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2010/09/05(日)
総裁 同人誌即売会に行く
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インテックス大阪で行われた、同人誌即売会&コスプレOKのイベント、コミックとレジャーに行って来た。いわゆる、表現規制で一番打撃を受けるオタク(私は、人の趣味嗜好は他人は口出しすべきではないと思うので、いわゆるアニメ、ゲーム、漫画の愛好者をオタクという特別な存在かのように表現するのは適当ではないと思っているが、便宜上使う)の人にいっぱい見に来てほしいと思ったからだ。
のるてちゃんこと、伊集院聖羅を連れて行った。彼女は腐女子である。BL大好きである。同人誌即売会経験も豊富で、ビラ配りついでに見に行こうと誘ったらついて来てくれた。彼女には、のるての格好をさせてビラを配ろうと思ったが、ついてみたら思ったよりコスプレが少なくて、ひかれてかえって逆効果かもしれんと思い、急遽予定変更、私服で配ってもらった。
はじめて行く場であったので、驚くことも多かった。事前に、ビラ配布許可をもらっていたのだが、お客さんが入る11時までに配布を終えてくださいて書いてて、いやいやお客さん入る前てどういうことやねんと思ったら、お客さんにビラを配るわけじゃないのね。同人誌を発行しているサークルのブースに配って行くということなのね。ビラ配りといえば、歩いている人にティッシュを配るイメージしかなかったので、新鮮だ。
ブースは2600もあって、私は550しか持って来てない(と、いうかそれしかビラに余裕がない、あー、くそどこの劇団も、挟み込み部数俺の予測より多くしやがって、本当にそんなに入ってんのかよ。余って捨てるなら返せ)ので、より効果がありそうなジャンルをまず探す。とりあえず、私ははるひシリーズとか、プリキュアシリーズのコーナーから攻めた。
しかし、びっくりしたのが、どこの団体も基本的にまだ来ていないサークルの長机の上に、ビラを置いてくるというのが基本なようなのだ。私はこれはどうかと思った。だってそのサークルの人が到着してから配れば、直接話せて手渡せるわけだよ。そんな、ついてみて自分の長机に、コスプレイベントのビラとか動じんイベントのビラとかあって、まあシステムとしては挟み込みと一緒だけど、せっかくのコミュニケーションの場をもてないなんて勿体なくね?
そこで、数も限られているので、聖羅には「すでに到着していて、直接手渡せる人のだけ渡せ」、きっちり「来週京都で表現規制のお芝居するんで見に来てください」と言って配れ、反応があればこの問題に興味がある人だし、保坂展人が来るとか、一緒に条例に反対しようとか、お芝居でこの問題扱ってるのはうちだけとかいって、興味持てるようにして来てもらえ、とまで支持した。
2人で手分けして250(残り50は、一般のお客さん用に、ビラ置き場に置いた)、超早口だったが、しっかりコミュニケーションをとりながら配れたと思う。もちろん、話しかけられたことにめんどくさそうに対応された方もいたが、オタクがコミュニケーションに難があるなんて完全に偏見でしかないというくらい、みなさん笑顔で丁寧に受け取っていただきました。少なくとも黙って、まだ来てない長机に置いてくるよりは、気持ちのよいビラ配りが出来た。本当に、しばらく会話が出来るほど食いついていただいた人はほとんどいないけど、手応えがある人は何人かはいた。保坂さんと知り合いて人もいたし。非実在少女を芝居のネタにしたことを褒めてくれた人もいたし、どうも聖羅の方が反応が良かった人が多いのは悔しいけど、ううむそりゃアロハの兄ちゃんより聖羅に配ってもらった方が嬉しいに決まってるわな。
本当はもっと色んな人と、色んな話をしかったのだが時間切れ。あくまで、同人誌を売るための場、買う気のない私が表現規制の話をするのはお門違いといういうことで、一般のお客さんが入る時間の前に退散した(聖羅もお目当てのBLがなかったらしいので、さっさと帰ることに)。人生経験として、同人サークルとお客さんの交流というのはどんなものか見てみたいという気持ちもあったが、ちょっと朝早すぎて少し眠らないと稽古に支障がということで帰ることに
ただ、そのわずかな時間でも、少し意見交換が出来たのはよかった。上でも書いたが、きちんと会話をするというのは大事だ。オタクが気持ち悪いとかいう人は、オタクときちんと向き合って話さないだけだと思う。HIROFUMIは確かにきもいが、きちんと話せばとてもいい奴である。人間たいていの人は、きちんど話せば愛着が出る。はっきりいって、規制派は、規制反対派を怪物だと思ってるんではないか、同じ人間だと思っていないような発言(ロリコンは障害者とかね)を見るとそう思う。でも、これは反対派も反省すべきことであって、石原やアグネスも、理論もクソも通用しない怪物化して見ているというのはある。本当はあって話してみたら案外いい奴かもしれんのね。
と、いうことで、人ときっちりコミュニケーションとるのは大事という、偽善者みたいな結論になったぜ。来年もこういうテーマの芝居をするならあれだな、内閣も同人誌を作って、サークル登録してブースをだす。これで、お客さんとも交流する。これで行こう。よーし、どのジャンルで漫画書くかな。
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