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2011/07/22(金)
第13次役者紹介1
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稽古も始まったんで役者紹介します。今回の内閣は、内閣史上初!初出演がいません。よってかなりありきたり
中谷和代
のるてちゃんの腐女子教師武田先生役でMVPをかっさらっていった中谷さん。確かに脚本段階で笑いと良い長セリ両方あってかなり有利な役ではあったが、笑い部分では大暴走。良い台詞ではきっちり上手い演技で泣かせて圧巻の勝利であった。
彼女は、今回惜しくもスケジュール上の関係で出れなかったごなえ(ピンク地底人2号)とならんで、内閣史上でも最も信頼するコメディエンヌである。ごなえが感性のボケなら、中谷は理論のボケである。まあ、自ら脚本・演出をしているのだから、当然と言えば当然だが(内閣に出た女優で恒常的に脚本演出をしているのは彼女がはじめてなはず)、演劇への造形そして物の考え方など非常に知的なので、刺激的で楽しい会話が出来る。
私は、今のところ子孫を残したいとは思っていないが、どうせ子供を作るなら優秀な演劇人にしたい。私が父であれば当然種は優秀なので、卵子も優秀なら完璧である。その面ではぜひ彼女には私の子供を生んでほしい女性である。しかし、問題はこれは血統的な面での魅力なので、別にセックスしたいとか配偶者にしたいという魅力とは別だということだろう。競走馬のようにはいかないのである。(でも本谷有希子なら、作家としての血統面でも女性としてもつきあいたい)
そんな彼女は今回もエキセントリック。やくどころは
放射線計り隊 蓮舫 A型女子 老俳優蟹本のタニマチ 健康帝国の国家公安委員長
などをえんじます
菅原タイル
菅原タイルは、稽古場でみんなのおもちゃにされている。菅原オブジョイトイである。ツッコミのしやすさといか、どんな下らない発言にもきちんとツッこんでくれるので、安心して話しかけられる。彼はけっこう頭が良く、実際は別にそこまで要領が悪くないし、スタッフなどではそれなりの能力を示しているのだが、熱心に就職活動しているのに内定が出ないとか彼女がいないとか1年前ののるてちゃんの参加費を金原から借金して未だに返していないとか、要所要所で世渡りの下手さがにじみ出る愛すべき男である。
そんな彼の役者は、内閣において武結城―スピっ太郎―サンフレスコ中野から続く系譜、私好みの「悲惨な目に遭わせると映える=痴漢冤罪や欠陥住宅買ったサラリーマン系役者」を受け継ぐ男である。ツッコミ能力が高いのでツッコミでも重宝する。のるてでは高校生だったが、やはりおっさんをやらせたいと思ってたので、今回も活躍する
役所としては
ロボット研究所の所長 代々木高校野球部監督 ワタミ百万遍店店長 大山金太郎 田母神俊雄元航空幕僚長 健康帝国の官房長
などをやります
しゃくなげ謙治郎
演劇経験1年未満、内閣初出演でいきなり主役、そしてメインの試合に抜擢されたしゃくなげ。特に、福岡で「ガラパゴスダイナモス」の椎木さんに目を書けてもらえた事は彼に取って大きな経験になった事だろう
そして、完璧にそれに図にのっていると思われる。いや、確かに3月のしゃくなげは凄く良かった。しかし、まだまだである。とはいえ、まあ別に未踏座の団員だし図に乗ってもいいかなと思う。
彼のなにが違うって、単なる純情ボーイだと思っていたのが、確かに純情ボーイなのだが、以外と姑息な純情ボーイだったということだ。山陰線事件はまあ若気の至りでいいが、先輩髭だるマンの扱いや、口の軽さ、そしてそれに対する言い訳が本当に姑息だ。ただ、それが別に頭がよい姑息さじゃなく、馬鹿で、別に害悪があるわけではなく、ああ若いなあって微笑ましい気持ちになる姑息なのが良い。やっぱり馬鹿でみんなに可愛がられているのだ
そんな彼はあいかわらず馬鹿な役が多いが、特につか芝居(もどき)に挑戦するのは注目だろう
主なやくどころは
B型の会社員 富山労働基準監督署の腕利き捜査官、熊田留吉 老俳優蟹本を慕う子分俳優 鱈井たかひろ 高貴なご一家のご長男 健康帝国の博士の助手 などです
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