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2010/08/29(日)
橋下知事への手紙
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関西で一番影響力のある人にも見に来てほしいということで、橋下知事に招待券を送った。彼がうちの芝居を見に来て表現規制の愚かさに気づいて考え直すことを願う
以下、お手紙の文
橋下徹様 府職員の皆様
突然のお手紙失礼いたします。私、京都市内で活動する笑の内閣という劇団の主宰をしている高間というものです。
このたび、当劇団では、いわゆる表現規制問題を扱った作品をします 。東京都の青少年健全育成条例による、「創作物においても卑猥な表現を規制する」というのは、我々演劇人に撮っては演劇は直接適応範囲に入るとの情報がない段階でも、表現者として断固戦わねばならないと思い筆をとりました。我々から見ても、不快な漫画やゲームはいっぱいありますが、それは資本主義社会である以上質の悪い作品は資本の論理で退場させるべきであって、行政は発表前に規制するのは検閲であり表現の自由を侵す重大なことだと考えておりますし、判断 基準が曖昧なため、すでに表現が萎縮するという影響は出ております
そんな中大阪府でも、有害図書指定の強化などで規制が進んでいる時来ます。我々も実際の被害者がいる児童ポルノは絶対に許せません。しかし、表現物は違います。規制が厳しい国の方が犯罪率が高いといったデータや、エロ表現を見せないことが健全な育成になるのかという点は疑問です。知事も5人のお子さんを子育てする中、安全に健全に育ってほしいというのは共通の願いであり、そのために規制強化は適しているのかというのはよく考えていただきたいです。
つきましては知事や職員の見生さもご都合つきましたら、ぜひ公演を見に来ていただいて、この問題を詳しく知っていただければと思っております。20代そこそこのガキですが、真剣にこの問題に取り組み勉強して脚本を作った自信はあります。また、12日13時からの公演後には、この問題に詳しい前衆院議員の保坂展人氏にアフタートークをやっていただきます。なんとかぜひぜひ見に来てください。
公演情報は以下の通りです。 第11次笑の内閣「非実在少女 のるてちゃん」 2011年 9月11日、12日 各13時 19時 料金 前売り1500円 当日2000円 (学生は各500円引き 要学生 証) 会場 京都大学吉田寮食堂 問い合わせ waraino_naikaku_u@yahoo.co.jp 09020750759 HP http://www.geocities.jp/waraino_naikaku/
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