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2012/01/25(水) 第14次参加者への感謝1
 いつもは公演の概要書いてから各自出演者に感謝となるんだけども、今回は諸事情で逆

 まずは、人身御供の川崎君。なんだかんだでかわいいやつだ

 イラストの九鬼さんは今回映像がなかったが、見事にズッコケのパロディを果たしてくれた。ざいせいはタンもグッド

 宣伝美術の森は、デザインだけじゃなく私と市の宣伝文の中身による喧嘩に巻き込まれてかわいそうなことをした。すまぬ

 劇中に登場した低俗過激団の芝居「アクメが来りて笛を吹く」のビラを作ってくれた末山は、下らない小道具を作るって粋をわかってくれた。すばらしいクオリティである

 衣装の湖瀬マリアは、森麻子のアレを選んできただけで、さすがわしの好みをよくわかってる。当日入ってくれた源氏さんは、ほんまに甘えてばかり。最近、現場でいろんな人を姉さんとよぶ風潮がありますが、内閣で姉さんと呼んでいいのは源氏さんだけです

 神田川は、今回ミスらなかった。珍しいな。あいかわらず曲センスがあってるので楽だ山本君もだいぶ演出に意見してくれるようになったので楽だ。この音照コンビは私はすごい楽

 吉村さんには舞台監督として、「公選法にふれないようにする」という重責まで担ってもらってありがたいのである。

 当日受付で入ってもらったちっくにはたいへんおんぶにだっこ。まあ、安心してまかせてられるのは楽。また、初参加で制作してもらった平田ユミは、なかなかやる気があって仕事も早い。見所がある制作だ

 続いてキャスト。まずは帰ってきた神の子HIROFUMI。本当相変わらずうざい。稽古場にきて4日で今回初対面で年下の丸山、タイルから「死ね」といわれる実力はさすがだ。

 竹中君は、自ら出たいとやってきて、メインにはならなかったものの、腐らずエキストラでやる気をもってやってくれて助かった。酒に詳しいやつはいい奴なのである

 金原もメイン出演にならなかったのは残念だが、一瞬だけのマリー・アントワネットで十分存在感をだした。やはり天性のコメディエンヌだ。

 菅原の陽さんは、馬鹿ばかりのメンツの中、一番の実力者として、岸辺市長をやりきってくれたと思う。ここがしっかりしないと映えないしね

 中西君は、事故で練習にこれないし、ゲラで面白いアドリブがあると笑ってしまう(内閣の現場は、アドリブが称賛されるので笑う方が悪い)のでどうしたもんかと思ったが、さすが唐仁が育てた男だ。本番に間に合わせた。内閣史上でも屈指の悪役落合福市長をやりきったと思う

 ピンク地底人2号は、本当にあいかわらず面白い。今回も、ほとんど出番ないのにMVPで3位。彼女が演じた当麻記者は、私が新聞に取材をうけるといつも「こんなこと言った覚えないぞ」って思うのをさらにディフォルメした役だが、ねつ造新聞記者というのを嫌味じゃなくコメディにできたのは彼女あってこそ、当てた俺もえらいが、期待通りやった彼女はもっと偉い

 万里も本当にいつの間にかエキセントリックコメディエンヌになった。今回の阿藤会長は、出番が少なくおいしい役じゃないけど、それなりに票をとったのは彼女の遊びが効いたのに他ならない

 タイルは本当にいい役者だが、秋吉―スピーサンフレスコらの系譜「酷い目に合わせると映える」役者なので、3回目でようやくどハマりの役につけられたと思う。丸山とのコンビはさすが抜群で、しかしどうしてもボケの丸山に票が集まるが、見る人はツッコミの小原課長を評価してくれてるのでうれしい

2012/01/24(火) 第14次参加者への感謝2


 そして、今回のMVP丸山交通公園。彼がMVPってのは演出家としてはある意味失敗である。だって、春日議長は丸山だもん。脚本に「ここでアドリブ」と書いてるんだから酷いものだ。が、ちゃんと必ずはずさず笑いをとれる彼を信用してるし、見事日和見議長を演じて、松井孝治、鈴木正穂と本物の政治家もうならせたのは見事

 惜しくもMVP2位だった、セクシーすぎる市議会議員平下孝子を演じた森麻子。もう、谷間出しまくりガーターベルトあの衣装の下品さと言ったらセクシーではない痴女だってのをやりきったと思う。今、感想を聞いても「Gカップの人」「おっぱいの人」と固有名詞が出てこない。そういうイメージがつかないか心配なので、次がまったく別のメンへラ女とかやらせたい。彼女の傲慢不遜な演技の方は演出つけまくった方なので、演出家としてはこっちがMVPのが良かったな。
 
 髭だるマンは、本当にうまくなった。特に連続して面白い台詞をいう時、笑いが起こればやむのをまち、起きなければテンポよく言うという技術を取得したのはでかい。羽生田も良かったが、今回はまさに当て書き。ある人のブログにあった「彼の人の卑しさを形にしたような姿」てのはすごいほめ言葉だと思う。次は右翼青年をやらせたいんだけどな

 藤井は、今回も楽観的でなんとかならんことを放置する私に対し、なんとかするという役割をやってもらったので、もう次からは最初からなんとかしてもらおうと思う。とにかく、ボケばっかりだと収拾がつかなくなるので、彼女が演じる聖子のような役は絶対必要である。しょうみボケは見つけてきやすいのでこのポジションが安定してるのはありがたい

 男前で声もいい、太田君は本当にスター性のある役者だと思うので、今回票をそこまで集められなかったのは申し訳ないし、悔しい。彼の演じる姫川は、当然私がモデルなので、傲慢不遜ぶり、守銭奴ぶり、変態ぶりをしっかり落とせなかった責任は私にある。しかし、彼の演技は好きだし、次は私のダメっぷりを落としてダメ男をさせたい、かっこいい役からダメ男役をたどった山城新吾の系譜を通ってほしい。

 今回のヒロイン、秋奈ちゃんは3人組全員と寝るビッチ(そもそもヅッコケ3(穴)兄弟というネタありきでズッコケパロディにしたのだ)ということで、絶対そんなことしなさそうな女優(残念ながらうちのレギュラー女優はみんな処女っぽく見えない、唯一四方さんはそう見えるが彼女がしたたかな役をしてても意外性がない。注・あくまで見えるか見えないかなので本当に処女か非処女かという問題ではない、演出家だからってそこまで把握していない)をスカウティングに行って、紫行ってこの子だと思ってオファーかけて、本当に見事に期待にこたえてくれたと思う。本当に「可愛い」というのがほめ言葉じゃなく、ギャグになるという「可愛さ」というのはコメディエンヌとしては貴重なので、色々試してみたい女優だ

 由良は、だいぶ声でるようになったとはいえ、まだまだだが、今回はまだ声が小さくてもなんとかなる東山で「他がギャーギャー騒ぎすぎるので小ささがかえって目立つ」「注意して聞かないと1回で頭に入らない難しい台詞が多いので、声が小さくてみんな集中して聞くぶん頭に入る」という逆説的にはまる役につけられたと思う。老害の蟹本、ヒムラ―、リンクスでの校長と、年配の役が好評で、今回のハカセも若いけどじじくさいので、ちょっと若い役もやらせたい

 眞野のモーちゃんは意外性がなさ過ぎて、どうも普通のデブキャラはマンネリ化しはじめたので、もちろん期待通りに良かったのだが、けんじさん以来のイメージを一新するかっこいい役を与えたい

 まずは、前の週まで東京初進出をしていたのに、主役をこなしたキャッツ。あんな掛け持ちなのに一番安定感持って、元々抜群にうまい役者だが、稽古場でも抜群な男だ。イッパイアンテナと笑の内閣とロップは切磋琢磨して高めあっていきないものだ

2012/01/23(月) アンサー
ヅッコケ3人組の稽古場有料化反対闘争、無事終了しました。と、いうことで色々語ったり、お礼をまず言うべきであるので、今日の日記を一個人あてにするのはいかがなものかとも思いますが、本日は一人宛てへのアンサーとします。

 私は小さい人間なので評価を気にします。なので、公演中は「笑の内閣」で献策し感想を集めます。3個ほど喧嘩を売られたようなものがありました。1つは「受付関連という完全にうちのミス&芝居の好み」なので、買うものでもありません。「うちのミスすいません、好みじゃなくてすいません(でも演出だからかえません)」なのでいいのだが、1件は明らかに「事実誤認の伝聞か、解釈ミス」なので、訂正を求めた。これは解決した。

 そしてこの人とである。経緯は
http://zero-1office.jugem.jp/?eid=98

 私は喧嘩早いのでやたら誰でもしてると思われがちだが、そんなことはない。上記のようにかわない(そもそもそんなに喧嘩なんか売られないが、1公演で3つなんてのははじめて)が、この人からくらったものに関しては、正直腹が立つというよりもワクワクした。それは♯笑の内閣をつけて、私に発見されるように仕掛けて来た事だ。私は明らかにうちの批判でも具体的に笑の内閣とまで書かれなければしないし、話の中身が面白くなかったは作家としてそう思われたら反論することではないのでしないが、今回は公演の意義に関して「事実誤認」があるのと、それ以外の意見を読むと同意出来る部分もあって、話したら面白そうということもあって買うことにした。

 まあ、一番は「当人は来ないだろうけど、うまく炎上させたら話題になって当日券増えないかな」てのが思惑だったわけだが、当人からのアンサーがなく盛り上がりそうにないので、こりゃ失敗だったぜと思いきや、当人が当日券で来ていただいたのである。これは素晴らしいなと思った。「見に行かないでする批判」を批判したらちゃんと見にくるということはなかなか出来る事ではない。ありがたい限りである。

 で、以下はもう個人的アンサーになる


 とりあえず「発達障害である事を公表している事」

 私がADHDであることはアイデンティティであり、自己紹介の中では欠かせないことであると思っていますが、「逃げてる」と解釈されるなら近々書き直します。思慮にかけているといえばかけているでしょう。

 で、ここはまず終わらせといてそれ以降である。


 この方のブログは過去の分ふくめ目を通した。「腹がたつ」部分も多いが、「拍手したい」部分のが多い。私も毒舌だがここまで言えないのでね、私が具現化できない不満を書いてくれていると思います。


 演劇のシステムへの疑問、値段設定の根拠などに関しての記述は納得出来る部分もある。私も疑問に思わないことはない。私自身、路上パフォーマンスもしてたし、吉田寮みたいな劇場と言えるかどうかってとこでもよくやるし、なんで「照明がないと音響が無いとハコがないと出来ない」という考えしか出来ないのは困った事だと思うが、そうじゃないと思った上で使っている事が怠慢だとも思わないけどね。

 値段設定に関してはそもそも、小劇場最低時給をまかなえてないんだから違法に低い、である以上、根拠もクソもない。まあ最低ラインの収支0もあるわけだが、そこで決めているかも怪しいところは多いだろう。多くは「格」とかそんなところかと思う。ただ、じゃあ投げ銭でかというとしっくりはこない。うちは演劇界を背負う気はなくて長続きさせる為、最低限のお金確保したいから有料にしてる自己保身だけども。それ以外でも見ても気に入らなくても返品不能ってのは腹がたつ、腹がたつが、映画でも飲食店でも一緒である。が、なぜ違うかって言えば、映画や飲食店なら前もっての情報量がたっぷりだし、「選んだ奴の自己責任」と反論し用があるが、うちも含め演劇の事前情報はあまりに品質保証が出来てなさすぎるので、選んだ責任を問えるレベルではないからだと思う。だから、私はもっと効果的な情報公開が出来れば、「金を取る」ことは、金を取られる覚悟がないお客さんを排除するためにも必要だと思う、私は田舎出身だが、田舎の無料の催し物の客席の質の低さにはいかがなものかと思っていたので、1円でも必要だと思っている。

 ただ、予算の透明性に関しては本当に必要だ。と、いうか単純に他劇団の予算票、決算票ってすごい興味あるんだけど見せてくれない。なんかやましいことなどなさそうなとこばかりなのだが。これは前々からまずうちが実践しようとしてる、「笑の内閣株主総会(お客さんに年間決算を配って、「この支出は無駄遣いだろ」とつっこませる。チケットは1株1000円だが、一人で何枚でも買えて一枚一票の議決権をもつ。場合によっては私も代表から解任出来る)」で実現させたいと思っている。

 なんか前々アンサーになってないな。この方が言ってる「目覚めよ、演劇人」と私の「目覚めよ演劇人」は具体的事例は違うけども、当たり前と思ってる事になれるなというところはあるだろうと思う、私はおそらくこの方よりもだいぶ怠惰だけども。私は今回の作品では「演劇を出来る環境を当たり前だと思って、それを維持する努力をしないものには作品を作る資格は無い」と思ってる。私も有料化問題に陳情に言ったり、表現規制反対運動したりロビー活動なんて本当は面倒くさいだけ(運動だけじゃやってられんので、この問題や表現規制の芝居書いたわけだし)だが、作品だけ作りたいってのは「料理はしたいけど茶碗を洗わない」と一緒だと思う。ぜひ、一度直接話してみたいものだ。まあ、恒常的に友達付き合いしたいとは思わぬが、半年に一回くらい意見交換したい。

2012/01/19(木) ヅッコケ見に来ないなら税金うけとんな
明日はたぶん書く時間が無いため、本番前の最終決起文は今日書こうと思う。

 3年前、とつじょ青少年活動センター有料化の案がでて、可決されるまでの1ヶ月半。あれほどの屈辱は無かった。事前に何の説明も無くやられた。演劇人はなめられてると。私は、抵抗出来る抵抗出来ると言い張っていたが、実際は「案が出れば今の京都市議会の議員構成なら99%通る」のはわかっていた。それでも抵抗せざるを得なかったし、「演劇人は、とんでもないゴロツキだからこれ以上値上げするのはやめよう」と思われればいいと思ってやった。

 可決したその日の晩に、「これで1本芝居を書こう」と決心した。と、いうか作家として、他にこの事を舞台化しようと思った人が3年間他にいなかったのが不思議なくらいである。まあ、一番はコミュニティーセンターが代替施設になったからであるが、が、だからこそ3年前なにがあったかを語り継がなくてはならないと思う。コミセンが1時間100円で済んだのも、土日閉館が火曜閉館になったのも、私は青少年活動センターで抵抗する術を覚えたからだと思う。私は、100円以内にしてくれ、土日空けてくれていうのを色んなところに陳情した。これは、3年前では出来なかったことだもの。

 今の若い子はすでに青少年活動センターが無料だった事を知らない。有料が当たり前なら、将来京都市の財政が好転しても「景気よくなったし無料に戻せよ」とは言えない。だから、歴史としてなにがあったかを知ってほしい

 3年がたち、私は単純に有料化反対ではなくなった。今は完全に中立だ。私は有料化だけでなく、広く「行政が芸術・文化を助成する事の意義」を今だ、芸術・文化に興味が無い納税者に納得させられるだけの根拠を持たない。私はそれが出来なきゃ、税金を受け取る資格はないと思う。だから、同世代の演劇人、上の世代の演劇人はこの芝居を見に来て一緒にそれを考えてほしい。また、関係者じゃない人はこの芝居を見て少しでも芸術側の言い分もわかってほしい。

 すべてに必要なのは相互理解である。この芝居は「いや、もう少ししぼれよ」って批判されるの覚悟で、単に有料化問題だけじゃない芝居になった。3年前に怒りにまかせてかくのではなく、寝かした甲斐が出たと思う。京都市の話だしと遠征しなかったが、結果他都市でも通用する芸術助成論を論じる芝居になったと思う。他都市でもうまく再演してみたい。

 正直、芸術やってる人間に取って一番大切なテーマの芝居だと思うので、本当に挑発的な事書くと京都で芝居してて、この芝居に興味わかないんなら、私は納税者の立場として一銭の行政支援も受けないでほしいと思う。私はこの芝居で正解を書けているわけではない、ぜひ見に来て一緒に考えてほしいと思う、芸術に関わる人も関わってない人も

 第14次笑の内閣「ヅッコケ3人組の稽古場有料化反対闘争」

 会場 東山青少年活動センター想像活動室

 日時 2012年1月20日(金) 1 8時 21日(土) 13時(HIROFUMI引退撤回セレモニー) 18時 22日(日) 13時(松井孝治参院議員アフタートーク)

 料金 前売り1500円 当日 2000円

特設ページ http://pochikojob.web.fc2.com/warainonaikaku14.htm

 他はそこそこ埋まってるが金曜だけスカスカなんで出来れば金曜日に来てほしい!

2012/01/17(火) HIROFUMI引退撤回セレモニー開催のお知らせ
 今日から小屋入りしましたが、今回のお芝居、エキストラ参加の役者も居ます

 金原ぽち子

 2年前からレギュラー。友達図鑑のコメディエンヌ金原さん。彼女のひょうひょうとした演技は素晴らしすぎる。とくに、日本一危険なホームコメディーのあ○子さまの演技は本当にこの子発達障害かもしれないという素晴らしい演技をする。丸山、タイルとのゴールデントリオをやらせたかったんだが、メインは無理だった。それでもエキストラとして、オープニングで破壊力抜群のネタをやります。

 竹中雅幸

 初参加である。内閣のキリ番男である。彼は内閣3000人目のお客さんにして、100人目の役者なのである。今回は、自分で出たいと立候補、メインの役所抜擢まではならなかったものの、イッパイアンテナの東京遠征中のキャッツの影武者(身長の小ささが一緒)として練習に貢献してくれたので、エキストラ出演が決定した。酒に詳しいとかなかなか面白い男だ

 HIROFUMI

 そして、 孤高の天才、神の子、京都演劇界の宝、数々の伝説を残したレジェンド、HIOROFUMIが帰って来た。

 ようはパチンコ屋をやめて再就職、その間をぬって演劇を再開するそうだ。

 笑の内閣と言えば、HIROFUMIのうざい演技だったわけだが、劇団の知名度が飛躍的に向上したのるて以降彼は参加していなかった。HIROFUMIを知らない世代も増えている。が、それじゃ悲しすぎるじゃないか。

 あれだけ感動的な引退セレモニーをしておめおめと戻ってどうかなんていいじゃないか。と、いうことで急遽開催


 1月21日(土) 13時からの公演終了後

 HIROFUMI 引退撤回セレモニー「おかえりHIROFUMI」
 
あのレジェンドHIROFUMIの演劇界復帰を記念して引退撤回セレモニーを開催します。
 当日は、HIROFUMIいじりといえばこの人、社会窓太郎氏をお招きし、高間と3人で「パチンコ屋はどれだけ辛かったのか」「本当に婚約したのか」「今後の芝居の展望」といったどうでもいい話をします。ぜひ、HIROFUMIの復帰を祝いに、このステージに来てくれる事を願います。


 しかし、HIROFUMIにエキストラなんて目立ち過ぎだろう。

2012/01/16(月) 野田改造内閣採点
総理大臣  野田佳彦

 豚な時点でしょせん豚

 総務大臣 川端達夫

 田中慶秋とか民社協会の生き残りはもう大臣童貞でいいってことかね


 法務大臣 小川敏夫

 死刑大好きの皆さんは嫌いな平岡秀夫ではあったが、私は彼の『感情より理論』を信頼していたので退任は残念。ただ、後任がまた感情より理論の法律家小川氏なら安心だ

 財務大臣 安住淳

 「40代で財相になったのは、池田勇人、田中角栄、私だけ」だと?格が違う、格が

 外務大臣 玄葉広一郎

 普通に考えれば能力不足なのに、安住財務大臣と比べると、はるかにマシに見えてしまう。


 文部科学大臣 平野博文

 なんで平野みたいな無能を2回も入閣させてやらなきゃならないのか。中川正春が出来てただけあって。演劇の味方スズカンにやらせろ

 厚生労働大臣 小宮山洋子

 小宮山のファッショ性は前述の通り、危険過ぎ

 農林水産大臣 鹿野道彦

 民主党は、農水が得意な人が多いのに、ここがかわらないのでなかなか大臣童貞が解消されない

 経済産業大臣 枝野幸男

 枝野さんには表現規制反対で頑張ってほしいんだが、鉢呂カムバックである

 国土交通 前田武志

 八場を白紙に戻しただけ

 環境大臣 細野豪志

 福島を日本で一番子育てし易い県にする?冗談はモナだけにしてくれ


 防衛  田中直紀

 真紀子対策でまた素人をつけて。小川勝也、長島昭久、しんばかずやと適役はいっぱいいるのに。しかし、真紀子ってあんなキャラなのに旦那にはべた惚れなのね

 官房 藤村修

 テレビがないというのもあるが、官房長官なのにまともに話しているところをみたことがない

 国家公安 松原仁

 ここは一番のヒットだろう。拉致問題を長らく頑張って来た、ジンジンはよやく適役だ

 金融 自見庄三郎

 国民新党枠はいじれない。亀井静香法務大臣とかみたいんだけど

 防災担当  平野達男

 再任されたということは「津波で死んだ友人みたいな馬鹿もいる発言」はセーフだったようだ。さすがにあれを哀悼の意味じゃなく、本気で友人を馬鹿にしてるて解釈するようでは、日本語教育の失敗だものな


 経済財政 古川元久
  いつのまになくなったやら国家戦略局

 行政刷新 副総理  岡田克也

 4ヶ月休んだだけ


 うーむ、前途多難

2012/01/13(金) 正義の対立
今回の内閣改造は、5人だけと小規模になりそうなうえ、すでにオカダが副総理内定とか、平野博文が内定(なんで平野ごときを2回も入閣させなきゃならんのか)とか決まってるからしない、せいぜい地元岩見沢の代議士で当選7回もしてるのに大臣になれない小平忠正先生が気になるくらいか。まあ、邪魔岡、一川なんてもともと不適格だから当然。あと小宮山洋子はまじ外れてほしいなあ、彼女の他人の価値観を認めないファシスト的思考は本当に許せん。私は夫婦別姓容認論者だが、そりゃ夫婦同姓でも別姓でも当人の好きにさせたらよろして意味なので「同姓の夫婦を馬鹿にしたような」態度を取る小宮山は許せんのである。逆に死刑執行しない、犯罪加害者擁護っぽい発言の平岡秀夫も評判悪いが、私は平岡の感情よりも理論を優先させた法学者としての立場はあるべき姿だと思うから残ってほしいがね

 で、全然別な話題。三谷幸喜作、西村雅彦、近藤芳生出演の2人しばい「90ミニッツ」を見に行った。もちろん、笑の大学トリオだ。私が芝居にはまって人生踏み外しなにより「笑の内閣」という劇団名にしてしまったきっかけである。雑誌で西村さんが「笑の大学見て芝居はじめたって人にも話しかけられた」て書いてたのは嬉しかったな。わし、コンビニで立ち読みしてたらとなりに西村さんが居てそう話しかけた事あるもん(まあ、そんな人たくさん居るだろうから、私じゃない可能性も高いが)

 さて、今回は「倫理」がテーマである。はっきりいって三谷さん、もう笑いに興味薄れたのかって感じだが、まあしかし満足な出来ではあった。ようは、2人の男が、内心はエゴな感情論をいかに理論武装して正論っぽく話すかっていう芝居なんですな。理論武装って私に取っては笑いのツボだから笑えたんだが、一般的な人からすると理屈っぽすぎる台詞が多くて笑えんだろうな。


 ようは、輸血拒否の話なのである。近藤さんが、まああきらかにエホバなんだが、信仰上の理由で危篤状態の息子の輸血に同意しない、させようとする医者の西村さんという話なのだが、一般的感覚で行けばエホバ、カルトやんって話になるのだけど、ちゃんと正義と正義の対立であり、別な角度ではエゴとエゴの対立(西村さんもまた、同意無しに手術して責任を問われたくない、目の前で子供に死なれたら後味が悪いというエゴ)と見せているのが巧い。

 私も、ここ最近正しさと正しさが相容れないのは何故だって芝居を書いている。が、のるては所詮、表現規制派が悪で、反対派が善って作品にしかなってない。それは私が反対派だからだ。

 もちろん、脚本家が中立である必要は無いんだからそれでもいいんだが、のるてのテーマは「多様な価値観を認めよう」て話だ。だからそれを認めない、規制派をたたくのも良いが、規制派の正義を書けないなら、それは規制派と同じ穴のむじなになっている気もするのだ。人を呪わば穴二つになる恐れもある。序盤の小宮山洋子への批判も穴二つである。

 だから、今回の「ヅッコケ」は、値上げする市側の正義も慎重に書いた。まあ、私自身がすでに値上げする論理も理解出来てるから書けたってのもあるが、ただ「市民に広報する努力せずに、芸術だからって助成金貰って当然だ」「演劇人は優れてるんだから、援助されて当然」なんて芝居にだけはしたくなかった。

 どこまで中立に書けてるかはわからないが、「演劇は素晴らしい、助成する価値がある」と思ってる人と「芸術なんかに金使えるか」って人が、お互い歩み寄れる芝居にしたいと思っている。見に来てね

 


日時 2012年1月20日(金) 18時 2
          21日(土) 13時/18時
          22日(日) 13時
会場 東山青少年活動センター(東山区役所2階)
料金 前売り1500円 当日2000円

2012/01/05(木) 松井旅館の息子来る
今回のお芝居は、タイトルこそ「稽古場有料化反対闘争」だけど、稽古場有料化のことだけを書いている芝居ではない。3年前、有料化への怒りそのままに、書いてたらそうなってたかもしれないけど、それから3年、私ももう少し多角的に「芸術への行政の支援」について考えるようになりました。橋下のせいで最近は特に

 今回は、あえて2月5日の京都市長選にぶつけた企画なので、門川市長と中村候補には実際お会いして交渉したんですけども、残念ながら直前すぎてスケジュールがあわず、ってことで広く芸術と行政の関わりに深いゲストを探しました。一応、平松前大阪市長と利賀村を演劇の村にした現南栃市長とも交渉したんだけども。

 そして、本日ゲストとして決定したのが、参議院議員の松井孝治さんです。修学旅行でおなじみの松井旅館の息子として生まれて、国家公務員1種試験を1位で突破しながら大蔵省を蹴って通産省に入省、その後京都から参院議員に、そして鳩山内閣官房副長官に就任したという経歴だそうだ。

 これだけ書くと京都だってだけで縁がなさそうな人だが、この人こそ平田オリザ氏と親友で彼を内閣官房参与に登用し、一緒に鳩山首相就任演説を考えたり、劇場法制定を押し進めてる人なのである。まあ、実際に政界でもスズカンこと鈴木寛前文部科学副大臣(ちなみにこの人は、父の死因になった原発性アミロイドーシスを難病指定して医療費が無料になるように尽力した人なので、我が家の恩人である。古田と親友でプロ野球ストを裏から仕切った人でもあるらしいし、いずれ話を聞いてみたい人ではある)とならぶ無類の芝居好きで、実質劇場法はこの2人とオリザさんで仕切っているようである。スズカンやオリザさんは東京の人なので交通費を払うのがきついし、お世話になってるマサホ市議からのルートでつながるということで、今回は松井さんをお呼びすることになったのだ。

 私は、劇場法に関してはまだ賛否保留です。色々勉強したが、まだメリットデメリットが聞いてもわからん。と、いうか現段階の私のレベルでは、メリットもデメリットもほとんどないというのが実情でしょう。が、さりとて演劇にかかわっている人間として、いや芝居をやめたとしてももし子供が生まれたらとかそりゃちゃんと芸術に触れさせて育てたいし、となれば傍観していていい話題ではないと思っています。

 と、いうことで松井氏にはしっかりそのことを聞いて勉強します。ただ、となるとちゃんと劇場法反対派のゲストも呼びたいなあ。誰か居ないかしら


 松井氏が来るのは、22日13時の楽日の回です。早割1000円は終わりましたが、前売り1500円でまだまだ予約は受付中。ぜひ、お早めにご予約を、見に来てねー
「ヅッコケ3人組の稽古場有料化反対闘争」

作・演出 高間響 
舞台監督 吉村聡浩 音響 神田川雙陽 照明 山本恭平 衣装 湖瀬マリア 制作 平田ユミ イラスト 九鬼そねみ 宣伝美術 森慧祐 人身御供
出演 クールキャッツ高杉 眞野ともき 由良真介 藤井麻理 太田了輔 鈴木ちひろ 髭だるマン 森麻子 丸山交通公園 菅原タイル キタノ万里 ピンク地底人2号 中西良友 菅原陽樹
エキストラ出演 金原ぽち子 竹中雅幸

日時 2012年1月20日(金) 18時 2
          21日(土) 13時/18時
          22日(日) 13時
会場 東山青少年活動センター(東山区役所2階)
料金 前売り1500円 当日2000円


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