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2011/01/24(月) 演劇人は全米ライフル協会を見習え
日頃お世話になってる鈴木マサホ市議の集会でスピーチを頼まれたので話して来た。前原外相のビデオレター、市長の挨拶、生涯学習研究所署長、自治労京都会長、そしてわしの順、いいのか?マサホさんは、わしらの意見を聞く耳を持ってくれているのがありがたいですといった挨拶をした。
 とりあえず市長と挨拶出来たのはよかった。来年、有料化問題を扱ったお芝居をやりたいので、ぜひ市長にアフタートークに来てほしいもんだ。

 


 と、まあ、私は最近政治活動ばかりしてるように見えるかもしれませんが、別に対した事をしてるわけではない。基本は楽しいからだ。マサホさん、保坂さん、吉田さん、有田さんみんな話してて楽しいし。

 じゃあ、なにをしてるかというと先日、アフタートークで竹熊健太郎先生がおっしゃってたのは、表現者ももっと政治活動というかロビー活動せにゃならんということだ。

 例えばアメリカ人なんで銃大好きの馬鹿ばかりな印象もあるが、実際は世論調査をみれば銃規制をしてほしいて人のが多い。それでもなぜ帰省されないかと言えば、全米ライフル協会が有力な圧力団体だからだ。表現規制だって、賛成の署名が4万で反対が15万だったのに可決されたのは、賛成派の方が組織としてしっかりしていた、敵に回すと怖いと思われていたからだ。わしらは15万至って烏合の衆。実際、保坂展人一人7万票にも届かず当選させられなかったわけだし。

 竹熊先生のよると、コミケに集まる人数というのは政治家も注目していて、アプローチをかけていた時期もあったそうだが、人数居ても票にならんと見限られたようなのだ。これはもったいない、きっちりとした組織化を出来ていれば阻止で来たかもしれないのに。

 で、話は演劇の話になりましてね。稽古場も有料になるし、文化予算も少ないしと、私もだが、演劇界の上の方々も嘆いておられますが、そんなもん当たり前なわけですよ。政治家が欲しい唯一のものは票なわけですね。票にならない演劇人が聞いてもらえないのは当たり前。私は演劇人だから、文化にお金を使えば国民は幸せになると信じてるけど、それを世の中の過半数の人にわからせるよか、政治家に演劇は票になるて思わせる方が楽やと思うんですわ。ようは、演劇人をきっちり組織化して、圧力団体化させるわけですよ。(私は劇場法がまだ賛否保留だけど)せっかく官房参与なんだし、参院の比例で平田オリザ一人当選させる(民主党の最下位当選が10万票だから、10万集めればできるわけね。演劇人の総力結集すれば全国で10万いけるでしょ。みんなの党だったら3万7千でいいし。それこそ、市議選なんて30票くらいでひっくりかえるところだってあるわけだし、笑の内閣関係者全員左京区に引っ越してマサホさん支援!て号令掛ければ左右出来るのだ。

 それこそ「立候補しないの」とも聞かれるが、今のところ興味はない、ドクター中松みたいに劇団の知名度あげるため目立つために出るなら考えなくもないけど(もし4月の選挙民主党逆風でどっかの区で辞退者が出たら、不戦敗回避要員としてなら出てもいいかもしんない。当選すると困るから真面目に活動せんけど)。私は、自分の利益、劇団の利益がなにより大事なので、全体の意見を聞くべき政治家はあわないのだ。ようは、誇りを持って、演劇界の利益を主張する圧力団体でありたい。こんなん書くと、演劇さえ良ければいいのか?わがままじゃないのか?て言われるかもしれんが、経団連だって労組だって、結局は我がことしか言わないわけじゃない。演劇界がやっちゃいけないことはない。

 自分と自分のコミュニティの利益のために政治に働きかける事はなんの悪い事でもないし、むしろそうしなければ守れない必要不可欠な事だというのが、稽古場有料化と表現規制に関わって身にしみてわかった。私だって、創作者だから(たしかに人よりは政治好きだけど)、本当はこんな事めんどくさい。創作だけやってたい。でも、必要不可欠な事ならしゃあないじゃん。ある意味バイトと一緒だよ、バイトだって出来たらしたくないけど、芝居だけで食えてない以上続けるにはやむをえない。政治活動も、一緒という認識を持たねばならないと思う。

 だからこそ、演劇は今後そういった組織化を計らねばならないと思う。その必要性を周りの演劇人は感じてないから、高間は異質だとか思われんだろうけどさ。わかっていただきたいものだ。そのためにも、一番のパイプとして、マサホさんには、4月に7選してもらいたいところ。マサホさんまじで選挙弱い(なにせ前回は一度次点で落選したが、当選者が選挙違反したから繰り上げ当選したらしい)ので、左京区にお住まいの皆さんはまじでよろしくお願いします。

2011/01/22(土) バリバリ夕張
 猪瀬直樹が、都条例に関して「夕張で雪かきをするなら、取材に応じてやる」とツイートしたのに対抗して、雪かきに行った漫画家の話題がニュースになっているが、私は実際猪瀬がその書き込みをした日に、あまりに腹が立った。都条例と夕張はまったく関係がない。猪瀬が可愛がっていた都の職員が、今度夕張市長選に出るかららしいが、それにしてもまったく=にならない。

 私は夕張に近い場所の出身である。南空知の雪の重さも、財政が厳しい旧産炭地の惨状もわかっているなんて書くとおこがましいが、すくなくとも猪瀬よりはわかっていると思う。が、別にそれを漫画に興味がある人にわかってほしいとは思わない。世の中、興味がある話題、ない話題あって当たり前だからだ。それを「夕張に関心もないような奴が、条例にとやかく言うな」というのはもう日本語になっていない。作家か?あんなに夕張にこだわるのは、よほどメロンが好きか、幸せの黄色いハンカチが好きなのか、もしくは猪瀬はゴルゴムの一員なのかもしれない。

 と、腹がたったので、ここは挑発に乗ってやろうと、猪瀬宛に「私は夕張近くの出身です。帰省するついでに雪かきするから、アフタートークに出てくれ」とメールした。

 しかし、猪瀬からは「すでに11、12日は予定があるため出演出来ない」と返信が来た。返信が来た事はとてもありがたいと思っている。賛成派の人にはいっぱい出演交渉メールを送ったが、返信があったのは猪瀬と、実際出演した森田さんだけだもの。

 と、ここで結局今年は帰省せず、夕張雪かきはしなかったわけだが、ちょっと後悔している。こんなニュースになるなら、別にアフタートークに呼べなくても私が一番最初に行って「京都の劇団の主宰が、猪瀬氏と会談するために雪かきに」てニュースになれば、話題になって、集客も増えたのになあと思う。私もまだまだ行動力がない。怠惰にならず、売れるためにはもっと、やれることをやらないとな。

 こりゃ、来年はのるての再演を北海道でして、のるて一団で夕張に行くか。その時は、羽柴秀吉市長にお世話になる。

2011/01/19(水) のるての戦いは、まだまだはじまったばかりだ
 遅ればせながら、第11次笑の内閣「非実在少女のるてちゃん」はそのすべての日程を終了しました。もし、今後のるてをやることがあっても、それは第13次笑の内閣として組閣し直しとなります。

 のるての思い出は書き尽くせません。しかし、今私が書くべき事はここに思い出を連ねる事より福岡の脚本です。少なめに書けば、本当に7ヶ月もの間、ともに過ごしてくれたメンバーんは本当に感謝するし、楽しかったし、髭と辻は残念だったけど、予想だにしていなかった東京にも行けて、年が明けてまで追加公演が出来てよかったし。保坂さん、藤本さん、森田さん、吉田さん、竹熊さん、有田さんはじめ本当に色んな人に助けてもらって、すてきな出会いがいっぱいあった。色んな事件もあったけど、おかげで飛躍の後援意なった。2都市3公演、823名のお客さんに見てもらえた。この追加公演も蛇足かもとおも思っていたが、KAIKAにいた3日間、みんなと一緒に過ごせて、お客さんにも笑ってもらえて、雪の中うちあげにでかけて朝まで楽しく語らえて、本当に本当に本当にたのしかった。なにより、きっちり東京の赤字を補填出来たし。


 が、かといって、この問題を提起した東京都に感謝する事などとても出来ない。どっちがよかったかといえば、内閣が「のるてちゃん」など作らず、夏にお茶濁しコントと、3月にプロレスしてるだけのいつも通りの年であった方がよかった。

 最終日のアフタートークはお2人も、なるほどなるほどと頷かされるトークであった。まずは竹熊氏の戦後の有害コミック騒動の歴史の解説。50年代終わり、60年代終わり、90年代はじめ、そして今回。歴史はまさに繰り返されるというのがまじまじとわかったし、有田氏の話も面白かった。この世には悪魔だけじゃなく善魔がいるということは

 のるてなんぞしなくていい世の中になればいいなと言ったが、どうも人類が居る限りそうもいかないようだ。表現規制は、私に作家としての才能がある限り、定期的に戦って行かねばならないテーマのようだ。別に人のためと恩着せがましくやるつもりはないが、少なくとも「社会派をやるよりは、得意な作風をしといた方が面白い作家」さんが社会派をせざるを得ないようにしないためにも、「社会派をやっても面白く出来る作家」である私はやり続けたいと思う。

 のるてを、主催興行でやることは、もうしばらくはない。が、のるての戦いはまだまだ終わらない、色んなコンテンツに進出してほしいし、上映会はすでに出版労組の集会と福岡でも決まっているし、本気でドラマ化、アニメ化してほしいと思っている。とりあえず、下記URLでしばらく録画を公開するんでぜひみてください。

 http://www.ustream.tv/recorded/12026385

2011/01/15(土) 最後の確認
 さて、いよいよ本日から本番「非実在少女のるてちゃん」追加公演。

 3公演、計12回。東京進出、上演拒否、現職都議出演、さまざまなメディアに載る、ウィキペディアに載るといった、さまざまな現象を内閣にもたらした、のるても最終回。足向けて寝れません。娘ができたらのるてと名付けます。

 のるてが真の意味で上演しなくてよい社会=表現規制の心配なんかしなくていい社会を目指すため、最後の戦いがはじまります。

 真の勝利までまだ戦いは続きますが、ひとまずこの姿を目に焼き付けに来てください。

 どうしても会場来れない人はUSTで。規制派の集会よりも視聴がおおけりゃ、それだけで力になります。

  第11次笑の内閣  
 「非実在少女のるてちゃん」 京都追加公演
作 演出  高間響
 日時 2011年1月15日 14時(残席僅か)
    19時(若干余裕あり)
    16日 13時(余裕あり) 17時(余裕あり)
      ただし、全ステージ当日券あり

料金 前売り1500円 当日2000円(学生は各500円引き)
会場 アートコミュニティースペースKAIKA
  地図は http://kaikakikan.seesaa.net/


 予約は http://form1.fc2.com/form/?id=508404

 アフタートークゲストは

  16日、13時から漫画編集家の竹熊健太郎氏

 17時半からは参院議員で、ワイドショーコメンテイター(オウムのときのジャーナリストなどでおなじみ)有田芳生氏。


 USTは
  http://www.ustream.tv/channel/warai-no-naikaku

 見てね

2011/01/14(金) のるてちゃん最後の戦い
 のるてちゃん追加公演は明日からです。仕込みはようやく順調に進んでいます。さすがに3回目でしかもただ暗幕つるだけだし。

 ただ、昨日ようやく東京の清算したらまあかなりの赤字。9月の12万を使い切っていた。京都で、チケット、グッズで35万稼がないとあかん。だいたい、採算ラインが300人か、初演並みに呼ばないとあかん。これは大ピンチだ。金銭的には追加公演が蛇足ではなんの意味もない。まさに非実在青少年を助けるより、実在する青少年である我々を助けてほしいのものだ。

 いよいよ今回で長かった「のるてちゃん」も終わり。笑の内閣は劇団と言いながら、正劇団員は5人なのに、いつも15人くらい出演する。よって毎回毎回流動的な集団である。そんな中、このメンバーとは半年以上一緒にいて、愛着はとても強い。この集団が解散するのはとても寂しい。まあ、すぐ福岡のメンバーと一緒になって、かぶってる奴も多いから寂しくないけど寂しい。役者はみんな、自分の役を愛着を持っているのを感じれるのがいい。私だけは、モデルが石原だから愛せないのがちょっと悲しいもん。

 私の作家人生に置いても、はじめて「代表作」が出来た。ウィキペディアにも載ったこの作品はとっても大事です。保坂さん、藤本さん、吉田都議、森田氏、裕本くん、そして明日以降あえる竹熊健太郎先生と、有田芳生氏。色んな人とも出会えた。楽しかった。

 のるてちゃんは、いったんこれで終わる。おそらく再演が行われても、それはだいぶ先で、役者は入れ替わるだろうし、さすがに成立前の状況じゃなく、成立した前提で書き直すと思われる。宮城がひどい条例を出すらしいんで、宮城でもやりたいが難しいだろう。なんとか、のるてというコンテンツをもっと広げたいので、アニメ化の要請とかもしてるけど。

 でも生でやれるのは最後。だからこそ悔いなくやりたいものです。みなさん、本当に本当に、演劇に対する評価はひとつだけ、劇場に来てくれることです。ぜひ、会場でお待ちしてます。絶対に笑わせます。
 
 > 第11次笑の内閣  
 「非実在少女のるてちゃん」 京都追加公演
作 演出  高間響
 日時 2011年1月15日 14時 19時  16日 13時 17時

料金 前売り1500円 当日2000円(学生は各500円引き)
会場 アートコミュニティースペースKAIKA
  地図は http://kaikakikan.seesaa.net/

2011/01/13(木) 菅内閣改造予想
 総理 菅直人 
 しっかりしろ

 総務 片山善博
 目玉なんだから当然続投

 法務 細川律夫

 弁護士の細川氏は厚労相よりこっちがお似合い。やる気ない柳田と違って断固として可視可を実現すれば

 外務 前原誠司
 当然続投

 財務 野田佳彦
 財政素人の豚を残さなあかん悲劇

 文部科学 高木義明
 失点無し続投

 厚生労働 櫻井充

 注目度が高い厚労相に本当に医者がつくってところが重要。


 農林水産 鉢呂吉雄
 国対委員長実質更迭もこれくらいは処遇しないと

 経済産業 池田元久

 TPPに反対した、鹿野、大畠は再任無しとすれば副大臣から昇格か


 国土交通 辻元清美

 馬渕交代を更迭イメージじゃなく、インパクトをもって与えるならここか。まあリスクはでかいが、国政報告会で話聞く限り意外と権力欲が高い

 環境  樽床慎二

 小沢派小沢派いっとるが、信念はなかろう。釣ればのりそう


 防衛  北澤俊美

 なぜか安定感が増しとる


 官房 江田五月
  枝野じゃ若い、岡田は応じない。となると


 国家公安 平田健二

 民社協会枠兼参院枠。


 行政刷新  蓮舫

 もう、見限って都知事選に出た方がいいのに。漫画規制大反対の蓮舫には都知事になってほしい

 
 金融担当 自見庄三郎

 ここはいじれない

 国家戦略 政調会長 玄葉広一郎

 続投


 経済財政 与謝野馨

 引き抜き、来ると見た。与謝野もどうせ今期で引退、最後に一花さかせたいだろう。同じ選挙区の海江田は奪われて無念。



 代表代行 仙谷由人
  実質牛耳る

 幹事長 岡田克也

 そんな役回り

 国対委員長 渡部恒三

 黄門様でけむにまく

 選対委員長  川端達夫

 渡部周では連敗ばかり。全閣僚級が必要。

 ということで、あくまで小沢排除で書いたが、やっぱり私は小沢支持。どんなに民主党がうんこでも、自公は毒である。毒食って死ぬくらいなら、うんこくう方がまし。自民が土下座して今までの表現規制政策を謝るなら、政権を返してやってもいいが、反省しない限りは民主党のままでいてもらわなければならない。それで国が滅んでも、自由に芝居も出来ない、漫画もかけないような国で生きながらえるなら潔く滅んだ方がましである。そのためにも延命させなければならないが、となると小沢でいってほしいのだけど。

2011/01/11(火) 確認
 のるてちゃん追加公演は1週間きったのだ。

 アフタートークゲストも決まっております。

 16日、13時から漫画編集家の竹熊健太郎氏

 17時半からは参院議員で、ワイドショーコメンテイター(オウムのときのジャーナリストなどでおなじみ)有田芳生氏です。

 たぶん、もう1、2人決まると思います。

 予約は、初回の15日14時の回がうまりつつあります。お早めにお願いします。

 > 第11次笑の内閣  
 「非実在少女のるてちゃん」 京都追加公演
作 演出  高間響
 日時 2011年1月15日 14時 19時  16日 13時 17時

料金 前売り1500円 当日2000円(学生は各500円引き)
会場 アートコミュニティースペースKAIKA
  地図は http://kaikakikan.seesaa.net/

2011/01/10(月) 演劇界の試金石
のるてちゃん京都追加公演は、15日19時からまたUST中継します
http://www.ustream.tv/channel/warai-no-naikaku
 今回の小屋KAIKAは回線が安定しているので、多分今までで一番断線しないでちゃんとした中継が出来ると思います。

 UST中継というのは、今後の演劇においてどのような役割を持って行くか、正直メリットデメリット含めまだサンプル数が少なくて読めない。

 ネットの普及はメディアに独占されていた情報発信を、個人でも出来るようにしたわけだが、文字から動画に広がって、舞台中継が当たり前のようにネットで出来た場合、その産業はどうなるかという話だ。

 没落したといえば、やはり音楽業界だろう。ネットでダウンロード出来るようになって、明らかに売り上げは落ちた。その面で言うと、「内閣の芝居はわざわざ劇場に出かけなくても、見れるからいいや」ということになりかねない危険はある。

 一方で、やはり生じゃないとという意見もあるし、遠方の有力者に見てもらえる。劇場まではと思っていたお客さんが、ネットでみてやはり生でと思い立つ(だから、うちはなるべく1日目を中継する)という効果も期待出来るかもしれない。

 私は、京都演劇界屈指の守銭奴を公言しているが、本当は自分の作品は無料でいいから(でも、無料じゃやっていけんから金とってる)世界中の人に見てほしいてくらい自己顕示欲が強い。だから、北海道の友達にも見てもらえる中継はしたいなんて単純な理由でしてるというわけではない。リスク計算をした結果、リスクのがでかいと判断すれば今後は中継しない。ただ、他所をみてそれが確定するまではしないという保守的な事もしたくないのでする。

 今回の芝居は表現規制問題の啓蒙という役割もあるので、ネットで多く広げる意味もあるが、金銭的に言えば生で見に来てもらってお金を落としてもらわないとなんの意味もない(もちろん、映像で見て感動したからカンパしたいという方は口座番号教えるんでぜひ振り込んでほしいが)。ただ、それはわかってもらえると思う。

 12月6日におこなわれた表現規制反対集会はニコニコ動画で中継される事が決まっていたため、会場までは来ないんじゃないかと心配されたが、無事2000人集まり、動画の方は私のような地方で本当に行けない人たちに譲ってくれたわけだし。

 と、まあ今回の公演はUSTの他にも、制作者としてサンプルにしたい、実験が色々出来る。ようは、これだけ短期間で再演することの意義だ。
 
 小劇場界はあたりまえのように、数ヶ月に1回新作をだして、たまに2、3年前の舞台を再演したりとかするわけだけども、それが果たして効率的なのかということだ。

 4ヶ月前にやった公演を、再演するというのは金銭で着には非常に楽だ。消耗しない衣装や小道具であればお金はかからないし、練習時間も明らかに少なくてすむ。劇場費や人件費などが追加でかかるだけである。そして、役者は絶対に一緒の芝居をしてる方がうまくなる。

 それでもそれがないのは「再演じゃ、2回はいいと客が入らない」という定説があるからだろう。しかし、一方でヅカファン四季ファンみたいな観劇依存症で何回も見に行ってるばばあもいたりするわけだし本当に層なのだろうか

また、今回は手前味噌だが「評判が良かった、話題になった公演」である。小劇場はロングランでないので、話題になってもその頃には終わってるのである。その劇団の次の公演は、前が良かったからって次がいいかはわからない。しかし、それを4ヶ月後にやってみたらどれくらい入るのか、ようは「2回はいいや」て身内が減っても、評判を聞いたご新規でカバーできたら、それは+−0どころか+である。もちろん、普段ほぼ確実に来てくれる身内が今回たまたま忙しかったというのにも対応出来るし。

 せやし、今回が成功すれば、どんどん短期間再演のサイクルが出来上がればいいと思う。例えばロップの「人を好きになって」なんて評判いいというか、すでに満員で返してる=見たいのに見れなかった人がいるんだから、ひと月後とかにやっちゃってよかったわけだ。が、今の小劇場体制では無理だろう。30人次の予定が詰まってて、劇場も空いてなくてやろうと思っても早くて半年とかしたらお客さんの見たいって熱は冷めるし、役者は下手になってるし、結局新作を作るのとかわらない労力になってしまうし。

 それを確立させるにも、ぜひのるて追加公演は成功させてください。よろしくです

2011/01/04(火) 新年会
 今日は一心寺シアター倶楽の新年会と名がついたイベントに笑の内閣チームで参加した。

 予選は、劇場内に隠した大入り袋を探す宝探し。ビラでカルタ。座布団投げ、フリスビー。

 我々は大人げなく、事前に劇場の図面を見て宝探しの予想をするわ、ビラの予習をするわ、座布団投げの練習もするわ、でやったおかげで宝探しで一気に100Pとって2位に躍り出るや、カルタでも百人一首優勝の経歴を活かしポイントをかさね、座布団なげでは、無理せず高得点を狙わずリードを保って決勝進出。笑の内閣といいながら、全然笑いをとりにいかない真剣さ

 決勝に進んだもの、バトン懸垂クイズでだした野口がうまくいかず、5人行き会わせクイズでは、見事なチームワークのなさで惨敗。しかし、女性3にアイドルで森三中を出した眞野さん、○○鍋と言えばで「圧力鍋」と答えた由良君はきっちり仕事を果たしたと思う。

 優勝商品である色んな劇場の1日無料券がもらえたわけだが、適わず。ABCホールやらシアターグリーンとかまであったしやりやかったなあ。まあ、どこもうちが客席埋めるには厳しい劇場であるのだが。うちも倶楽1時間延長無料券もらったけど、そもそも1日借りる金がない。どうするか

 とはいえ、楽しい遊びであった。バラエティにでるタレントってのはアドリブで色々面白い事をしつつ、きっちり優勝も狙うというか、自分が求められる役割を果たせて凄いと思った(正直うちは、大阪では無名なので、勝手も盛り上がらないし、ボケても微妙出しという非常に難しい立ち居値だった)。なにより、一番の目的である人脈作りと言うか、名刺交換が出来て良かった。終わり


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