|
2010/08/31(火)
非実在老女 隆子さん
|
|
|
内閣の通しをしまして、95分でした。今回は映像がほとんどないので、100分われでいけると思います。あの暑い吉田寮では、それでも十分長いですが(扇風機はガンガンかけるし、かき氷やドリンクは売るし、特製のるてちゃんうちわも売るけど)、さすがプロレスなしの芝居、久々の2時間余裕われはうれしい。いや、いつも長い芝居を書いてるわしがいうことではないけど、うちは試合中騒げるから例外、やっぱり芝居は100分以内だって、それ以上はケツがしんどい。
ただ、今日の通しは成果でてよかった。それはすごいことを蹴ってまで出席したからです。実は、昨日母方の祖母が亡くなりました。病院で亡くなったので、今流行りの非実在老人になって年金をせしめたりせず、今夜きっちりお通夜をしました。そりゃ昨日帰るべきだろうってのはわかりますが、演出家としてはやはり通し稽古を休むわけにはいかないので、迷いはしませんでした。役者に言ったら絶対「気にせず帰れ」と言われそうなので、昨日はのんきに小沢がどうしたという日記を書いて、伏せておきました。別に、そのことを演劇人の誇りとか、威張るつもりはないです。私がしたいようにしただけですし、今後ほかの役者に無理を言うためである私のエゴで、嫌な思いをした親戚がいたら申し訳ないと思うし、そもそも本番前だし帰らなくていいと言ってくれた母には感謝してます。そのうえで、今日の出来が酷ければ、葬式自体もけって練習しなければと思っていたので、出来がよくてよかった。
てことで朝一で北海道帰ります。正直、葬式も間に合わないのですが、出棺には間に合うので、きっちりかわいがってくれた祖母を見送ってきます。
|
|
|