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2012/03/01(木)
ミミズ５０匹
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本日から京都ロマンポップ「ミミズ５０匹」の本番が始まります。今回の主役は今川氏真ということで、私は本番前のイメトレで、信長の野望で今川氏真でプレイしました。父義元の死後独立した家康を滅ぼし家臣に帰参させ、織田と戦い、桶狭間に散った父の悲願だった尾張領有に成功し、同盟を破った武田まで滅ぼしました。が、氏真は蹴鞠しかしないダメ武将であり、作中でもダメ武将なので、こんなイメトレは逆効果です。なによりそんなことしてる暇があったら脚本を読むべきです。
「ミミズ５０匹」はどんな作品かというと、一言で言うと面白いです。そして、面白い以外はなにひとつ学べることなどありません。あなたの人生のプラスになど絶対になりません。もし、それでもこの作品を見て学ぶ事がある人が居たら、その人は今までロクな人生を歩んで来なかったと自戒した方がいいと思います。しかし、面白いです。演劇というのはどんな高い志よりも、面白いか面白くないかが大事です。面白いのだから、志の高い面白くない芝居より価値があるし見に行くべき作品です。
そして、なにより高間響が主役というのが重要です。５年ぶりの客演です。してみて気付きましたが、本当に私は練習というのが嫌いですね。自分で演出してるからまだ耐えられる。基本的に人の言う事を聞くというのが、苦手なんですね。君が代起立しないのも、思想じゃ無く人の言う事聞きたくないからなので、絶対座れって条例で来たら意地でも立ちたいくらい人のいう事を聞くのが嫌です。まあ、もうアドリブして受けたいって年じゃないので、今回はアドリブしないけど（若い頃アドリブばかりしてたのは、本当は作・演出したいのに、させてくれない不満＝アドリブしないと自分のしたい表現出来ないからやってたので、普段自由に作・演できる今はわざわざやる必要は無い）
ともかく、ロマンポップの面々と舞台に出来るのは楽しみですね、大洋とのエメラルド以来の共演。うちで活躍してくれてる高田とはじめて逆の立場での共演、浅田・七井のキチガイ演技との共演、玉一との安心出来る共演、さらに今回５０人、眞野、シモン、由良と内閣メンバーは全員客演してる（ロップですら団員全員出てないのに）は、野口や藤井など別にいまさら一緒じゃなくてもええがなって人も入れば、ほとんどはじめての共演もたくさん、演劇素人の方と出来るのも嬉しいし、別路線でのベテランとも嬉しい。山本君や竹崎さんなど普段スタッフの人とも出来るのも嬉しい。その中で、みんなはモブだけど、俺は主役。嬉しい。
そして、向坂達矢というのは本当にかけがえの無い友人です。私が、バーをやめて（仕事終わりにEVEにいかないから）話す機会が少なくなったけど、同世代で本当に頭良いなあ、刺激的だなあと思う人は、たぶん彼と唐仁原しかいません。そして彼には人を煽動する能力もある。
彼は望めば独裁者になる素質があります。橋下なみの知性、煽動力に加え、ハシゲよりもこらえ性がありきれ易くないため、狙えばハシゲより危険な独裁者になります。いいですか？ヒトラーが独裁者になったのは画家として売れなかったからです。向坂も演劇で売れなかったら独裁者に鳴るかもしれません。そんな危険を回避するためにも、ロマンポップは売れなくてはなりません。
さあ、見に来たくなったでしょう？本日からです。わしが主役だから、わしからチケット買ってください。
タイトル ミミズ50匹
シリーズ さかあがりハリケーンvol.5
日時 2012年3月1日19時
3月2日14時／19時
3月3日13時／17時
※開場は開演の30分前となります。当日券は整理券配布の上、開演の15分前から入場となります。
会場 ART COMPLEX1928
（京都市中京区三条通御幸町東南角1928ビル3階）
チケット 前売：1500円、当日：2000円、初割：1000円
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