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2012/06/24(日) 公務員 演劇禁止2
 とりあえず、公務員演劇禁止の続き

 とりあえず、「政治目的」の範囲、「援助の範囲」に関しては、大阪市議の人に間接的にコンタクトをとったので、本当にその条例案を出してくるなら、本会議で質問してもらうようにお願いする段取りは出来た。「政治目的」の範囲の明確化、「チケット購入」「親の援助」なんかは「援助」に入らないという言質をしっかり、議事録に残りて貰いたいと思う。
 
 そのうえで

 関係なければ良いのか

 ツイートを眺めていると、演劇人の中から「公務員が政治目的で演劇するのがダメなだけで、私たち演劇人に影響がある事ではない」というツイートがあって、これはなんて呑気なんだと思った。

 たしかに、うちの劇団には公務員がいないし、実際に議会で上記のような言質が取れれば、うちとしてはまったく問題0だ。しかし、だからといって、公務員という立場にある人間が、「演劇という形で表現をしたい」ことを、同じ演劇人が、「俺は影響ないし」とか、まして「立場的に我慢しろ」と言うのは心底失望した。

 私は、公務員が、勤務時間外にその地位を利用した行為、又は守秘義務違反をしないこと、刑法に触れる行為でなければ、どんな下らない表現でもしてほしいと思う。その表現に「演劇」を選んだのなら、それが純粋な演劇好きからでた表現欲であろうと、「政治目的」で演劇を利用しているんであろうと、尊重すべきだと思う。

 特に、実際には不特定多数の演劇を規制したいんじゃなく、
 http://www.youtube.com/watch?v=gpD_AuhgNHc
 この寸劇みたいなのを封じたいって狙いだろう(私も橋下の狙いはそうだと思う)、それならいいじゃん、そもそもこんなの素人がやってるもんだし、演劇じゃないしてのは一番腹が立った。

 この寸劇は、確かに面白くない。正直私が書いた橋下批判コントのが2万%面白い。本当に大阪府教職員組合は、なぜ私に書かせて演出させなかったのか(依頼があれば今年は受けますよ!)というくらい面白くない。

 しかし、私はこの寸劇が規制される事を別に良いやという演劇人は、表現者として軽蔑するそれに対し「面白くない」「不快だ」「素人が演劇という表現を使って、演劇を貶めるようなレベルの低い演劇をしやがって、一緒にしてほしくない」などという演劇人こそ、表現者として最低だと思う。

 なぜなら「表現の自由」とは、どんなに「つまらなく」「くだらなく」「人を不快にさせる」ものであっても、著しく公共の福祉に反しない限り、保証されねばならないからだ。この寸劇を、勤務時間内に練習してたなら、「規制しろ」というけど、勤務時間外にしていて、公共の福祉に反するかね。これを規制して良いと認めたら、いつか自分のクビを閉めることになると思わんのかね。

 なにより、「表現をしたいなら覚悟を持て」というのが嫌だ。私は「右翼を馬鹿にする芝居」とかしてて、勇気ありますねと言われるが、はっきりいってものすごく臆病だ、覚悟なんか全然ない。なぜ、公務員が、たかが勤務時間外に表現活動をするのに、クビまでかけねばならんのだ。

 「民間の会社で、社長を批判する演劇が出来るか」という反論もあろう。しかし本来は、「社長を批判する演劇をしたらクビになる民間」の方が間違っているのだ。OK,現実にはそうはいかないさ、私だって上の立場の演劇人が作った芝居がどんなにつまらなくても、今後の立場を考えてはっきり「つまらん、さっさと引退しろ老害が」と言えないチキンですから、でかい事は言えませんや、じかしどう考えたって「はっきり批判をしたって、どんな表現をしたって、立場を脅かされない社会」ってのが正しいと思わないか?右翼の皆さんよ「フジテレビは韓流ばっかりでうざい」と言ったら、仕事を干されて奥さんに離婚される社会より、自由に言える社会の方がよくないか?

 そんな表現の自由を考えるのは、まさにのるてちゃんをしっかり観る事が大切です。「非実在問題」に反対してる人なら、これだってしっかり反対しとこう、観に来てね

 http://warainonaikaku.sitemix.jp/

 東京のチケット予約は 

 http://confetti-web.com/ticket/ticket.asp?G=wa00ai62&S=120803

なお、この条例に関しては、頑張れば意外に高い確率で撤回出来る可能性はあるかと考える、これは私の勉強不足で誠に申し訳ないのだが、国家公務員が禁止される政治行動のうちの人事院規則14−7の丸写しのようなのだ。しかも制定は昭和24年、どうりでラジオで禁止があるのに、TVがないわけだ、(なんで実際通っても演劇じゃねえ、劇場でustreamの 撮影を有料公開してるんだだと言い張ればいいかもしんない)。なので、橋下が思い入れがあって作った条文じゃないだろうから。

2012/06/23(土) 公務員演劇禁止
「公務員が政治目的の演劇を演出し、又は主宰し、又はこれらの行為を援助すること」を懲戒対象にする。維新の会がだしたこの条例案については、まだソースが朝日新聞だけで、実際のどうするかはわからないが、知り合いからこの一報が入った時点で腸煮えくり返ったわけである。と、いうことで

 http://togetter.com/li/325497

 のようなツイートを連投したら、えらい騒ぎである。なんと、あのケラリーノ・サンドロビッチ氏が、コメント付きRTしてくれたのである。

 まあ、自分で燃料投下しておいてなんだが、あくまで「公務員」が「政治目的」でやる演劇である。良くも悪くも、今の演劇のほとんどはとても政治目的と解釈出来るような内容ではないし、公務員ではない人が政治目的な芝居をやる人には関係ない、ということでそこまで心配されずとも大丈夫ですよってリプライもけっこういただいた。

 それでも懸念材料はいっぱいある

・ 政治目的の演劇とはなんぞや

というのが曖昧だということですね、笑の内閣は時事ネタが多いから政治的な劇団と思われてるかもしれませんが、私の目的はそれで世の中を変えたいというより、時事ネタを題材に「笑わせたい」というものです。しかし、それを誰が判断するのだということです。

 例えば、明るく楽しいミュージカル「ライオンキング」ですが、あれは、王ムファサの後継を子供のシンバが継ぐのと、弟スカーが継ぐのがどちらか正統か説いているという点で、まさに現在の皇位継承権に対する政治的メッセージが含まれるのです、とでも解釈しようと思えば出来る。

・ 援助とは何ぞや
演出をする、主宰するに関しては明確な基準だが、援助とはなにかということである。出演やスタッフとしての参加ならば、わかりやすいが、まさか「チケット代を払ってみにくる」「カンパや差し入れをする」「アドバイスをしたりする」「組合の集会に呼ぶ」まで、含まれるのであればえらいことだ。うちの劇団には、大阪の公務員は参加してないけど、お客様としてはいっぱいいる、それらまで禁止なら営業妨害である。また、高校演劇で、部員が政治的メッセージを含んだ芝居をしたいと選んだ時に、顧問はどうなるのかといった点も不明瞭である。あと、演劇人なんか親のすねをかじらないと行きて行けない貧乏人だが、親が公務員で子供が社会派芝居をしてて、それでお金だしたら援助になるのかとかね、はい、私の事です


・ だいたい、勤務時間外の拘束はおかしい
勤務時間内に組合活動をするのが言語道断なように、勤務時間内に演劇にかかわる事をするのは言語道断である。しかし、勤務時間外に犯罪じゃなければ、どんな行為をしても関係ないというのは、どんな職業であっても基本中の基本である。政治目的の演劇というのは、公務員法違反にあたる信用失墜行為に値するとでもいうのだろうか

 と、ここまで書いたが、ようは橋下は、昨年の中之島公会堂であったどっかの組合がやってた維新批判コントみたいなのを禁止したいと思ってるんだろうが、(もちろんあれをやっただけで懲戒対象という事態違法性が高いが)そこから演劇禁止に飛躍するというのが狂ってるのだ。

 笑の内閣にとっては、そこまで影響があるものではないかもしれない、しかし解釈次第によっては、勤務時間内にその職務を第一に考え遂行している公務員の方々が、勤務時間外の余暇時間に演劇活動に携わる(それが政治目的のつもりじゃなくても)ことが、解釈次第では出来なくなるというのは断固阻止せねばなりません(もちろん、営利目的の劇団に出るのは副業禁止だからダメよ、でもうちら界隈の劇団は万年赤字の趣味ですからね)

 とりあえず、大阪市議の人にここらへんのこと質問してくれないかなとコンタクトとれないか(かつ、知り合いの弁護士に違憲ではないかの確認)はとってるけどもどうなることやら。

そんな、表現の自由をテーマにする、のるてちゃんは、東京公演チケット発売中、大阪公演もやるから、チケット買ってね。これがイチバンの目的ですし
 詳しくはこちら
http://warainonaikaku.sitemix.jp/

2012/06/19(火) ふたたびのるてちゃん
 のるてちゃんの稽古がはじまった。

 なぜ、今のるてちゃんの再演をするのか?

 答え=アゴラで選ばれたから。

 なのである。アゴラに選ばれなきゃ、間違いなく他の土地でもやらない。
はっきりいって、今、別に「表現規制問題」は旬じゃない。全然話題にもならなくなった。規制反対派の多くが、反原発にシフトしてしまったってのもあるしな。今なら、生活保護やダンス規制の話をした方がよい。

 まあイチバン大きい理由は、昨年6月青少年健全育成条例改正案が施行されてから、その基準で販売規制になったものは0である。

 前回のるて観てる人からしたら、施行されるや否や「恣意的判断でドラえもんまで違法」みたいに書いてたから、意外に思われるかもしれないが、私はある程度そうなるだろうと予測していた。

 なぜなら、この条例はそもそも青少年治安対策課の役人が、「本気で漫画をぶっ潰してやろう、検閲をしてやろう」なんて考えというよりは、「日本ユニセフみたいなとこから要望もあるし、たいした問題ではないし、さっさと通るだろう」という軽い気持ちで提案したと思われるからだ。

 しかし、実際はたいへん問題がある条例なので、大反対された。しかし、役人ってのは「自分が出した条例が通らないと、出世に響く」というものなのだ。だから、メンツにかけ絶対通さねばならないのだ。石原もまた、そういう男だ、石原なんかあんな小説を書いてるくらいだ、実際に漫画なんかどっちでもいいと思っていた臭い。しかし、メンツがつぶされるのは大嫌い。なので、あれだけ反対されても、結局はあんな修正案で可決までいってしまったのである。

 しかし、実際は可決さえされればメンツは保てるのだ。それどころか、大反対に会ったというだけで役人としては失点だ、なので施行されてまたなにか漫画を標的にすれば、また騒動になる。なら、ほっといた方がいいのだ。石原だって、同じでそもそも興味がある問題でもないんだから、可決してメンツさえ保てればもう、心は尖閣に夢中である。青少年治安対策課も、強硬派の倉田本部長や、櫻井課長が転勤でいなくなり、穏健派が配属されたというのも大きいだろう。

 じゃあ、こうなった結果は、それこそ反対運動の成果、手前味噌だが「のるてちゃん」も、その一翼を担えたとは思う。
 
 なので、旬じゃないし、集客大丈夫かいなって話だが、こんな時期だから、油断出来ないのだ。上記で、穏健派が配属されたと書いたが、そういう役人人事というのは、たいてい強硬派と穏健派が交互でつくから、次の転勤時は油断できないし、石原は興味なくても次の知事が規制に熱心な人になるかもしれない。あの条例がある限り「恣意的判断で、表現を規制出来る」状況に変わりはないのだ。

 じゃあ、役人や政治家を震えさせるにはどうしたらいいか、規制に手を付けると面倒くさいことになると常に常に、思われ続ける事だ。アグネスより高間響の方が、めんどくせえ奴だと思われ続ける事だ。

 それには、規制問題を風化させないこと、つまり「のるてちゃん」の再演を成功させねばならない。

 さあ、のるての戦いがまたはじまります。がんばろー

 
 http://warainonaikaku.sitemix.jp/
 
 http://confetti-web.com/ticket/ticket.asp?G=wa00ai62&S=120803

2012/06/18(月) ツレウヨ 総括
 ツレウヨの総括を書こう書こうと思って、3週間も立ってしまった。理由はのるての準備が忙しかったからだが、この公演447人入った。大幅に増加した。しかし、この前大幅に増加した第6次の時の達成感に比べれば、感慨深いということはない。正直、今回はガンガン宣伝してないし、なんでこんなに入ったかわからん。時事ネタ路線の結果がここで出たかってのは意外。タイトルがキャッチーだからかな

  てことで 感想まとめは
 http://togetter.com/li/313254

 「、思ったより過激でなかったという評価が結構あった。そうだろう、私に取って表現規制派や文化攻撃をする政治家などは、強大な敵である。しかし、ネット右翼は、自分より下だと思ってる。ハナから敵ではない。恋愛だって、はっきりいってモテる。恋愛強者だ。弱者の立場から、強者に牙を剥く作品に比べて優しくなるのはむべなるかなであろう。

 だいたい、のるてに集中すべきこの時期に、この作品を書いたのは、排泄に他ならない。気持ち悪い、愛国心の高まり、橋下は石原への怒り、ネット右翼を馬鹿にしたい心を排泄したい。この1年、恋愛でゴタゴタして不愉快な思いをいっぱいしたことを排泄したい。自分の恋愛観が正しいんだということを主張したい。結果的に妻へのノロケを排泄したとかをまとめて排泄出来たのでよかった。気持ちいいや。観たお客さんがそれが伝わったかは、わからんけど、脚本書く動機なんて自分の考えを布教する為、自己弁護のためだしね。


 ということでおおむね好評。だが、うちはいつもおおむね好評だし。別に私はこの作品が良い意味でも悪い意味でも「代表作」という感じはしていない。少人数、恋愛といういつもとは違うものもあるが、新境地というものでもないだろう。

 炎上マーケティング方式で話題を呼ぶというのはずっとやってた連絡だが、「右翼の芝居で右翼を呼ぶ」というのがひとつの完成系をみたというはあるかもしれない。であるならもう「アフタートークで、びっくりさせる」という戦略はもう無理だ。次に誰を呼んでも、鈴木邦男を呼んだ以上のインパクトはもたないだろう。プロレス芝居は、インパクトが薄れても続けてしまったて失敗もあるから。また炎マ手法にかわることは考えねばならない。

 まあ、鈴木邦男、寺脇研、塩見孝也という3人と話せただけでとても楽しかったし、髭だるマンの恋愛相談室は爆笑もんだったし、総裁を解任されるという悔しい思いもあったし
→ 総裁解任の真実はこちら
 http://blog.livedoor.jp/toujin1985/archives/51709033.html

やはり吉田寮食堂は最高の場所だし、じゅうぶん楽しく充実感のある公演では会った。

 しかし、もう吉田寮ではやれないだろう。400人超えたらもう吉田では無理。8ステ4日以上つくらないとさばけないし、吉田で4日もやったら役者が死んでしまう。今までありがとう。さあ次々

2012/06/11(月) ツレウヨ参加者への感謝
 昨日はツレウヨの打ち上げをして来た。みなに感謝

 ビラを作ってくれた末山くん、今回客が入ったのはビラがよかったからでしょう

 受付で活躍してくれた万里、ちっくをはじめみんな。特に鈴木さん、塩見さんはSPまでしてくれたシモンさん、助かりました

 「国よりも私を愛して」を作ってくれた井村君、良い曲でした。泣いちゃいました。

 神田川とは久々に喧嘩出来て楽しかった、音響の補正もしてもらって

 せっかくオペをぬいたのに、結局張り付いてもらった山本君と、オペをしてくれた黄瀬さん

 そして、いつも以上に危機管理をしてくれた舞台監督

 皆さん本当にありがとう

 いつもばりばりカッコいい殺陣をしているイメージの真反対。馬鹿な女子大生として、ばりばりコメディエンヌの才能を開花させて、お客さんをびっくりさせた焼酎ステラ。ダントツでMVPの受賞も納得である。ぜひ、ZTONがない時はコメディエンヌな姿も見せてほしい

 「気持ち悪い」を極めMVP2位をとった髭だるマン。最初の『処女が好き』発言と、彼女が出来たからってデモをやめるていったときの「女なんかやれれば良いんだよ」というゲスっぷり、ハケ裏で見てても本当に気持ち悪かった。完全に内閣の顔になった。入ったら良いのに

 何回も出てるが、ようやく映える役が書けたかなと思う。高飛車左翼教授として、私の言いたい傲慢不遜な意見を代弁させた藤井麻理。プロレスしてないと、MVPが入りずらい役者なんだけども、今回はいっぱい入ってよかったね

 元在日の警官で、あおいが一瞬憧れかけるという難役を演じ切った由良君。笑の内閣には珍しい「かっこいいだけで弱点がない」「あまりボケない」という恥ずかしい役だったんだけどもかっこよくやりきってくれました。完全に声も出とるし

 「人を好きになって何が悪い」「OVER」と父親をこなして来た眞野さんも、ようやく内閣でも父親役に。溺愛してる娘がダメ男に惚れて、なんとか別れさせようってのはコメディの基本なので、一つ型が出来たな。北条時政とかもいけるな(政子と出来ちゃった頃の頼朝はダメ男だろう)

 そして、蒼甫くんこと上蔀、本番中に「国よりも私を愛して」を歌う時に、感極まって泣き崩れるとは何事か、役者が役に入り込んで必要な台詞を言えないなんて役者失格だ、ばかやろー、なんて可愛い奴なんだ大好きだ馬鹿やろー。蒼甫くんなあ、冷静に見たら本当クソだしなあ、妻も「あおいは甘すぎる、絶対金村さんを選べ(そんな冷静な目を持ってるのになぜ私と結婚したのかわからんが)」て言ってたけど、こんな可愛い奴だからだね

 そして、我らがアイドルちひろたん。2ちゃんで大人気 
 http://logsoku.com/thread/engawa.2ch.net/poverty/1338718716/
 ブログまで発見されたちひろたん。
 彼女としては役者としても、人としても葛藤する2ヶ月だったかと思います。猫背だし、歌下手(比較が聖羅だから雲泥の差でうまいけど)だし、声も小さいしだが、魅力的な女優になったと思います。ここはあえて、コメディエンヌではなく女優です。ごなえに「高間さんが女心がわかるとは思わんかった」と驚かれた日向あおいという健気で可愛くてもう少し論理的に生きた方がいいのにダメな方を選択してしまうというヒロインを魅力的に出来たのは、アホな人間性も含めた彼女の力でしょう。ありがとう

 といいながらなあ、うまくいった公演とはいえほとんど3日後からのるてで一緒にやるメンバーだから別れが名残惜しくならねえんだよな。はいはい次々

2012/06/08(金) のるて発売開始
 さっきツレウヨが終わったと思って(まだ総括文書いてないのに)ばっかりなのに、本日からのるて東京公演のチケットが発売ですよ

 http://confetti-web.com/ticket/ticket.asp?G=wa00ai62&S=120803

 なにせ演劇人の夢のアゴラです。しかし、女優がもう一人足りない。ほんまに、再演だから半分以上のこるし、ふだんの内閣は高間がクソだし出ねえっていても、アゴラを断る演劇人なんかおるまいてのんびり構えすぎたぜ。今からじゃアゴラ出たくても予定埋まってる人多いしな

本当にね、内閣は世の中で一番簡単にアゴラに出れますよ。だいたい、演劇経験0でアゴラに出すなんて、春のセンバツに決まってる学校が、部員が足りないからって野球経験0の奴でも試合出すよっていうくらい狂気。野球経験0で甲子園に出れますか?大チャンスですよ、

あと、サイトもリニューアルしたんですね
http://warainonaikaku.sitemix.jp/


 という、嬉しいアゴラ公演に加え、名古屋初進出(これで5台ドーム!がある町全制覇)、2度目の札幌凱旋、そして締めくくりに大阪凱旋とできるんですがね、この日を総裁として迎えられないのは誠に無念です

 なぜそうなったかはこちらね http://blog.livedoor.jp/toujin1985/

 本当に、株主総会なんてするんじゃなかった。総会屋にしてやられた。たしかに、粉飾決済はした。この前の同窓会では、吉田英世君にDVDを売った金で2次会に行くといった横領もした。DVDの料金受け取ったのに発想を忘れてたという洒落にならんこともした。役者にアフターイベントをさしながら、対価を払わない時間外労働もさせた。結婚1週間前に、別な女も口説いた。髭だるマンにソープにいってほしくて、領収書を偽造しソープ代を交通費ということにして経費で落とした。オファーを断った役者に「二度と京都で芝居出来ないようにしてやる」と言った。下鴨神社でセックスもした。(ただ、妊婦に授乳疑惑だけは嘘だといいたい)だからって、それを総会でつっこまなくたっていいじゃないか。内閣が全国ツアーも出来て、通算動員5000人超えたのはだれのおかげだ。時事ネタとプロレスの両輪で支えたのは誰だといいたい。

 そこで、私は院政を狙って、「上皇」を名乗ることにした。新総裁の唐仁原とは、まさに崇徳と後白河のように争うことになるだろう。

 しかし、その争いが、のるてに新たな魅力をもっていかせると信じている。ただの再演じゃない、私と唐仁原の知恵比べだ。

 なお、アフタートークゲストは、燐光群の坂手洋二さん(4日19時)と、格闘家の長島☆自演乙☆雄一郎さん(3日19時)という(どちらも規制に大反対とはいえ)異色なゲストが来るんで、それもお楽しみに。ほんまに早めにチケット買って

2012/06/02(土) ナンセンスなりダンス規制
 音楽家の坂本龍一さんらが、風営法の規制対象から「ダンス」を削除する法改正を求め、国会に請願する署名活動を始める。
近年、若者が深夜にダンスを楽しむ「クラブ」が同法違反で警察に摘発される事例が相次いでいるためで、
芸術関係者らの間で「このままでは音楽文化が衰退する」との懸念が広がっているという。
10万人の署名を目標にしている。

 呼びかけ人には坂本さんのほか、作家のいとうせいこうさん、映画監督の諏訪敦彦(のぶひろ)東京造形大学長らが名を連ねる。

 クラブ関係者によると、摘発が目立ち始めたのは一昨年末から。
大阪・ミナミでは十数軒が摘発され、容疑の多くは「無許可営業」だった。
東京、福岡、京都でも同様の傾向で、閉鎖するクラブも相次いでいる。

 クラブは深夜から未明にかけ、DJの流す音楽に合わせて踊るほか、
現代アートの発表の場として利用されることもある。
請願書では「クラブは音楽家やアーティストを輩出し、新しい文化を生み出す場。
多くは健全な交流の場」などとして、同法の規制対象から外すよう訴える。
クラブ経営者らでつくる「Let’s DANCE署名推進委員会」(京都市)が事務局となり、イベント会場などで署名を呼びかける。

 同法は「客にダンスをさせ、かつ飲食させる営業」を風俗営業と規定し、都道府県公安委員会の許可が必要。
しかし、許可を得ても営業は原則午前0時までに規制される。このため、大半のクラブは無許可営業しているのが実態だ。

 同法は戦後の風俗営業取締法を前身に84年制定。
当時、ディスコを舞台に中学生が事件に巻き込まれるなど社会問題化し、営業時間も規制された。
同法に詳しい西川研一弁護士(大阪弁護士会)は「『ダンス』が対象になっているのは、
戦後、一部のダンスホールが売買春をあっせんしていたため。現在のクラブの実態にそぐわない」と指摘

 このニュースを見て、まったくだと思った。そして、これに反対する人など、よもやおらんだろうと思っていた。これが非実在青少年問題に関してはまだ、賛成派のいいぶんがわからんではないのね、コンビニにあんなのがあるのは嫌だってのは。しかし、クラブはどうか、私はクラブに行ったこともないし、この先行く事も無いだろう。なぜなら興味が無いからだ。知る限り身の回りに行ってる奴もいない。つまり、クラブは私の人生に何の関係もない、ようは帰省が有ろうが無かろうが、どっちでもいいし、はずした場合の利点と欠点をざっと考えてみたが、どう考えても利益も不利益も私に対する影響は殆どない。「どっちでもいい」なら、帰省を外してほしいという人がいるんだから、はずしてやれと思うのは当然の事だ。

 しかし、ネット上を見るや、むしろ反対の方が多いのである。あぜんとした。
近所にクラブがあって五月蝿いって人ならまだわかる。しかし、ほとんどはそんな人ではない。薬がどうだと書いてる人も居るが、それは薬そのものをきっちり取り締まればいい話だ。居酒屋やバーを終電がある時間で閉めれば、飲酒運転は格段に減るだろうが、そんな馬鹿な発想はなかろう、きっちり運転するとわかってて飲ませた店だけを厳しく罰すればいいだけの話だ。少なくとも、合理的に0時に閉めなければならない公共的な理由等なにひとつ書かれてはいなかった。

 やはり、ほとんどの人に取って、クラブが0時にしまろうがしまるまいが、どっちでもいい話である。なのに、なぜ「不便だから変えたい」より、「今ある法律を守れ」になるのか。本当に腹が立ったのが「まずは法を守れ」だの「ちゃんと許可とって、0時に閉めればいいじゃん」て意見が多数あった事だ。

 「まずは法を守れ」といっても、明らかに理にかなってない法律を守り、買えようとする人を邪魔するなんて、立派な遵法精神でもなんでもなくただの馬鹿だ。世の中、お目こぼしや暗黙の了解で上手くやってることもある、そういう堅物はぜひ明日から自動車の制限速度を1キロでもオーバーしたらバシバシ捕まえて欲しいところだ。

 「許可を取って0時でしめればいいじゃん」てのは呆れて者がいえない。、朝までダンスを踊りたいという自由を行使するために、理不尽なルールを変えたいという人に対し。いや、今あるルールで楽しんだらええやんってアホか。なんで自分が他人に迷惑をかけない行為を楽しみたいっていってるのを邪魔されないとならんのか。それこそ、私はクラブでは踊らないが、劇団の打ち上げでは朝までカラオケをする。それを「なぜ、0時で終わっちゃダメなの」て言われたら「そりゃ朝までする必然性は無いけど、楽しいからだ」としか言いようがないじゃないか。

 僕は競馬が趣味だ。といっても、1レース1000円までとかケチくさい掛け方しかしない。しかし、いきなり「1レース500円まで」という規制が出来たら反発する。それに対して「なんで、500円までじゃダメなの?」て言われたら「600円以上かけたら公共の福祉に反することを立証してから家クソが」と言い返すだろう。これだって、妻が言うならわかる。が、別に私が競馬にいくらかけようが、関係ない他人に言われたら本当に腹が立つだろう。

 何度も繰り返すが、殆どの人に取ってどっちでもいいはずのダンス規制に関して、なぜ統治権力の規制に味方するのか。ダンスを0時以降に踊っちゃダメなんてどう考えてもナンセンスな規制もルールはルールで思考停止するなら、給食はウンコって法律が出来ても反発せずにウンコ食うんだなって話だ。

 これに疑問に思わないというのは、自分の好きな趣味が規制されるかもしれないという想像力が無いのだ。そうなら、わしが権力にぎった暁には、色々規制してやるから覚えてろよ、まずはわし昨日少年野球のボールがあたりそうになったから、あれは危険なので許可制にしてわしが出歩かない8時までの早朝までしか試合しちゃだめってことにするし、ふざけんなって言われても、許可とって8時より前に試合したらいいじゃんて言ってやるよ。

2012/06/01(金) バナナ学園問題で表現の自由を考える
ツレウヨの総括文も書いてないのに、わざわざ騒動になっている他所の劇団に首をつっこむなど、好きで地雷原に行くようなものなのだが、どうしても買いたいので、バナナ学園の騒動について書く。

 バナナ学園とは http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hibisama/?Y=2011&M=10&D=16
 で私が絶賛してた劇団だが、先週の公演で「役者の一人が女性客を同意無く、舞台に上げ、胸をもみ性器をなすりつけるパフォーマンスをした」という事件である。

 まず、前提でいうと上記の文をみてもわかるように、私はバナナ学園が好きだ。だいたい、私も見に行った時に女性出演者からキスされ、私はそれを喜んでいた。しかも、それを当時つきあってた彼女に「明日見に行きなよ」と薦めたのである、私が女性出演者にキスをされたということは、当然彼女が男性出演者にキスされる可能性がある事は予測出来るわけだし、つまり私は当時世界でイチバン大事だった女性がそういう目にあうことを容認どころか、薦めるような価値観をもっている人間である。

 また、私は客いじりが好きだ。自分の劇団ではあまりしなくなったけど、見に行った芝居でいじられるのが好きだ。まず私は多動性障害なので、黙って客席に座るというのがものすごく苦痛だし、演劇はさすがに作り手が客の参加を求めてないのに参戦するのは迷惑だからしないけど、例えば野球だと、汚い野次を飛ばして敵のエラーを誘いたいと思ってせっせと野次を飛ばす。ようは、「見世物は」せっかく自分が見に行っている以上は、自分が起こしたアクションで見にって無い回とは結果を変えたいという思いが強いのである。

 そして、自分も作り手だから、表現者には甘い。

 なので、これから展開する論は、中立ではない。中立ではないが、今回の件はまずは、けしからんと思う。「同意無く、身体を触った」これだけで強制猥褻と言え、法的に問題がある。これ以上でもこれ以下でもない。

 しかし、それを倫理で裁こうとする論調が有る事に関して、非常に危機感を覚えるわけですね。舞台上で客の胸を揉む行為は「同意が無い」が問題であって、「その行為」事態を反倫理的な表現であるということは、危険であると考える

 で、出てくるのが杉並であった、芸術家が自分のチンコを調理して食わせたというニュースだ。もちろん、食品衛生法違反の疑いが有るという点は事実であれば法的に問題だが、お客さんに「チンコである」と同意を得て食わせていたということに関して、行政が騒ぎ立てて不愉快であると表明している事は非常に危険であると思う。

 私個人としては胸を揉むパフォーマンスはその場の客でいたら笑ってただろうし、ちんこを食うというのは新聞記事で読んだだけで激しい嫌悪感を感じた。しかし、物事は感情で判断すべきではない、論理的に考えれば同意を得ていないバナナはアウトで、同意を得ているチンコ料理はセーフなはずである。問題点は単純にゾーニングが出来ているかどうかだ。バナナも事前に「胸もみます」てビラに書いていればよかったと思う、うちもプロレス芝居をやっていた時はタイガー•ちっく・シンが観客を殴るってのしてたが、あれも必ず事前に殴るよいいかいって同意を貰っていた。そういう意味で、男肉の「(役者が積極テにいじる)肉とびちる席」「普通の席」「絶対役者がいじらない席」を別に売ってるのは見事だと思う、安全はお金で買う時代だって安全席を高くしてるのも理にかなっている。

 しかし、同意を得ていたいないではなく、バナナ学園のパフォーマンスじたいを非難している声があり、そんな劇団に税金を投入していいのかという論調になっているのは非常に危機感を感じるわけです。表現内容を倫理で裁くというのは、まさに私が「のるて」で戦っている「表現規制」の論理である。

 特に怖いのが、「客いじり」なんて未熟で面白くないって意見だ。そう思うのはそれでよいが、「表現の自由」には「同意無く身体を触り傷つける権利」は含まれてないが「未熟な芝居をする権利」「面白くない芝居をする権利」「身体的に傷つけるわけではないが、気持ちを不快にさせる権利」も含まれている筈である。特に、「お金を払ってもらっているんだから、面白くするようにしろよ」ってのはちょっとおかしい、表現者はあえて「面白くない芝居」をする権利だって有る筈だ。まあ、そんなことしても、やってる自分が面白くないし、お客さんも面白くないからする人なんか普通はおらんけどさ。

 表現が人を傷つける可能性があるなんて当たり前だろう、私が表現をする理由は何10個もあるが、そのうちの1つは「公人や身近な人に抱いた憎悪を吐き出してすっきりするため」というのもある。例えば、私は橋下へ殺意を覚えるのはしょっちゅうだが、本当に殺すわけにはいかないから作品にして溜飲を下げるのだ、だから積極的に人を傷つけてやろうとまで思って書いてはいないが、傷つく人だっているだろう。が、傷ついたっていわれたら、公人なら「公人なら仕方ねえだろ」、身近な人なら「脚本家を怒らせたんだから、脚本で報復されるのは当たり前だろ、嫌ならわしが作品を書く前に怒りが静まるように説得しろ」としか言いようが無い(その人にむけて書いたわけじゃないのに傷ついたて人なら謝るけどね)

 今回バナナ学園がやった件そのものは弁護しようがないが、再発防止策をきちんととったうえで、今やっているパフォーマンスを緩めず続けてほしい者だし、作品を倫理で裁く風潮、表現が人を傷つけては行けないなんてまちがった風潮が広まってほしくないとは思う。


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