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2012/09/13(木) 札幌に行くストーリー
フェリーにのって北海道にやってきた。団体でフェリーとはやはり楽しすぎる。畳部屋ではなく、ベットだったのは残念だが、風呂は露天風呂だから3回も入ったし、カタンやりまくったし、途中あったビンゴ大会では総裁唐仁原が1位。政策の平田が2位で演技よし。なにより途中練習した。こりゃ成功間違いなしだ。

 さて、それでも集客はだいぶ苦戦している。残念ながら、2年前の札幌公演の2日前より予約が少ない。理由は、前回25名近く呼んだ栗山がいないのと(後輩、沖田の不在もいたい)、私へのご祝儀票の減少だ。前回は、8年ぶりに高間が凱旋にやってきた、最初で最後かもしれないということで、親戚や友人や先生が退去して「予定を空けて」きてくれたが、2回目になると「最初で最後じゃなかったじゃん」てことで、予定を空けてまできてくれないのである。これは悔しい。

 私は、自分の作品に誇り思ってるから、観に来ない人に「気にしないでください」とはいわない。はっきりいって腹が立つ。実際は、そんなに腹は立ってなくて仕方ないとは思ってるんだが、表向き、「気にしないでください」といえるほどしか芝居を愛していないと思われるのが悔しいんである。大人気(おとなげ)なくても観に来ないことに逆恨みするくらい、「のるて」という作品に人生をかけていると思ってもらえてないことが悔しいのだ。

 で、道内シェア70%という驚異的な新聞、北海道新聞の勇敢にこんな記事が載った。

 道内出身で京都在住の劇作家、高間響さん(28)は、真面目なことを不真面目に演劇に仕立て上げるのが信条だ。
 岩見沢西高時代に、演劇部で活動を始めた。当時、書いた脚本が「高校演劇にふさわしくない」と、顧問に1度も採用されなかった悔しさがある。
 仏教大(京都)を卒業後、劇団「笑の内閣」を結成。今も日中はアルバイトを掛け持ちし、夕方から演劇に集中する日々を送る。「生活は楽ではないが、自由に表現できる喜びは大きい」
 15〜17日、札幌市中央区の劇場「シアターZOOで行う2年ぶり2回目の北海道公演。テーマは、東京都が2010年に過激な性描写のある漫画などの販売を規制しようとした問題だ。
 漫画の世界から飛び出した魔法使いの女の子「非実在少女のるてちゃん」が、言葉と行動で、規制賛成派と闘う。魔法使いが魔法を使えないもどかしさが「自由に表現できなかった高校生のころの自分と重なる」と笑う。
 「表現者に表現するなと言うのは、この世に必要無いと言うのと一緒」。その怒りや憤りを、笑いに昇華させたい。問い合わせはシアターZOO011ー551ー0909へ。
 
 まあ、電話取材されたから、知ってるんだが、かなり貴社の作文だ。私はこんなこと全然言ってない。これじゃ、高校時代の顧問は石原並みの言論弾圧者だ。確かに、仲は悪いが、高校時代私の本が採用されなかったのは、高校演劇にふさわしくない以前にレベルが低すぎたし、部員としてあまりに態度が悪すぎたからだと思ってるので、こんなことは全然思ってないし語ってない。一番大事な、表現規制や社会派を芝居にすることの是非はあんまり書いてないし、バイトして芝居してるなんて札幌で芝居してる人にとっても当たり前のことだから、書かないでくれって言ったのに書いてるし、なにより私だけじゃない、百瀬役の谷脇友斗の凱旋公演でもあるので、谷脇の名前も書いてくれ(彼自身の名誉でもあるし、それで谷脇の旧友が発見し集客につながるから)て言ってんのに、書いてないし。

 全体的に顧問に対し、挑発的過ぎる。顧問はかつては、私にとっての超えなくてはならない敵だったかもしれんが、今戦ってるのは石原や橋下のような表現の自由を脅かす輩なのである。高校演劇時代の上の大会いけなかった悔しさは、前回の札幌公演で高校演劇が舞台の芝居やってもう終わってる話だ。

 ただ、まあそれが北海道でやってどうなのかって考えると、石原や橋下じゃポカーン(別にはるみちゃんは敵ではないしな、町村の子分だから味方ではないけど)である。その新聞記者が作った「北海道出身の劇作家が、高校時代自由に票円できなかった鬱屈を、現代の規制問題に当てはめて、京都から作品引っさげてやってきた」というストーリーが、集客につながるあらすじなんであれば、別にいいのである。私は、犬畜生と呼ばれても、447人の客が448人になれば至極の喜びだし、446人に減れば地獄の苦しみなんだから。

 と、いうことで、北海道のわしの友人たちには、さまざまなアイ圧と戦いながら、ようやく自由な表現を手に入れ、この先も守ろうとしている私の戦いを観にきてほしい。

 そして、なにより身内の目減り分を埋め、増やしていくのは札幌演劇界の方々の票だ。これは、前回プロレスで話題をおこした実績があるんだから今回のが知名度は上だ。伸ばせないわけがない。札幌の方にも「表現の自由、やりたい演劇を続けるために、戦わねばならぬ生き様」を見てほしいと思う。

 気張って書いたが、笑いありきですから、笑えない作品は書きませんから、絶対笑ってもらえます。ぜひ、みに来てください。


  会場 シアターZOO
日時:
9月15日(土) 13時 19時
   16日(日) 13時 19時
   17日(月祝) 13時

料金 前売り2000円 当日清算 2500円 当日3000円

ゲスト
  彦素由幸(ハムプロジェクト)、長流3平(3ペエ劇団札幌)、熊谷嶺(星くずロンリネス・ナランチャ)  本宿渋味
アフタートークゲスト
  17日17時半 山口二郎氏(北海道大学教授 政治学者)

 詳しくは  http://warainonaikaku.sitemix.jp/
 日時:
9月15日(土) 13時 19時
   16日(日) 13時 19時
   17日(月祝) 13時


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