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2011/01/14(金)
のるてちゃん最後の戦い
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のるてちゃん追加公演は明日からです。仕込みはようやく順調に進んでいます。さすがに3回目でしかもただ暗幕つるだけだし。
ただ、昨日ようやく東京の清算したらまあかなりの赤字。9月の12万を使い切っていた。京都で、チケット、グッズで35万稼がないとあかん。だいたい、採算ラインが300人か、初演並みに呼ばないとあかん。これは大ピンチだ。金銭的には追加公演が蛇足ではなんの意味もない。まさに非実在青少年を助けるより、実在する青少年である我々を助けてほしいのものだ。
いよいよ今回で長かった「のるてちゃん」も終わり。笑の内閣は劇団と言いながら、正劇団員は5人なのに、いつも15人くらい出演する。よって毎回毎回流動的な集団である。そんな中、このメンバーとは半年以上一緒にいて、愛着はとても強い。この集団が解散するのはとても寂しい。まあ、すぐ福岡のメンバーと一緒になって、かぶってる奴も多いから寂しくないけど寂しい。役者はみんな、自分の役を愛着を持っているのを感じれるのがいい。私だけは、モデルが石原だから愛せないのがちょっと悲しいもん。
私の作家人生に置いても、はじめて「代表作」が出来た。ウィキペディアにも載ったこの作品はとっても大事です。保坂さん、藤本さん、吉田都議、森田氏、裕本くん、そして明日以降あえる竹熊健太郎先生と、有田芳生氏。色んな人とも出会えた。楽しかった。
のるてちゃんは、いったんこれで終わる。おそらく再演が行われても、それはだいぶ先で、役者は入れ替わるだろうし、さすがに成立前の状況じゃなく、成立した前提で書き直すと思われる。宮城がひどい条例を出すらしいんで、宮城でもやりたいが難しいだろう。なんとか、のるてというコンテンツをもっと広げたいので、アニメ化の要請とかもしてるけど。
でも生でやれるのは最後。だからこそ悔いなくやりたいものです。みなさん、本当に本当に、演劇に対する評価はひとつだけ、劇場に来てくれることです。ぜひ、会場でお待ちしてます。絶対に笑わせます。 > 第11次笑の内閣 「非実在少女のるてちゃん」 京都追加公演 作 演出 高間響 日時 2011年1月15日 14時 19時 16日 13時 17時 半 料金 前売り1500円 当日2000円(学生は各500円引き) 会場 アートコミュニティースペースKAIKA 地図は http://kaikakikan.seesaa.net/
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