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2010/07/15(木)
参院総括1
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参院選の総括
選挙区は73分の64当てました。
難しい比例区でも48分の39あてて、121分の103.的中率は85・1%。参院選は衆院選よりは当てやすい(ほぼ無風な2人区があるため)とはいえ、どちらかの党が圧勝する選挙より当てづらい拮抗選挙で当てられたのはでかい。
民主党
勝てる選挙を不用意な消費税発言で負けたというのは非常に腹立たしい。私は民主支持者ではない、子供手当にも、外国人参政権にも、人権保護法案にも反対だ。それでも、自民への(というか、小さな政府・新自由主義経済派)と、倫理的保守派勢力(人に迷惑をかけていない趣味嗜好にまで口出しをしたい連中)が嫌いなので、現状その勢力を倒せるのが民主しかいないためにやむなく支持せざるを得ないだけである。よって、政権担当者として政策を実行などしなくてもよいので、自民党を消滅させることをこの数カ月で最優先しなかったことが腹立たしいばかりか、みんなの党というさらに危険勢力を出したことは非常に腹立たしい。
今後はやむをえないが、創価と組んでもらうしかない。宗教であることを除けばまだマシであるし、創価と組めば衆院選も安泰だ。外国人参政権さえのめばほいほい組めるって。ただし、創価が熱心なポルノ規制で妥協しての連立なら絶対つぶすがな。法案は党せなくても、予算は衆院で通せる。あと3回予算を通せば、借金まみれの自民は破産する。ねじれといっても、3年前の自民とは違って、合計第一党であり、さらに比例でも第一党だ。まあ、ただ自民案でもみんな案でもいい案は通してくださいよ。両院とも単独過半数よりは、ねじれは悪いとは思わん。私の理想は完全比例代表制だしね
もしくは、さっさと解散し政権を明け渡すでもいい。このままずるずる政権にいても3年後ひどいことになるだけ。なら、今自民党に政権を返せば、政権担当能力なとうにない自民党は今度こそ壊滅するし、みんなの欺瞞もわかるだろう。もちろん、下野している間に民主もなくなるけどそんなのはしらん。
個別に結果を見ると、1人区の惨敗ぶり、でも2人区で共倒れなし(ぎりぎりであぶなかったところすらない)てのは、やっぱ小沢ってすごかったのかと思う。千葉や簗瀬まで落とすのはしゃれにならんわな。あと、個人予想では2人区で唯一、現職が新人でやぶれるのを岐阜て予想したのがどんぴしゃで当たったのが自慢。比例では受かったのがあいかわらず労組系ばっかり。そして、有田芳生がトップ当選(かつ、07年で相原久美子で50万をあつめた自治労が今回13万しか集められなかった)ことをみると、やっぱりなにも考えずにあいうえお順でトップの人に入れる人は実在するらしい
自民 とにかくここが選挙制度のマジックとはいえ勝ってしまったのが悲しすぎる。何度も書くが「ほどほどの頑張りではほどほどの幸せしかつかめません、一生懸命頑張って一番の国を目指しましょう」てのは本当に本当に腹が立つ。俺はほどほどでほどほどで暮らしたいんだ。ほっといてくれ。一生懸命働いて芝居をする時間が無い国なんかいやなんだってという価値観を許さない政党は絶対に許さないし、これだけひどい国にした恨みを忘れている有権者はマゾだ。
とはいえ、比例1500万割れはめでたい。いや、私も大きな政府志向だけど、それが過ぎて無気力社会主義社会になりかけた時に、それに代わる小さな政府政党は必要だと思うから、ちゃんとそうなってほしいんですよ。80年代までの自民党は、それこそ旧社会党が国防面で論外だったのもあるけど、政権交代が必要ないくらいバランスがとれていた政党だったわけで、どこでどう間違ってしまったのか
まあ、谷垣と言う「好かれないけど嫌われない党首」てのは、こういう選挙では最良の選択だったのかもね。比例では順当な候補が受かったが、無名な赤石清美が通って、前回30万票とった秋元司が8万票てのをみると、名簿であいうえお順でトップの人に入れる人ってのはやっぱり多いのね
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