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2012/04/19(木)
結婚したのである
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と、いうわけでですね。婚姻届なるもんをだしてきました。あんまり周りに、するする言ってないし、唐突やと思うかもしれませんが出来てません。避妊はしっかりします。
なんで今日かというと、必要な書類がそろって、最初に二人の休みがあったのが今日だからです。穏当は4月1日にして、嘘じゃないよーん、本当だよーんてしたかったんだがな
まあしいていえば、お互いの誕生日もつきあった日も去年ヨリを戻した日もみんな年末から年始にかけてたので、イベントごとはばらさないとお祝いがだいへんだなってことで4月以降にした(かつ4月は公演が少ないから、結婚記念日に本番とかなさそう)のですね。
しかしまあ、私は婚姻制度というものを、無意味な制度だと思っているので、そんな私が同世代の京都主要若手演劇人どころか、ほとんどが芝居をやめた劇団紫の同期の誰よりも早く結婚するとは思ってもいませんでした(いや、知らないだけで誰かしてたらすまん)。まあ、絶対結婚しなさそうであるからこそ、若手演劇人では先陣をきらないとかっこ悪いのでやれてよかった。なにより、父より早い。父は28歳7ヶ月、私は28歳4ヶ月。しかし、父の28といえば教員生活6年目で実績ありあり。私はなんの実績無し。物価は上昇してるのに30年前の父にすら年収は負けている。それでいいのか
はい、今現在も、制度としても婚姻制度は無意味だと思っています。なぜ愛し合ってる事をわざわざ届けなければならんのか、そんなもん国家が管理しやすくするだけじゃないか、フランスのように結婚しようが事実婚だろうがほとんどかわらん方がいいじゃないか。実際江戸時代は武家や高級商人以外は事実婚だったわけだし。家と家をつなげるという意味で、政略結婚は意味があるけど、恋愛結婚をするのに、なんでわずらわしい家と家の付き合いだなんだしなければならんのだ。ようは大事なのは金の面だけだろう。別れた時と、死んだ時の相続はこうしますってのをしっかり書いておけば、わざわざ結婚する必要等まったくナッシングだと思ってます。なのに、結婚しないと社会的評価が下がるとかまったくもってナンセンス(恋人が出来ない、作らないなんて別に個人の勝手で人の評価と関係ないし、恋人がいても結婚しないことを無責任なんてのは本当にナンセンス)。むしろ、婚姻制度なんてものがあるせいで、不幸になるカップルだっているんじゃないかと思うんですね、DVに悩んでるけど結婚してるから簡単に別れられないとか。かくいう私たちも「恋人としては良いけど、結婚となると」という理由で一度別れたのです。もし、この世に婚姻制度って概念が無ければ、一度別れなくてもすんだはずなんですね。本当にナンセンスだ。
で、ありながらなんて結婚するかというと、私にそんなナンセンスな婚姻制度をなくそうて運動をするほど暇がないからです。表現規制反対とか、橋下を許すなとかもっと優先しなければならないことがいっぱいある。それなら、無意味な結婚という紙切れを出すだけで、妻が喜んでくれるなら安いものだと思ってます。また結婚てのは、あらゆる面で明らかに所得が低い方が得をする制度なので、私の方が妻より貧乏だから得するってこともあります。結婚した方が評価があがるってナンセンスな評価も、変えるよりは結婚してそれを受けた方が得だし。
今まで全く興味がなかった結婚というもの、つまり煩わしいことも含め、脚本家として体験したくなったというのもあります。5年前からつきあい始めて、去年1回別れてその間私は別な人と付き合って、妻もその間お見合いパーティーに行ったりして、ヨリを戻して、まあただ普通にヨリを戻しましたってだけよりは一緒に住んで結婚してというのもアリかなと思ってます。まあ、今までとなにか代わるということはありません、一念発起安定収入に行く事もせず、ダラダラ芝居して、妻は仕事を続けて、本当に何も変わりません。それどころか、今まで通り女性はマナーとして口説くし据え膳は絶対に食うから、私のファンもがっかりしないでほしいです。
ただ、結婚関係なく、のるてアゴラ公演、そしてその後の全国ツアーも控えて、今年は人生かかった年です。それこそ、子供こそ、どんな面白いことがあるのか興味は無いことはないが、今のところ芝居しにくいって点で煩わしいと思ってるけども、結婚観が変わったようにきっと子供観も変わると思われます。ただまあ、結婚は失敗出来るけど子供は失敗出来ないんで、欲しくなったが作れませんでは寂しいので、いつでも欲しくなっていいように頑張ろうとは思ってます。
まあ、とりあえず大々的になんかするわけではないですが、来年は西部講堂で披露宴をしたいと思います。もちろんプロレスします。
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