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2012/02/24(金) 京都学生演劇祭 総括
 と、いうわけで第2回京都学生演劇祭は大成功に終わった。

 私は、演劇祭の運営面ばかりのびで、劇団の作品がのびないことを懸念していたが、見事にハードよりソフトが伸びたというのは素晴らしい事だと思う。ほとんどの劇団が、昨年より格段の進歩をし、思った以上に勝ちに行っていた。昨年は45分という制限時間で足りない話が多かったが、今回はベストであった。内閣賞という個人的な賞だが審査をしていて楽しかったし、シモンさん、由良君とメンバーも16団体全部見て、それぞれに感想を抱いてくれた。私は「芝居を創るのが好き」なだけで「他人の芝居を見る」のはそんなに好きではないのだが、そんな私が結構興奮したのだから、見事なものだと思う。

 ハード面で言えば、1回目より運営は洗練されつつ、かといっていきなり企業がバーンとついてメディアにバンバンみたいなバブルが起きなくて良かったと思う。学生の手に負えない規模の増大は滅亡を早める、がまったく1回目とかわらん規模でもダメなので、ちょうどバランスのよい伸び方をしたと思う。

 審査方法については、色々あったが、まず観客審査は続けて良い。「不正も出来る」て指摘もあったが、平均5点の劇団が、平均8点の劇団に勝とうと思ったら(各団体平均3回で200人くらい動員してるので)、勝ちたい劇団を10点、よその劇団を1点というわかりやすい不正をしても、60人必要である。そんなことは現実的には無理だし、そんなファンが60人いるなら優勝でも良いし。

 が、同時に審査員も必要だと思う。私は去年は普通の審査だけしたが、やはり、審査基準は10点満点の1つだけてのは無理。「演出」が優れてる、「脚本」が優れてる。「役者」が優れてる。しかしそのチャート式を演劇人じゃない一般のお客さんに課すのは無理だろう。と、なると審査員は欲しい。

 そして、せっかくUST中継するなら、ネット投票だってやっていい。これこそ、不正の対策は居るが。あの勝敗なんか誰も気にしてない紅白歌合戦ですら、観客、審査員、ネットの複合審査である。少しでも公平感を出すには、複合にしてほしい。

 加えて、審査員による合評会はした方が良い。高校演劇をしてて、合評会が、よその芝居を審査員がどう見たかを聞くのも含め、勉強になったもの。例えば、今回の16団体、上田誠氏が全部見たとしてどう言うかというのは、私は凄く聞いてみたい。

 来年からは、アーコンが使えなくなるので、どうなるかだが私は夏にして、立誠で、出店つきのちゃんと「お祭り」になってるのが見たい。とにかく、ロビーが広いところ、でやってほしい。観客も大事だが、まずロビーが広ければ参加者同士が交流出来る。これが大事だ。

 そして、夢は今東京と大阪であるのに加えて、名古屋でも福岡でも札幌でも学生演劇祭をやって、優勝チームが集まる全国大会だわな。

 しかし、本当に羨ましいですよ。私の現役時代もあってほしかった。もし、2005年に学生演劇祭があったら
 西一風 山崎彬演出
 月光斜 向坂達矢演出(でも、作風からいったら河瀬くんのがぽいよな)
 立芸 西真人演出
 同志社小劇場 大崎けんじ演出
 Q ピンク地底人3号演出
 下劇 ナカノ実験室演出(まだ院生だったよね、だめなら浪崎か末山)
 テフノロ 中谷和代演出
 ケッペキ(誰が演出かはわからんけど、森上、松田とかで現役時代かな)
 BKC 大洋や轟が控える

 ここにもう、引退してるとはいえ、未踏座で迎旭人や忘却で高野光司やSFPの中山このみも加わるし、学生劇団所属ではないが、たかつかなさんもまだ学生だった筈だし、何色何番も出場出来るだろう。そして、恐ろしいのが喀血劇場は、唐仁原がそのまま出ている。
 
 このメンバー相手に、私も劇団紫として、千本や長町や(残念ながらこういうイベントあっても同期ででるのはこの2人だろうな)、洋介や浜口や木村や本宿やどす恋(秋吉はいいや、下手だし)らを率いて(あと、HIROFUMI は忘却で干されてたし、紫で出させたいけど)戦いたかったですよ。みんな強敵だけど、「ゴッドハンド45分版」で、観客投票なら勝負になったと思ってる。本当に、これで戦いたかった。羨ましい。これから演劇をやる子たちには、そんな悔しい思いをさせない為にも、続けてください。うちらの世代の演劇祭は、今やってもただ、悪い芝居とロマンポップとイッパイアンテナとピンク地底人とソノノチとZTONとウィルビーが集まってるだけの普通の若手演劇祭なので、2044年に卒業して就職したメンバーが定年退職しから、「還暦演劇祭」をやろう。唐仁原は42回生で喀血劇場として出場。


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