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2011/08/05(金)
作品解説 日本一危険なホームコメディ あいちゃん不登校になる
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私を反天皇制だと誤解している人も多いが、私は皇室好きである。見てて面白いじゃないか。みんなキャラがたってて、非常にまねたくなる（本当は皇籍離脱したがりの三笠宮殿下や、留学先でヤリマン伝説のつぐちゃんも出したいんだが、さすがに有名じゃなくて笑いが取れないだろうからやらん）。と、いうことで今回もやります。日本一危険なホームコメディ
気持ち悪いのは、天皇制ではなく、過剰尊王家である。彼らは皇室を敬っている。が、なにゆえ敬っているのか？私は後述の通り現在の陛下のリベラルな考えは、尊敬に値すると思っている。それは、今上天皇という地位ではなく、明仁さんという人を尊敬しているのだが、その人間ではなくその地位を尊敬しているというのは、なにゆえかさっぱりわからん。人を尊敬するなんて感情が本能であるわけがないのに、本能的に敬っちゃうどころか、敬わない人にあーだこーだいうのは本当にうざい。
まあ、それはいいのだが、問題は玉が自分の理想たる玉でないあことに腹をたててる者が、尊王家だと名乗っていいのかて話である。
私が、今まで見た中でも屈指の笑った映像と言えば、米長邦雄の一人相撲である。園遊会で陛下にドヤ顔で「日本中の学校に国旗国歌を上げる事が私の仕事でございます」と褒めてくれ褒めてくれと言った時に「あまり強制させることがないよう」と言われ「そ、そ、そ、そ、その通りでございます。あ、あ、あ、ありがとうございます」と強引に遮った場面である。天皇を使ってギャグ。かなり高度なネタである。さすが、ツイッター上のギャグセンスがはんぱない永世十段なだけある。
しかし、ギャグではない。現在の保守派の東宮バッシングを見ると、ようは彼らには天皇制の維持が大事であり、当人らの幸せなんかどうでもいいのだろう。畏れを多くも臣民の分際で、はっきり跡継ぎは皇太子はいや、秋篠宮がいいと口出しをしてるのだ。お前ら何様だ。人ん家のことだぞ、中にやつに決めさせろよ。
尊王家はストーカーと一緒。過剰な愛情なんか迷惑なだけである。２・２６の首謀者は陛下の為にクーデターを起こしたがなんといった「朕の本意にあらず」ではないのか？あんたの愛情表現は本当にあってるのか？日本中が陛下万歳陛下万歳ていって招いた敗戦こそが、皇紀２６００年のうち、南北朝時代とならぶ最大の危機だったんじゃないのか。自分に都合の悪い思想の天皇で愛せるのか（実際、軍部は戦争反対論の昭和天皇の廃位を画策したという資料はある）
私の本には愛がある。馬鹿にしてるように見えるかもしれないが。あのご一家に対して愛のあるコメディだ。本当の尊王家はどっちだ。
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