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2012/01/13(金) 正義の対立
今回の内閣改造は、5人だけと小規模になりそうなうえ、すでにオカダが副総理内定とか、平野博文が内定(なんで平野ごときを2回も入閣させなきゃならんのか)とか決まってるからしない、せいぜい地元岩見沢の代議士で当選7回もしてるのに大臣になれない小平忠正先生が気になるくらいか。まあ、邪魔岡、一川なんてもともと不適格だから当然。あと小宮山洋子はまじ外れてほしいなあ、彼女の他人の価値観を認めないファシスト的思考は本当に許せん。私は夫婦別姓容認論者だが、そりゃ夫婦同姓でも別姓でも当人の好きにさせたらよろして意味なので「同姓の夫婦を馬鹿にしたような」態度を取る小宮山は許せんのである。逆に死刑執行しない、犯罪加害者擁護っぽい発言の平岡秀夫も評判悪いが、私は平岡の感情よりも理論を優先させた法学者としての立場はあるべき姿だと思うから残ってほしいがね

 で、全然別な話題。三谷幸喜作、西村雅彦、近藤芳生出演の2人しばい「90ミニッツ」を見に行った。もちろん、笑の大学トリオだ。私が芝居にはまって人生踏み外しなにより「笑の内閣」という劇団名にしてしまったきっかけである。雑誌で西村さんが「笑の大学見て芝居はじめたって人にも話しかけられた」て書いてたのは嬉しかったな。わし、コンビニで立ち読みしてたらとなりに西村さんが居てそう話しかけた事あるもん(まあ、そんな人たくさん居るだろうから、私じゃない可能性も高いが)

 さて、今回は「倫理」がテーマである。はっきりいって三谷さん、もう笑いに興味薄れたのかって感じだが、まあしかし満足な出来ではあった。ようは、2人の男が、内心はエゴな感情論をいかに理論武装して正論っぽく話すかっていう芝居なんですな。理論武装って私に取っては笑いのツボだから笑えたんだが、一般的な人からすると理屈っぽすぎる台詞が多くて笑えんだろうな。


 ようは、輸血拒否の話なのである。近藤さんが、まああきらかにエホバなんだが、信仰上の理由で危篤状態の息子の輸血に同意しない、させようとする医者の西村さんという話なのだが、一般的感覚で行けばエホバ、カルトやんって話になるのだけど、ちゃんと正義と正義の対立であり、別な角度ではエゴとエゴの対立(西村さんもまた、同意無しに手術して責任を問われたくない、目の前で子供に死なれたら後味が悪いというエゴ)と見せているのが巧い。

 私も、ここ最近正しさと正しさが相容れないのは何故だって芝居を書いている。が、のるては所詮、表現規制派が悪で、反対派が善って作品にしかなってない。それは私が反対派だからだ。

 もちろん、脚本家が中立である必要は無いんだからそれでもいいんだが、のるてのテーマは「多様な価値観を認めよう」て話だ。だからそれを認めない、規制派をたたくのも良いが、規制派の正義を書けないなら、それは規制派と同じ穴のむじなになっている気もするのだ。人を呪わば穴二つになる恐れもある。序盤の小宮山洋子への批判も穴二つである。

 だから、今回の「ヅッコケ」は、値上げする市側の正義も慎重に書いた。まあ、私自身がすでに値上げする論理も理解出来てるから書けたってのもあるが、ただ「市民に広報する努力せずに、芸術だからって助成金貰って当然だ」「演劇人は優れてるんだから、援助されて当然」なんて芝居にだけはしたくなかった。

 どこまで中立に書けてるかはわからないが、「演劇は素晴らしい、助成する価値がある」と思ってる人と「芸術なんかに金使えるか」って人が、お互い歩み寄れる芝居にしたいと思っている。見に来てね

 


日時 2012年1月20日(金) 18時 2
          21日(土) 13時/18時
          22日(日) 13時
会場 東山青少年活動センター(東山区役所2階)
料金 前売り1500円 当日2000円


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