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2010/09/11(土)
笑の内閣が、笑の内閣たる所以
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笑の内閣は、三谷幸喜さんの名作、「笑の大学」からとった劇団です。笑の大学は私の人生を変えました。これをみて、演劇とはなんて面白いんだ。自分もやりたいと思いました。笑の大学にさえ出会わなければ、私は演劇などせずまともに就職しこんな貧窮生活にあえいでなかったでしょう。よしんば、劇団をしていたとしても、領収書をとるたびに笑いの内閣と書かれて「すいません、書き直してください」というお互いめんどくさいことにはならなかったでしょう。
そんな笑の大学は、検閲のお話です。私は、高校時代脚本を書きたくて仕方なかったのに、結局一度も上演出来ませんでした。大学時代は、念願の作演出が出来ましたが、その公演のトップでも劇団内でトップではなかった私の意見はすべては通りませんでした。その苦難を経て、今内閣では好き勝手やらせてもらってます。もちろん、私と役者やスタッフの意見が対立し、結果的に私の意見が通らないことはありますが、しかしそれはすべて私が納得した結果です。
でも、それでもいいんです。なぜなら、私の意見を拒んだ連中だって思いは同じ、演劇人として「素晴らしい演劇を作りたい」という思いから、そういうことを言ってるんです。しかし、作品の出来等同手も良い行政に検閲される、そんなことは絶対耐えられません。
ゲネを見ました。本当に伝えたいことが伝えられる作品になりました。見に来てほしいです。本当に、表現の自由を守りましょう
第11次笑の内閣「非実在少女 のるてちゃん」 2011年 9月11日、12日 各13時 19時 料金 前売り1500円 当日2000円 (学生は各500円引き 要学生 証) 会場 京都大学吉田寮食堂 問い合わせ waraino_naikaku_u@yahoo.co.jp 09020750759 HP http://www.geocities.jp/waraino_naikaku/
生中継は、11日、19時より http://www.ustream.tv/channel/takepon-box-show
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