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2013/04/25(木) アイデンティティクライシス
アトリエ劇研のディレクターに募集していたのだが、書類選考段階で落ちた。正直、最終的になれる自信どころか、5月の1次面接を突破し8月の最終プレゼンに残る可能性も低いと思ってはいたが、応募数もそんなに多くなさそうってのは聞いてたので書類選考で落ちるとは思ってなかったので相当、落胆している。

 そもそも、募集しているというのを見た段階では劇団経営はしてても劇所勤めのない私には縁がないもんと思っていたが、いちおう説明会だけ行くと、杉山さん田辺さんが外部の血を欲していそうな事、ディレクター職をステップアップのために利用してほしいとおっしゃってた事(なら、むしろ経験無しのがその理念にあう)があったのと、今すぐは能力的に無理だが引き継ぎに1年でしっかりおとしてもらえることから、これは応募しても良いかも知んないと思った事

 また、8日出勤で月10万は勿論だが、ここの肩書きからまた別なチャンスにつながる事と、料金体系を決めれるなど思った以上に権限が大きく、私が前々からぼんやりと思っていた京都演劇改革案を実現出来ると思ったので、応募してみることにした

 落選した段階で、公表するつもりだったので、その案を、応募用紙に書いたまま書く

 私の子役は「審査による値引き」と「短期間の再演支援」です。

 まず、「審査による値引き」ですが、これは今まで我々が上演した色んな劇場の値引き制度は、それまでの実績と企画書の意図に基づく事前の値引きであるため、「我々主宰者」としてはありがたいものの、「観客」側からすると、その作品自体の品質保証ではないのではないかと考えたからです。そこで、劇場として審査をする会員を登録し、希望する劇団はそのうち数名に依頼。例えば、1人10%の値引き枠を持ってそれぞれの人が「10%割り引いていい」「5%割り引こう」「値引きに値しない」という結果が出たら、15%引きになり、最大30%割引にまでなる可能性があるといったような形で、「当該公演の作品の出来によって割引をする」というシステムを作れないかと思っています。これにより、劇団の良い作品を作らなければダイレクトに直結する(また、予算段階では最悪の事態=全員0%を前提に予算編成するため、値引き分を黒字に出来る)ためのモチベーション、観客側には初日にその審査をしてもらい公の場で発表していただく事で、品質保証になるというメリットももたらせないかと思っています。
 次に、「短期間の再演支援」はそれに関連し、審査会員がこれは良いと認めた公演(もしくは別の一定の基準を設けます)は、2ヶ月以内の劇場の空き日に機材費以外は無料で貸せないかというものです。ネットの発達等により、評判が良い公演があったのに、評判が広まった頃には上演終了ということがよくあります。映画なら延長は容易ですが、演劇ではそうはいきません。しかし、うちの劇団も「非実在少女のるてちゃん」が評判を得た際に、ここがチャンスと見て3ヶ月後に再演したのが転機となりました。こうした再演の支援を出来れば、より演劇の発展につながるのではと思っています。

 まあ、正味な話実現させようと思うと、かなり問題点が多い案だろう。なので、上記のように、選ばれるかというと疑問ではあったが、正直最低限「1次面接の場に呼ばれて、もっと具体的に説明させられる」までは持ち込めるだろうとは思っていた。そこで、通れば万々歳、そうはイカンザキでもこの案の穴をケチョンケチョンに突っ込まれて、さらに良い改革案を出すための次の勉強に繋げようと思っていたのだ。KEXのプレゼンで、「選挙で選出段階決める」てアホ案をプレゼンさせてもらって、色々突っ込まれていい経験になった時のように

 なので、書類選考も通らずその場に行くことすら出来なかったというのは非常に無念である。正直、KEXの案に比べ、はるかに突っ込まれるに値するだけの案だとは思っているので、これが面接するまでもない案というように見なされているとなると、今まで京都で11年間演劇して、感じてきたものはてんで見当違いだったってくらいショックである。今まで、色んなもんに応募して、落ちることには慣れているが、まあ作品がなんか応募したもんに落ちるのはたいしたショックではない。自分の腕の未熟さと、審査員と相性があわんかったでいい。しかし、これは自分が、演劇の中で問題点だと思っていた事が、てんで問題視されてない事なのかって感じたのである。

 今まで、演劇全体の利益のために、ブログでもツイッターでも色んなことを書いて来たが、いほんまにね、ここが問題ではないというなら、アイデンティティクライシスだよ。演劇やめたいなんてめったに思わないが、今日ばかりはああここまでスタンダードな考えと違うんなら、もう演劇してもしょうがないかなと思った。少なくとも、作品はともかく、演劇界に貢献とかは考えたくないや、演劇の利益なんかおいといて自分の利益、団益だけで良いわなと思うわ。ほんまに、頼まれてもいないのに学生演劇祭の全団体みてもなんにもならんし、政界や他の業界とコネ作ってもなんにもならんし、色々提言しても仕事もヨソの業界からしか来ないし(アフタートーク依頼すらこねえ)、まあ人間性クソだからね、しかしクソな人間性カバーする仕事しても演劇界すら人間性クソだと構ってもらえんとつらいね、こっちだって好きで思いやりのない人に生まれたわけじゃねえのに努力でかえられん事で決まって嫌だわ。

 と、こういう事書くから嫌われるんだけども、ちょっと根本的に問題の視点が違うようなので、私が今までしてた演劇全体の利益のための行動は軌道修正させなあかんと思う。ちょっとショックすぎてしばらくやる気でんと思うが、それでも明日27時に夕方には、福山さん議院議員と打ち合わせがあるのである。本気で国会公演を実現させる気はあるので、まずはそこからですね。目的は演劇のためじより、団益のためになるかもしんないけど
 


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