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2011/04/12(火) 国民の映画見てきた
 三谷さんの「国民の映画」を見てきた。

 笑の内閣は笑の大学からとっているように、私もそりゃあまあ昔は三谷に影響受けまくった作品つくっていた。笑の大学はお芝居と検閲がテーマの芝居で、のるても同じテーマで、「国民の映画」もそれに近いものがある。てことで、ろくでなし啄木は回避したけど今回は見に行った。

 まずは随分前から三谷作品で大笑いしなくなってたから、ある意味でのコメディ作家として三谷超えはできたなとは思った。別に評価が三谷を超えたとかではなく、プロレス芝居という課程と通ったおかげで三谷ぽくないコメディを書けるようになったし、今回の作品を見て「うむ、表現規制の話とするならのるてのが笑えるぜ」と思えた

 ただ問題はべつに「国民の映画」表現規制だけの話ではないし、そもそもコメディとして書かれてないので、「人間を書いたドラマ」としてはまだまだ足下にも及んでないということだ。なんというか、人間の気持ちの悪さが心地いいんだな。12人の登場人物、みな狭いんだ。狭いんだけどそれを決して非難していないし、でも肯定もしていない。

 そしてこれは本書きだから書く感想だけども、ナチスに媚を売って作品を作る監督や俳優と、反ファシズムの立場をとったため発禁にされる作家が出て来て、果たして自分はどちらを選ぶのかってのを悩んだ。はっきりいえば、今の私はどっちのレベルにも達していない。

 私は普段の言動やのるてやコントで社会派だ、反体制作家だに見えるかもしれないが、(確かに両親が日教組だし多少はアカかもしれんが)まずは、反体制のが面白いと思ってるからだ。石原閣下万歳っていってるより、死ね珍太郎っていってる方が笑いがとれるからだ。池田先生の場合は、池田先生万歳てほめ殺しにして笑いとってるけど。マイケル・ムーアが面白いと思うか思わないかの違いだと思うけど、私は面白いと思うしそれに近い笑いがつくりたい。

 もう一つは今貧乏だからである。私は、自分のように劇作の才能のあり、かつ一般的なサラリーマンになるような能力に欠けた人間、つまり音楽の才能にあふれるが人としてはクソのモーツアルトのように庇護を受けるべきであると思っているが、誰もパトロンになってくれないのが腹が立つので、報復として反体制のお芝居をしているわけだ。体制がその事に反省をして、私を庇護するならいくらでもプロパガンダを作る事はいとわない。私を黙らせたいなら金をよこせばいいのだ。それこそ、私は今大きな政府を指示しているが、金持ちになれば小さな政府を指示するよ。信念などではなく立場が変われば変わるのは当たり前。

 結局は私には作家として書きたいことなんてのはないのかもしれん。いや、もちろん訴えたいことはあるけど、自分の立場が悪くなりそうな事でも、我慢出来ずに言っちゃったり、ツイッターに書きまくったりして説得力ないかもしれないが、劇作においては受ければいいし、お客さんに笑ってもらえないくらいなら、自分の訴えたいことは抑える。のるては、「今、訴えたい事」と「お客さんに受ける事」が、かなり合致した稀有な例であった。だから、今スランプなんだなあ。

 ということで、何書いてるかわからん、感想になってない文になった。続きまた書きます


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