ヒビサマ今日の一言
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2013/11/30(土) いわきでワークショップ報告
いわき市でワークショップ「コントを作ろう」を開催してきました。鈴木ちひろの母校である(森雅子特定秘密担当大臣の母校でもあるが)磐城桜が丘高校演劇部の生徒と一般参加の方数名あわせ、こんな無名な劇団のワークショップなのに19名も来ていただいた。教育実習で行っていた鈴木は生徒からちーちゃんとよばれ、ジャージまで高校時代のジャージのため完全に女子高生と混じっていた。

 3時間で3本のコントを作ってもらったが、さすが福島県大会3位(今年は全国常連であの有名ないしいみちこ先生のいわき総合より上だった)みなさん非常にポテンシャルが高く、お世辞笑いではなく本当に笑ってしまった作品も何本もあった。今まで開催したワークショップでも一番成功といえるだろう。ただ、教え方がよかったんじゃなく、本当に参加者の力なので、今後は演劇経験がない人でも3時間で「笑える」まで持っていく方法を考えたい。本当に、何人かスカウトしたい生徒がおった。京都の大学に進学してうちに入れといってきたら、ちーちゃん先生は絶対やめろと言っていた。

 いわきの現状に関しては、顧問の先生や現地協力者の方、鈴木のお母様などといろいろ話した。夜は(床下が津波でつかった)鈴木の実家に泊まって、朝津波被害にあった四ツ倉の海岸を見てきた。この光景はほかの役者も見たら絶対なにか感じるものがあるだろう。今回のワークショップを足がかりに、いわき公演を実現させたい

2013/11/26(火) 特定秘密保護法はお約束ギャグ化して抜けない刀にせよ

 さて、特定秘密保護法案である。もちろん、反対だし、パブコメ書いたし、来週東京に行く際は反対集会にも行く予定だが、それでも反対のファックスは自宅に金がなくコンビニで50円かける金がなくてメールしか送ってないしデモに行ったりとやれることを全部したかと言えば否である。何故かというと、演劇が忙しいからだし、表現規制、ダンス規制削除にヘイト対策と他にやらなければならない政治課題がたくさんあるからだ。

 だからって、反対はもちろんである。正直、ダンスやヘイトどころの話ではない。秘密の指定がどうだのの以前に、「なにが秘密かはわからん」のだから、実際に秘密を漏らしてない人でも「お前秘密漏らしただろ」って逮捕して「いったいどんな秘密を漏らしたんだ」と聞いても「秘密だから答えられない」じゃあ、弁護にしょうがない。そういうカフカなみの不条理な最強法案だからだ。

 それでも、忙しくて出来なかった。私は多分、小劇場でやってる売れない演劇人の中では(オリザさんや坂手さんは売れてる分類したうえでですよ)日本で一番政治活動してると思うけど、それでも議員会館張り付いてなんだってはする暇がない、というか自公に過半数握られてる以上成立してしまうのはしてまうのである。

 じゃあ、次の策はなんちゃあといえば、法はあっても抜けない刀にさせる事である。あれだけ騒いだ、「東京都青少年健全育成条例」による漫画規制は3年経った今でも、まだ1件も無い。それは卑猥なエロ漫画が自主規制されてるからではない、あれだけ騒いだ甲斐があったからと言える、あんだけ騒いで下手にやるとまずいなってさせたからだ(強硬派だった倉田潤の後任の青少年治安対策本部長に穏健派が来たのもそのおかげかもしれない)。手前味噌だけども、うちが「のるてちゃん」で「ドラえもんのしずかちゃんの入浴シーンでもアウト」とかさんざんネタにしたのだってその一つになった自信はある。法律なんてあっても実際は運用されないもんなんかいっぱいある、制限速度度とか

 そして、特定秘密保護法だって、施行直後から「反体制ってだけでバンバン捕まえる」まではおそらくはしない。最初は、私でもこれは使ってくれて当然でございますよと言えるような、本気でまずい外国のスパイとかから適用してくるはずである。なら、表現者の皆様、演劇人にお願いしたいのは、その段階のうちに、お約束ギャグとして「しょうもない秘密を言う」→「それは特定秘密だ逮捕だ」ってのをどんどん取り入れてほしいと思うのである。別に政治性がある芝居で入れる必要などない、「××はカツラだ」→「特定秘密だ」、「××はソープで童貞を捨てた」→「特定秘密だ」なんでもいい。ようは「特定秘密保護法というのは、どんなくだらないものでも秘密に出来るという認識をすべてのお客さんが常に知っている状態」になって、ベタベタなお約束ギャグとしてあらゆる芝居、ドラマ、コントなどで使われると=色んなパターンの秘密指定の方法が色んな作家によって提示される=権力側としてはその方法での秘密指定を露骨に出来なくなりやり方が減っていく=抜けない刀になるに近づく。

 逆に、「風営法でダンスがダメ」なんてのも4年前までは、実際に運営する馬鹿な警察なんていなかった、しかしいないうちから「そんな馬鹿をするやつなんかおまへんやろ」てギャグにしてなかったから許すようになったとも言えるのだ。恐れることはない、「特定秘密」って言っただけで笑いが取れるなんてこんな楽な話ないじゃないか、そんな簡単に笑いが取れる単語なんて「うんこ」と「ちんこ」くらいしかないところに、知的エッセンスもある「特定秘密」どんどん活用していこうじゃないか

2013/11/24(日) トークショー詳細
ようやくお店のサイトに乗ったので再度宣伝

http://pundit.jp/
 
 「ツレがウヨになりまして 東京公演プレ企画 演劇で描くヘイト問題」

 会場 高円寺 パンディット
 料金 1500円+1ドリンク
 開場 18時30分 開演 19時30分(90分程度を予定)
 出演 鈴木邦男氏(一水会最高顧問)
    安田浩一氏(ジャーナリスト)
    高間響 (笑の内閣代表)

★定員:30名(要予約)
予約・お問合せは高円寺Pundit'(担当:奥野)
tetsuo@pundit.jpまでお願いします。
tel. 090−2588−9905まで 

 東京で初のトークショーに出演します。会場では、ツレウヨのチケットを割引で売ります。鈴木さん、安田さんと楽しい話が出来るように頑張ります。是非見に来てください。

 UST中継してくれる人も探してるんで、決まったらURL載せて関西や北海道の人も見れるようにしたいです。

2013/11/21(木) 在日特権の虚構を買いにいったら
 20日に、レイシストしばき隊の野間易通さんの著書「在日特権の虚構」が発売された。ネトウヨが主張する在日朝鮮人が特権的に受けている権利(生活保護が受け易いとか、通名制度で犯罪し放題とか)が、いかに悪質なデマであるかを丁寧に書かれた本である。これは、最近ネトウヨ化氏、醜悪な朝鮮差別ツイートをリツイートしているHIROFUMIのボケ野郎の家に送りつけてやろうかと思っている。なにがいいって、そんなに難しくない、つまりHIROFUMI程度の馬鹿でも、理解出来る文章で書いているというのが良い本である。

 さて、「ツレウヨ」の中でも、在日特権については扱っている、というか扱う予定で、脚本の中に「在日特権を主張する(ネトウヨ役である)髭だるマンを、(大学教授役である)山下が論破する、けどこれは11月20日発売の、在日特権の虚構を読んでから1ページくらい書く」と書いた手抜きのシーンがある。これに対し、早く脚本書いてくれねーと台詞覚えられないだろってクレームが来たので、早く手に入れねばと本屋に行ったのである。

 機械で検索し在庫ありになったにも関わらず、どこの戸棚にあるか表示されなかったため、店員に聞いた。「少々お待ち下さい」と言われたので、立ち読みして待った(私はごう慢なので、一緒に探すとかしないのである)が一向に来ない。10分くらい経って、「お待たせして申し訳ありませんが、見つかりませんで」と言って来た。

 検索結果が最新じゃなく売り切れたのかなと思ったが、店員は売れていればすぐに売り切れになるようなシステムにしてるからそれはないという。しかし、ジャンル分けの関係上思い当たる戸棚はすべて探したので、じゃあなぜなのかという時に、驚くべき回答が会ったのである。いはく「入荷されていても、担当が店頭にあげるのは相応しくないと判断した時は、出さずに送り返すこともある」と言ったのだ。

 その後、すぐに「この本に関しては、そんな対象ではないと思いますが」とも付け加えた。私が明らかに不機嫌な顔をしたとかではなく、本当にすぐ言ったので、それは私の考え過ぎで、上記の送り返す対象というのは、エロ本とかなのかもしれない(そもそも、BUBUKAクラスのライトエロでも置かないし、ヤンマガクラスでもビニールかけるので、エロはあまり入荷しない本屋ではあるが)

 しかし、タイトルがタイトルだけに「在日特権の虚構」をあえて、店頭に置かなかったのではという疑惑を持ってしまったのである。その数分後、立ち読みをしていた私に、店員は「ありました」と言って持って来た。その後、稽古なので買ってでてきた。

 しかし、稽古に向かう中、問いつめなかった事を後悔した。あの店員は、果たして戸棚に会ったのを見つけたのか、それとも本当に店頭にあげるのが相応しくないと判断されバックにあったのを持って来たのか。だとしたら、理由は何なんだ。本気で「在日特権はデマであると主張した本を、売らないようにあえて店頭に出さなかったんだとしたら、大スキャンダルなんじゃないか、その後稽古だからって遅刻しても問いつめて事を明らかにすべきことだったんじゃないかと」

 いてもたってもいられず、私は稽古が終わった4時間後、その本屋に戻った。しかし先ほど探してくれた店員はもう退勤していたため、まずは検索した頃「在日特権の虚構」は戸棚にあると表示された。その戸棚は、その本屋の一番目立つ新書の棚に2冊あり、それどころか、安田さんの「ネットと愛国」や有田芳生さんや山口祐二郎さんの「反ヘイトスピーチ」関係の本が一緒になってて、反ヘイトコーナーになっていた。「在日特権の虚構」は私が指摘したから出したって感じだが、他の本は揃っている冊数からいっても、この4時間で用意した感じではない。一方、醜悪な差別系や「中国と開戦しろ」みたいな本は、目立つところではなくノンフィクションの棚にあるため、むしろ「反レイシズム」を積極的に売ろうって姿勢がある本屋だったのである。なにより、その横に尊敬する劇作家である三谷幸喜特集のコーナーがあったため、意図せず三谷さんの新刊が買えたことに気分を良くしてクレームせず帰って来たのである。

 しかしそれでも「相応しくないと判断したら店頭に出さない」て発言は気になるのである。「在日特権の虚構」に関していえば、「昨日発売の本をたまたま出し忘れていただけ」の可能性が高いと思う。もし本気で差別的な店員がいるなら、安田さんや有田さんの本を目立つように売るわけがないからだ。


 ただ「在日特権の虚構」の帯には「在日特権あるかボケ」と書いているのである。これはけっこう過激なコピーだ。タイトルもぱっとみただけで「在日特権を肯定するように」誤解する可能性もある。もし、担当者が「これは在日特権を肯定する本だから、店頭に置くのは相応しくない」と判断したとしたら

 いや、高間は在日特権否定派なんだから、そんな本が店頭に置かれないならいいじゃないかとツッコまれるかもしれないが冗談じゃない。例え、在特会が書いた、集約な差別本でも、店員の判断でふさわしないなんて理由で返本していいわけがないじゃないか。

 そりゃ本屋だって商売だから「売れないから」って置かないのはいいが、店員の判断でそんなことするのは、大げさではなく言論弾圧じゃないかと思ったわけです。

 もちろん、考えすぎな可能性が高い事案です。しかし気になったのです。

 まあ、とはいえ残り、2冊しかないし、そもそもあえてその本屋名を書いてないからどこに行けって話やねんてなるけど、この本はお薦めです。なにより、本は初版でどれだけ売れるかが勝負なんで、「差別本」より「在日特権の虚構」の方が売れることが、差別をなくす一歩なんでみんな買いにいってね。

 そして、なにより、ネトウヨコメディ「ツレがウヨになりまして」全国ツアー、詳細、予約はこちらで出来ますhttp://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=39001

2013/11/15(金) ツレウヨ北海道公演発売とアイヌ
 ツレウヨは、東京の後、北海道でも公演する。「スクールオブザリング」「のるてちゃん」に続き、シアターZOOも3回目である。また、地元の友人たちに見てもらえて嬉しいのである。髭だるマンはまたススキノ、ナース女学院のみおちゃんに会いに行ける、ヒロインのちひろタソは、またZOOの上で買い物するために、本州では無用の長物であるセイコーマートを作ったくらいみんな待ち望んでいた再上陸だ

 しかし、北海道でツレウヨを公演するにはひとつ問題があって、それは道産子に「在日朝鮮人」と言ってわかんのかということである。

 そりゃ、炭坑労働の強制連行で朝鮮人が連れて来られたわけではないが、太郎ちゃんの実家の麻生炭坑のように大々的にやってたわけではないし、朝鮮戦争の回避で戦後に来た在日もわざわざこんな遠い北海道には来ないので、札幌には新大久保、鶴橋、河原町九条のような大規模なコリアンタウンはない。よって、私も大学で京都に来るまで日本に「在日朝鮮人」がいっぱいいるなんざさっぱり知らんかったのである。

 これは困ったもんである、在日にあたる差別のシステムがわからんと、そもそもネトウヨがなんであんな気狂ったように怒っているのかわからんではないか。まだ、「部落差別」を理解していればわからんでもないだろうが、当然ながら江戸時代に出来たシステムである同和地区は北海道にはない。

 と、思っていたところに、在特会はなんとアイヌも「利権だ」と差別しているという情報を聞いたのである。

 私の地元である北海道日高地区は、北海道の中でもアイヌが多い。小学校のとき遠足に行ったのは、松前藩に対して叛乱を起こした、アイヌの英雄シャクシャインの銅像がある真歌山だし、中学校に通っていたのは、アイヌの聖地をダムの底に沈めたことで訴訟になった、二風谷ダムのある平取町である。アイヌの血が入った友人も多い。と、いうことでアイヌの人てのは当たり前にそこらへんにいる身近な存在であった。
 

 ところが高校に行った岩見沢のある空知地区(手塚治虫のアイヌを扱った漫画「シュマリ」の舞台である)は、シュマリの劇中にもある通り空知アイヌは、開拓民にほぼ全滅されられたこともあり、アイヌはほとんどいない。で、高校の同級生は、ふざけてる時は当たり前の用に馬鹿にしたように、「アイヌ」「髭濃い」とか言うのは少なからずショックを受けた

 私は100%和人の子孫なにで、彼らは私を差別していたわけではないし、真面目な話をしている場でアイヌに偏見を持っているような言動は無かった。そんなこと、真面目な場では決して言わないが、稽古中ふざけてる時は、福島出身のちひろや広島出身の髭だるマンに「ピカじゃ、ピカがうつるぞ」とか言ってはだしのゲンごっこしてふざけてる29歳の私に、当時高校生だった彼らを責めることはできない。

 しかし、同じ北海道の中でも地区によって「アイヌ」に対する捉え方、そして自分では決して差別していないと思っていても、奥底には少しでもある偏見といったものはあるのではないか。それが京都において、「在日」や「部落」、極端に言えば、滋賀を滋賀作と卑下し、山科を滋賀と卑下し、南区はスラム、伏見区はヤクザとか言うのと一緒である。それは日高にいた頃だって、私は日高では一番マシな静内町にいたから、一番不便なえりもの春ははなにもない春だって馬鹿にしてたし、空知では一番マシな岩見沢にいたから、隣町である夕張は財政破綻って馬鹿にしてた。そんなのは全国どこにだってある。

 それでも、在特会のアイヌ差別は許し難い事はかわりない。彼らは在日だけでなく、同和も糾弾しているように、ようは韓国だけ無く、一般的に差別を受けているものが優遇されているといって攻撃するのが好きなのだ。別に在日だって、部落だって、アイヌだって伊達や酔狂で優遇されているわけではなく、差別するクソどもがいるから優遇策があるわけだが、それを利権という行為はまさに卑劣としか言い用がない。まして、広島の被爆者ですら「利権」だといって、原爆ドーム解体(100歩譲って被爆者の医療が利権だとして、原爆ドームを解体する必然性が意味不明である)とかまでぬかしているのである。また、もちろん、琉球民族も大和民族ではないし、彼らの単純な思考では基地反対=左翼=敵だから、彼らの憎悪の対象であろう(そこんとこは、唯一の沖縄出身の友人である瑞慶覧のパパは琉球独立派っぽいので話聞いてみたい)

 と、いうことで、北海道公演では「ツレウヨ」はアイヌの問題とつながるものだと思って観てほしいと思う。そこで、ゲストにはアイヌ初の国会議員、二風谷ダム訴訟の原告で、平取のアイヌ資料館館長だった萱野滋さんの長男であり、現アイヌ民族党党首、萱野志朗さんをお招きすることになりました。

 さらに、学者枠では北海道大学教授リベラル保守の担い手中島岳志さん、演劇枠ではyhsの南参さんが来ます。あと、政治家枠で一人交渉中の方がいますので、成立したら発表します。

 そんなツレウヨ北海道公演、2月14から6日。いよいよチケット発売しました。1月15日まで早割なんでどんどん予約してね


 http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=49950

2013/11/12(火) 鼎談なんか出来るのか
 情報が解禁されたので公表すると、12月2日(月)19時30分〜(19時開場)、高円寺にあるトークライブハウスパンディット http://pundit.jp/ てところで「ツレウヨ東京公演 プレトークショー 演劇で描くヘイトスピーチ問題」てトークイベントに出演します。ゲストは、おなじみ新右翼団体、一水会最高顧問の鈴木邦男氏と、「ネットと愛国」の著者であるジャーナリストの安田浩一氏でと私です。右翼界の大物と、講談社ノンフィクション大賞受賞者に対して、しょぼい受賞歴くらいしかない演劇人、私だけ無名すぎる。

 と、いうか東京公演を前に「チケットいっぱい売りたいよー」て言ってたら、鈴木さん安田さんに協力するよって言っていただいたてイベントなので、別に私が話題になってて呼ばれたとかそういうわけではないです。東京で知名度がほとんどない(京都でもだが)私がトークショーしたって、誰も来ないのでお二人頼りです。黙ってても話が面白い二人なので、私は「ほうほう」言ってるだけで、鼎談じゃなく対談になりそうだぜ。

 料金は1500円+1ドリンクになる見込み。うまいことなんとかust中継出来るように(出来ればニコ生でやって、ネトウヨにたたかれたいけど)したいとは思ってますので、関西や北海道の方にも見てほしいですな。

 てことで、11月30はいわきでワークショップ。12月1、2は営業周り、2日はトークショーと3日間旅する予定でござる。

2013/11/11(月) 風営法裁判傍聴に行く
 「65歳からの風営法」大阪公演をしたNOONは、2012年の4月4日に「客を踊らせた疑い」で摘発された店である。その時のオーナーだった金光さんは、風営法違反で逮捕され(脚本を書く際はかなり取材させていただいた)現在裁判にかけられている。金光さんは男気溢れる方で、ようはすなおに「ごめんちゃい」と言っておけば略式起訴ですんだ(金光さん以外の摘発されたクラブのオーナー、言い方悪いが、明らかに風紀を乱すような店のオーナー含めて、ちなみにNOONは明らかにナンパ目的なクラブではない)のに、「ダンスを踊らせただけで風俗店扱いなんざプライドに反するわい」と徹底的に戦おうとしたってことで裁判になってるのである(摘発した側だって、裁判にまでなるとは思ってなかっただろう)。

 ちゅうことで、「65歳からの風営法」は摘発時を描いた作品であったが、「裁判編」を書いても面白そうなので、ここ何回か傍聴に来ている。これがまたシュールで面白いんである

 http://www.asahi.com/articles/TKY201311100012.html

 この朝日新聞の記事は、なかなか意地が悪く(特に検察側によるダンスのイメージって絵)良い。実際に法定で、現場にいた証人に当時の動きを再現してくださいと踊ってもらうといったアホな展開も起きている。

 今日は、実際に摘発直前に、先にお客さんのふりをして踊っている様子を撮影しておく潜入捜査をした警官の証人尋問だった。「65歳」の主役は、まさにその潜入捜査をした警察官、演じた田中浩之としゃくなげ謙治郎は野暮ったくてスパイだってまるわかりだぜってアンケートに書かれてたが、今日きた警官も田舎の素朴な兄ちゃんみたいでクラバーに見えなかった。

 検察質問の「当時いたお客さんはどのように動かしていましたか」「方をゆらしていました」とかいうやりとりはもの凄くシュールであった。今日の敗退とは弁護側からの質問で「府警本部から通達された、これをダンスとみなすという文書の存在が明らかになった」ことだった。「首を大きく振るは○、ステップを踏むは○、腰をくねらすは△、リズムにのるは×である」なぜ、ステップはダンスで、リズムにのるだけならダメなのか、ステップを踏むより腰をくねらせた方が、男女の享楽的な雰囲気を醸し出す気もするが、なぜ△なのか、常人には理解不能な基準である。また、警官は弁護人からステップの定義を聞かれ左右に1mくらいずつ動く事という証言をした。50cmくらいなら、左右に揺れてもダンスにならないけど、なぜ1mだとダンスになるのか、それだと反復横跳びでもダンスになるんじゃないのか。これもまたシュールな回答である。なにより、生活安全課のおっさんたちが、事前にみんなで実演してこれはダンスか否かを話し合っていたのがシュールである。

 まあ、ようは諸悪の根源が「ダンスが規制」されていることなので、あの時NOONで客がしていたのがダンスか否かではない。金光さんだって、「あの時NOONでされてたのはダンスじゃないから無罪」になったって嬉しくないだろう。あくまで裁判通じてこんなんおかしいやろって世論が高まって、法改正につながることであろう。てことで、このシュールさはどんどん広めてほしいところである。

 まあこの裁判、本当楽しいし、傍聴が抽選になるほどではないから、ぜひ行ってみると面白いですよ。なにより弁護団も検察もキャラが立っている。弁護団長の西川先生はチャラチャラしたクラバーだし、美人すぎる弁護士の亀石先生は、「美人すぎる××」にしては珍しく本当に美人すぎる。http://noon-trial.com/wp-content/uploads/2013/03/kameishi_san_prf.jpg
また、検察の広田検事もまた美人検事で証人尋問の時に上から見下すような視線と弁護人質問の時にすごいニタニタしながら聞いているのがわざとだとすると凄い悪役ぽくて素晴らしい、一方の男性検事の後藤検事は喜怒哀楽が無いんじゃないかってくらいいかなる質問の時も表情がかわらん。これは実に演劇むきである。ぜひとも裁判編作りたいですね

2013/11/10(日) 朝鮮学校の授業参観
 近所にある京都朝鮮初級学校で、近隣住民にも開放された授業参観とバザーが開催されるという事で、妻と見学に行くことにした。

 朝鮮学校といっても、パッチギのイメージしかない(まあ、今でもあんな荒れてたら、そもそも在特が抗議に来た時点で、高等部の先輩が駆けつけてボコボコにされてるだろうが)し、在特の連中が言ってるスパイ要請機関だなんだは悪質な差別としても、金親子の個人崇拝教育をしている何やらという話もあって、しかし知り合いの在日は、日本の学校に通っていたので、中の話も聞かないので、これは実際行ってみるしかないと行くことにした。

 在特会の襲撃を機に、自前のグランドも備えられる土地に移転したということで、かなり通いにくそうな山頂ではあるが、とても立派な校舎になっていた。教室に金日成、金正日の肖像画はなかった。1年生から6年生まで、各クラス25人前後くらいだろうか。授業は、国語の授業が朝鮮語で、日本語の授業が別にあって、算数も、理科も社会も朝鮮語でしていたのでなにを言ってるかさっぱりわからんかった。特に歴史はなにやってるかとても今日見合ったのだが。女性の先生はチョゴリを着ていて、5年生の担任の先生が可愛かった。

 その後、裁判の報告会。裁判によってヘイトスピーチと認められ、1226万の賠償を勝ち取ったことが弁護団などにより報告、こどもたちの合唱等もあり、その後はバザー。本場の焼き肉、チヂミ、キムチのり巻きなどをいただく。他、日用品のバザーもあってかなり安いので、妻はここぞとばかり洗濯バサミやマスクを買っていた。私は衣装用にチョゴリがほしかったのだが売ってなかった。

 副校長の先生や支援者の方々、差別デモへのカウンター界隈の方々も多く着ていたので、ツレウヨの宣伝と交流。特に、学校関係の方とは、初級部の子にはちょっと刺激が強すぎるけども、ぜひ中等部、高等部の生徒たちは招待したいとお願いして来た。劇団は、学校公演をすれば箔がつくが、朝鮮学校で公演となれば笑の内閣ぽい。

 まあ、今日夫婦で行っただけでは、朝鮮学校の是非などはわかりようはないわけだが、残念なのは本当はもっともっと多くの人と行って感想の意見交換をしたかったわけである。

 しかし、事前に「よかったらみんなで見学いかね」てとネット上で呼びかけが出来なかったのである。これでもし悪質な連中が集まったらなあと考えるとね。と、いうわけでそういう事なしに、気軽にふれあえるようになるといいなあと思ったのです。

2013/11/07(木) 目指そう多夫多妻制
 結婚前はテレビのない生活をしていたとは思えない程、テレビっ子になっている私は、法定者も好きなので、堺雅人主演の弁護士ドラマリーガルハイも見ているわけだが、来週のテーマは「一妻多夫制」らしい。実に素晴らしいテーマだと思う。たえれんのかと言われたらもちろんだ。私の妻ほど素晴らしい女性を、私一人で独占するなど世の中に対して申し訳ないと思ってるもの。

 そもそも日本は経済は、自由主義である。また、恋愛だって自由主義だ。昔は、恋愛も保護的政策が強く、これは昨年宮台真司さんと話した時、昔は(それが良いかは別にして)Aランクの男は、Aランクの女と、Bランクの男はBランクの女があてがわれてたが、恋愛が自由主義強壮になった結果、Aランクの男にA〜Cの女まで群がって成立しないとおっしゃっていた。

 かように、お見合い結婚といった救済策が少なくないり、ほぼ恋愛を経由しないと結婚出来ないということがまかりとおるほど(望まない結婚が減るメリットもあるが、コミュ力がないだけで家庭を築けないリスクのが高い)弱肉強食恋愛社会にありながら、いったん結婚すると「一夫一妻制」という非常に社会主義的保護政策にかわるのは非常に不可思議である。

 しかし、一夫多妻制、一妻多夫制がいいのかというと、ちょっとそれはどうかってところはある。

 はっきりいって私はモテる。であれば、当然経済で言えば新自由主義的恋愛論、恋愛シカゴ学派、恋愛フリードマンとして活動したいと思う。どうせ、一夫一妻制だって結婚出来ない奴は結婚出来ないのだ。私のようなモテる者が、あぶれている女性を救済し一夫多妻を採用する方が理にかなっているのである。本当に短期間だが、二股かけていた時もあるが、どちらも平等にとても愛していたし、一人しか愛せないなどありえないのである。

 しかしである、私がモテるなんてのは大げさに書いただけである。確かに、大学進学後彼女がいない期間はほとんどなかったけど、上記の3週間くらい二股かかさってしまった(本当、意図的にかけたわけじゃなく仕方なかったんだよ)時以外に、複数の女性からモテモテなんて時など、一度も無いし。そもそもここ10年以上女性の方からアプローチされたことなどない。彼女がいるのは、いない時はとにかく数打ちゃあたるで口説きまくるからなんとかなってるだけで、打率で言うとフォード・メンチ・コンラッド並である。はっきりいって全然モテない。なにより、妻が私と結婚してくれたのは一夫一妻制だったからだと思っている。妻は「一夫一妻こそがあるべき姿」という常識を生まれた時から備えているから、「金持ちの第3夫人」より「貧乏演劇人の正妻」を選んだかもしれないが、もし「一夫多妻当たり前」て世界だったらどうか。それでも私を選んだかはわからない。よって、自信の無い私は、恋愛ケインズ学派に属した方が今の幸せを享受できるはずである。これは、一妻多夫制でも、起こりうる事である。つまりそれだと一夫一妻制の堅持がよくなる。

 しかし、それでは我が国の少子化をはじめ諸問題は解消しない(あ、別に私は少子化をそれほど問題ではないと思ってるけどまあここはその前提で議論しようや)し、モテない奴に相手がいない問題は解決しない。そこで、「多夫多妻制」を提唱したい。

 夫もたくさん妻をもつ、妻もたくさん夫をもつのだ。これで幸せである。例えば、私は妻の事を世界一愛してるけど、妻は年上で甘えさせてくれるし、美人だけど貧乳だ。それがとても居心地良いが、たまには年上として威張りたいし甘えてほしいし、巨乳だって揉みたい。しかし、妻に対してたまには年下として僕に威張らせてくれとか、甘えて来てくれとか、巨乳になってくれとか言うよりは、年下の甘えたな巨乳とつき合う方が、妻にも私にもその子にも幸せなはずである。もちろんその間、妻は年上の甘えさせてくれる金持ちで(ガリガリな私と対照的な)ぽっちゃりした男と過ごせば良いのだ。ホームタンバッターばかりの野球チームが弱いように、一人ほとりがホームランバッターだけでなく、足が速かったりバントがうまかったりする夫や妻をもっている方が幸せなはずである。

 じゃあ子供はどうすんねんと言われるかもしれないが、そもそも自分の種じゃなきゃ愛せないなんていう男がさもしいのである。そもそも江戸時代までの農村は乱交しまくりで、誰の子かわかんねえけど、村でみんなで育てっべという文化だったのだ。子供は家庭で育てよなんて言ってるから、少子化がとまらんのであって子供は社会で育てるものだ。まさにこれが伝統的な家族制度である。正妻の子とめかけの子は違うなどとぬかし、非嫡出子相続差別是正の最高裁の判決に従わない自民党保守はこそ伝統的な家族制をわかってないのだ。
 
 多夫多妻制の素晴らしさは蓮行師匠も唱えている学説なのでぜひ広めていきたいのです。ツレウヨは恋愛ものなので、こういった私の恋愛観が大いに反映した作品


 ・・にしたかったけど、そんなのお客さんみんな反発するので、一夫一妻論で書いてますよ。ただ、私の恋愛観をちゃんと愛国心に置き換えて書いた作品なので、ぜひ見てほしいです。予約してね。チケット買ってね。これから恋愛と愛国心についての文章は、まだまだ書いていくよ

http://stage.corich.jp/stage_hope_detail.php?stage_id=49949

2013/11/06(水) いわきにワークショップ
11月30日。ツレウヨの主演女優である鈴木ちひろ出身地、福島県のいわき市でワークショップをします。

 私はそりゃあ左派よりですけども、反原発派の福島に対する非科学的差別的言動には憤慨しているのであります。原発を無くそうと、福島の事故が悲惨であるかは=ではない。うちの近所には渋谷街道って道がありまして、これが交通量が多いのに歩道が無くて危ないので、私は何度か「歩道を作ってくれ」と意見していますが出来ません。しかし、交通事故が起これば歩道が出来ると思います。だからといって、誰か死んだらいいのにとはならんでしょうよ。福島、案外たいした事無くて良かったね、でも次おきたらたいへんだし無くそうねという反原発なら良いのになあと思います。

 なのでですね、うちの劇団がなんかしたところで解決になるわけではないですが、なんとか被災地で公演したいと思ってまして、本当は後援したかったのだけど資金的に無理なので、押し掛けるようにワークショップします。

 といっても、市民にむけて大々的に募集するという形ではなく、あくまでちひろが教育実習の時教えた母校いわき桜ヶ丘高校演劇部の生徒たち中心に「コントの作り方ワークショップ」をします。

 しかしいわきは県大会、東北大会、はては全国に行くような高校もあるところですよ。3年連続地区落ちのわしが行くのは「釈迦に説法」ではないか

 とはいえ、いわきの演劇に詳しい人と去年話した時「いわきは高校演劇が盛んだが、その後が続かない」と聞いたのと、ちひろから「本当は高校で演劇やめるつもりだったが、内閣で高校演劇では絶対やら内容な無茶を体験して続ける気になった。高校生にも色んなやり方があると知ってほしい」という意見があった事から、アホなやり方をやってきます。そしていつかはいわき公演したい。東浩紀が唱える「福島第1原発観光地化計画」が実現したら、最初にふくいちせ芝居するのはうちや




http://iwaki-alios.jp/index.html

2013/11/05(火) カウンターでも行って来た
と、いうことで行ってきました。レイシストどもの差別デモに対してのカウンター。15時半のデモ開始ですが、私は16時まで仕事だったので、駐輪場で止めてからデモ隊を探すと四条大橋で「在日はは帰れ」とわめくデモ隊を補足。四条通南側を歩くデモ隊に対し、四条を挟んだ北側から並走する形でカウンターを仕掛けました。

 拡声器持参でいって、色んなネタをしこんで行ったのですが、残念ながらデモも怒号。カウンター側も怒号で、ネタがききとれる状況ではない。ネトウヨ側を挑発してちゃんと口喧嘩になるようなネタも持っていったのですが、反応してくれなくてとても残念でした。まあ、怒号が飛びかったおかげでデモのおぞましい主張ががまったく聞こえない状態になったのは収穫と言えるだろう。

 と、いうことでどちらかというと、四条を歩く一般市民の皆さんにむけ「ご通行の皆様、お騒がせしております、彼らはなにをやってもうまくいかない人生を、韓国を差別する事で憂さを晴らす可哀想な方々でございます。可哀想だと思ってあげてください。根は良いヤツらかもしれません、根以外の茎や葉っぱはクソなだけでございます」と演説をぶる方でいった。四条西桐院で解散するまで並走した。

 最終地点ではたくさんの差別を許さないカウンター側の人が、おつかれさまを言い合っていたので、ここぞとばかりに「12月に東京で、2月に札幌で、3月に京都でネトウヨをちゃかしたお芝居をするから見に来て下さい」とビラを渡す(ビラ配りは無許可街頭配布になるので、あくまで僕が持ってたのをとりに来てもらう形)。京都のビラが間に合ってなくて残念と思ったが、意外と関東からわざわざ抗議に来てた方も多く、良い宣伝になった。ネトウヨ諸君はわしが東京に行く12月1日にはぜひ東京で、京都公演直前にはぜひ京都でまた差別デモを開催していただきたい。宣伝になるから

 さて、まあ感想だけども。改めて、こいつら面白くない。徹底的にギャグセンスがない。鳥肌実は本物の右翼じゃないが、あの面白さにまったく及ばない。せいぜい拝害社の金友隆幸はまだギャグセンスがあるヘイトスピーチするけども、それ以外は全然面白くない。

 こう書くと、右はもちろん左も、真面目にやってんだなんでギャグを言わないとならないんだて言うかもしれないが、面白くない演説なんてなんで聞かないとならないのだ。私と思想は違うが、安倍ちゃんの演説は面白かったぜ、橋下の演説も面白いぜ。石原なんか最高だぜ、石原の演説を聞くと腹がたつが、人を腹立たせるってのはエンターテインメントだ。しかし、ネトウヨの演説は腹が立つというよりただの不快と呆れ。

 それに比べりゃまだフジテレビデモは面白かった、「韓流ドラマばかり流すな」ってのはそれじたい「じゃあみんなよってツッコミ待ちのボケ」というすごく面白いコールじゃん。だから私はそこから想像力をかき立てて、「ツレウヨ」を書いたんだ。しかし「朝鮮人学校はうんたら」じゃ全然面白くない。

 さんざんゲストの話題性第一の企画屋で青少年健全育成条例の時も風営法の時も「敵方」に招待状送った私が、さすがに在特会には招待状出さないのは、面白くない人間を呼んでも、うちの芝居が面白いかなんて理解出来るかわからんし、ましてトークだって面白くなりようがない。お客様を楽しませられないゲストなんか、いくら集客になっても呼んでも仕方ない。

 この文を呼んで、ネトウヨは腹をたてるだろうけどさ。もし、「じゃあどんな朝鮮人死ねでも面白い言い方があるんだよ」て思うなら、ツレウヨ見に来いよ。悪いけど、差別新を持たない私が脚本書く以上ネタで作った、私が書いた芝居に登場する架空のネトウヨのヘイトスピーチのが面白いぜ。

 てことで、 http://warainonaikaku.sitemix.jp/ 情報こちらです。見に来てねー

 追記 

 ネトウヨをテーマにした芝居を書く脚本家」として、私はまだ在特の連中に顔バレしてないしあえてデモ側に参加して取材をして来た方が面白かったかもしれない。鈴木邦男とも塩見孝也とも外山恒一とも上祐史浩とも仲良くしてるわしが取材だからって差別デモに潜り込んでレイシストと一緒にデモしてたら、記録に来た公安は、こいつは結局どこの立場やねんと混乱するかしら。まあ、実際はただのノンポリミーハー時事ネタ演劇人だからねえ

 カウンター側からは、警察がネトウヨを守るようにデモを進行し、カウンター側に道路に出るなて言うから評判悪いけどさ。警察はちゃんと喧嘩が起こらないようにしっかり警備してたし、よくやっていただいたと思うよ(それが仕事なんだから当たり前だが)。

 私が「青少年活動センター有料化反対デモ」した時も、たかが15人の市にまっこうから反対するデモなのに、ルートもしっかり相談してくれて、当日はきっちり警護してくれて助かりましたよ。それと一緒事をしていただけだ。そもそも、こんな差別デモを許可するなっていう人もいるだろうが、酷いデモだからって許可されないことあれば、他の正当な反体制デモでも酷いとか言われて不許可になりかねない。普段警察嫌いな発言が多い私ですが、本日は変える時に「警護ご苦労様です」と言って帰ってきましたよ

2013/11/04(月) 差別デモのカウンターに行くぞ
 てことで、本日15時半より、市役所前〜四条近辺でネトウヨが「朝鮮学校襲撃事件が有罪になった事に抗議するデモ」を開催するそうな
 http://togetter.com/li/582492

 私はカウンターに行きます。京都で人種差別を許さない。

 しかしまあ、レイシストどもに「帰れ」「京都の恥」と激しい言葉でか抗議するだけでは面白くない。というか市民から見るとどっちもどっちになる恐れがあります。「朝鮮人死ね」と「差別を許すな」でも聞き耳たててなければどっちも罵声です。それは良くない

 と、いうことで、どうやったら市民の方々に笑っていただけるか、ネトウヨがいかに馬鹿げた連中がわかってもらえるように、脚本を書いております。明日は16時まで仕事なので、最初から行けませんが、拡声器持参でネトウヨを馬鹿にしてきたいと思います。

 明日は、ネトウヨ界では有名な中谷良子てクソビッチが参戦するようなんですが、これがまた強烈なキャラ(現代撫子倶楽部とか、非常に痛い名前の組織にいる・全然撫子じゃなくACミランの選手と乱交したことを自慢げに日記に書いている、ピルロのチンコ5点、インザーギのテク5点とか ・しかし外人の夫がいるとか日記に書いていたが全部嘘 ・本当な貧乏で他人の保険証で病院行ったて詐欺で逮捕 ←そしたら一緒に運動していた在特会が不当な別件逮捕だと言ってくれるかと思ったら、彼女は無関係と切り捨てられる。桜井冷たすぎるぞ)でね、ぜひ明日は悪口対決をしたいと思っています。
 
 みなさんもぜひ一緒にカウンターに行きませんか?差別を許さない演劇人の底力をみせつけましょう。ヒロフミは差別側につくならようしゃせんよ

2013/11/01(金) 差別は楽しいのか
と、いうわけで昨日の滋賀差別の話は、本気で怒ってくる人がいなくて良かった。みんなちゃんとシャレだとわかっている。

 しかし、京都の人が滋賀県民を滋賀作と馬鹿にしているのは事実だ。別に私は滋賀県民に迷惑かけられた事も無いし、眞野や山本くんはじめ多くの滋賀県民に助けられて演劇をしている。しかし、悪ノリして滋賀作滋賀作いうてるのも事実だ。そもそも京都ヒエラルキーの中でも、山科は滋賀だし、南区はスラムだし、伏見はヤンキーだし、西京区は地下鉄のびるって騙されて家かった馬鹿扱いで、まして市街となれば八幡は歩いたら身ぐるみはがされるし、亀岡なんか人の住むとこじゃない扱いである。一歩劇団に言っても、ひろふみは気持ち悪い、髭ちゃんはモテないし素人童貞、聖羅は貧乳、ちひろはデブ、川崎はまともに喋れん、廣瀬の愛ちゃんはチビ、木村は早漏扱いである。髭の素人童貞以外本人の責任じゃないのに

 何故こんな事がまかり通るのか、それは人は差別が好きだからだと思う。差別はされた方もした方も傷つくなんて嘘で、人は差別も争いも大好きなのからではないかと思う。

 「ツレウヨ」は初演から1年半たった。「高岡蒼甫のフジ批判騒動」から書いた作品なので、昨秋に再演が決まった際は「タイムリーじゃなくなる」て心配もされたが、そもそも「愛国心と愛」という普遍的なテーマで書いた本なのだ。「うちは人数多くてその時しか出来ない芝居が多過ぎて、売り公演の話が来ても対応出来ない、商業的に勝つためにいつでも再演可能な、内閣に取ってのウィンズオブゴッドをつくる」て名目で作った作品だから、狙い通りなのだ。

 ところが、そううまくもいかないもんで、1年半前からネトウヨ研究は進んで、前回の脚本だと古い説になっているものもある。代表的なのが、1年半前は「ネトウヨ下流若者説」が主流で、いわゆる収入も低く人生もうまくいってない社会への恨みを在日にぶつけているという説が強かったので、主役のそうすけも「仕事をやめてニート」髭が演じる内藤も「彼女がいないクズ」で書いたわけだが、研究が進んだ結果、ネトウヨはそんなわけでもなく、収入が多いホワイトカラーや、裕福な年配や主婦(今時、主婦なんて特権階級ですからね)もたくさにいることがわかっている。確かに考えてみりゃあそうで、あの旧皇族の竹田恒泰だって、在日特権がなんだとかデマを言うわけだ。売れない演劇人の私と、旧宮家の竹田恒泰とどうかんがえたって竹田恒泰の方が幸せじゃないか

 これは、脚本書く身としても、一個人としても難しい。私は、就活で一個も内定取れなかったから、仕方なく芝居で売れるしか生きる道が無い貧乏演劇人なので、左右の違いこそあれ自分を売れさせない世の中を恨んでいる。恨みの対象がたまたま体制なので、報復として反体制をしてるだけだ(ですんで、私に補助金さえくれれば喜んでプロパガンダするよ。本当、安倍さん悪く書かれたくなかた金くれ)。なので、恨みをぶつけたいてのはわかる。それが、なんで在日なのかは全然理解する気はない(ネットを信じちゃってるからだろうけどね、ヒロフミみたいなパチンコ屋に勤めてて酷い目にあった恨みってのもあるが、まあヒロフミは本当に最近ネットのデマばかりリツイートするネトウヨ化が酷いので叩きのめす)

 ところがどっこい、が幸せなのにさらにネトウヨとなると非常に理解が難しい。と、いうかそれだとドラマにならない。実際に朝鮮人に迷惑かけらたならわからんではないが。なんでネットだけであそこまで憎悪できるのか

 で、なんてか考えたら楽しんじゃないかと思うんですね。私は史学科で近現代史の授業の「なぜ学生運動は衰退したのか」という課題のレポートに、多くの学生が「過激化による世論離れ」「豊かになったから必要なくなった」「大学の管理強化」などを書く中、私は「元々みんな楽しいから、モテたいからやってた。他に娯楽が出来たからうつった」という説を書いて、先生に褒められたのだが、差別が娯楽なんじゃないかなと思うわけです。

 わからんことはない。だって、劇中で大声でおまんこって叫ぶのは楽しい。だったら彼らが新大久保や、鶴橋で「朝鮮人は毒飲め首ツレ」と叫ぶのは楽しいのかもしれない。

 ただ、私は劇場という密室の空間で、私がおまんこというと不快になる人は、嫌なら来るなと排除する環境でそれをやっているわけだが、彼らはわざわざやってるという点では許容出来ないのである。

 なにより、それでは深見がなさ過ぎる。演劇なんだから、やっぱり主人公がネトウヨになった背景をしっかり書かないとならない。そこで来たらやはり「楽しいから」より「社会への恨みが在日に向く」じゃないと物語にならない。私はジャーナリストじゃなく作家なんだから、そこはそう書いていいだろう

 そしてなによりツレウヨの真のテーマは「ネトウヨ研究」ではない。ネトウヨだけだと、いずれ廃れる。しかし「愛国心」はたぶん、私が死ぬまで普遍的なテーマだ、そしてなにより「愛」だ。愛は多分、なくならない。愛についてはまたこれからグダグダ書いていくのでよろしくです。
 
 予約は
 http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=49949


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