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2013/11/21(木) 在日特権の虚構を買いにいったら
 20日に、レイシストしばき隊の野間易通さんの著書「在日特権の虚構」が発売された。ネトウヨが主張する在日朝鮮人が特権的に受けている権利(生活保護が受け易いとか、通名制度で犯罪し放題とか)が、いかに悪質なデマであるかを丁寧に書かれた本である。これは、最近ネトウヨ化氏、醜悪な朝鮮差別ツイートをリツイートしているHIROFUMIのボケ野郎の家に送りつけてやろうかと思っている。なにがいいって、そんなに難しくない、つまりHIROFUMI程度の馬鹿でも、理解出来る文章で書いているというのが良い本である。

 さて、「ツレウヨ」の中でも、在日特権については扱っている、というか扱う予定で、脚本の中に「在日特権を主張する(ネトウヨ役である)髭だるマンを、(大学教授役である)山下が論破する、けどこれは11月20日発売の、在日特権の虚構を読んでから1ページくらい書く」と書いた手抜きのシーンがある。これに対し、早く脚本書いてくれねーと台詞覚えられないだろってクレームが来たので、早く手に入れねばと本屋に行ったのである。

 機械で検索し在庫ありになったにも関わらず、どこの戸棚にあるか表示されなかったため、店員に聞いた。「少々お待ち下さい」と言われたので、立ち読みして待った(私はごう慢なので、一緒に探すとかしないのである)が一向に来ない。10分くらい経って、「お待たせして申し訳ありませんが、見つかりませんで」と言って来た。

 検索結果が最新じゃなく売り切れたのかなと思ったが、店員は売れていればすぐに売り切れになるようなシステムにしてるからそれはないという。しかし、ジャンル分けの関係上思い当たる戸棚はすべて探したので、じゃあなぜなのかという時に、驚くべき回答が会ったのである。いはく「入荷されていても、担当が店頭にあげるのは相応しくないと判断した時は、出さずに送り返すこともある」と言ったのだ。

 その後、すぐに「この本に関しては、そんな対象ではないと思いますが」とも付け加えた。私が明らかに不機嫌な顔をしたとかではなく、本当にすぐ言ったので、それは私の考え過ぎで、上記の送り返す対象というのは、エロ本とかなのかもしれない(そもそも、BUBUKAクラスのライトエロでも置かないし、ヤンマガクラスでもビニールかけるので、エロはあまり入荷しない本屋ではあるが)

 しかし、タイトルがタイトルだけに「在日特権の虚構」をあえて、店頭に置かなかったのではという疑惑を持ってしまったのである。その数分後、立ち読みをしていた私に、店員は「ありました」と言って持って来た。その後、稽古なので買ってでてきた。

 しかし、稽古に向かう中、問いつめなかった事を後悔した。あの店員は、果たして戸棚に会ったのを見つけたのか、それとも本当に店頭にあげるのが相応しくないと判断されバックにあったのを持って来たのか。だとしたら、理由は何なんだ。本気で「在日特権はデマであると主張した本を、売らないようにあえて店頭に出さなかったんだとしたら、大スキャンダルなんじゃないか、その後稽古だからって遅刻しても問いつめて事を明らかにすべきことだったんじゃないかと」

 いてもたってもいられず、私は稽古が終わった4時間後、その本屋に戻った。しかし先ほど探してくれた店員はもう退勤していたため、まずは検索した頃「在日特権の虚構」は戸棚にあると表示された。その戸棚は、その本屋の一番目立つ新書の棚に2冊あり、それどころか、安田さんの「ネットと愛国」や有田芳生さんや山口祐二郎さんの「反ヘイトスピーチ」関係の本が一緒になってて、反ヘイトコーナーになっていた。「在日特権の虚構」は私が指摘したから出したって感じだが、他の本は揃っている冊数からいっても、この4時間で用意した感じではない。一方、醜悪な差別系や「中国と開戦しろ」みたいな本は、目立つところではなくノンフィクションの棚にあるため、むしろ「反レイシズム」を積極的に売ろうって姿勢がある本屋だったのである。なにより、その横に尊敬する劇作家である三谷幸喜特集のコーナーがあったため、意図せず三谷さんの新刊が買えたことに気分を良くしてクレームせず帰って来たのである。

 しかしそれでも「相応しくないと判断したら店頭に出さない」て発言は気になるのである。「在日特権の虚構」に関していえば、「昨日発売の本をたまたま出し忘れていただけ」の可能性が高いと思う。もし本気で差別的な店員がいるなら、安田さんや有田さんの本を目立つように売るわけがないからだ。


 ただ「在日特権の虚構」の帯には「在日特権あるかボケ」と書いているのである。これはけっこう過激なコピーだ。タイトルもぱっとみただけで「在日特権を肯定するように」誤解する可能性もある。もし、担当者が「これは在日特権を肯定する本だから、店頭に置くのは相応しくない」と判断したとしたら

 いや、高間は在日特権否定派なんだから、そんな本が店頭に置かれないならいいじゃないかとツッコまれるかもしれないが冗談じゃない。例え、在特会が書いた、集約な差別本でも、店員の判断でふさわしないなんて理由で返本していいわけがないじゃないか。

 そりゃ本屋だって商売だから「売れないから」って置かないのはいいが、店員の判断でそんなことするのは、大げさではなく言論弾圧じゃないかと思ったわけです。

 もちろん、考えすぎな可能性が高い事案です。しかし気になったのです。

 まあ、とはいえ残り、2冊しかないし、そもそもあえてその本屋名を書いてないからどこに行けって話やねんてなるけど、この本はお薦めです。なにより、本は初版でどれだけ売れるかが勝負なんで、「差別本」より「在日特権の虚構」の方が売れることが、差別をなくす一歩なんでみんな買いにいってね。

 そして、なにより、ネトウヨコメディ「ツレがウヨになりまして」全国ツアー、詳細、予約はこちらで出来ますhttp://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=39001


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