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2011/06/24(金) 高間の見解2

そのうえで唐仁の投下で、これだけ若手が爆発したのは、今回のオルタナそのものだけじゃなく、ずっと京都の中で評価されているものが面白いと思ってないというものが蓄積されていたのではと思われる。これは、少なくとも「自分の作品が面白いのに評価されてない」ってだけでは、恥ずかしくてそこまで爆発せんと思う。今回の市川君にたいし、純粋な嫉妬であれば、まだ問題ではないが本気で嫉妬ではないところには問題を感じる。

 私は、学生演劇祭で「誰」を見たし、それがえらばれた敬意を唐仁より知っていたので、見解は異なるのは当然だが、まず学生演劇祭でみた感想で面白いか、面白くないかでいうとどちらともいえなく、採点で10段階で6点をつけたというのが感想だ。高田君はそれで大賞に選ばれなかったのが納得いかなかったようだが、それはそうだろうと思う。確かに、12劇団の中で異質というかなんぞやってやろうという心意気をふくめて、5点のところを6点にしたが、そもそも評価軸が一つしかないのだ。例えば、「脚本」「役者」「スタッフ」といったチャート式の審査であれば、もっと高得点になった可能性があるが、あれしかなくてしかも演劇関係者じゃない人が多く客席に閉めるなら「テフノロ」や「月クロ」が高得点なのは当たり前である。

 で、私は高田君が、とにかく打算無しでこの作品を紹介したいっもっと世に広めたいて思いでこの企画を立てたってことに関しては純粋だとは思っている(さらに、本人は演劇界のためとも思っているが、本当に層なっているかまでは擁護しないけど)。ただ、だからこそ、ツイッターでの言動含めて若干舞い上がっちゃってるなあて見てたけど、それで一回だけ「評価されないのは間違ってるって言い方は言い過ぎじゃないか」と苦言を呈したけど。彼は「とまる。」なんて恐ろしいすごいもんを作ってしまうことからもわかるように、ある意味私と一緒で凝りだしたらとことんやって周りが見えなくなる発達障害だと思うし。とかく暴走し易い(発達障害は悪ではない、エジソンやモーツアルトもそうだし)

 ただ、それに対する劇研のプッシュの仕方にこそ気持ち悪さを感じてる唐仁の気持ちもわからんではない。正直、高田君以外の劇研の姿勢がどうなのか見えないのだ。ようは、本当に同じくらい、あのレベルの作品をプッシュしてたならその感性がずれてるし、名前だけ貸していたならもっと問題だろうということだ。

 それなら私は演劇界を発展させていくというなら、一番は金に困らないことなのだから、がんがん補助金をひっぱるためにロビー活動をしている方がはるかに良いだろう(上記の事を考えると、本気で演劇に税金を投入する価値があるのかも懐疑的にはなるが、「需要のないものは滅びろ」という浅利慶太の方が正しいかもしれない)。

 なによりだったら、わしほど演劇界を考えてるもんは居ねえぞ、私の作品は演劇史的に価値がある(演劇を発展させようなんて思って書いてないし、後の人間に影響を残そうとも考えてない、むしろ小さい人間なので真似してほしくない)作品は書いてないが、稽古場有料化の時はデモやったし、表現規制の時動いた奴は他に居んのか。新たな手法が発見されなくても衰退したって演劇は滅びはせんが、表現規制がされたら滅びるのに。それに援軍くれとまではいわんが、それなりに評価がないとやってられませんわ。

 学生劇団の感想も含めて私は、今回いかないという判断を下していたわけだが、正直これだけ物議をかもしれいるといきたくはなったな。プロレスだったら、唐仁のこの噛み付き方もふくめて仕込みなんだがな。


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