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2011/07/10(日)
どうも、売国奴です
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前々から言ってた通り9月にお芝居します。タイトルは「非国民文化祭」です。前にも書いた通り、今年は京都で国民文化祭が行われるので、それに対抗してです。今週からビラをまき始めました。こんな感じです。昔の怪獣映画っぽい+不謹慎でつくりました。 ラインナップも原発コメディ「原子力少女ぷるとちゃん」
ウルトラマンさえいれば怪獣は倒せるからと廃止されそうになる正義の組織を描く「科学特捜隊事業仕分けにあう」
ブルジョア高校と戦う、貧乏公立高校を描く青春プロレタリアコメディ「もしも、高校野球部の女子マネージャーがマルクスの資本論を読んだら」
血液型で人を差別する愚かさを描く「ブラッドタイプハラスメント」
つかこうへい追悼企画、ブラック企業を糾弾する「和民殺人事件」
衰えた俳優がなお、連続出演記録をのばすために無理矢理芝居に出続ける迷惑を描く「老害」
再びかえって来たお昼の右翼番組「田母神俊雄アワー、ウヨっていいとも」
日本一危険なホームコメディ「殿下さん あーちゃん不登校になるの巻」
国民は健康の義務であるをモットーに、ガンや肥満の根絶を目指した政権を描く実録物「健康帝国の野望」
をやります。
東京では時間、キャストの都合上「科特隊」「老害」「健康帝国」はやりませんが、代わりに、コンドームを発明したコンドーム伯爵の伝記「コンドーム伯爵の一代記」をやります。
と、まあタイトルどおり「非国民」なコントばかりですな。右の人からも左之人からも怒られそうなものばかり。いやはや
それを言ったら私はたぶん、左派だと思われてると思いますが、私は日本が好きで中国とか韓国とかはあんまり好きではありません。しかし、右な方々と同じような理由で日本が好きで中韓が嫌いというわけではありません。
それは、日本は「非国民」な言動がしやすいからです。
日本は自虐ばかりで情けないという人は多いですが、自虐が出来る国なんてなんて素晴らしい国だと思うわけですね。ほとんどの国は、愛国心はもって当たり前で国を自虐的な表現等すれば、袋だたきにあうわけです。しかし、なにかを好きになるか嫌いになるかなんて当人の勝手です。しかし祖国というものには好きという感情しか許されないなんて国は本当に住みずらい(もちろん、嫌いなあまり外患誘致とかはされちゃ困るが)
そして、自虐というのは笑いをとる手段としては非常に有効なカードの一つです。それが使えるか使えないかの差はでかい。残念ながら、中国、韓国のナショナリズム文化では、そんなタイトルで芝居が出来ると思えません。自由の国アメリカですら、このタイトルでは危ないと思う、フランスやイギリスなら出来そうだけど、この世界でいったいいくつの国で「非国民文化祭」で公演が出来るでしょうか?私はそれが出来る日本という国は大変素晴らしい国だと思います。その感謝をこめて、非国民な文化祭をやっていきたいと思います。
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