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2012/01/05(木)
松井旅館の息子来る
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今回のお芝居は、タイトルこそ「稽古場有料化反対闘争」だけど、稽古場有料化のことだけを書いている芝居ではない。3年前、有料化への怒りそのままに、書いてたらそうなってたかもしれないけど、それから3年、私ももう少し多角的に「芸術への行政の支援」について考えるようになりました。橋下のせいで最近は特に
今回は、あえて2月5日の京都市長選にぶつけた企画なので、門川市長と中村候補には実際お会いして交渉したんですけども、残念ながら直前すぎてスケジュールがあわず、ってことで広く芸術と行政の関わりに深いゲストを探しました。一応、平松前大阪市長と利賀村を演劇の村にした現南栃市長とも交渉したんだけども。
そして、本日ゲストとして決定したのが、参議院議員の松井孝治さんです。修学旅行でおなじみの松井旅館の息子として生まれて、国家公務員1種試験を1位で突破しながら大蔵省を蹴って通産省に入省、その後京都から参院議員に、そして鳩山内閣官房副長官に就任したという経歴だそうだ。
これだけ書くと京都だってだけで縁がなさそうな人だが、この人こそ平田オリザ氏と親友で彼を内閣官房参与に登用し、一緒に鳩山首相就任演説を考えたり、劇場法制定を押し進めてる人なのである。まあ、実際に政界でもスズカンこと鈴木寛前文部科学副大臣(ちなみにこの人は、父の死因になった原発性アミロイドーシスを難病指定して医療費が無料になるように尽力した人なので、我が家の恩人である。古田と親友でプロ野球ストを裏から仕切った人でもあるらしいし、いずれ話を聞いてみたい人ではある)とならぶ無類の芝居好きで、実質劇場法はこの2人とオリザさんで仕切っているようである。スズカンやオリザさんは東京の人なので交通費を払うのがきついし、お世話になってるマサホ市議からのルートでつながるということで、今回は松井さんをお呼びすることになったのだ。
私は、劇場法に関してはまだ賛否保留です。色々勉強したが、まだメリットデメリットが聞いてもわからん。と、いうか現段階の私のレベルでは、メリットもデメリットもほとんどないというのが実情でしょう。が、さりとて演劇にかかわっている人間として、いや芝居をやめたとしてももし子供が生まれたらとかそりゃちゃんと芸術に触れさせて育てたいし、となれば傍観していていい話題ではないと思っています。
と、いうことで松井氏にはしっかりそのことを聞いて勉強します。ただ、となるとちゃんと劇場法反対派のゲストも呼びたいなあ。誰か居ないかしら
松井氏が来るのは、22日13時の楽日の回です。早割1000円は終わりましたが、前売り1500円でまだまだ予約は受付中。ぜひ、お早めにご予約を、見に来てねー 「ヅッコケ3人組の稽古場有料化反対闘争」
作・演出 高間響 舞台監督 吉村聡浩 音響 神田川雙陽 照明 山本恭平 衣装 湖瀬マリア 制作 平田ユミ イラスト 九鬼そねみ 宣伝美術 森慧祐 人身御供 出演 クールキャッツ高杉 眞野ともき 由良真介 藤井麻理 太田了輔 鈴木ちひろ 髭だるマン 森麻子 丸山交通公園 菅原タイル キタノ万里 ピンク地底人2号 中西良友 菅原陽樹 エキストラ出演 金原ぽち子 竹中雅幸
日時 2012年1月20日(金) 18時 2 21日(土) 13時/18時 22日(日) 13時 会場 東山青少年活動センター(東山区役所2階) 料金 前売り1500円 当日2000円
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