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2010/09/14(火) のるてちゃん再放送決定
 11日19時から行われた「非実在少女のるてちゃん」生中継は、吉田寮食堂という、その他の劇場に比べてあまりに悪いネット環境と機材の不安定さにより、何回も切断されるは、音はまともに出ないわという、まともに見れる生中継になっていませんでした。

 お詫びといたしまして、17日金曜日23時半より、再放送をいたします。なんで、そんな夜中なんだ!と言われるかもしれませんが、より多くの演劇関係者に見てもらおうと思ったら帰って夜中だからです。一般人も見やすいということで、休前日の金曜日にしました。http://www.ustream.tv/channel/warai-no-naikaku(先週放送したところとはURLが違うので、ご注意下さい)


 また、保坂展人アフタートークはYOUTUBEで近々アップします。自分で言うのもなんだが、今まで私が見た演劇のアフタートークの中で、一番の出来であったと思う。客席の残り率の高さと、トーク中の途中退席率の低さ、盛り上がり方、質問コーナー時にいっぱいでて時間が伸びたという事実。そして、帰りのタクシーでの保坂さんの機嫌の良さ(これに関係ない、稽古場有料化の話も出来たし)。そして、今まで見た規制反対集会のYOUTUBE動画の中でもクオリティは高いと思う。それは司会の本宿の腕だろう。ぜひ多くの人に見てほしい。
 

 とにかく、この2つは(なら、芝居もいつでも見れるようにしとけばと言われるが、それは色々あって出来んのだ)、あと2日しかないけど、がんがん宣伝して情報拡散してほしい。より、多くの見に来れなかった演劇関係者や、興味を持つ人に見てほしい。

 そして、12月の健全育成条例の審議までに、この作品を使ってなんらかのムーブメントを起こしたい。先日条例に熱心に反対している西沢けいた都議(あの長妻さんの秘書出身なのだから、資料を読んで追求する能力は高いだろう)からメールをいただいて、園中での12月までの緊迫した状況はよくわかった。残り3ヶ月が勝負である。

 実際に「のるてちゃん」という作品は、反対運動の中で、今までにない駒であるという自信はある。ある人の感想で「あの話、のるてちゃんいらんやん」というものがあった。聖羅が悪いという意味でなく、ある意味、その通りである。私が、本当にあの話で必要なのは討論シーンであり、実際討論シーンが先に書き上がって、その他を肉付けしてできた本なのだ。本当に重要な役てのは、子供を管理して育てる派の教師津川と、自分で志向させる武田という教師と、規制派都議の花木、と反対派都議榊原、日和見でどっちにつくか迷う百瀬の5人である。だからこそそこに、今回北中では上手い役者5人をつけたのだ。

 では、じゃあその5人が主要キャストで、討論シーンが中心で、のるてや高校生がいらんて話で通用したのかというと、それでも通用出来ると思うほど世の中あ、理論的な人ばかりではないのだ。

 だいたい、世の中理論的な人ばかりなら、この問題は一言で勝てる「エロ漫画は犯罪を誘発しないばかりか、抑止効果がある。規制したらかえって増える」というデータさえ出してしまえばゲームセットである。なのに勝てないのは、世の中「それでもロリコンは嫌い、不安、不快な本はあるのも嫌」という理論ではない、情緒的なものがあふれているからだ。

 そんな中立派に、理論だけ、討論シーンだけ聞いてもらうなんてのは無理である。そこで、のるての出番である。あの話の中で、のるてが規制反対派アイドルとして活動し、都民に問題意識を広げて行くという課程は、私なりの私案の一つだ。「こういうデータだからこうなのか」という層だけ狙ってたって勝てないアンケートに「のるてちゃん可愛かった」と書いてる層まで味方に付けないと勝てないのだ。もうひとつ、サブカル研究家役が言っていた、「我々が正論言っても通じますか、キモいのなんかいってるで終わりですよ」という言葉は、自分も含めた反対派への自戒だ。

 そして小劇団の芝居というのもまた、そこまで世間に届く方法ではない。だから、現時点ののるては見に来たお客様には通じても、まだまだ世間に届けるべきメッセージだ。もっと、大きく育ててください。広めてください。とりあえず、ユーストリームで。


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