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2011/10/14(金)
実名報道した新聞社に抗議する2
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まして、扇情的、おもしろがるためのものではない。私も間抜けな犯罪報道とか好きだから、天につばする発言ではあるが。今回腹が立ったのは、その劇団のコンセプトとしてHPに書かれていた「非日常に片足を」てことをわざわざ文に書いていた事だ。こんなもの事件の背景を知るのにまったく必要ない。それをわざわざ「団員自ら非日常に片足」とタイトルつけていたのだ。完璧にこれは皮肉であり、おもしろがってかいたことだろう。
それを裏付ける伺った見方として、この事件を報道する必要性があったかすらを検証したい。京都府内に置ける昨年の窃盗犯の検挙件数が6972人です。今年が何件あるかは知りませんが、その前からみても、ここ10年の平均では7000人強の窃盗犯が逮捕されているわけです。平均すると1日20人くらいは逮捕さて居るわけです。しかし、少なくともこの10日間で産経ニュースで他に京都府内で窃盗犯を逮捕したというニュースはありませんでした。たまたまここ10日で、その劇団員しか逮捕されていないという可能性もありますが、「ほかに19人前後、逮捕されているが、別に面白いニュースでもないし記事にしなかった」と考える方が自然と思われる。これはなんとなく、1000円の小道具盗んだとか間抜けだし面白いってやったんちゃうかと
これは犯罪報道をするなという話でもないし、マスコミだって商売んなんだから自分たちが面白いと思う事件だけ報道したっていいし、すべての犯罪を平等に報道する義務もない(おかしいって人も居るかもしれないが、原則的には市民が犯罪情報をチェックしたいならマスコミに頼らず自分で官報を見るべきなのだ)。しかし、面白半分で、道義的責任もそんなにあると思えない将来ある劇団の実名が、必要性もないのにさらされたというのは、腹立たしい事である。
別に付き合いも深くないとこやし、いいやという問題ではない。うちや周りの劇団は会社組織ではないので、構成員をどこかにきっちり報告してるわけではない(助成金申請書にはだしてるから、京都市とかは把握してるっちゃしてるが)。よって、入れた覚えもない奴が逮捕されて「笑の内閣団員」といえば、そう報道される恐れもあるのである。レアなケースだろうが、恐怖と言えば恐怖だ。
私は、この報道をした新聞社に以上の内容を抗議しようと思うが、ぜひ賛同してくれる方がいたら、連絡を頂きたい。終わり。
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