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2012/02/01(水) ヅッコケ総括
 と、いうことでヅッコケ3人組の稽古場有料化反対闘争は、内閣にしては珍しく当日に打ち上げをしたので、無事終了した。久々に朝まで飲んだぜ。


 動員は、またも横ばい。が、初日スカスカで千秋楽は3桁とダブルスコアをやってしまったので、制作的には失敗だ。椅子ではなく座布団にしてしまった3ステ、4ステのお客様には申し訳ない。そもそも、うちの動員で東山まで4ステは足りなかったのである、5回というか6回やってよかった。

 そのうえで、もっと来てほしかった。今回のテーマは本当に「行政による芸術支援の是非」という今後の演劇界にとっての死活問題を扱っている。私は、客観的には演劇に税金を投入する意義には疑問符を持ってるけど、私は全体の利益を考える気なんかサラサラなく自己利益の為にしか生きる気はないので、当然投入してほしい。そのための理論武装案を述べているので、本当に演劇界の先輩には見に来てほしかったのだけど、全然だった。これはかなり悔しい。

 生意気な事言えば私は劇中の台詞にある通り「芝居を出来る環境を当たり前と思って、それを維持する努力をしない者に作品を作る資格は無い」と思ってる。私は、政治家に陳情に行ったりとか趣味だと思われてるかも知らんが、別に好きじゃない。そんなもんせず作品だけ作ってる方が楽しいに決まってる。しかし、政治家やパトロン候補とつきあって「演劇よろしく」って言うのは、作品作りの為に必要な行程だと思ってる。料理を作るのに食器を洗うのと一緒、めんどくさいが必要課程、まさに「食器を洗わない者に、料理をする資格は無い」と一緒だ

 なんで下の世代がいっぱいきて、「3年前なにがあったか」を知ってくれたのは嬉しいし、同世代もいっぱいきて「戦い方」を知ってくれたのは嬉しいし、あと市役所の担当食品の方がけっこういっぱい来てくれて「文化の実態」について知ってくれたのは本当に嬉しかった。が、上の世代が来てないのは悔しいし、橋下というもっとわかり易い敵がいて切羽詰まった大阪演劇人はもっと来てほしかったし、他ジャンルの青少年活動センター利用者にも来てほしかったし、市議や一般市民も「演劇」を知ってもらう為にきてほしかったし、なによりセンターの職員さんにはもっときてほしかった。ただ、これはひっくるめえ私の告知不足。もっともっと宣伝出来たし、悔しい限りだ

 とはいえ、収支は信じられない黒字が出た。福岡の赤字分くらいなので相当な黒字である。なにせ収入が支出の倍以上である。200%越え。毎回こんなんだったら暮らしていけんだけど。

 が、この大幅黒字こそが身をもって、税金投入の意義を投げかけられてると思う。東山の創造活動室はステージサポートプランを使えば無料だ。ステージサポートプランは、そもそも文化局ではなく、勤労青年課管轄である。つまり目的は「青少年の活動をサポートする」一環である。なので、こんだけ利益が出てしまった以上は、趣旨に反している(そもそも、申請の時点で旗揚げ7年目で東京、札幌、福岡などの実績がある内閣は、ステージサポートプランの対象としては上すぎてる)。少なくとも、私はけじめとして無料だからといって、東山を使うことはないだろう。それは一納税者として、他の市民に示しがつかないからだ。大幅黒字といっても、それが民間の劇場でやったら一気に+−0になるくらいの黒字だ。それでも、それが税金を貰うということだ(まあたぶん申請してももう通らんだろうが)。今後、京都市の税金を使う時は、もう勤労青年課ではなく文化局とか、この劇団に相応しい、根拠を持って申請することになるだろう。

 と、まあツラツラ書いたわけだけど、芝居の中身は「のるて」と構造一緒(そもそも、こっちのが先書いてたけど、表現規制問題をすぐやらないとならなくなったから、転用したためなので似てて当然)なんで大丈夫かと思ってたが、受けた受けた。すごい好評で笑いも取れたし、役者も素晴らしい演技でミスキャストなく(のるてもミスキャストはなかったが、上蔀とかキモオタの役にしては可愛いとかあったが、今回は顔までイメージ通り)出来て、まあ、一番受けたの例の低俗過激団のビラだが、本当に無駄遣い。だが、それがいいのだ。あと、松井孝治参院議員のアフタートークも良かった。なにせ国家1種試験を通った人なので、たぶん人生で会話した中で一番頭が良い人であるが、さすが頭が良い人の話は面白い。「へえ」とか「はあ」しか言えなかった。内閣のアフタートークは私が喋る量が少ないほど盛り上がってるという証拠なのでこれでいいだろう、

 そこで、2月4日23時から、市長選前日企画(本当は市長選にぶつけるってのが今公演の趣旨だったのに、公選法に阻まれたので、ようやくここで言える)として、USTREAMで中継します。当日は、高間響引越記念として新居でグダグダ解説しながら、本編と松井氏のトーク流します。見てね
 
 http://www.ustream.tv/channel/stg-art


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