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2011/07/29(金)
作品解説 科学特捜隊事業仕分けにあう
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なでしこジャパンの快挙はとても嬉しく見てたわけだが、これに便乗して蓮舫をたたいている連中は、なにを言ってるのかである。むしろ、予算を削減しても優勝できたのだから正しさが証明できてるではないか。
演劇やってる身からすれば、好きなサッカーをバイトしながらするなんて当たり前のことである。赤字なのにプロなJリーガーの方が異常である。しょせん興行の世界なんだから、食えるだけお客さんを集められなきゃバイトするしかない。彼ら彼女らが食えないのが可哀想だというなら、まずてめえがチケットを買うべきである。興行の世界に住む人間への応援は、どんな心のこもった応援よりも1枚のチケットだ。と、いうことで日曜日に神戸まで澤を見に行こうと思う(が、日曜日は無料試合だった)
ただ、それじゃ不憫すぎるから、なんらかの機関がなんらかの援助をするというのはアリである。うちの劇団もサッカーも、興行となのつくもの大なり小なりスポンサーを探している。
問題はそれが、行政の場合である。極端な話、政治家の役割なんてのは税金をどれくらい集めてどう使うかしかない。今の私は、金持ちからいっぱいふんだくって、こどもとか老人や田舎者にはつかわず、貧乏で都会に住んで独身で演劇人に使ってくれる政権がありがたいだけのことだ。
だから、あなたがサッカー関係者か、女子サッカーがないと生きていけないなら、その予算を削減するなら怒るべきだ。あなたが、科学者で、科学技術が1位じゃないとやってらんないなら、削減されれば怒るべきだ。私はサッカーがなくても生きていけるし、科学技術が2位でも生きていける。が、貧乏で生きていけないし、芝居には金かけてほしいので、そこが削減されると怒る。
しかし、どうも自分の利害関係を超えたところで怒っている人が多いのは理解し難い。そんなに利害関係のない他人の事を同情出来るならそれは素晴らしいんで、どうぞ税金で間接的に支援なんかしないで、直接サッカーや科学技術機関に寄付してほしいものである。
と、いうような思想で書いたわけではない別に。事業仕分けネタはコントにしやすいからしただけ。ACTも愉快犯もやってたし。ウルトラマンネタがそろそろやりたかっただけ。
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