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2012/01/23(月) アンサー
ヅッコケ3人組の稽古場有料化反対闘争、無事終了しました。と、いうことで色々語ったり、お礼をまず言うべきであるので、今日の日記を一個人あてにするのはいかがなものかとも思いますが、本日は一人宛てへのアンサーとします。

 私は小さい人間なので評価を気にします。なので、公演中は「笑の内閣」で献策し感想を集めます。3個ほど喧嘩を売られたようなものがありました。1つは「受付関連という完全にうちのミス&芝居の好み」なので、買うものでもありません。「うちのミスすいません、好みじゃなくてすいません(でも演出だからかえません)」なのでいいのだが、1件は明らかに「事実誤認の伝聞か、解釈ミス」なので、訂正を求めた。これは解決した。

 そしてこの人とである。経緯は
http://zero-1office.jugem.jp/?eid=98

 私は喧嘩早いのでやたら誰でもしてると思われがちだが、そんなことはない。上記のようにかわない(そもそもそんなに喧嘩なんか売られないが、1公演で3つなんてのははじめて)が、この人からくらったものに関しては、正直腹が立つというよりもワクワクした。それは♯笑の内閣をつけて、私に発見されるように仕掛けて来た事だ。私は明らかにうちの批判でも具体的に笑の内閣とまで書かれなければしないし、話の中身が面白くなかったは作家としてそう思われたら反論することではないのでしないが、今回は公演の意義に関して「事実誤認」があるのと、それ以外の意見を読むと同意出来る部分もあって、話したら面白そうということもあって買うことにした。

 まあ、一番は「当人は来ないだろうけど、うまく炎上させたら話題になって当日券増えないかな」てのが思惑だったわけだが、当人からのアンサーがなく盛り上がりそうにないので、こりゃ失敗だったぜと思いきや、当人が当日券で来ていただいたのである。これは素晴らしいなと思った。「見に行かないでする批判」を批判したらちゃんと見にくるということはなかなか出来る事ではない。ありがたい限りである。

 で、以下はもう個人的アンサーになる


 とりあえず「発達障害である事を公表している事」

 私がADHDであることはアイデンティティであり、自己紹介の中では欠かせないことであると思っていますが、「逃げてる」と解釈されるなら近々書き直します。思慮にかけているといえばかけているでしょう。

 で、ここはまず終わらせといてそれ以降である。


 この方のブログは過去の分ふくめ目を通した。「腹がたつ」部分も多いが、「拍手したい」部分のが多い。私も毒舌だがここまで言えないのでね、私が具現化できない不満を書いてくれていると思います。


 演劇のシステムへの疑問、値段設定の根拠などに関しての記述は納得出来る部分もある。私も疑問に思わないことはない。私自身、路上パフォーマンスもしてたし、吉田寮みたいな劇場と言えるかどうかってとこでもよくやるし、なんで「照明がないと音響が無いとハコがないと出来ない」という考えしか出来ないのは困った事だと思うが、そうじゃないと思った上で使っている事が怠慢だとも思わないけどね。

 値段設定に関してはそもそも、小劇場最低時給をまかなえてないんだから違法に低い、である以上、根拠もクソもない。まあ最低ラインの収支0もあるわけだが、そこで決めているかも怪しいところは多いだろう。多くは「格」とかそんなところかと思う。ただ、じゃあ投げ銭でかというとしっくりはこない。うちは演劇界を背負う気はなくて長続きさせる為、最低限のお金確保したいから有料にしてる自己保身だけども。それ以外でも見ても気に入らなくても返品不能ってのは腹がたつ、腹がたつが、映画でも飲食店でも一緒である。が、なぜ違うかって言えば、映画や飲食店なら前もっての情報量がたっぷりだし、「選んだ奴の自己責任」と反論し用があるが、うちも含め演劇の事前情報はあまりに品質保証が出来てなさすぎるので、選んだ責任を問えるレベルではないからだと思う。だから、私はもっと効果的な情報公開が出来れば、「金を取る」ことは、金を取られる覚悟がないお客さんを排除するためにも必要だと思う、私は田舎出身だが、田舎の無料の催し物の客席の質の低さにはいかがなものかと思っていたので、1円でも必要だと思っている。

 ただ、予算の透明性に関しては本当に必要だ。と、いうか単純に他劇団の予算票、決算票ってすごい興味あるんだけど見せてくれない。なんかやましいことなどなさそうなとこばかりなのだが。これは前々からまずうちが実践しようとしてる、「笑の内閣株主総会(お客さんに年間決算を配って、「この支出は無駄遣いだろ」とつっこませる。チケットは1株1000円だが、一人で何枚でも買えて一枚一票の議決権をもつ。場合によっては私も代表から解任出来る)」で実現させたいと思っている。

 なんか前々アンサーになってないな。この方が言ってる「目覚めよ、演劇人」と私の「目覚めよ演劇人」は具体的事例は違うけども、当たり前と思ってる事になれるなというところはあるだろうと思う、私はおそらくこの方よりもだいぶ怠惰だけども。私は今回の作品では「演劇を出来る環境を当たり前だと思って、それを維持する努力をしないものには作品を作る資格は無い」と思ってる。私も有料化問題に陳情に言ったり、表現規制反対運動したりロビー活動なんて本当は面倒くさいだけ(運動だけじゃやってられんので、この問題や表現規制の芝居書いたわけだし)だが、作品だけ作りたいってのは「料理はしたいけど茶碗を洗わない」と一緒だと思う。ぜひ、一度直接話してみたいものだ。まあ、恒常的に友達付き合いしたいとは思わぬが、半年に一回くらい意見交換したい。


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