|
2011/08/03(水)
作品解説 田母神俊雄アワー ウヨっていいとも
|
|
|
一昨年の時事ネタコントでもやったネタである。その後、本当にいいともに田母神がゲストでくるとは思わなかった。あんな危険ないいともはなかった。その時は安倍がゲストだったが、今回は別なゲストである。
なぜ、こりもせず同じネタを出すかと言えば、私は頭がおかしい人をを出すのが好きだからである。
右翼=キチガイなんて本を書いてるから、アカだとか左翼脚本家とか言われるんだろうが、私が馬鹿にしているのは右翼ではない。キチガイを馬鹿にしているのだ。確かに私は左派だが、キチガイ左翼は嫌いである。どうみても、現在の国家の中でもワーストである金さん親子の国を擁護する左翼や、実現不可能なお花畑である非武装中立を唱える左翼には怒りを感じる、しっかりとした軍備を持ち残虐国家には断固として認めない姿勢をもったうえで社会福祉を充実させ、自由は最大限保証するという理想の左派社会を実現するには、そういった連中のせいで左翼思想全体が間違っているなんて思われては迷惑千万である。じゃあそれもネタにしたらいいやんという話だが、正直、味方といえば味方だが、馬鹿な味方は敵より怖いというとおり、馬鹿にしてネタにしてる余裕がないのだ。
まあ、それなら右翼は広義の意味で敵なんだからネタにはしやすい。そしてネタにしたいキチガイの類いはつきない。
もちろん、右派であっても尊敬に値する人はいっぱい居て、大学時代に習ってなるほどと思ったのが、人が馬鹿かどうかを判断するには、南京大虐殺の虐殺人数の主張を見れば簡単にわかるというのはなるほどと思った。南京大虐殺は、厳密に資料を読めば30万でもないけど0でもない(おそらく15000〜40000人くらいと思われる)、30万だと言ってる左派言論人も資料を読めない人だが、0という人も資料を読めない人だ。同じように、従軍慰安婦に強制はなかったと主張しても(実際ほぼその通りなのだが)、資料に基づいて4万人説をとる秦郁彦氏と、0人説を取る東中野修道氏とでは、歴史家としてレベルが違うのである。同じく、軍事強化を主張してても、現実主義者の石破茂と、前頭葉が退化してる珍太郎ではレベルが違う。
その意味で、田母さんをネタにする、馬鹿にするのは左翼だからではない事は、田母さんが右寄りだからって無批判で信頼する人たちはわかった方が良い。田母さんは右翼だから、ヘンなのではない。日本は良い国だっていってるから批判されてるわけではない(注1)「張作霖の罠で戦争に引きづりこまれた」「コミンテルンの陰謀だ」とかいってるからヘンなのだ。自衛隊のトップが陰謀論なんかいってるからヘンなのだ。良識派保守の石破が批判してることで目くらいさめてほしい
ということで、笑の内閣に取ってタモさんは永遠のアイドルである。
注1 私は左派だが、実は意外にも戦前の日本の戦争が違法だとは思ってない。当時の価値観でいえば当たり前だと思ってる(権益拡大のためのアジア解放の為の聖戦だとも思わんけど)と思っている。よって戦勝国の事後法である、東京裁判等無効であると思う。ただし、あまり勝つ見込みのない戦争をし、内政においても国民を弾圧しめちゃくちゃにした人間、体制を良い人、良い国、誇りだとは絶対に思わん。罪はなくても、当時の方が古き良きだったとか、住みたい国じゃないし、当時の指導者は「無能」である。真の愛国者なら、日本を滅亡寸前にした指導者や、戦前の体制をなぜ擁護出来るのかわからん。
国家への忠誠心が高ければ、愛国者なのではない。蜀の姜維も、豊臣家にとっての石田三成も、忠誠は誰にも負けなかったろうが、その忠誠心ゆえの北伐や、厳しい政策が蜀や豊臣家の滅亡を早めさせたんだから、裏目に出ることはあるのだ。ネット右翼の皆さんは、国家への忠誠心のあまり、中国韓国と断交せよとか言ってますけど、断交したら日本滅びますよ。働かないでネットで愛国心煽るより、逮捕前に愛国心なんかないけど多額の税金払ってたホリエモンの方が日本に貢献してましたよ。ということ
|
|
|