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2013/03/09(土) 学生演劇祭採点2
12位 演劇実験場下鴨劇場 438点
 好み 190点 脚本 80点  キャスト 55点 演出 14点 独自色11点 ビジュアル 28点 笑いに対する姿勢 33点 45分 15点 スタッフ 7点 演技力 5点

 12位と13位の差がかなりあるけども、残念ながらディフェンディングチャンピオンはここで終わった。結局、上記二つとダメ出し一緒になってしまって、世界観の説明不足につきる。正直、目新しさはないが、一般受けもしないこういう作風で勝とうってのは難しいてか、本当に多いんだけどね、こちとらリハビリにつき合ってるわけではないので、こういう作風でもいいけど、楽します事はさせてくれよってことなんですよ。まあ、ただその楽します事を藪内、新谷が背負ってて、まあ奴らは達者だからそこで、笑い点が増えて良かったんだけどね。

 11位 吉田寮しばい部 484点

 好み 260点 脚本 105点  キャスト 30点 演出 15点 独自色9点 ビジュアル 15点 笑いに対する姿勢 20点 45分 19点 スタッフ 8点 演技力 3点

 
 まあ、中西は4都市まわった可愛い後輩ですから甘くなりますがね、「きずあと」ってタイトルが地雷臭なタイトルだったので、やばいかもって思って行ったが、そこまでではなかった。

 悪くなかったのは、世界観が狭いからにつきる。役者は下手で華までないし、演出、脚本ともに技量が足りてないが、現代日本の京都が舞台で小学生という、すべての人が経験した時代を主人公にしているため、客があれこれ考えなくても想像出来るので、なんとかなる。身の程を知っている作品であって見易い安心感があった。特に秀でたところがないので、加点方式だとこの点になるけど、原点採点ならもっと良い点になるだろう。

 10位 KAMEREON  523点
好み 220点 脚本 120点  キャスト 50点 演出 20点 独自色19点 ビジュアル 31点 笑いに対する姿勢 27点 45分 18点 スタッフ 12点 演技力 6点

 イヨネスコの本に脚本点120点て何様だって話だが、まあそもそものテキストとしてどう評価していいのか分からんのよ、いや言葉選択とかは(訳した人がすごいのかもしれんが)ほへーとなるけど、「で」となると「で」となるのですよ。で、演出としてみると面白いのは面白いのよ、人が隠れて行く不条理さは。また、キャストも配役とかも妙手ってもあるのよ。笑いに対する姿勢も良かった。これを「良い」とも「悪い」ともできず、500点前後にしてしまうところが、私の見る目のなさである。

 9位 劇団紫 579点
 好み 300点 脚本 115点  キャスト 45点 演出 17点 独自色16点 ビジュアル 25点 笑いに対する姿勢 30点 45分 16点 スタッフ 10点 演技力 5点

 私の出身劇団ですからね、まずはそこが3年連続で出てくれているところが嬉しい。だからこそ厳しくっことで、去年は14位だったわけです(というか観客ボーナスなしなら15位)。

 で、ヒラタユミは光るものがあると思って、制作として4都市連れて行った可愛がってる後輩です。しかし、今までのヒラタ作品は、残念ながら、見てられん!てものだったんですね。上記のような、登場人物の行動動機の不明瞭さ、ゆえに登場人物への感情移入の出来なさ、展開の強引さといったものが多々あり、なにより下手な役者に下手では出来ない事を要求して潰れていた感があった。実際、9月公演までもそれは全然改善出来てなかった。

 しかし、見違えていた。下手な素材の調理方法というのを知った。はっきりいって、すべてをモノローグで語るなんて反則である。他にも粗はやまほどある。しかし、反則と粗を差し引いたら確実に「面白い作品」になっていたし、演出としてぼくが重視する、「役者を使いたくする作品」になっていた。

 今回は反則を使ったけど、この面白くする技術を身につけたなら、反則使わずに組み立てられるのももうすぐである。制作としてついてこさせただけだが、のるてに関わらせて、良かったなあと思う。

 8位 同志社小劇場 585点
 好み 230点 脚本 150点  キャスト 60点 演出 23点 独自色17点 ビジュアル 40点 笑いに対する姿勢 33点 45分 12点 スタッフ 12点 演技力 8点

 脚本はかなり良い。演出としても悪くない。キャストの演技力、はまり具合、ビジュアル、笑いに対する姿勢も良い。つまり、ようは僕の好みではないということ以外の点はいいので、公式審査員だったらもっと上位に押していたと思う。
 なんというのかなあ、見てて面白いんだよ、面白いし、ほおーって感心するところもあるんだよ。点にすると良い点が目立つんだよ。だけど、見終わった後、後一押しなぐっとくるものがない。うーん、いつもの既成脚本を厚くやってる同小も好きで、でもそれに+した技術と、伊藤君の良い本で押してくれたら「衝撃」を起こせたと思うんだよ。それだけに打ち上げでもっと話したかった。なにが原因だったかを


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