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2011/05/03(火)
非国民文化祭2
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演劇で金銭を得るというのは、まあ大まかにわけて、チケットノルマで得るか、自力で収入を得るか、スポンサーから収入を得るか、行政から補助金を得るかであろう。笑の内閣でいえば、毎回参加費があって、チケット収入も会って、スポンサーとしていくつかのお店からお金をもらって、行政からの支援は、まあ唯一言えば北海道演劇財団からシアターZOOの劇場費を無料にしてもらったという手段を得るということで、全部のパターンを制しているわけだけれども結果は、ノルマなしで+が2回、ノルマありで+が5回、ノルマあってなおマイナスが6回であるが、かけた時間を時給換算すれば当然ながら、飯になってない。
と、いうことでまあ、とにかく売れ選路線で行くか、助成金を巧みに狙っていくかになるわけだが、そこが「国民文化祭に応募するか」「非国民文化祭をやっちゃうか」の違いだと思う。まあ、実際国民文化祭に応募したって協賛にならない、非国民文化祭をしたって売れるわけではない可能性が高いわけだからどっち選んでも関係ないわけだが、自分の思想の関係である。
上記及び、昨日の日記にもある通り、私はどっちが選びたいかと言えば、どっちもあるし、どっちも突き詰めてない。時と場合によって「税金てのは払うもんじゃねえ、ぶんどるもんじゃい」というのと「補助金に頼るなんて文化乞食じゃねえか」ということをどっちもかっこつけていっている。私は、自分の立場を自己正当化するから、それこそ生活保護をもらっても「真面目に働くなんてばからしいね」というし、高額納税者になれば「わしの税金使って、あいつらに食わせんなや」と言うような男だと思う。
私には、いまだ文化に税金を投入する事が、必要な事か、無駄な事かの結論を出せていない。権力に媚びず、好き勝手にやっていることにもかっこいいと思うし、マサホさんをはじめ政治家と親しくしてちょいちょい恩恵をうけてやろうとか、演劇界の先輩との交流、工作も好きだ。と、いいながら、そこまで先輩方に可愛がられてない現状をみると「そんなもん知るか」と言い出す。ご都合主義だ。
両天秤書けてうまくいくならそれでいいんだけど、まあどうなるかわからんねえ。今日書いてるコントがもしマルだしねえ。
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