京都でやりませんか、協力しますし、なんでうち手伝って」と厚かましくふっかけるという手もあるわな。
ようは、なにがいいたいかというと、面白い劇団はもっと多くの土地でやるべきだし、気軽に遠征出来る環境を作って行きたいと思うのですな。まあ、それにちょっと関連して、公による文化政策、支援につながっていくわけですが、ちょっとわけます
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