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2010/08/15(日)
見に来い山田
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表現規制問題のなにが問題かを説明するのは本当に難しい。あのビラをお店においてもらうのも、いつもより難しい。中身が中身だけに。かくいう私も、2日前にとある人とメールしていて東京都の青少年健全育成条例について根本的な事実誤認をしていたことがわかった。何度も資料を読んでいたのに、自分の読解力のなさというか、思い込みで正しい情報を読み取れない思慮の浅さが恥ずかしい。いや、脚本書き直すか悩む。結局解釈的には正しいから現行のままのが絶対お客さんに伝わりやすいのだが、賛成派の人に重箱墨つつきのように、「高間は嘘をついている、そんな条例じゃない」と言われたら困るしなあ。
役者に説明するのも一苦労である。合宿の成果は、夜中にかどやさん、和代ちゃん、本宿とかなり話し合えたことだ。3人に加え、浪崎や眞野、Mコバ、藤井など頭が良くて、自分でも勉強してくる役者とは、稽古場でこの問題についてつつきあわせられる。不安なのは、稽古場で聞いて来ない役者だ。本当に問題点わかってんのかな。わからない役者がやっててもうすっぺらい芝居になるだけだ。丁寧に説明すると時間がいくらあっても足りないので、ある程度は自習してもらうしかないのだが。
とにかく、芝居を見に来てくれた人には、すっきりわかってほしい。そんな中、山田知事が「京都府での児童ポルノの所持禁止条例を作る」という情報が、創作物を含んでいないだけマシだし、もちろん実際の被害児童がいるポルノを作成する人間は絶対に許すべきではないが、所持禁止がどれだけ危険かは散々書いて来たところ。
正直、ファシスト石原や内閣のお馬鹿役者と違って、山田知事ほど頭のいい人間が、正しい情報さえ得たうえで所持禁止が実質的な警察無敵化冤罪天国に繋がることを理解出来ないとは思えない。本気でいかれた練習に吹き込まれて正しい情報を得れていないのではと思う。
そんな知事にはぜひ内閣の芝居を見に来てほしいところだ。招待券を渡したいのだが、どうしたらいいだろう。送っても見てもらえるかわからないし、直接府庁に行って「知事に招待券を渡したいのですけど」と言ったら、通してもらえるだろうか。忙しかったらユーストリームで見てもらうんでもいいんだけど。
すでに反対派のブログやってる人には手当たり次第にメール送った結果、けっこう返事が来てブログやツイッターで告知とかもしてもらっているのだが、むしろ賛成派に見に来てもらって考え直してほしいだけどなあ。アグネスくらいイッちゃってたら無理だけど、PTAとかに招待券送ってみようかな。
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