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2011/03/21(月)
さいなら
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私事ではあるが、本日の出勤を持って4年間勤めたバーを辞めることになりまして。
今まで何個かバイトをしたけれども、突然潰れたメイド喫茶をのぞいて、辞める時はすべて「もうこのバイト嫌や、つまらん」という理由だったのだが、今回はじめて「とても楽しいし充実しているけども、辞める」ということになります。なにより、自分の人生に置いてなかなか楽しい事をやめられない(だから芝居も辞められない)私が、「これは楽しいし決断しなければ続けられる事だが、先のツケ事を考えると止めた方がいい」と判断してやめるというのははじめてかもしれません。それだけでかい決断です。
当座、あと2、3年この職場で働きながら芝居をする事は、つまり今の生活をする事は可能と思われますし「今がいい」という生き方をするなら、その方が確実に楽しい生活がおくれます。4月〜はべつの仕事をするわけですが、まあ確実にここよりもつまらない仕事をするかと思うと今から憂鬱であります。
しかしながら、私の第一義は演劇を一生続けることであって、そのためにはなにがなんでも売れることを目指すにしろ、就職して続けるにしろ、この居心地のいいこの店に勤めて芝居を続ける今の生活は一生持たないものであり、当座しばらく続けられてもいずれ破綻すると考えた場合、今離脱する事を選択したのです。
いや、本当に楽しくて居心地が良くて人に恵まれて、仕事はできないけれども良い日々を過ごさせていただきました。だって居心地よ過ぎて、この生活がずっと続けばいいや、売れなくていいや、時が泊まればいいや。と思ってしまう者の、それはあかんピーターパーンシンドロームあかんもん。ありがとうございます。あー、寂しい、寂しい、あー、モラトリアムモラトリアム。
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