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2011/11/08(火)
公職選挙法の解釈
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笑の内閣では、次回作「ヅッコケ3人組の稽古場有料化反対闘争」という、3年前の青少年活動センター有料化問題を扱ったお芝居をします。こういう芝居なので、会場は当前東山青少年活動センターです。これを民間の劇場や京大の施設でやってもしかたない。が、問題点があります。
ひとつはハチベエっぽい役者がいないということ(ハカセっぽいのは確保、モ―ちゃんぽいのは言わずもがな)
そして、アフタートークが当初の計画のように開催できないということです。
まあ、ようはせっかく2月の市長選の直前にぶつけているということで、市長に立候補する候補を全員よんでアフタートークをしたいと思ってるんですね。実際に複数の候補者陣営とは交渉していて、けっこう前向きに検討してもらってはいます。
が、なにせ選挙直前に公共の施設でやるわけだから、いくら笑の内閣主催のイベントだといっても、公職選挙法が関わるんですな。で、選挙管理委員会とやりとりしてるわけだが
当初は、一人1ステージずつ呼ぼうと思っていたが、同時に呼んで討論会形式ししてほしいととのこと。別々にやると公平じゃないというのだ。同じ質問するつもりなんだがねえ。1対1ならトークしやすいし、そない市長候補全員が来る討論会をさばけるかというのはいいが、別にステージにやる方が何回も来てくれるだろうしなあ。
で、結局は、絶対全員呼んでほしい(一人断られたら他全員OKでもだめ)、そのイベント後に立候補した人がいたらできない(でも20日が本番で、22日が告示日だから、その後から立候補する人なんかいるかね)とか、現職市長が選挙前に公共施設を使うと市民がどう思うかとか(いや、タイトル「有料化反対闘争」やで、わしは公平にやるつもりだが、有利どころか不利ちゃうか)などもあり、現状かなりやってほしくないというニュアンスは伝わってくる。
しょうみ、あとは告知せずお客さんとして呼んで、カーテンコールで無理やり舞台に上げてちょっと話してもらうって強引な手もあるが、いくらうちが主催って言い張ってもセンターに迷惑をかけるわけにはいかない。で、公共施設ってところがひっかかってるらしいので(かといって今さら東山キャンセルして民間の劇場を借りる訳にも行かんし)公演終了後に東山の近くの民間の施設を借りて、興味ある人は移動してくれってして開催しようかなと思ってるんですね。
しかし、祇園なんてぜーんぜんわからんので、なんかライブハウスとかなんでもいいんで、公演後の20時過ぎから2時間貸しとかしてもらえるいいとこあったら紹介してください。
しかも、討論会は金取らないのに、別に場所を借りるなんて、損益以外のなにものでもないのだが、それでも私は京都演劇界のためにこの討論会をしなければならないと思っています。はっきりいいまして、市長に立候補する人は誰ひとり「演劇人は貧乏で、1時間600円はきつすぎる」てことを知りません。知らないことは当たり前です、1時間600円を払えないなんてのは、一般人からしたら常識外れの経済感覚だからです。それを知ってもらうには口で説明するより、私の書いたこの作品を見てもらうのが一番だと思っています。かっこつけるわけではないが、人間は人よりすぐれた部分を使って他人のために働く義務があります。私には、少なくとも時事ネタをコメディにする能力とゴネて要求を通す能力は人よりすぐれているので、これは私財なげうってもしなけりゃならんことだと思ってるので、なんとか実現させたいです。
とにかく、選管から明確に違法といわれることはやるつもりはありません。しかし、い方はしなくても脱法はします。ようは、明確にダメはしないが、いや常識的にはアウぽいが解釈的にはOKだよね、ってことはしてでも開催します。なので、候補教えてください。
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