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2013/03/10(日) 学生演劇祭採点1


と、いうことで内閣賞を発表します。
 
 点数配分はこちらで確認を  http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hibisama/?Y=2013&M=2&D=27

 16位 立命芸術劇場  180点

 好み100点 脚本35点 キャスト 10点 演出 1点 独自色5点 ビジュアル 15点 笑いに対する姿勢 1点 45分 5点 スタッフ 3点 演技力 4点

 怒り心頭である。この子たちにではない。これを許した先輩に

 立芸は、去年も最下位だったわけでだが、しかしそれは私の好みじゃなかったから、好み点が低くてである。去年の作品は私の好みをぬいて、出来ってだけでいえば(つまり私が公式審査員なら)少なくとも最下位じゃなかったし、今年の作品とは雲泥の差だ。立芸は、寺澤、野口、藤井、歴代の内閣にとってかかせない役者たちを排出した劇団だしよく観に行ってるし、しっかりとした舞台美術と地味ながら、基本を抑えていることは評価していた。

 しかし、なんだこれはである。今まで立芸で受け継がれていたはずのノウハウがまったく継承されていない。これは本人たちの問題ではなく、先輩のせいである。

 ようは、単に面白くない芝居というわけではない、物語の成立させる条件が整っていないのだ。この話「大家と契約会社の行き違いで、カップルと男二人組が同じ部屋を仮てしまったので、当人同士で決める事に」という決行、簡単に面白く出来るあらすじなのである。そのキャラクター全員を人間として濃くつくって、怒鳴って、最低限の演出をすれば、16団体の他のあらすじ見てもかなり一般受け出来る可能性が高い設定である。しかし、無意味に場転が多すぎ(多くの人が言うように、あのでかい空間なんだから2部屋作れば良い)、キャラが薄い以前に、血の通った人間として倫理観(倫理観の悪いキャラを出しちゃダメという意味ではなく、行動の動機がシーンによって違ってしまうのが問題)がない。これでは、成立しない。

 しょうみ、演劇以前に普通に高校生までドラマや映画を見てれば取得出来ないとまずい感覚ではあるが、責任は先輩にある。ほぼ全員1回生だからのようがだ、立芸の看板背負ってる以上、通しを観に行って止めないとダメだ。ダメ過ぎてどうにもならんではない、演技自体はそこまで酷いってほどでないので、3日で治るところもいっぱいあるのだから

 それでも好み点100点つけたのはあらすじのシチュエーション。ほんま、他と違って、私に3日手をださせればかなり改善出来る芝居ではある

 去年も最下位だから、嫌いなのかというのではなく、第1回学生演劇祭では笑の内閣賞だしてなかったんだけど、実は第1回では立芸はかなり高評価(どいつもこいつも45分にしてはって芝居が多かった第1回で唯一、45で効果的な事してたから)だったんで、本当持ち直してほしいです。てか、普段の本公演のクオリティを持って来てくれれば、確実に中位以上にはいけるのに

 15位 テフノロG 260点

 好み 150点 脚本 40点  キャスト 20点 演出 7点 独自色6点 ビジュアル 12点 笑いに対する姿勢 8点 45分 9点 スタッフ 5点 演技力 3点

 去年も低評価だったが、さらに低い。去年は、出来は悪いながらも「明るさ」「必死さ」が見えたが、なんか淡々と終わってしまった感がある。けっして必死にやってないわけではなかろうが、必死さが伝わりやすい作品と、伝わりにくい作品がある。その点はハンデだったろう。

 彼女たちのメッセージはわかった。わかったが、それを伝えるために、なぜゲームという舞台を選んだのか、なぜ普段チャットゲームをしてる女の子たちのオフ会という舞台を選んだのか、その必然性が見えないのが辛い。特にゲーム世界というのは、本当に何度も何度も何度もみてるものだから、よほどじゃないと「またか」になるし、すぐお客さんを引き込めにく単語も出てくる。

 うちの「のるて」だって、表現規制の芝居をすると決めて、それが一番映える舞台(最初は弁護士だったのが、教師にしたわけだし)を探して探してあれにしたのだ。とにかく無駄をなくせばよくなる。けっして一般受けしない話ではない


 14位 コロボックル企画 270点

 好み 75点 脚本 60点  キャスト 40点 演出 12点 独自色9点 ビジュアル 25点 笑いに対する姿勢 12点 45分 21点 スタッフ 9点 演技力 7点


 ここもかなり辛くつける。立芸のように、演劇として成立してないわけではないが、世界観の説明がなさ過ぎる。世界が、「現代日本」であるならば、登場人物の、行動動機や倫理観に説明はいらないわけだが、そうでないなら説明してもらわないと、なぜこの人物がこう考えてるのとか、今こういう行動をとるのってのがわからないのだ。笑いに対してもなめてる感があり、独自色もないと、今なぜこの表現をしなければならないのかがわからない(これは「したいからしてる」でいいんだけども、「したいからしてる」である以上は、それがにじみ出なきゃならないのに、にじみでてない)、唯一褒める事は演技力はそこそこ高いのだけど、いかんせん内閣賞は演技点が10点しかない。あと、歌歌いたいならちゃんと歌え

 13位 虹色結社 295点
 好み 90点 脚本 75点  キャスト 30点 演出 15点 独自色12点 ビジュアル 21点 笑いに対する姿勢 20点 45分 18点 スタッフ 10点 演技力 4点

 ここも辛い、辛い、辛い、しょうみほとんどコロボックルと同じダメ出しをしたい。ただ「お札をつける」演出とか、音響の選択とか、エンターテインメントにするための工夫はしていた。あと、笑いはうけはしなかったけど、笑いをなめているとは思わなかった。ただ、なおいっそうの演技力など、全体的なアップができていないため、似たような点数に落ち着いてしまっている。


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