|
2011/02/15(火)
第12次役者紹介5
|
|
|
ちっく 2公演ぶり7回目
ちっくはニートであるがゆえに、過小評価をしている人間も入るし、ニートであるがゆえに演劇へ関われる時間が多いからこそ、過大評価している人間もいる。なかなか適正な評価をされていない人間が多いと思う。
そんな中、私はちっくがどんなにダメでクズで怠惰でくそ野郎かも、どんなに演劇に対して真摯で熱心で人としても思いやりが会っていい奴かを知っている。競馬仲間だとかプロレス好きだとか、本当に大事な大事な友人だ。正直卑下もしてるし、それ以上にとても尊敬している。
そんな彼は4月から一旦演劇からちょっとだけ離れて、整体の学校に行く。整体師をしながら、ちょっとずつ芝居に関わるという人生設計をするのだ。けっして自分に感謝せよとなど思わないが、彼にプロレスを紹介出来た事で、かれに生きるはりを与えて、そして人体に興味を持たせて整体に行くまでなったというのは、彼の可能性をひらいたという面で、なんか嬉しい
そんなちっくの、一旦引退試合。好きなアンダーテイカー的なレスラーででます。勇姿を目に焼き付けろ
由良真介 3回連続3回目
未経験者だった由良君が、昨年突然現れ内閣に入った経緯、そして、事務員としてどれだけ役に立っているかは前回書いた通り、そして役者としてもすごかった。のるてにおける一言も喋らない、残酷漫画を書く黒部君は、ほぼ私の演出というより勝手にネタを用意し(ガスマスクや左翼系メットや角材、イスラム風衣装なんてどこで用意して来たんだ)、スローモーションの則転まで疲労したこの男のポテンシャル。ただ者ではない。
それゆえに、本当に声量がないのが残念で仕方ない。本当に台詞というか、まったく普段の会話が成立しない。かれはバイトをしているが、どうやって面接に受かったかが理解出来ない。が、むしろ声量がないかわりにこの才能があるのかもしれない。
そんな由良は、いよいよ、鉄棒の上で逆立ちが出来る身体能力を活かしてプロレスデビュー。声が小さ過ぎて拡声器で喋るヤクザ、内藤を演じます。なんと、彼はカポエイラの動き済んだぜ。カポエイラ戦士とは内閣プロレスの幅も広がったもんだ。
野口雄輔 2公演ぶり7回目
ついに内閣に入団した野口。彼は怠惰だ。彼は怠惰で冴えなければ、頭がいいし、まともなことを言うし、非常に出来た人間だ。ただ、怠惰が行けない。本当に怠惰だ。せっかくの彼の正論も(本当は正論は、どんなクズがいったって、正論として尊重しなければならないのだが)、お前がいうなになる。きっっと、色んな能力が優れている代わりに怠惰になってしまったんだろう。彼に怠惰さがなければ、笑の内閣はもっと上に行っている筈だ。 だから、なるだけ野口がやる気のある環境に置き、野口の頭脳を芝居に取り入れられるかはしょうてんだ。内閣がプロレスした中で、一番野口が頑張っていた番外好演のプロレスが一番出来が良く、一番頑張ってなかった三国志プロレスが一番いまいちだったのはもうわかりやすい。
そして佐賀出身の彼は地元九州という事で士気が高い、これは公演は成功間違いないのである。あいかわらず名レフェリー、ミスター八つ橋で勝負するし、ちょこちょこ面白い他の役でもでる。
|
|
|