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2011/02/21(月) 演劇祭いろいろ2
 あえてダメだし

 1 作品の質
 みんな褒められてるが、あえて冷や水をかけすと、実は私は思ったより面白くなかった。初見のところはともかく、実は「普段の方が面白い」と思って所が多いのだ。手抜きとまではいわないが、45分という制限時間を気にしすぎて、スケールを小さくしているんじゃないかというのが気に食わない。その点で私が今回の立芸を評価してるのは、むしろ普段の立芸より良かったなと思うからだ。今回の横山君の作品は45分だからってスケールダウンさせずに、かといって壮大過ぎて45分じゃ足りねえよって感じでもない話に仕上げてた。そのへんは1時間以内制約で当たり前で作ってた高校演劇出身だけあるなと思った。

 客の欲でいえば、いつものカラーを持って来てくれた方がいいんだよな。紫、ACTはまさにいつもの合田節、丸山節があったし、月光斜なんて良くも悪くもいつも通りの伝統芸だから、正直好みじゃないんだけど安心はした。見本市というコンセプトでいえば。ただ、もちろん学生が今回用のを持ってきたいて欲は否定しないけど


 2 運営面

 山ほどある。正直、私にやる気と気力と金銭と全権があればまた違った演劇祭に出来たとは思うが、私は現役じゃないし、なによりそっちのが良い演劇祭になったとは限らないし、今回は成功なんだから文句つける筋合いはないので、今回のをベースに、箇条書きすると

 一番は、座席数が限られてて連続公演なので、予約で満員になっていても目当ての公演までに未着の方がいっぱい入る=そのため、前半プログラムで空席が会っても当日客を入れられず返すという事態が会った事だ。

 これを解決する簡単な方法は、1プログラムごとにチケットを売る事だが、それをやっちゃあ「目当ての劇団のついでに前後の作品でも見たら、それが面白かった」ってことで裾野を広げようって意志に反してまったく意味がない。

 また、参加者他の参加団体を見るのが非常に難しいという事態にもなり、そもそも増席が厳しくロビーが狭いアーコンでは厳しいってなっちゃうんだが、これ来年以降の凄い課題だ。ぱっと解決策思い浮かばないが

 3 ハード面をいかに充実するか

 最終的に良かった良かった雰囲気になるが、ソフト面以外にどう交流させるかが課題だろう。んなもんならコンクールより合同公演した方がいいになっちまうのだが。もっと、お祭りらしさとか作品を見る見せるだけじゃなく、実際閉会式が一番盛り上がったし審査にもドラマチックさ(私は優勝宛クイズしろ、目当ては作品より競い合いだ)とかが出来ればなと思う。

 た、プログラミングはなあ、厳しいなあ。休み時間がないもの。6時間ぶっ通しはきつい。場内飲食可(かつ売る)にしてほしい。午前中が遊んでるのももったいないし、朝からぶっ通しでやって、2劇団上演したら、トークイベントとかしてその間に休憩したい人は休憩、芝居以外の余暇を楽しみたいって感じにした方がいいだろうなと思う。

 4 今後どうするか

 正直言うと、第1回が成功して、第2回がさらによくなるかといえば、3対7でしぼむと思う。それは今回の実行委員はかなり優秀だからだ。もっと優秀な人が出ればさらに発展するが、知りすぼみの危険は十分にある。

 今回同様欲張らなければ、維持は出来ると思うが、ようはどうしたいかだな。

 企業をつけて金をとるというのもいいし、あえて学生主体のママ続けるというのも良い。第1回は学生の祭りだったYOSAKOIは今や企業の祭典になったが、その功罪はメリットデメリット両方ある。正直もう学生の祭典と呼べないデメリットもあるが、演劇がYOSAKOIなみに広がるなら、すでに学生じゃない私としては旨味はある。ただ、それは本当に学生が考える事なので慎重に考えてほしい。


 そして、学生よりもっとうながしたいのは、私も含め私と同世代、そして上の世代の演劇人だ。うちあげをみて、学生のこれだけのパワーは稚拙でもものすごいパワーだ。150人もの若い人が演劇が大好きでこれだけの地鳴りを起こしているというのは、かならず「自己利益」に利用出来る物だと思うのだが、本当に見に来てすら居ないなあ演劇人と思った。

 私や向坂はワルだから、これは必ず利用せねばなと思ってる。まだ具体的なことはどうこうなのだが、抽象的に書くと「演劇人にとって都合の良い世の中」を作ることを考えているのだが、それはまた別の話


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