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2012/07/05(木)
第16次役者紹介1
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伊集院聖羅
もちろん、我らがのるてちゃんである。本名である、元祖キラキラネーム。元祖DQNネーム。本人は名前がDQNだからで書類選考で落ちると嘆いていたが、たぶん学籍が低いからだと思う。もしくは、「反社会的な芝居」で主役だからかな。
彼女が、ド貧乳でセクシーさのかけらもなく、稽古場で男子同士がちょっと触ったりするだけで目を輝かせる腐女子で、下ネタをふっても恥じらいというものがまったくなく、ゆえに全然モテなくて、蔑ろにされてる女であっても、見た目が美人であれば、お客様には関係ない。
美人である。そして、どんな馬鹿な演技も、エロい演技も、人間の尊厳の関わるような演技でも拒否しないのだから、けっして上手い役者ではないが、非常に便利な役者である事は間違いない。
もちろん演じるのは我らがのるてちゃんだ。今回は、本当に色々アイドル活動してもらうつもり
田中浩之
本名に戻したけど、かどや純生である。前回に引き続き、真の主役、子供を思うあまり青少年健全育成条例を推進する教師、津川道久を演じるのである。
田中君は、ふだんおっぱいおっぱい言うし、合宿でMコバを夜ばいするような馬鹿だけど、この作品にかける思い、規制問題にかける思いは本物だ。前回の東京公演の翌日に、観光もいかず都議会に行き、育成条例改正案の採決をこの目に焼けつけに行った彼はこの芝居の核だ。
なにより、同い年なのに田中さんと呼んでたのが、ひろゆきと呼び捨てに出来るようになったのがよかった。
小林まゆみ
前回は、板橋の薔薇榊原都議を演じたMコバだが、やむなく中谷和代が退任したのを引き継いで、真のヒロイン、腐女子教師武田英子にスライドすることになった。
この2年で彼女はコメディエンヌとしての才能を開花させたと思う(KIKA劇団にいるからという駄洒落ではない)。元々は、真面目な役者だったが、真面目ゆえに生真面目に馬鹿をやっていたので、その計算演技でする笑いはごなえ系と天然というか爆発コメディエンヌには叶わないかと思っていたが、努力は結実するものである。立派に笑えるのである。
さらに、稽古場での毒舌もいたについてきたので、非常に頼もしい存在である。
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