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2013/03/19(火) 第17次役者紹介3
 由良真介 8回連続8回目

 由良に関しても、もう語る事がない。声が以上に小さかった彼が、いかに内閣に書かせない中枢となり、うさんくさい芝居をするようになったかの課程は、今までの役者紹介を見てもらうとして、他の面を語ろうと思う

 しかし、私は彼の事を知らない。片腕であるのに、ベラベラ語らないからである。質問してもはぐらかられることも多い、ネット上の文章では、饒舌なのでそこから推測するしかない。映画がもの凄く好きなのはわかる。マイナーでマニアックな映画をいっぱい知っている。しかし、みんな知らない映画なので、果たして実在するのかがわからない。カポエラをやっているのは間違いない。これは高島屋の前でやってたから間違いない。キリスト教とか、仏教とかそういう方面にも強い、そういう本を読んでるし、脚本の校正をしてもらったら勝手にそう言うネタをいれてることがある(それを面白かったら許す脚本家の私はどうかと思うが)。急に愛宕山に上ったり、不意に一人旅をすることもあるようだ。弟はいるっぽい。

 なんだ、意外と知ってるじゃないか

 そんな由良は、京都府警本部生活安全部保安課査察係係長、警察のメンツを重んじる井戸警部補を演じます

 丸山交通公園 3公演ぶり2回目

 仕事先の同僚である。というか、私が紹介したからであるが、いつもオドオド仕事している

 逸材が多い京都演劇界89年組(丸山は早生まれだから90年だけど)も、昨年の卒業で大半が去ってしまったわけで、特に彼の盟友菅原タイルの卒業は痛いが、髭だるマンと丸山交通公園が残ったのは幸いであった。

 少なくとも劇作というカテゴリーでは同世代では群を抜いている丸山であるが、演技面でも勿論面白い。彼と合田団地の「面白い」ことを求める貪欲さというか、面白くない言動はしては行けないのではないかという脅迫概念は生きていてしんどいのではないかと思う。彼の演じるキャラは、いつも関西弁の丸山そのものなのであるが(例え関東が舞台でも、外国人を演じるときも関西弁じゃないとしっくり来ないだろう)、演技領域の狭さなんてことで彼を評価しないのは無粋すぎる。たいして苦労せんでも面白くなるんだから、脚本家としてはこんなに楽な役者はいない

 そんな丸山は、クラブペガッサがある場所の所轄鴨川署の生活安全課保安係の、いいかげんな係長、妻木巡査部長を演じます

 廣瀬愛子  初入閣

 今回唯一の初出演の廣瀬愛子は、エキセントリック女優中谷和代の率いる劇団ソノノチの劇団員だ。

 彼女はまさに「非実在少女」である。舞台上で見た時もそうだったが、こうして稽古場で顔を合わせていても、現実に生きている感がない。写真では伝わりにくいが、可愛すぎるのである。顔も可愛らしいが、身長も145cmしかないし、声も可愛い。今までも、鶴丸絵梨や四方香菜みたいな冗談みたいに可愛い人も出ていたが、言うて本当に若いのだが、失礼ながらけっこうお歳を召してらっしゃるのである。けっして「ロリ」「幼い」な感じはしないのだが、。「あざとい」とも違うのだが、非現実的な可愛さをもつ不思議な女性である。

 

 そんな廣瀬さんは、風営法の矛盾点を次々に指摘する敏腕弁護士、「童顔過ぎる弁護士」の異名を持つ蒲生冬美を演じます。


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