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2012/11/03(土)
フリンジプランの結果が出て2
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しかしですね。前日記で羽鳥さんに腹が立ったといいますが、究極の選択であのプランを出す羽鳥さんと、あれは意味わからんあんなもんに税金使うなって市民や若手が対立したら、私はどっちの味方かというと、羽鳥さんに味方します。二重に鳴るが、私はこのプランが多くの人に意義のあるプランであると思ってもらえる世の中であってほしい。芸術と市民が、ましてや芸術と若手が対立しないようであってほしいのだ。
で、今後どうするかという話だ。まず、前提として私は自己利益のためにしか働かない。というか、世の中他人のためになにかをするということなどあり得ない(自分が気持ち良くなるためになにかをするしかない、例えば私は妻のためなら死ぬ覚悟もあるが、言い換えれば妻のためというより妻に先立たれるのが嫌だからだ)。今回のプランだって、まあ自己利益第一だ、芝居関係で食えるようになりたいしね。で、その上で私は、自己利益のためには、京都演劇会に、芸術が発展し、せっかくあるKEXというものが盛り上がって、市民も若手も幸せになることがかえってくると思ってプランをだしたわけです。
で、落ちてどうするかっていうと、大原君には「勝手になんかやろう」という風に提案した。
というか、迷いに迷った橋本さんが狙ったのはそこではないかと思っている。というか、腹立ったって言い方と矛盾してるが、私が橋本さんの立場でも羽鳥さんを選んでいたと思う。てえのは、羽鳥さんは距離的にも、プランの中身的にも、KEXの公式なフリンジプランに選ばれないとやりようないが、私と大原君は非公認でも勝手に出来そうだからだ。3人ともにやってほしいと思ったなら。
まあ、そこであのプレゼンの日のお客さんも言ってたが、エディンバラ演劇祭である。エディンバラ演劇祭のフリンジとは、第1回の演劇祭に招待されなかった劇団が、公式プログラムとは別に勝手にその期間中周辺(フリンジ)で公演をしたことが期限である。
まさに、今年の大原君が路上でやってたしようよエクスペリメントは(長いのでこれ以降は、大原君の路上SEXと略します)、それであるが、もっと大々的にやったら良い。橋本さんの「KYOTO EXPERIMENTに京都の舞台の全てを集約させるつもりはないので、そのカウンター・パートに成長するものとしてのフリンジという意味では、是非大原さんや高間さんの独自の活動に期待する。資金的な応援はできないが、広報面で提携できることがあればご一緒したい」というのは、まさに我々がそう言い出すのを狙ってのものではないかとも思う。
とはいえ、私はプロレスを愛する男なんで、KEXに対してどういうスタンスでやるかはわかりません。KEXを盛り上げるために協力するかとか、んなもん知らんとやるとか、盛り上げるためにあえて「わしを選ばんかった事を後悔させてやる、ぶっつぶしてやる」といって、京都駅についた羽鳥さんを伊勢丹前で襲撃するかもしれない。まあ、やり方は色々あろう。とりあえず、選挙はせんよ。ありゃあ、公式プログラムだから(つまり税金を投入するからそれに対するツッコミをかわすため)出したプランで、自分でやるなら別である。
と、いいながら、私はお金大好きなんで、こりゃ赤字だわってならやらんし、同時期にもっとお金になりそうな仕事がくればそっち行くけど、まあ上記のようなことをグダグダ含め一言で自分のために最善の策を取ります。プレゼンで、葵祭、祇園祭、時代祭、KEXを京都4代祭にしようと言ったけども、来年秋はKEXを中心に祭りになってると良いですなあ。
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