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2012/05/16(水)
若者の右傾化の責任は芸術関係者にもある
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ツレウヨの予約が好調である。
初回、26日13時の回はなんと、本番12日前に前売り券が売り切れた。いつも前日にならないと満席にならない内閣がようやく。もう、まさに鈴木邦男効果だ。作品が同行というより、鈴木氏をすごく穏健な方だと知らない人が「右翼呼ぶって高間刺されんじゃねえのか」って期待を込めての予約だと思う。
また、アフタートークゲストとして新たに、27日19時から寺脇研氏を呼んだ。ミスター文部省と呼ばれ、ゆとり教育導入の中心人物となった人だ。映画や落語などサブカルに詳しく、日韓交流も積極的にしている人なので、寺脇氏から見た「ゆとり世代のネトウヨ化について」を話そうと思う。ゆとりの皆さんは是非来てほしい。
それにともない、株主総会は27日13時からの回に変更。ダービー予想は開場中になりました。
てことで、いったん350部と公表した挟み込み部数を上方修正する必要があるくらいの予約は入って来ているのだが、まだまだ不満足だ。やはり演劇関係、芸術関係の先輩が足りない。
今日も、烏丸経済新聞てとこの取材を受けてたのだが、演劇のみならず芸術関係の人は「若者のネット右翼化」してしまったことへの責任を感じていないと思うのだ。はっきりいって、我々がしっかりしてないせいだ。
なぜ若者が右傾化するのか?それは「日本」くらいしか誇る者が無いからである。演劇やってる奴なんて、冷静に見ればネット右翼より色んな事が出来ないクズが多いが、演劇にであった事により自信と誇りを持ち、演劇という素晴らしい活動をしている。ネトウヨだって、演劇でも音楽でも絵でも、そういうったものに出会い、誇りを持てさえすれば、韓国を見て罵詈雑言、花王に抗議だ、ロート製薬に抗議だなんて不毛な人生を送らずに住んだかもしれない。
だから、彼らを引き込めなかった上、排外的右翼にとられたために、芸術に敵対的な思想をもたれたということに、芸術関係者は反省すべきである。だからこそ、私は少しでも救わなければならないのだ、私だって、愛国心はある、ただ「愛国なんて名ばかりの排外的ことしてるより、芝居してる方がよほど楽しいぜ」て道筋をつくることが、双方の幸せになると思って作品を作っている。なので、演劇関係者はネトウヨ問題を関係がない事と思わず、我が事のようにきてほしいと思う。
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