ヒビサマ今日の一言
ヒビサマの挑戦に力を
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2011年4月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新の絵日記ダイジェスト
2015/05/14 名誉男性鈴子への抱負
2015/04/12 名誉男性鈴子 早割1日前
2015/04/03 残業代支払いよりずる休みのが悪いと思ってるのか?
2015/04/02 養子話
2015/04/01 養子をもらうことになりました

直接移動: 20155 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 月 

2011/04/25(月) 保坂展人氏 世田谷区長当選
 夕張が、猪瀬の子分の30歳の都職員の若造になってがっかり(秀吉市長が見たかった)だが、世田谷では嬉しいニュース。のるてちゃん吉田寮公演で、アフタートークゲストとして来場された、前衆院議員の保坂展人さんが世田谷区長に当選された。

 なにを隠そう、私は出馬することを電話で保坂さんから直接聞いている。いや、別に私に電話して相談しされたとかじゃなく、たまたま「表現規制を扱った北京蝶々の芝居アフタートークに出るから、良かったら見に来てください」て電話をしたら、丁度出馬を決断した日で「なんで見に行けない」とおっしゃっていただいたのだ。ちなみに6日にあった出馬会見では、私が翌日に会う坂手洋二さんも出席。のるて上演拒否事件に関しても触れてくれたりしているのだ。

 そんなわけであったが、正直選挙予想屋としては保坂さんは厳しいと思っていた。今回の区長選は、保坂さんは社民、国民新党、新党日本が推薦したが、民主と共産は別な候補をたてているので左派票が分裂していたからだ。まあ、自民側は自民側で、世田谷区議団としては前区議会議長をおしたものの、党中央ではなんと民主党都議だった花輪智史氏を引きぬいて推薦の分裂選挙だったわけだが。しかしこの花輪というのはとんでもない奴で、民主党都議にも関わらず土壇場で裏切り、1票差で否決される筈だった築地を豊洲に移転する案に賛成し、その褒美として石原の推薦を得て区長選に出るという、まさに卑怯きわまりない裏切り者である(都議団控え室お会いした西沢さんもツイッターで怒り狂ってた)

 と、いうことで花輪だけは落としたいとは思っていたが、それでも選挙に弱い保坂さんでいけるかという不安も会ったが、なんのなんの大接戦の末当選を果たしたというのは誠に喜ばしい。

 支持者として正直に言うと、保坂さんは国会の質問王の異名を取り、中学時代から筋金入の反体制だったことを考えると、権力である首長としてより、国会の野党議員でいてほしかったという思いはある。区長の仕事に忙殺され、表現規制問題に関われなくなったらという不安はある。しかし、当選したからには首長として活躍してほしい。人口80万の23区最大の区、世田谷区長として1期勤めあげたあとは4年後は都知事にうってでてほしいところだ。都知事として青少年健全育成条例を撤廃してほしい。

 なにより世田谷はあの下北沢やこの前行った三件茶屋のトラムもある演劇の町である。公約には下北再開発凍結もあるようだが、表現規制が進む東京に会って、保坂さんの同志である田中良区長のいる杉並と世田谷(吉田都議、西沢都議の中野や松下都議のや吉祥寺=武蔵野市も含め)は、表現をするもの、創作をするものの抵抗の場として残ってくれたといのは喜ばしい。

 京都人としては、表現の場として東京が没落し、優秀な人材が京都に流れてくればいいやとも思っているが、やっぱし一番人口が多いところに、優秀な表現者が育つ土壌がないというのは寂しいところ。石原なんか通す東京はなんて愚かなんだと思ったが、まだ良識をもつ人間も居る事は救いだ。

2011/04/23(土) 第12次参加者に感謝
 まず福岡の方々、ガラパの椎木さんは本当に話してて刺激的だった。同世代だが、かなり上で真剣に芝居をしている方。こんなアホ企画にリングアナとして出てくれてよかった。制作の橋本さんとも刺激的な話が出来た

 博多で制作協力していただいた中山さんも、本当に色々細々したところまでやっていただいて、彼女無しでは福岡でできなかっただろう。

 まさかの舞台監督だが、同行出来なかった釈迦谷さんも、綿密に京都で計画していただいて無事できた。

 東京に引き続き遠征先で活躍いただいた山本さんは、本当に助かった。運転までしてもらって、あまりうちあわせいなくても好みの照明をつくってくれるという点で
 
 社会窓太郎は、もうおなじみ。最後のプロレスで派手派手なあの照明をだせてよかった。いつまでも友達だ。
 
 あいかわらず東京からよぶ神田川は、音響としても勿論だが、遠征先での人脈作りや客観的な分析にも役に立つ。やっぱりかかせない

 その神田川と無敵のトライアングルをきずける。映像の松井、九鬼コンビの内閣脳の高さというか、仕上げに対する妥協のなさは素晴らしい。オペのために福岡まで来てくれた上蔀も意外に上手いオペぶり。連れてって良かった。

 また、良い絵を書いてくれた鬼頭さんも、のるての時とは違った画風で、これならどんなリクエストでもいけそう。栗山もだいぶうまいこと作ってくれたし。

 辻の仕事の速さ。安く済ませ具合も嬉しいところ。彼の節約能力はもっと評価されるべきだと思う。

 ウスイの私の好みのわかりぶりは本当にすばらしい。衣装としてのポテンシャルの高さは指折り付きだろう。今回は納期おくれなかったし。ちないさんの現場での冷静ぶりも助かる。

 衣装では今回初参加の湖瀬さんも福岡の現場に連れて行った甲斐があった。遠征先にスタッフがいる(楽屋管理までまかせた)てのは、泣き言を言えるというだけで甲斐があった。

 川崎はあんなやつだが、もっと評価されるべきだ、実に使い易い。小間使い

 吉村さんはやはり、超人だ。内閣のドラえもんだ。不可能はない。
 

 福岡まできてくれた実況解説コンビ、(以外にも実況解説を組むのははじめて)かちんこちんこの2人は見事なコンビネーションで福岡人を笑わせてくれたし、京都のみとなった向坂もあいかわらずのてきとー毒舌で、毎日違ったステージにしてくれた。

 由良君は、本当に声が小さすぎて聞こえん以外は役者としての創造力やレスラーとしての身体能力が高い。今回は拡声器でしか話さないでごまかしたが、果たしてこのままいくのかどうか

 ちっくは、まあさよならちっくで書いたからいいや。またプロレスしよう

 髭は、中州のソープで童貞を捨てるという、福岡遠征を一番有効活用してくれただけで満足であるが、役者としてもその癖に強い存在感が素晴らしい。うちに入ってくれないかなあ。

 エリンギは、パンツ見せまくりが素晴らしかった。歴代の内閣の中でも女子である事を一番活用出来た役立ったと思う。しばらく芝居はしないようだがあの小悪魔キャラは捨てがたい

 野口はやはり、付き合いが長いのでわしの要求がよくわかっている。レフェリーとしても、ヤクザの組長としてもよく遊んで勝手に作ってくれるし、鬱なわしを助けてくれた。

 シモンさんのリッキーはもはや説明入らず。もうリッキーとシモンさんの区別がつかない

 眞野は、今回はでかさでおさない、バイブレイヤー的役もこなせるようになってきた。なによりNO2として鬱を支えてくれたことは感謝だ

 試合中の森は本当に高山に似ていた。なかなかポテンシャルが高い、演技以外の実務や頭の良さもいいしな。

 藤井は、さすがプロレス慣れしてて魅せ方がわかっとる。芝居で足りない部分への嗅覚、危機管理も出来るし

 末山は、やっぱり参謀だなあ。芝居やくどいしためるけど、やっぱり内閣には欠かせない。試合もよくなったし、まじでローソンショップ100の人になっちゃうのか、就職すんなよ

 キャッツは、やっぱり天才だった。下ネタアドリブのひどさ、見事さはたまらん。とおる役としてより、お父さん犬としてのが票が入っていたのはご愛嬌

 ピンク地底人2号は、本当に本番7時間前に骨折とかありえんが、まあやはり彼女は京都演劇界一のキチガイコメディエンヌ。はじめての母役もお見事であった

 金原は、もう稽古場の良心だね。つっこむのもうんざりするボケをしまくる皆につっこんでくれるし。千草は天使のような役だ。お見事お見事

 肥後橋は、暫定演劇人最後の役を、熱くしめてくれた。福岡の宿で話したが、頭がいいし本を良く読んでる。本人はアナルシティ博多の方で票をとりたかったようだが

 そして、ジャージことしゃくなげ。見事1回で主役抜擢。彼はイメージよりも、男らしくない野球好きの馬鹿野郎だが本当に可愛いし、スター性のある男だ、強く育ってほしい

2011/04/22(金) MVP
 遅れに遅れたが第12次のうちあげをした。まず恒例のMVPとベストマッチ

 1位 しゃくなげ&肥後橋 21票
 3位 エリンギ 20票
 4位 由良 18票
 5位 眞野 16票

 1位 駒田組長&リッキー・クレージー VS ザ•グレイ部ディガー&ユーリー・ヤポンチク 85票
 2位 SAORI VS 梅崎理香 47票
 3位 葛西秀太 VS 香取正次郎 16票

 なにせ、主役より好き勝手アドリブ出来る脇役の方がMVPをとってしまう笑の内閣において、主役であるしゃくなげ、準主役の肥後橋が同票数でMVPをとったというのは、作家・演出家としてとても嬉しい。2人は本当に頑張ったと思う。パンツみせまくったエリンギ、初試合でカポエイラを見せた由良、巨漢の眞野と、MVはたいてい上位2、3人が圧勝、ダブルスコアなんてパターンが多いのだけども、なんと10位で2桁得票の大接戦。これはかなり珍しい。今回は群像劇ではないので特に。

 ベストマッチの方はタッグ戦圧勝。福岡では女子試合の方が上回っていたのだが、福岡の人はパンツが好きなのか?まあ、あのタッグ戦はすごすぎやわ。あれ以上やったら死ぬ

 と、まあ今回は大変でしたけど、最終的には楽しくて良かった。

 近いうちに芝居はまたやるぞ!
 遠い先だけどプロレスはまたやるぞ!
 遠い先だけど福岡もまたやるぞ!

 みんなありがとー。

2011/04/14(木) 市議選総括
さて、選挙を手伝っていたためおおっぴらにできなかった、京都市議選の良そうですが
 ()内が予想
   自民23(22) 共産15(16) 民主13(13) 公明12(12) 京都5(4) みんな1(1) 無所属1(0)

 と、かなりうまく予想できたように見えるが、予測間違いは6つ

 左京 巻野ともひこ→桜井泰広
 山科 藤川剛→松下慎三    ここは同じ党で予測間違い

 南  山本恵→中島としや
 西京 上野文男→森川央
 伏見 佐藤和夫→高橋源一郎
    松永卓也→山岸隆行

 計6つ。前回も6つ間違い。成績は良くない

 

  
 北区

 前回3とった自民が2人にしぼったのでけっこう予想は楽だった(加治さんは41で引退て早いな)。京都党の村山弟をどう扱うかの予想だったが、さすがに弟ってだけなイメージと、当然ながら左京が地元で北区に地縁が少ないのが聞いたか

 上京区

 民主が2人でてれば共倒れもあったが、直前事態で、予想通り26歳看護士が落選。共産党も次回は1人にしぼった方がいいかもね。和服男、千葉ゆうじはどうしたんだ。すごく京都党があいそうなやつなのに

 中京区

 我孫子さんの評判を事前に聞いていただけ合って(前回マサホさんもはまった副議長の呪いも加味)民主共倒れの大胆予測が当たり。しかし、佐々木たかし当選は予測したが、トップ当選は予想外。うーん、なにがウリってよくわからん。しかし、公明党の青野氏は宇治市議だったのに引越ってなに考えてるんだ。

 下京区

 定数4で主要4党1人ずつなら無風と思いきや、意外と京都党が健闘したな


 南区

 最大の予想外。定数5で無名の新人なら用無しと思っていた京都党が当選。定数5で1人にしぼった民主党が落とすとは。共産党佐野も、補選で勝った椋田に負けちゃあかんだろう


 左京区

 村山しょうえいトップ当選は予想通りだが、まさかの12500。2位にダブルスコアなんて市議選では見た事ない。来年の市長選またでるんだろうか
 マサホさんは、無事4位当選だが、前回3人だった民主が2人にしぼった結果であることももちろんある。まあでもめでたい
 共産党は、あいかわらず加藤あいが名前効果で取り過ぎで、樋口票、富樫票ときっちり3つに割れないのが危ない。内閣をみにきてくれる富樫さんはおちないでほしんだけど
 自民党はうまく3つに割ったといえば割ったのだが、落ちた巻野ともひこは、父親が脳梗塞で倒れての急遽出馬だった準備不足がきいたか。1人称が俺だったりブログやツイッターのノリの軽さが面白い(敗因に「他の候補よりなにがなんでも当選したいって気持ちが薄かった」なんて書いていいのか)

 東山 
 自民が1人にしぼったので、定数2で無風。中野洋一さんは、演劇への理解が深い人だが、例の前原さんが献金貰った焼き肉屋から彼も献金をもらっていて心配だったが当選。なんという店か聞いたので今度食いに行こう

 山科区
  前回現職を破って当選した民主藤川氏が今度は自分がおなじめに。共産党の奇跡的な票わり(5056対5017なんて神業レベルだ)で、内閣をよく見に来てくれる(ディベート芝居では急遽、舞台に上がった)宮田えりこさんが当選したので良かった。

 京都党がでなかったのは、山科は京都と認めないってことかね。


 右京区

 ここの京都党の江村さんはえらい美人だ。2つ年下か。どす恋太郎と同い年かである。
 自民はなんとか3人とおしたが、トップが11000で3人目が4500じゃ票わりへたくそすぎだろう。共産党もここをきっちりわってれば3つとれたのに。どこも下手。
 生ゴヅラを見に来た民主の青木よしかさんも無事当選。内閣を見に来た人は全員当選。選挙に自信がない人は、内閣の芝居を見に来ない。
 公明党は前回2議席とれるだけ票だしたので2人だしてくるかと思われたが、今回は2000票も減。かわりに前回落選の危機だった北区が2000票増えてる。得意の引越作戦をしたのか?

 西京区
 無所属森川氏の躍進が予想外。

 伏見区

 京都党はなぜ定数5の中京や南でとれるのに、12の伏見で落とすかね。候補者の質なのだろうか。まあみんな清水にくわれたとも考えられるが。
 自民が4回復。民主も4人擁立も、難しいと見て新人に票を回さず現状の3確保とうまくやったと見えるが、共産党の4人たてて1人のみという共倒れぶりは酷すぎる。3人にしぼっておけば楽々3人当選なのに完全な戦術ミス。

 
 てことで、共産党の伏見での凡ミスさえなければ、ほぼ選挙前から微減、微増のみという結果。京都党も意外と伸びず。結局、戦力拮抗で自民、公明、民主の市政与党三党が合意しないと決まらないという状況は変わらず。

 さて、演劇人に取っての問題、稽古場有料化問題や文化事業への支出はどうなるか。わしは市政与党民主党重鎮のマサホさんとともに、京都の文化的発展に寄与します。ダメなら、向坂を演劇代表として4年後だす

2011/04/13(水) 石原とヒトラーになる器
 で、石原である。私は石原慎太郎に投票する人が理解出来ない。私は同じようなタイプの小泉や橋下も大嫌いだが、まだ小泉や橋下に投票する奴がいるのは理解出来る。なぜなら、彼らは頭がいいからだ。目的のためにわざとエキセントリックなことをしているのがわかる。しかし、石原はどうみたって違うだろう。彼の数々の暴言をみて、とても頭がいい人間のいうことではない。

 そして、私の身の回りの人間だって、小泉好き、橋下好きはいるが、石原が好きな奴なんて見たことが無い。そういう人とつきあってないから、そういうコミュニティに生きているからだからなのだが、なおさら不思議なのだ。合田も野口も末山も心底不思議がっている。

 が、現実に石原は当選してるわけでそれがなぜかわからなければ、マイノリティのままで、いわば売れない演劇人のままなわけではないか、石原にいれるやつをアホだと思う。しかしアホをアホと馬鹿にしてるだけでは、勝てないし売れない。だから真剣に考えてみたのだ。

 で、昨日の「国民の映画」の話しに行くと、ドイツ軍の軍服をきて高間総統とかいってるだけあって、私はナチスに魅力を感じている。なんて書くと危ないが、金親子やスターリンにはない魅力がある。ムバラクにはないが、カダフィにはある魅力。デスラーや高田総統の魅力とも近いか。そして幹部たちもキャラがたってるしね。当人たちがとても楽しそうってのもある。

 ただ、そこのヒトラーのナチスの魅力ってのは、キチガイの魅力である。本気でナチスの思想を魅力なわけがない。狂った理想でも突っ走って、ある程度成功してしまっている事に、魅力を感じるのだ。

 石原もまた、狂った理想に自信満々である。画家になれなかったヒトラーと、小説家として文壇には無視された石原はともにコンプレックスをとりつくろうために、政治の世界に行ってしまって、同性愛嫌い(石原の場合は三島を美輪明宏に取られた逆恨みだろうが)とかをどんどん肥大させて、自分が一番正しい

 私は基本、理論的に説明されないと納得しないので、無茶苦茶なことを強引に言われてもアホかと思うが、こんだけ夢だのなんだのが通用するてのはわからんではない。女を口説くときなんか、理論でせめないものね。理論的にいけば私とつきあってもしゃあないもん、わしは天才だっていった方が確率高い。
そして、第1時世界大戦後のドイツも、今の日本もへこんでいる。となると、こういう強引なのがうけてしまうのだろう。

 演劇人が石原に騙されないのは、もちろん創作者の敵であるのはもちろんだが、創作者てのは基本自分が一番偉いと思ってるから、その手のリーダーを必要としない(演劇人に取って理想のリーダーは、無能でも自分の言う事を聞くリーダーである)身近にキチガイが多いから、キチガイ慣れしてて、キチガイの魅力も危険性もわかってるから、わざわざ政治家にまでキチガイを求めなくてもいいからともいえる。しかし、多くの人の周りにはキチガイなんかそうそういないから、石原を見てもキチガイじゃなく英雄に見えてしまうのだろう。

 そして、大衆がこの程度なら、利用しない手はない。私は正直、ヒトラーや石原が羨ましい。私だって、普通の人よりは自分勝手に生きてるし、偉そうだしで生きてるが、そのせいで人望はない。なのに、私以上にあれだけエゴの塊で、他人に気を使わず、好き勝手な言動ばかりしてる奴らが支持を得ているのはなにが違うんだ。芥川賞とったからか。むしろもっとわがままに生きた方がカリスマなのか

 そこで、私の友人である京都ロマンポップの向坂達矢である。彼はヒトラーや石原になれる逸材だ。彼はヒトラーや石原より賢い人間だが、キチガイを演じられる。嫌な言い方すれば、彼は馬鹿にしている相手でもカリスマの役割を演じられる。私はある程度尊敬できる人とじゃないとつきあえないのでヒトラーにはなれんのだ。彼は理論派だが、理論より魂で話さないとならん場面では魂で話すから

 私は数字が好きで、芝居の出来より動員の話とかどうしても理論で話してしまうので揺さぶらない。みなの士気を高めるには、そんな話してもしゃあないと頭ではわかってるんだが、どうしでも出来んのだ。実際に私の演劇企画力、行動力は参謀むきっていわれるし。ほんまにトップになりたいわけちゃうし。なので、野望を達成させるためには、あれだな。向坂がヒトラーで、わしがゲッペルスだ。これで演劇界を牛耳る。いや、政権を取る。なに書いてるかまたわからんくなった。

2011/04/12(火) 国民の映画見てきた
 三谷さんの「国民の映画」を見てきた。

 笑の内閣は笑の大学からとっているように、私もそりゃあまあ昔は三谷に影響受けまくった作品つくっていた。笑の大学はお芝居と検閲がテーマの芝居で、のるても同じテーマで、「国民の映画」もそれに近いものがある。てことで、ろくでなし啄木は回避したけど今回は見に行った。

 まずは随分前から三谷作品で大笑いしなくなってたから、ある意味でのコメディ作家として三谷超えはできたなとは思った。別に評価が三谷を超えたとかではなく、プロレス芝居という課程と通ったおかげで三谷ぽくないコメディを書けるようになったし、今回の作品を見て「うむ、表現規制の話とするならのるてのが笑えるぜ」と思えた

 ただ問題はべつに「国民の映画」表現規制だけの話ではないし、そもそもコメディとして書かれてないので、「人間を書いたドラマ」としてはまだまだ足下にも及んでないということだ。なんというか、人間の気持ちの悪さが心地いいんだな。12人の登場人物、みな狭いんだ。狭いんだけどそれを決して非難していないし、でも肯定もしていない。

 そしてこれは本書きだから書く感想だけども、ナチスに媚を売って作品を作る監督や俳優と、反ファシズムの立場をとったため発禁にされる作家が出て来て、果たして自分はどちらを選ぶのかってのを悩んだ。はっきりいえば、今の私はどっちのレベルにも達していない。

 私は普段の言動やのるてやコントで社会派だ、反体制作家だに見えるかもしれないが、(確かに両親が日教組だし多少はアカかもしれんが)まずは、反体制のが面白いと思ってるからだ。石原閣下万歳っていってるより、死ね珍太郎っていってる方が笑いがとれるからだ。池田先生の場合は、池田先生万歳てほめ殺しにして笑いとってるけど。マイケル・ムーアが面白いと思うか思わないかの違いだと思うけど、私は面白いと思うしそれに近い笑いがつくりたい。

 もう一つは今貧乏だからである。私は、自分のように劇作の才能のあり、かつ一般的なサラリーマンになるような能力に欠けた人間、つまり音楽の才能にあふれるが人としてはクソのモーツアルトのように庇護を受けるべきであると思っているが、誰もパトロンになってくれないのが腹が立つので、報復として反体制のお芝居をしているわけだ。体制がその事に反省をして、私を庇護するならいくらでもプロパガンダを作る事はいとわない。私を黙らせたいなら金をよこせばいいのだ。それこそ、私は今大きな政府を指示しているが、金持ちになれば小さな政府を指示するよ。信念などではなく立場が変われば変わるのは当たり前。

 結局は私には作家として書きたいことなんてのはないのかもしれん。いや、もちろん訴えたいことはあるけど、自分の立場が悪くなりそうな事でも、我慢出来ずに言っちゃったり、ツイッターに書きまくったりして説得力ないかもしれないが、劇作においては受ければいいし、お客さんに笑ってもらえないくらいなら、自分の訴えたいことは抑える。のるては、「今、訴えたい事」と「お客さんに受ける事」が、かなり合致した稀有な例であった。だから、今スランプなんだなあ。

 ということで、何書いてるかわからん、感想になってない文になった。続きまた書きます

2011/04/11(月) 祝 ラッシャー当選
と、いうことで、選挙期間中は下手にネットでどうこうすると公職選挙法に引っかかる危険があったので書いてなかったけれども、東京に行っていた2日間をのぞいて1日からラッシャー鈴木こと、鈴木マサホ市議の選挙ボランティアに行っていた。

 鈴木さんは、前回の選挙では38票差で落選。当選者に選挙違反がいたおかげでなんとか繰り上げ当選という、けっして強くない候補者であったが、この10日間左京区内必死にかけずり回りまして、5115票いただきまして民主党大逆風であり、まだ62歳ながら候補者の中で一番高齢という多選批判もありながら見事9人中4位という上位での7回目当選を果たしました。また、タッグを組んだ府議会議員候補の若干29歳島内研氏も、毎日遅くまで出町柳で立っていた甲斐合って、新人ながら民主現職の先輩を抜いて2位当選。なかなか当確もでず、中京では共倒れ、南区でも議席を失うなど民主大苦戦でキリキリしていたが、11次半過ぎに当確が。万歳とだるま目玉入れには、前原さんも駆けつけ、いやー嬉しかったなあ。こんなに嬉しくて、万歳したのは久々だ。その他内閣を見に来てくれるお客様である青木よしかさん、宮田えり子さん、富樫豊さんも無事当選、笑の内閣を見に来た政治家は全員当選というジンクスが出来たのだ!落ちたくなかったら次から全員見に来いである。

 たいへん貴重な体験であった。正直言うとあまりやることはなくやったことといえば、ポスターをはったり、街宣カーにのって手をふったり、ちょっとだけ運転したり、集会所にいって設営をしたり、名簿の整理をしたり、桃太郎作戦(候補者と歩く)で声を上げて鈴木マサホにお任せをと叫んだり、街頭演説の際のぼりをもって立ったり、パソコンで書類を作ったくらい。はっきりいって、役に立ったことなどほとんどない。私が居なくて滞っていた作業などなにひとつなかった。せいぜい30分かかる作業が28分くらいで終わったくらいのことしかしていない。それでいて、毎日昼食と夕食の弁当を食わせてもらっていたのだから、(無職なので金を使わずに済んだのは助かった)はっきりいって金銭的に言えば鈴木事務所に取ってはマイナスでしかなかろう。あと、車のトランクをしめわすれたまま発車し、ものを落としまくるという信じがたいミスもしました。いや、ナギサではこれくらいの信じがたいミスはよくしたたけどね。

 今になって言えば、もっと面白いことが出来たなあと思う。事務所でボーっとしてる時間が多くが、もっと支持者の方と話せば良かったなあと思うし、ウグイス嬢や街宣活動要員で暇そうな内閣のメンバーを呼び出して、派手な活動(お祭り的選挙は自粛だったのだが)をしていれば、もっと選対の皆さんの評価を上げられたなあと思う。そういうアイディアは撃つじゃない普段はどんどん浮かんでくるだけに、ちょっと悔しい。

 そして、平均年齢60歳以上という交流しづらい方々との交流も出来て良かった。幹部の方はみな個性豊か、人格者な後援会長に、ぴりぴりした事務局長、元前原事務所勤務で票読みは完璧だわ、公職選挙法も詳しい(どの行為がセーフかアウトかすぐわかる、候補者より詳しい)参謀さんに、労組の方々に、同級生に、奥様方に、支援してる企業の方々に、ウグイス隊にと、そして我らがマサホさんはタスキをかけ忘れるわ、朝ものんびりしてなかなか運動に出かけないわ、山岳部出身で山が好きすぎるため大原や岩倉を回りたがるわ、「気を抜くな」「はよでかけろ」「人口多いところ回れ、山回ってどうすんねん」と怒られている様子はとてもほほえましかった。トップなのにみんなに怒られているというのはとても他人とは思えない。弁当の食べ方が汚くて奥様方に怒られているところも含めて。これは一本書きたい。

 そして、もちろん嬉しいが、選挙ってなんて楽しそうなんだと思った。もちろん、鈴木マサホは当選させたい人であったが、これが自分の選挙だったり、親しい友人だったらもっと楽しいだろうなあと思った。私は自己利益のためにしか働かない人間だから、今回マサホさんの選挙をやったのは京都演劇界の+になると踏んだからだ。次は、京都演劇界の若手で選挙をやってみないかと思う。たとえ落選でも、精一杯やればいい思い出と結束にはなるんじゃないかと思う。

選挙手伝ってなかったら、石原が勝つわ、自民が勝つわならますます鬱がひとくなるところだった。普通に勝利の余韻で嬉しいまま寝れるのは助かるわ

2011/04/08(金) アフタートークしてきた
 東京に行って来た。

 思いたった理由は、書いた通り、北京蝶々さんて劇団からメールもらったことだ。私のような無名な劇団の主宰なのに、「表現規制問題の芝居をするなら招待しときたい」と思われているリストに入っていただけたというのは、嬉しい限りである。なにより、演出が中屋敷さんで、流山児祥さんとかでも出て、こりゃあ喋れるチャンスだ、いくしかねえだろってことで、でかけた。せっかっくのチャンスだし向坂も誘って行った。彼のフットワークの軽さはすばらしい。

 水曜の深夜バスで出発。まさかの柿喰う客の七味さんと同じバスで、朝ガイドで合流した、東京ペンギンの裕本君と4人で築地(反石原の旅だし)や上野公園で花見(石原の花見自粛しろ発言への当てつけで)したりして午前中を過ごす

 午後は池袋に移動し、KASSAIさんにお礼。受付が狭く物販がしづらいという我々の要望に応えて、広くなっていた。ここのスタッフの方々は演劇的野望が高いのが素晴らしい。うちも随分と気に入っていただけたようで、楽しい話がいっぱい出来た。ぜひ、また使いたい小屋である。その後は、大学の先輩である元ショウダウンの紀誠之介氏と久々に会った。

 そしてその後、この旅の準メイン、燐光群主宰、日本劇作家協会会長、坂手洋二氏と会談させていただいた。なんでまた坂手さんと会っていただけたかというと、保坂展人さんのご友人であるという事でうちのことを知っていたこと、上演拒否事件の際に心配して連絡いただけたことなどで、メール通じて知り合わせていただき、ずうずうしくも「東京に行くんでお会いさせてください」とお願いしたのだ。向坂、裕本君と3人で深い話がいっぱい出来た。いや、まさか坂手さんが、西部講堂常連というか、あの単管を整備したのが坂手さんだったとは、東京で西部の話が出来たのは嬉しい。本当に行動が早い人で、その場で「今から燐光群の稽古場を見学に行きなさい」と手配したり、いきなり土田さんに「今京都から面白い2人組が来てるから、今度会いなさい」と電話したり、本までいただいてしまった。

 そして、シアタートラムに千本とも合流して観劇。しかしまあすげえいい劇場である。こんな舞台に上がっていいのか。お芝居の方は、まだ明日があるので詳しい感想はあれだけども、非常に素直なお芝居だなと思った。中屋敷演出だけあって、非常に柿っぽかったけど。表現規制のお芝居て観点じゃ物足りないけどさ、そりゃ私がのるての作者だからであって、マイノリティへの見方とかそういう点では好感が持てたのです。そして同世代なのに役者がうまいよ、京都の役者は下手だなあと思った。ただ、脚本家として書けば当然絶対自分のが面白いと思ってるんで、この1ステでうちの東京公演の全動員をたたき出している事は当然悔しいわけです。のるてを観てくれ。

 で、アフタートーク。楽屋裏に案内され、これがまた楽屋入りした人がひっくりかえす名札があんだよ。そんな楽屋はじめていった。すげえ立派な舞台裏、この舞台に再び立てる時なんかくるんだろうか。まあ15分あっという間だったが、笑いは取れて良かった「ジャニーズは児童ポルノ」も「児童ポルノのページに手垢がついてるかで故意犯か判断する」も葉梨先生のギャグだけど。まあ、見事しかし客席ほとんどこいつ誰やねん状態でしたな。私がアフタートークに決まってから急に延びて完売したらしいが偶然だろうよ。だったとしても、例の上演拒否した劇場名目当てかな。打ち上げの席ではばらしたけどさ。

 で、打ち上げの席では色んな人と交流出来た。流山児さんが帰られてて話せなかったのは本当に残念だったが、11400円の交通費を書けた以上の価値ある交流が出来た。単純に次東京公演したらこれ以上のチケット費はかせげるだろうし、仕事の面でそれ以上。とりあえず中屋敷さんと話せてよかった。手塚作品で奇子が一番好きだという中屋敷さんは変態だと思った。

 そして、新宿に戻りコア観客の方とラーメンを食って、ネカフェに泊まって昼バスで帰った。東京は近い。どんどん行こう。

2011/04/06(水) 総裁、東京にアフタートークにいく
 7日木曜日に急きょ、1日だけ東京に行きます。弾丸ツアーです。

 北京蝶々さんという劇団が、都知事選に会わせ表現規制をテーマに石原をディスったお芝居をするとのことで、初日7日19時30分からのステージにアフタートークゲストで出演します。

  http://pekinchocho.com/next-act.html

 いやはや、関西ですらアフタートークに呼ばれたことないのに、嬉しい限り。関東で知名度0の私など呼んだって、お客さん増えると思えないのですがね。のるて上演拒否事件など、まじめに表現規制に取り組んだ甲斐がありました。演出が柿喰う客の中屋敷さんだったり、流山児祥さんとか有名な方とお知り合いになるチャンスということで楽しみです。

 鈴木事務所で選挙を手伝っているので、あまり他地区の選挙にどうこういうのは差し控えますが、このまま東京都民が「津波は天罰」なんぞ言う男を当選させることになれば、コメディ作家である私としてはネタに困らなくて助かりますし、おりからの停電の影響で文化の中心が京都にうつってくれれば(放射能がくるようなら、140年のご留守から陛下もお戻りにあそばすでしょう)いいんですけど、やっぱりあんなファシストを通るのは世界の恥でしょう。禿がいいかはわからんけどさ。

  と、いうことで東京の方々と交流し、演劇人として表現者として一日遊んできます。ぜひ見に来てください。よろしくです。

2011/04/05(火) さよならちっく
 今回の公演はちっくのプロレス引退公演でありました。

 正直言いまして、ちっくが3月に引退でなければ、無理して3月にしなかった可能性もあります。まあ、彼は2年前には内閣やめて、今はロップだからしったこっちゃないのだけれども、しかしシモン、野口、眞野、ちっく、HIROFUMI、寺澤、この6人だけは引退公演は内閣でなければ気が済まないと思っておりまして、おかげ様で半分の3人はきっちり内閣でやってもらえて本当に良かったです。

 ちっくと出会ったのは6年前で、たぶんそれ以後一番話をした友人であると思います。私は基本演劇の話しかしないのですが、困った事に彼は競馬や政治経済など演劇以外で数少ない私が好きな話題も好きなのです。そりゃ話すに決まっている。意見の対立、喧嘩もいっぱいしますし、正直好きかというと嫌いな部分もかなり多いのですが、それだけではない業みたいなつきあい方があります。

 彼はひきこもってて、家を出て私と出会って、ニートしてたのに、いつのまにか柔道整体師という夢を見つけて春からその学校に行きます。未だに、自分が何になりたいかわからん、本当に売れたいのか、安定した職に就いて芝居を続けたいのか?そもそもそのどっちにもなれるアテがまったくない私よりよほど偉いでしょう。ニートニートと馬鹿にしていたのに追い抜かれて困ったものです。彼の6年の間の成長ぶりに比べ、私の進化のなさと言えば、HIROFUMIにもぬかれちっくにもぬかれ、川崎だけが頼りです。川崎君にはぜひ成長せずに「川崎よりはマシだ」と思わせて安心させてほしいです。

 なにより私はちっくを救うためにプロレスをやったわけではないですが、ちっくにとってプロレスとの出会いが充実した演劇人生と整体師というものに出会わせた事には誇りを持っています。偶然であっても一人の人間の道筋を見つけさせた事だけで、私はこの世に生まれた意味が会ったと思うのです。

 私は、人生の目標は苦労をせず好きな事だけしてダラダラ暮らすなんで、そのためにほんの少しだけ必要な努力がなにかを早く見つけたいと思います。ほんの少しじゃ足りないとわかったら、諦めて革命を起こします。

 そして、引退公演をした寺澤君があっさりまた遊んでいるように、ちっくがまたプロレスをするのは時間の問題でしょう。HIROFUMIも退職してからは復帰させます。かつて今井に「定年になったら内閣にまた出ろ」って言ったら、 「じゃあそれまで内閣やっててくださいね」言われてるし、第80次笑の内閣は全員集合。全員天龍や百田を超えてプロレス、誰が死ぬかな。

2011/04/04(月) 第12次試合結果
 第12次笑の内閣の試合速報結果を書いてなかった。いかにプロレス芝居が試合を

 第0試合
   ○明石民雄(眞野)VS ●一乗寺影虎(野口)

 最古参四天王の眞野と野口が初対決というのは意外だったが、野口は実際はレフェリーばかりで参戦してない事が多いので当然と言えば当然。オープニングマッチの役割は、1にも2にもプロレス芝居初見のお客に「げ、けっこうまじでプロレスしとる」と思わせるための試合なので、この2人で安心して出来る試合になったとは思う。特に、今までレスラー役に恵まれなかった(トラッキーマスクとしてか、部長としてかしかしてない)野口はいい役をつかんだと思う。逆に眞野さんは、ブッチャーやにせんと董卓などすでにいいレスラーを持ってるため、明石はキャラが薄い心配が会ったが、好きなモンハンで自分で勝手にキャラつけしてくれてよかった。

 第1試合
   ○エコノミストキューシュー(森)VS ●サバイバー仰木(髭)

 若手同士の試合。まあ、この試合は、去年好評だったテレビ爺さんネタを進化させた、2人はまともに試合しているのにレフェリーがおじいちゃんなため試合にならないというネタが命だったので、MVPは末山だろう。じいちゃんが死んじゃうってオチはみんなわかったと思うが。人VS物のネタがつきたので、次はレフェリーが変ってのもウリにしたい。にしても本当に森は高山に似ている。髭のクレアコールも良かった。ふっきれたね。本番中に素人童貞ばらされたうえ、指名したクレアちゃんの画像を勝手に流しただけあった

 第2試合 
   ●SAORI(藤井) VS ○梅崎理香

 内閣の女子試合は、「女子なのに凄い試合をしている」てところがウリなのだけれども、裏を返すと「男子ならこれくらいで来ても驚かない」て評価なのが、フェミニストな総裁には不満で、「男子には出来ない、女子ならではの試合」てのがずっとやりたくて、一番最初のプロレス芝居でやった、レフが可愛い方に贔屓しまくるてのをレベルがあがった時にいつかやりたいってのと、お色気たっぷりのがしたいってのがあったのだが、やってくれる人がおらんてのが大問題だったわけだ。あとレフが贔屓するってのもけっこう難しくて、あきらかに贔屓するに納得するだけの説得力が必要なわけで。その点でエリンギはでかかった、藤井とエリンギだったら確実にエリンギを贔屓するだろって説得力がある(けっして藤井の顔が悪いという意味ではない、彼女の今までの対戦相手光村、源氏さん、ちえちゃん、万葉、ごなえの5人を贔屓するのはなんとなく説得力がない)。そして、パンツを見せまくるのまでやった勇気は賞賛したい。もうパンチラじゃないもの、パン見せだもん。結局モロ見せより、チラリズムのが良いというのがよくわかった。全然嬉しくない


 第3試合
  ○明石民雄 VS ● (謎の福岡怪人軍団)

 札幌から恒例となったご当地怪人

 玄界灘マン 入場していきなり腰をいわし「もう玄界灘」といって去って行くという最低の駄洒落。みんなで話し合ってノリで決めた。くだらなすぎるが受けた

 にわかせんぺいマン 博多ぶらぶらマン、通りもんマンなども考えたが、ここはあの情けない仮面と、独特すぎるCMを考えにわかせんぺいマンに。たまには「喧嘩に負けてこい」で入場し、間接にせんぺいをつけてたら割れてすぐ負けるという展開はくだらなすぎる。

 アナルシティ博多  昨年末にキャナルシティ博多にいった時思いついた駄洒落だが、まあ京都でも通用する下ネタだし、福岡で実際キャナル劇場の方の名前をアンケートで見つけた時は青ざめた。肥後の下ネタ三昧でお腹いっぱい。菊のモンゴリアンチョップが一番好き

 お父さん犬  実際に誰かのお父さんにやらせる(うちの親父が健在であれば)というアイディアもあったが、キャッツにやらせてよかったと思う。キャッツがドッグ。キャッツ劇場満載。ソフトバンクってだけでお父さん犬が福岡でいいのかは疑問だが。あの犬、わしの出身地の隣町、鵡川町(マキバオーと一緒)出身だし

 
 第4試合 
  ●駒田組長 リッキー•クレージー VS ○ユーリー・ヤポンチク ザ•グレイブディガー

 内閣プロレスの最高傑作が見れただけで満足。由良君のカポエラも、ちっくの打撃も、シモンさんのスリーアミーゴーズも松山の飛び技もよかったなあ。それぞれ好きな場面があるが、わしが好きなのは、人を使った619。プロレス芝居の限界が出来たでしょう。いや、これ以上やったら怪我する。プロレス芝居をやめる理由は、怪我のリスクが怖いけど、レベルは下げたくないという葛藤があるからでして。私が主宰者でプロレス芝居をするなら、悪いけどこの試合が欠番です。これ以上の事をやりたくても許可出来ません。この試合はそれくらい大切な思い出にしたい。
 
 第5試合

  葛西秀太 香取正次郎

 肥後の引退試合、そしてしゃくなげのデビュー試合だったが、しゃくなげの試合を観るためにも、プロレス芝居はいつか復活させなあかんと思った。デビューで雷切かよ。本当すげえよあいつ。肥後も美しいわ。北海道連れてきたかったわ。

 そして、感動の最後の歌。今まで一番知られてない曲だけど、「正しさと正しさが相容れないのはなぜなんだ」てあの曲は泣けると思う。プロレス芝居の最後は、決着を付けない。和解の握手だと決めていた。それまでプロレス芝居は50戦して、必ず勝敗は付けて来たけど、51戦目にしてはじめて引き分け。これぞ最後に相応しいと思う。「不覚にも感動した」て書いてたけど狙い通り。

 

 

2011/04/03(日) 内閣プロレス戦績
てことで、最後に主な参戦選手の勝敗を書く(ただし、2回以上参戦した人だけ)

  嵯峨シモン 7勝4敗
 さすがといえるが、そのうち2勝は(満州力戦、保瀬清戦)照明オペの寺澤さんの乱入での勝利なので実質的には負け越しなのかも。リッキーとしては4勝2敗

  ちっく 5勝9敗

 一方ちっくは、メインやセミでの悪役が多いため負けが多い(そのうち1勝は映像のガチャピン、1勝はハムレットプロレスでどさくさまぎれのノルウェー王子)なので、実質3勝。特にスクールオブザリングでの3連敗(真面目に負けたシンはともかくクリオネとまりおっこりがいたい)

 眞野ともき 4勝5敗
 
 眞野も悪役が多いので、今回2連勝するまで大きく負け越していた(プロレス芝居5回目のにせんとが初勝利)。あと、皆勤賞の割に2戦するのも今回が初なので、試合数も少ない


 野口雄輔 3勝2敗

 記念すべき内閣プロレス第1試合の勝者だが、レフェリーのみも多いので、意外なまでに試合数が少ない。と、いうかシモン、高田、眞野としか戦ってない(ちっくとすらない)、ただレフとしてのコミカルな試合運びぶりは面白いんで、ネタ試合もさせてみたいよなあ。
 

 クールキャッツ高杉 5勝2敗

 記念すべき初回の主役。なんと、唯一の5勝以上で負けなしの選手だったのだが、今回のにわかせんぺいとお父さん犬で無駄な連敗をした。彼にはかれにしか出来ない身軽な空中技があるのがでかかった。

 肥後橋輝彦 5勝3敗1分

 肥後も勝率は良い。勝ちでも負けでも映えるし、ネタもまとも試合もいけるとの非常に使い勝手がいいし、柔道出身者でのがいい

 高田会計 0勝10敗

 ご存知、ガチなら最強。2回も鼻を折った高田だが、なんと不滅の勝ちなし。まあ、ガチで強い高田は勝ちにしづらいのだ。

 藤井麻理 2勝3敗

 ヒールしかしない宣言の藤井さんだが、意外と勝ちもある。彼女は入場とかちゃんと凝るがらすばらしい。が、三国志プロレスやサマーナイトヘルとか、プロレス芝居じゃない時は勝って、プロレス芝居時は負けてるってのがわかりやすい。

 橋本源氏 1勝2敗

 もっと参戦してる、しかももっと勝ってるイメージがあったのだが、にせんとレディでしか勝ってなかった。

 橋本千英 0勝2敗

 もっと参戦してるイメージがあったが、意外に未勝利

 栗山万葉 1勝1敗

 やっぱし卒業前にもう1試合やらせてあげたい

 末山孝如 0勝4敗

 ここも未勝利。だいぶのびたんだけどなあ。もうおじいちゃん専門でいいか


 木村直幸 3勝0敗

 唯一の2回以上参戦で無敗。最近は実況だけど、あのビキニパンツ一丁は本当に気持ち悪かった。どうみても第6次の主役時より、第7次のちょい役のが良かった

 浪崎孝二郎 2勝1敗

 伝説の変態。浪崎が就職してなけりゃ、毎年夏に亀岡シリーズをずっと続けていたと思う。

 増井真太郎 2勝1敗

 暗転試合の勝ちが含まれるのかというのは置いといて。

 川崎一輝 1勝2敗

 川崎でも1勝している奇跡。こいつも院卒の前に試合させたい

 HIROFUMI 1勝2敗

 意外にも3戦もしてる。そのうち2敗が「諸葛亮VS周瑜の頭脳戦」「黒髭危機一髪で勝負」というしょうもない戦いなので、実質1戦無敗?

 高間響 2勝1敗
 
 そして、高間さんは試合をしない、ずるいと言われているが3戦もしてるのだ。まあ、そのうち2勝は上記のHIROFUMIとの勝負だからやってるうちに入るかわからんが。

2011/04/01(金) ざいせいはタン
 毎年恒例のエイプリルフールですが、今年は「ニートになって暇なので市議会議員の選挙事務所で運動している」という嘘みたいな状態で1日を迎えたため、ネットで迂闊な嘘はつけなかったのだ。

 とはいえ、メールではいつも通り「文化庁から派遣されフランスに留学に行く」という嘘は、この1年で出会った人には送った。セーラさんと中谷さんが見事騙されてくれました。アホです。森君とジャージはちゃんとうまくかえしてくれました。ジャージは劇団エグザイルに入るそうです。しかし、他は無視されたので悲しいです。タイル、金原、エリンギ、髭、みんな呆れてんのか。

 常連さんには、市議の手伝いをしているという本当の話をした後、京都市は財政破綻寸前、それを自虐にとって「ざいせいはタン」という萌えキャラを作ることになった。そのプロジェクトに関わることになったので、みんなにはアイディアを募集したい、ざいせいはタンの振り付けを考えたりしてほしいとか、そういうのを送った。いやはや、7年もやってるとネタがつきかけてくる。まあ、夕張の夕張夫妻(負債)のパクリネタだが。肥後が微妙な返事を返して来た他、みんな冷たかった。2年前「大学の講師になった」というネタを1週間信じていた、クイーンオブ騙され娘、四方香菜嬢は成長して「私も豆乳協会のイメージガールに選ばれました」と返信してくれました。お兄さんは嬉しいです。なにより豆乳を選んだ彼女の自虐ぶりに。

 と、いうことで来年はお楽しみに。どうせ、31日にならないと考えないけど


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.