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2011/04/05(火)
さよならちっく
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今回の公演はちっくのプロレス引退公演でありました。
正直言いまして、ちっくが3月に引退でなければ、無理して3月にしなかった可能性もあります。まあ、彼は2年前には内閣やめて、今はロップだからしったこっちゃないのだけれども、しかしシモン、野口、眞野、ちっく、HIROFUMI、寺澤、この6人だけは引退公演は内閣でなければ気が済まないと思っておりまして、おかげ様で半分の3人はきっちり内閣でやってもらえて本当に良かったです。
ちっくと出会ったのは6年前で、たぶんそれ以後一番話をした友人であると思います。私は基本演劇の話しかしないのですが、困った事に彼は競馬や政治経済など演劇以外で数少ない私が好きな話題も好きなのです。そりゃ話すに決まっている。意見の対立、喧嘩もいっぱいしますし、正直好きかというと嫌いな部分もかなり多いのですが、それだけではない業みたいなつきあい方があります。
彼はひきこもってて、家を出て私と出会って、ニートしてたのに、いつのまにか柔道整体師という夢を見つけて春からその学校に行きます。未だに、自分が何になりたいかわからん、本当に売れたいのか、安定した職に就いて芝居を続けたいのか?そもそもそのどっちにもなれるアテがまったくない私よりよほど偉いでしょう。ニートニートと馬鹿にしていたのに追い抜かれて困ったものです。彼の6年の間の成長ぶりに比べ、私の進化のなさと言えば、HIROFUMIにもぬかれちっくにもぬかれ、川崎だけが頼りです。川崎君にはぜひ成長せずに「川崎よりはマシだ」と思わせて安心させてほしいです。
なにより私はちっくを救うためにプロレスをやったわけではないですが、ちっくにとってプロレスとの出会いが充実した演劇人生と整体師というものに出会わせた事には誇りを持っています。偶然であっても一人の人間の道筋を見つけさせた事だけで、私はこの世に生まれた意味が会ったと思うのです。
私は、人生の目標は苦労をせず好きな事だけしてダラダラ暮らすなんで、そのためにほんの少しだけ必要な努力がなにかを早く見つけたいと思います。ほんの少しじゃ足りないとわかったら、諦めて革命を起こします。
そして、引退公演をした寺澤君があっさりまた遊んでいるように、ちっくがまたプロレスをするのは時間の問題でしょう。HIROFUMIも退職してからは復帰させます。かつて今井に「定年になったら内閣にまた出ろ」って言ったら、 「じゃあそれまで内閣やっててくださいね」言われてるし、第80次笑の内閣は全員集合。全員天龍や百田を超えてプロレス、誰が死ぬかな。
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