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2011/02/22(火) 演劇祭いろいろ
 京都演劇祭は無事終了した。1週間前のチケットがやばいくらい売れてないて話を聞いていたので心配していたが500人以上は行ったようで良かった。

 何度も書くが、今回はサンプル集め、今後このお祭りを何十年も続けて行く事に意義がある。第1回は「第2回が出来ない致命的な赤字を出さない」「参加者がみんな楽しくて必ず第2回をしたい、今回参加してない劇団がほえずらかいて来年は来る」事さえ出来ればよいと思っていてそれが出来た。大成功だ。私はアドバイザーなんて肩書き貰ったけど、実際は何回か会議に行って、とにかく「初回は欲張るな」と致命的になりそうな案を潰すのと、馬鹿馬鹿しそうなアイディアをいくつかだした(そのうち5%くらいは採用されたようなんでそれでも嬉しい)くらいだが、それで図々しく無料で見せてもらって、うちあげまでいって、楽しませていただいた。

   なにがよかったって、大賞発表の瞬間、漏れた劇団が「嬉しそうな顔じゃなく悔しそうな顔してた」のがすごく良かった。勝ちに行ってた証だろう。競い合う楽しさは、わかりやすい形でコンクールのない、小劇場会では味わえない快感。これは高校演劇まででしか味わえない感覚だ。今笑の内閣では出来ない。ただただ羨ましい、わしが現役の時にこんな祭りがあってほしかった。劇団紫の高間響として、大洋や轟のいるBKC、向坂のいる月光斜、寺澤の入る立芸、ナカノ実験室脚本の下劇に、迎旭人脚本で亀岡や山形の入る未踏座、山崎彬氏の入る西一風に、大崎けんじの同志社ら、匆々たる学生劇団と戦いたかった。私は27歳になった今(もう1回大学に入り直すという手段もあるけど)エディンバラで後援するより、国立劇場で演出するより、学生演劇祭で優勝する方が難しいのだ。でも、この感動ってある意味若くないと出来ない、まだ27だけどなんかはじめて「若くない」と思ってしまった

 あと、そして、合田団地と丸山交通公園という、9年も京都に居て2人しかいない年下の劇作家でこいつは才能がある、尊敬に値すると思った2人が、今回世間的に広く評価されたというのは本当に嬉しい。2人の才能を逃さない京都演劇界を作る事は、急務かつ義務であると思う。

 努力クラブをたちあげる合田にいうのもあれだが、そもそも本来劇作家の才能と劇団主宰の才能なんで全く別(漫画家と編集者を一緒にやるようなもん)なのに、作家が劇団を立ち上げないと自由に作品がうてんという演劇界をなんとかせねばならん、こう書くと失礼だけど2人も作家以外かなり人としてダメな奴だと思うんだな。あー、なんとかしたい


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